『ところにより雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ところにより雨…?って、「ところにより雨」だよね? 気分の話? むぅん…
気象情報で「ところにより雨」と言うとき、私は私の暮らす街一帯の、雨が降りやすい場所の降水確率が高いのだろうと考える。市街地近くなら水田地帯や畑の多いところ。市街地でない場所では山間部や大きめな川の辺り、つまり、空気中に水蒸気の放散が起こりやすい場所だ。水蒸気を多く含む空気が上空に巡って、冷たい空気と接触すると、水蒸気が寄り集まって雨雲になる。天気の変化にはちゃんとした理由と正確なプロセスがある。
人間の意識と現実の模様にも、ちゃんとした理由と正確なプロセスがある。天気は空模様に反映されるが、人間の意識は現実に反映される。アメリカの諺だったと思うが、「世界は公平ではないが、正確だ」というものがある。いつも考えていることが個人の現実として展開するという意味らしい。
生きていれば、晴れの日も雨の日も、曇りの日もある。猛吹雪の日もある…かもしれない。人生に広がりと複雑性が育てば、「ところにより雨」も珍しくない。ただそのまま見れば良い。自分を誤魔化さずに。
ところにより雨
今日は大雨が降っていて散歩すら出来そうにない
でも、私は雨が好き
だって雨の日は…
何も考えなくていいのだから…
とある病気で『免疫抑制剤』なる薬を飲んでいる
自分的には病気を完治ではなく進行をとめる、遅らせるモノと認識している
時に副作用とかであっちこっち悪くなる…
あれこれ検索してみたり…
結局自分自身が都合のいいように解釈してるだけ…
なんせ話し相手がいない
❌2…
ひとりモン…
いつも《ハレ》
とはいかない…
《ところにより雨》…
朝起きたときの気分は大切だ。
そこに一番関わってくるのが天気だと私は思う。
目覚めて、カーテンを開き、そこから顔を覗かせたのが
心が澄んでいくような青空か、夜がまだ続くような暗い
空かのどちらかだったら、その差は明らかだろう。
あぁ、なんか嫌な予感がする。
空が晴れていないだけでずいぶんとネガティブになり、
行動力が落ちる。
天気予報で「ところにより雨」と聞くとついつい晴れる
ことを願ってしまう自分がいた。
ところにより雨
「ーーところにより雨になるでしょう」
いつもこうだ。
自分のお祝いごとの日には必ずと言っていいほど雨が降る。
入学式、卒業式、自分の生まれた日まで雨が降っていたと母親が言っていた。
神様が泣いているから、お祝い事の時に雨が降るのだろうか。
神様まで祝ってくれてんならうれしいねぇ。
だけど、一張羅を濡らすのだけはやめてほしいかな。
雨粒がぽつりぽつりと映る
わたしのこの涙もきれいにごまかしてくれる雨
君のところにも雨は降ってるのかな
きっと晴れ男の君の暮らす町は今日も晴天
君には青空が似合う 私には雨空
ところにより雨(3月25日)
僕の今いる場所は雨が降っている
少し先は晴れている
でもそっちまで行けない
歩く元気もそっちへ行く勇気もないから
僕のこころは大雨が降っているみたいに暗い
でも太陽が顔を出すみたいに 少しだけ光も見える
僕が元気を出せば 勇気を出せば
光はこころ全体に広がるかもしれない
自分なりに 無理をしない程度に
頑張ってみようかな
今日は全国的に晴天に恵まれるでしょう。
『あ、もしもし?今日さ、予定無くなっちゃったから会えることになったんだ。どうする?会う?オッケー、そしたら2時過ぎに駅前でよろしく。また連絡すんね』
ですが、場所に寄っては雲の多い気候となりそうです。
『ごめーん、なんかバイトの先輩が熱出たっぽくてヘルプで呼ばれちゃった。今から来れる?って店長から電話きて断れなくて行くことになった。だから行ってくんね。ほんとごめん。もし、早く上がれそうなら電話するから』
