『どうすればいいの?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どうすればいいの?
そう思うことはたくさんある
いつも壁にぶつかっては泣いてばかりいた
でも最近思ったの
どうすればいいの?ってなったときは
他の道を探せばいい。
これで終わりじゃないから
何度だって足掻けばいいんだって。
焦ってしまうからなんだよ、
冷静になれば他の道がみえてくる。
作品11 どうすればいいの?
あのね
「うん」
聞いて?
「どうしたの?」
好きな人できたの
「どんな人?」
ちょっと暗いけど、喋ると元気をくれる人
「どうして好きになったの?」
優しくて、自分なんかにも話しかけてくれるから
「どんなところが好きなの?」
誰一人おいていこうとしないところ
「付き合いたいの?」
……わかんない
「……どうしたいの?」
わかんないの
「そっか、そうだよね」
きいて?
「聞くよ」
あの子を、
「うん」
わたし、彼女を好きになっちゃったの
「知ってる」
どうすればいいの?
一人、鏡の前でひたすら自問自答を繰り返す。鏡にうつっているのは、どこにでもいるような普通の女の子だ。
その顔は、今にも泣きそうな表情をしている。
唇から、また言葉が零れ落ちる。
『どうすればいいの?』
鏡がぼやけて見えた。
⸺⸺⸺
基本的には、文章作るとき、実体験を交えてます。流石にアレンジはするけど。
──これだから君は。
「……」
視線の先で、同居人が机に突っ伏して寝ている。狭い机には専門用語のの並んだ資料やら分厚い研究書やらが乱雑におかれていて、余裕のなさが窺えた。普段は整理整頓が得意なのに。
「うわあ」
一歩近づいて、思わず顔を顰める。長い銀髪に隠れて見えにくかったけれど、枕がわりにしているのはハードカバーの専門書だった。もはや題名すら全く理解できない。少し眉間に皺が寄っているのは、無理な体勢で寝ているからだろうか。このままだと首を痛めてしまいそうだ。
「んん゙……」
ほら、苦しそうにしている。早くベッドで寝かせてあげたほうが良いだろう。
「んー……」
浮遊魔法を使おうと杖を手に持って、少し考えてから机に置く。すやすやと寝こけている様子を確認して、背中と膝裏に手を差し込んだ。
「またご飯抜いたな」
この前抱えたときより軽い。研究に熱中すると寝食を忘れる癖は相変わらずで、早く寝ろと言っても聞きやしない。まるで子供だ。遅れてきた反抗期とでも言うのだろうか。
「んう、」
ふいに力のこもっていた表情が緩んで、穏やかな寝顔になる。白銀の睫毛が微かに震えたと思えば、口元が笑みを形作った。
「夢でも見てるのかな」
そんな様子は微笑ましいけれど、今度こそ時間を忘れすぎる悪癖をどうにかしなければ。
さて、頑固な恋人をどうやって説得しようか。
(どうすればいいの?)
今日、デリバリーで牛丼を頼んだ。
私が愛用する最寄りの店は、店舗のほうがかきいれ時になると、いつもデリバリーでの注文を打ち切る。
時計を見ると十八時過ぎ。店舗に実際行ったことがないので具体的にいつごろ忙しくなるのか分からないが、そろそろ急いで決めなければならなければならない時間帯だった。でもなかなかどうして決められない。
プレーン、おろしポン酢、チーズ、キムチ、ビビンバなどの味の種類から、小盛並盛大盛特盛などのサイズを選べる。あとサイドメニューの有無も。
おいしそうな画像をさらにおいしそうに見せるための煽るための文言に、目が迷って迷って、十分間くらいスマホのデリバリーサイトのメニューとにらめっこしていた。今日はがっつりの気分だからチーズ?ビビンバ?でも牛丼自体がこってりしてるからおろしポン酢?
やがて悩むのにも疲れ、スマホを手に持ちながら、半ば放心してしまった。「……どうすればいいの?」とはまさに今日の私の心の悲鳴である。
こんなことばっかりだ。普段から優柔不断な私は人を待たせる。何か映画を見たくてネットフリックスを開いたはずなのに、見たい映画を探すのに疲れて見るのをやめる。なにかきっかけがないとやりださない。どうすればいいの?
ちなみに牛丼はおろしポン酢にした。なんかカロリー低そうなので。牛丼の時点で低いわけないんだけど。今日はガッツリの気分と言っておきながら、ころころ変わるのもなんだかなあ……。
今日も、私のアニムスが困っている。
どうすればいいのか分からなくて、相手も自分も傷つけて泣いている。
またアニムスをほったらかしにして、気がついたら殺してしまった。
ごめんね、私のアニムス。あなたの為に、本を読んであげる。
あなたが私と一緒に生きられるように、本を読んであげるからね。
(241121 どうすればいいの?)
