「ないものねだり」
あまり、人には言わないようにしてる。
ないものねだりってお題を見て直ぐに浮かんだ。
ちゃんとした父親が欲しかった…
幸せな家族が欲しかった…
そんな、私もシングルマザー
皮肉
「好きじゃないのに」
ひとりぼっちはきらい
寂しいから
静かすぎる部屋もきらい
無音が痛いから
みんなが寝てる真夜中もきらい
孤独が襲うから
朝日が透けるカーテンもきらい
1日が始まるから
お腹が空いてる私の体もきらい
生きようとしてるから
学校に向かう道もきらい
君の背中を追いかけちゃうから
君の笑顔もきらい
私に向けられないから
あの子と楽しそうにしてる君の笑顔は
だいきらい
人間なんて…幸せそうな人なんて
好きじゃないのに
「ところにより雨」
目が覚めてぼーと部屋の天井を見上げる
静かなはずの朝、窓の外から聞こえる雨音。
なんだか、急に胸の辺りがギュッて傷んだ気がした。
雨に支配されたあの日の記憶が鮮明に蘇る。
私の元から離れていく貴方の背中を見つめる事しかできなくて
ただ、一言…「傍にいて」が言えなくて
口にできなかった言葉すら雨音にかき消された気がしてた。
ところにより雨、あの日の貴方は今何処に居ますか?
「星が溢れる」
時刻は午前3時。
真冬の夜の寒さは突き刺さるように私の肌を刺激する。
今の気分は最悪だ。
考えても考えても答えの出ない事を永遠に自問自答している。
突き刺さる寒さが痛みが私の気持ちを更に凍らせていく。
手足の感覚が鈍くなると同時に心も麻痺してる気がしていた
空を見上げるまでは…
一面に広がる闇と小さくとも力強い光。
冷えきった体が熱を持ち始め心臓がドクドクと脈打つ。
頬を伝う涙、滲む視界に星が溢れる。
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感情を強めたかったけど、私的に星が溢れるって言葉ちょっとやわらかい雰囲気で下記の文にはあわなかった(:3_ヽ)_
冷えきった体が熱を持ち始め心臓がドクドクと脈打つ。
麻痺していたはずの感情が加速し爆発するのを静かな世界で一人感じる。
心臓の音がやけにうるさく視界が歪む。
止まらない痛みが涙となり流れていく
難しすぎ
「安らかな瞳」
生から死…