また、沿岸部のみところにより雨でしょう。
『やば。なんかあたしの乗ってた電車が人身事故起こしたっぽい。げー、マジでこれじゃ遅刻だよ。そうなると多分最後まで出るようかも……今日会えないかも』
ですが雨は一時的で次第に天気は回復するでしょう。
『今店長から連絡来たんだけどさ、今日はそんな混んでないから残りの人でまわせるって。だから来なくていーよーだって。なんなん、最初からそう言えし。ま、いっか。おかげで行かなくて良くなったんだし。てことでめでたくあたしフリーになりました。今どこにいんの?あ、そうなの、ならあたしがそっち向かうよ。どっか適当に店入って時間潰してて。なるべくいそぐね!』
振り返れば、人生ところにより雨。
土砂降りや雷雨、暴風雨の日もあった。
だけど、雨を凌ぐ傘は持ってたし、時には雨宿りする軒下だってあった。
それは誰かが用意してくれたものだったり、自分で工夫して作り上げたものだったり。
軒下でじっと雨宿りしていると、次第に雨はやみ、どんよりとした雲の隙間から、太陽の光が差し込んでくる。
必ずその時は来る。
明けない夜はないし、上がらない雨はない。
たとえ六月の梅雨のように降り続いたとしても。
もしも傘が壊れてびしょ濡れになったとしても、その体さえもいつかは乾いて、やり直せる時が来る。
乾かすためのストーブや着替えだってある。
だから恐れずに、雨の中に飛び込んだっていい。
そしたら、雨に濡れて震えている子犬を助けられるかもしれない。
雨の日は、雨音に耳を澄ませたり、水たまりを跳んでみたり。
晴れた日には出来ない楽しみ方がある。
世界のどこかに咲いているスケルトンフラワーの透明な姿を見ることだって出来るかもしれない。
サンカヨウ、別名スケルトンフラワーの花言葉は、「幸せ」。
雨降って、地固まる。
ところにより降る雨はいつだって、恵みの雨となる可能性を秘めている。
笑ってなくちゃな
僕は笑ってるのが個性だからな
でもさ
そんな僕でも泣いちゃうときはあるんだよね
どうしたらいいんだろう
でも隠し通さなきゃだね
個性は潰したらだめなものだろう?
#ところにより雨
ところにより雨
そう、昨日は初デートだった。
ところにより雨。
そうだったけれど、私はものすごく暑かった。
何故かって?
そう、付き合った。
rgwr(恋愛記号)が送られてきた。
だから、zg3zw(恋愛記号)を送り返した。
ところにより雨
冬の快晴は、空気が澄んで素晴らしい。
冬の雨は、鬱陶しい。
冬の天気は、変わりやすい。
曇り時々雨。
ところにより雨。
雨のち晴れ。
まるで人の感情のようだ。
感情を隠す傘が必要だ。
天気予報士は嘘しか吐かない。
「今日は朝から晴れが広がり、過ごしやすい一日となることでしょう」
そんなことを言うが、家の外はしとしとと雨が降っている。
しかし、悪いのは天気予報士ではないのは分かっている。
ただ、少しだけ悪態をつきたくなっただけ。
朝食のパンを胃袋に収め、傍らに置いていた通学バッグを手に取る。
「それじゃ。母さん、行ってくるよ」
「あ、行ってらっしゃい!気を付けてね」
玄関で靴を履き替えたタイミングで、見送りに来てくれた母さんに短く返事をして、傘を手に取る。
家から一歩、外に出れば雨が出迎えてくれる。
それほど雨足は強くないが、傘がなければ学校に着く頃にはずぶ濡れになるだろう。
何故か僕の周りだけで雨が降る。
それは天気予報とか気象とか関係なく、どこからともなく僕の上に集まってくるらしい。
所謂、雨男というやつだ。
ただの雨男と言うには度が過ぎていると思う。
「はぁ……。なんでこんなに雨に好かれてるんでしょうかね」
最近日課になりつつある、寂れた祠へのお参り。
家の隣にあるので、通学前は必ず寄るようになった。
合掌をして、お供え物として学校でよく舐めている飴を、祠の中にある小さな台座に二つ乗せる。