会いたくて
とりあえず用もないけど
「今何してるの?」ってLINEして
暇なら会いに行ってもいいかなー
なんて、思うけど急だよね。
ぼくたちの思い出と似てる歌詞の曲
何度も聞いて。
寂しいんだけど、そんなこと言ったら
頼りないって思うかな。
年上だから年上らしく。
大人らしく。わかんない。そんなの。
素直って難しいね
どうすればいいの?
<こっちが聞きたい>(どうすればいいの?)
がたん、ごとん。
「どうすればと思います?」
不意に右隣から投げかけられた声に意識が浮上する。
ここはどこだ?
ああ、そうだった。
部下の後始末を付けていたから…。結局今日も終電に乗る羽目になったんだった。
がたん、ごとん。
右の席に誰かが座っている気配がする。
先程の、独り言にしては不自然なその問いかけに俺は右隣に顔を向けた。
はたして、そこには草臥れたスーツに身を包み、無表情で、目の下に煤が染み付いたような隈を携えた男が、虚な瞳でこちらを見ていた。
もちろん知り合いでは無い。
「ど、どうかされましたか?」
先程まで眠っていたせいだろう。舌が上手く働かない。
「話を、少しで良いので私の話を聞いてくれないでしょうか?」
今にも消えてしまいそうな細い声であった。
いったい誰だ。とか、最寄り駅まで寝させてほしいだとか。そういった様々が頭の中をよぎったが、いかんせん疲れ切った自分の脳は『良い暇つぶし』がやってきたと解釈したらしい。
「自分で良ければお聞きしますよ。」
気づけば言葉が飛び出していた。
「ありがとうございます。
…実は…。」
深刻そうに眉尻を下げながら男が話し始める。
悩み相談だろうか。仕事の事か。男女のもつれ話か。
言葉の続きが気になる。
「実は…ですね。
2日前、部屋にごきぶりが出たのですが…。怖くて退治できず…。そのまま見失ってしまったんです。
部屋に居ると思うと、怖くて眠れなくて。頼れる人も居なくて…。今日で3回目の寝れない夜なのです。
どうすればいいと思いますか?」
「…………。」
「…………。」
「…ごきぶり…。」
「はい、ごきぶりです。」
「…………。別の部屋で寝るとか?。」
「ワンルームなんです。」
悩み相談には違いない。
違いないが…
どうすればいいかなんて、そんなのこっちが聞きたい。
がたん、ごとん。
最寄り駅まであと3駅。
さて、この今にも死にそうな男の悩みを俺は解決できるだろうか。
某製薬会社の殺虫剤を思い浮かべながら、次の打開策を模索する事にしよう。
どうすればいいの?
抱えきれないものがあります。
始末に困っているんです。
細かくしようと思いました。
家中から全ての刃物を集めて試しました。
全部刃こぼれしてしまいました。
全然細かくなりませんでした。
その上、赤い液体がでてきました。
バスルームのタイルが赤くなってしまいました。
問題が増えています。
始末に困っているんです。
どうすればいいの?
人が、ホントは何考えてるか…どうして欲しいか…どんな気持ちか…なんていくら考えてもわからない。
どうすればいいかなんてわかるわけない!
だから考えるな!
聞こえなかった事に…見えなかった事に…気付かなかった事しよう…
『どうすればいいの?』
「どうすればいいの?」
幼い私は問いかけた。
父に、母に、先生に。
みんなそれぞれに答えをくれたけど、
どうして私は満たされないの?
「どうすればいいの?」
今、私は問いかける。
他の誰でもない、私自身に。
答えはぜんぜん出ないけど、
なぜか、私の心は穏やかだ。
自分自身に問い続けることが、
誰かから与えられる答えよりも
意味を持つ時がある。
いつからか、私はそう信じるようになった。
だから、かもしれない。
気にしなくていいことも気にしてしまい
ほっとけばいいよと言われてもほっとけず
考えなくていいことも考えてしまう
私はいったいどうすればいいの?
もっと楽観した思考を持てるようになりたい
何かあっても寝たら忘れるような精神力が欲しい
変わりたいと思っても
この性格はなかなか変えられない
多分死ぬまでこの性格は変わらないと思うけど
自分を大事にして生きていこうと思う
ねえ、あなたのこと好きすぎるんですけど
どうすればいいですか?
もうそろそろ好きになってくれていいんじゃないですか?
