「ところにより雨」目が覚めてぼーと部屋の天井を見上げる静かなはずの朝、窓の外から聞こえる雨音。なんだか、急に胸の辺りがギュッて傷んだ気がした。雨に支配されたあの日の記憶が鮮明に蘇る。私の元から離れていく貴方の背中を見つめる事しかできなくてただ、一言…「傍にいて」が言えなくて口にできなかった言葉すら雨音にかき消された気がしてた。ところにより雨、あの日の貴方は今何処に居ますか?
3/25/2024, 12:01:16 AM