いつもこの時間に来るとお供えした飴が無くなっている。
そのため、お供え物の飴が増え続けるということはないのだが、少しだけ何処に消えたのか気になる。
まさか、カミサマが食べている、なんてことはないだろうか。
現実的に考えて、野生動物が持っていったか、此処を管理してる人が持って帰ってるんだろうとは思うけど。
もしも、カミサマが食べてるのだとしたら。
「雨男が治ってくれると嬉しいです。……カミサマには関係ないかもしれないけど」
あまり期待し過ぎず、そう伝えてから学校への道に着く。
一瞬だけ雨足が弱まった気がしたけど、多分気のせいだ。
「ここ最近、異常気象だよねぇ」
「学校近付くと急に降り始めるんだもん。傘手放せなくなっちゃった」
そんな話が僕の耳に入ると、少しだけ申し訳ない気持ちになる。
六月でもないのに、急に雨が降るというのは僕のせいなのだろう。
母さんも言っていた。
僕が学校とか外出すると急に晴れるんだって。
そのせいで、湿気に弱い子達はここ一週間くらいずっと不機嫌だ。
そうは言っても、どうして雨が止まないのか僕には分からないので対処のしようがない。
だから悪いけど、この局所的な雨は仕方ない。
「ねね、こんな噂話あるの知ってる?」
「え?なになに?」
「この学校に究極の雨男が居るって噂!」
思わず、びくりと体が跳ねてしまった。
僕のことだろうか。
いや、でも。
僕以外にこういった経験をしている人が居るのだろうか。
「なんでも、隣のクラスの青田ってヤツがその雨男らしくてさー」
自然と早足になった。
青田という名前はこの学校では二人しかいないらしい。
一年生と二年生に一人ずつ。
その内、二年生の青田が僕だ。
ちなみに一年生の青田さんは女の子らしいので、男で青田と言っても僕のことになるようだ。
どうしたらいいんだろう。
どうしようもできないな。
直ぐに諦めに入ってしまった。
だって、本当にどうしようもないんだ。
僕の意思じゃどうにも出来ない。
だから、諦めるしかない。
そう自分に言い聞かせるしかなかった。
僕が教室にある自分の席に着くと、一人の男子生徒がどしどしと足を踏み鳴らしてやってくる。
そして彼は僕の襟首を掴み。
「オイてめぇ、どうしてくれる!てめぇのせいで婆ちゃんが死んじまったじゃねぇか!!」
怒鳴ってそんなことを言われても、僕には身に覚えがない。
むしろ、困っているご老人が居たら率先して助けてあげる質だ。
「えっと、身に覚えがないんだけど……」
「あ?てめぇが降らしてる雨が原因だよ!それのせいで婆ちゃんが転んで事故に会って死んじまったんだよ!!」
それは、とても悲しい事故だ。
本当に僕が関与していたのだとしたら、謝るのも吝かでは無い。
だけど、それは本当に僕のせいなのだろうか。
「その、僕が雨を降らせているという根拠は?証拠もないんじゃあ、僕がやったっていう証明にはならないでしょ?」
「お前が通った道だけが雨に濡れる、それが証拠だ!」
暴論だ。
それに、彼の家は僕の家とは真逆だし、天気予報で雨だと言えばその日は普通に雨が降ったらしいし。
僕が原因である確証では無いと言える。
「いや、君の家と僕の家は真逆でしょ?お婆さんが何処に住んでたのかは分からないけど、僕のせいだとは断言できないでしょ?」
「うるせぇ!てめぇじゃなきゃ誰のせいだって言うんだ!?」
誰のせいでもないよ、そう言おうとした時。
予鈴が鳴る。
その他にも彼にかけてあげたい言葉が幾つかあった。
しかし、今この場では叶わないらしい。
彼は怒り心頭のように見えて実は割と冷静だったのか、予鈴が鳴ると大人しく引き下がった。
不穏な言葉を残して。
「ちっ。月の無い夜は気を付けろよ」
テーマ:ところにより雨
――ところにより雨――
道すがら馳せ
言葉遊ばせ
歩く世界は
ところにより雨
何時からか避け
桜散り
走り去る君の
こころは晴れ?