あなたは私が告ったことを無かったかのように
今まで通り接してくれるけど
私はもっとあなたと一緒にいたい触れたいよ
どうすればいいの、
多分、、いや、これからもずっとすきだよ
彼女を気になるようになってから、つい視線で追ってしまう。
他の人と楽しそうに話しているけれど、声をかけたい気持ちが溢れた。
話している間に割り込むのも気が引けるし、迷惑になったら嫌だな。邪魔になるだろうし。
でも、彼女と仕事以外で会えるわけじゃないし……どうしようかな。
どうすればいいか悩んでいると、振り返った彼女と目が合った。俺を見つけて一瞬驚いていたけれど、すぐに柔らかく微笑み、軽く会釈してくれるから胸が高鳴る。だって、その笑顔が可愛いんだもん。
俺は意を決して、彼女に向けて足を進める。
「こんにちは!」
何事も無いように彼女に向かって挨拶をすると、俺に身体を向けて椅子から立ち上がってくれた。
「こんにちは、久しぶりですね!」
眩い程の笑顔に、胸の鼓動が抑えられそうもない。
俺は心の中で自嘲気味に笑ってしまう。
だって、もう逃げられないんだよ。それくらい、俺は君に心を奪われているから。
どうすればいいのかと、悩む必要なんてなかったね。
おわり
一八九、どうすればいいの?
先日の争い事から数日経った。
ヴァンパイアハンター協会からの通知書を読んでどうすればいいのかと頭を抱え椅子に座っていた。
「対吸血鬼特戦部隊」の邪魔をした事への責任追及の通知だった。
もうひとつの事への対処もしなければいけない。
リビングテーブルの上に置かれた奴の首だ。
襲ってきた吸血鬼はすぐに倒したようだが、邪魔しきれなかった特戦部隊に首を斬られて今の状態になっている。
飛ばされた首を拾い逃げ回ってどうにか屋敷に戻ってきたのだ。
この首もどうすればいいの?と奴使い魔のコウモリが周りをパタパタ飛んでいる。
ただ、この吸血鬼、流石に不死であるようでこの状態でも生きてはいる。
先程1回、あくびをしたから間違いないだろう。
2つの問題に対応するには1つの頭では考えがまとまらない。
こいつは一旦コウモリに任せて、協会へ赴いてくるのがいいだろう。
そう準備を始めた時、一瞬の視線を感じた。
コウモリがドアにぶら下がってどうすればいいの?って顔で見ている。
お前の主人だ、側に居てやれ。
そう言ってオレは協会へ急いだ。
(どうすればいいの?)
不死でも首だけだとどうすればいいのか分からないよね。
(お知らせ、しばらくこのシリーズが続きます)
どうすればいいの?
愛犬の服のサイズがMかLか中途半端で、
ブランドによって変わる。
今回買ってきたのがMサイズで、
キツくて、
苦しそうだから交換したかったけどタグ切っちゃって交換できない。
毎回サイズがわからなくて
どうしたらいいの?
どうすればいいの?与えられることのない答えを探し続けてる。分からないからこそ、分からないなりに歩いていける自分でありたい。なんて、上手くやれているかな。やれているならいいな。
この書類どうすればいいですか?
このメールどうすればいいですか?
なんか先方の要望きついですけど、どう対応すればいいですか?
あいつはああ言ってるけど、俺どうすればいい?
スケジュールきつすぎ、どうすればいいかな?
いつの間にか自分で考える前に聞いてしまう癖ができた
言われた通りにすれば、ひとまずは責任の分散ができるし、自分に失望せずに済むからだ
友人の子どもと遊んだ時、小学校に上がる前の子にも聞いた
この車(のおもちゃ)で俺はどうすればいいの?
その子は笑顔で答える
こっちに来て!ここを走るんだよ!
言われた通りにするとその子はますます笑顔になった
ああ、この子にもきちんとしたいことがある
考えて決めていることがあるんだ
考えて決める、ということが生きるということのピュアな答えなのかも知れない
さすがに悔しくなって、目の前のことを考えて決めようと思った
今日は何を食べようか、どこに行って何を買おうか
...少し考えた結果、1番楽な方法を選んでしまった
それがしたいことだったのか、したくないことを避けたのかはわからない
自分に失望せずに済む、つまらないけど楽な道
癖というのは厄介なものだと思った
生き方に迷って、人気沸騰中のエッセイストよろしく自らの内なるホウプに問いかけてみる
君はどうしたい?
少しの沈黙を置いて彼は言う
「......俺はどうすればいい?」
さて困った
俺はどうすればいいのだろう
自分に失望してやまない
朝起きたくない。
寒くてお布団から出たくない。
会社に行きたくない。
やっと起きてもまたコタツに潜り込む。
コタツの誘惑には勝てない。
コタツは人間をダメにする。
どうすればいいの?
どうすればいいの?
好きな彼からもう2日も返信がない
友達は脈ありだよ!って言うけど
こっちからしたら脈なしすぎる…
どうすればいいの?
偏差値が足りない、
理解ができないから問題が解けない、
テストで正解できない…
どうすればいいの?
部長として部活を引っ張っていけない
皆を同じ方向に向かせれない、
ついてきてもらえない…
私はいったいどうすればいいの?
どうすればいいの?
病気…
相手の病気をもらう
連鎖反応
離れても…
見えない心
深い傷