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琳寧です。
不定期で詩を投稿していた書く習慣アカウントが、機種変更により使えなくなったため新しいアカウントで投稿させていただきます。
LINEオープンチャット「美しい言葉と生きる人達へ」はまだまだメンバー募集中です!
このオープンチャットは、
「言葉に対してこだわりがある。」
「自分の書いた小説を読み手がどう感じるか知りたい」
「詩を書いているが上手くいかない」
「かけだし詩人(作家)さんへ伝えたいことがある」等々。
言葉や詩、情緒を大切にしている方々と
交流し合い、
言葉と思考に磨きをかけ、
より精巧で美しい言葉を紡いで生きたい方へ向けた場所です。
様々な年齢の方がいらっしゃるので、色々刺激になりますよ!
また、クリエイターとして現在活動している、将来したいという人にもぜひ来て頂きたい場所です。
もちろん読む専の方でもお待ちしています✨
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そういえば受験も終わり(受験終わりから1年経過)、自分の時間もある程度持てるため、詩の投稿頻度を上げていこうかなと思っています。私のファン(いないかもしれない)の皆さんはご期待くださいませ。
『ところにより雨』
何気にテレビをつけた。
歌番組。
うわっ懐かしいって曲が流れた。
良く聞いてたなぁ。
そう思って口ずさむ。
ふと。
小さいテロップを見る。
何十年ぶりに披露と。
そこでびっくりする。
えっ…この曲ってそんなにたってるの?
時の流れのはやさに驚くと同時に。
この曲がヒットした時に悩んで苦しんでる気持ち。
今も同じように悩んで苦しんでる事に。
何も進んでない変わってないむしろ余計に苦しんでいる事に。
変わってない私、周りはどんどん良く変わっていく事に。
心が。
ところにより雨です。
「ところにより雨」
目が覚めてぼーと部屋の天井を見上げる
静かなはずの朝、窓の外から聞こえる雨音。
なんだか、急に胸の辺りがギュッて傷んだ気がした。
雨に支配されたあの日の記憶が鮮明に蘇る。
私の元から離れていく貴方の背中を見つめる事しかできなくて
ただ、一言…「傍にいて」が言えなくて
口にできなかった言葉すら雨音にかき消された気がしてた。
ところにより雨、あの日の貴方は今何処に居ますか?
人生には必ず回避できない試練や難題というものが置かれてあって、私たちはそれを乗り越えざるを得ない時がある。そういう意味では人生はところにより雨と言えるだろう。しかし、雨が大地に必要不可欠であるように、私たちに降りかかる苦難もまた、私たちの人生を潤し、より豊かにするという大きな役割を果たしているとも言えるだろう。
朝目が覚める。カーテンを開け放つと目に飛び込んでくる曇天。テレビから聞こえる天気予報は『ところにより雨』。これは降るなぁ。朝食に出されたトーストをかじり、身支度する。
「いってきます」
最近買ったばかりの傘を掴んで外に出る。数歩、歩いただけで雨がぱらついてきた。
「最悪〜!!降るとか聞いてないんだけど!ねえ、入れてもらってもいい??」
自分とは正反対の大きい声。派手な服装。
「天気予報くらい見なよ。」
と言いつつ、傘に入れてあげる自分がいる。
ああ、ところにより雨。こんな日が続けばいいのに。
「え〜、今日はところにより雨が降るでしょう」
「○○では午後にかけて降ることが多い,,,ですね〜( ̄▽ ̄)」
「っヤッターーー!!!」
あ、すいませんあめが好きなもので,,,
「ところにより雨」
ところにより雨。それは、登山をする者にとって最も恐れている天気用語だ。あらかじめ、山の周辺が雨とわかっていたら諦めがつく。しかし、一部の範囲のみ天気が悪いといった場合は晴れたことを想定して準備をする。前日からリュックに荷物をつめ翌日のために早く寝床に入る。そして、天気の確認のために朝早くから起きないといけない。それで、行こうと思っていた山の周辺が雨もしくは曇りだったらとても悲しくなる。
おそらく、全国の登山愛好家にとって最も聞きたくない天気用語ではないだろうか。