『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達が少ないから、どこに行く時も一人が多い。
大好きなカフェも、映画も、買い物も、いつも一人。
一人の時間は嫌いじゃないけど、とても好きってわけでもない。
一人でいることがただ、平気なだけ。
本当は誰かと一緒にいて、色々な事を分かち合いたい。
「お願いします、付き合ってください!」
またか、とため息をつく。
大学内の食堂にて、一人で昼食を食べていたのだが、目の前のそいつによってその時間は奪われた。
周りは一瞬静まり返り、その後なんだなんだとこちらを覗くようにして見ている。
「あ、へへ…すみません、でっかい声出しちゃって。偶然見つけちゃったので、つい」
へへ…じゃない。
何回も迫ってくるこいつのせいで、毎回周りからの視線が痛いし恥ずかしい。
「たしか、一年の子よね?ごめんなさい、前も言ったけど、それには答えられないの」
やんわりと断るのも嫌になってきたなと、カレーライスを口に入れる。
「どうしてですか?…理由を教えてください、納得できないんです!」
いつのまにか、目の前に座っていたこいつは前のめりになって聞いてきた。
「…いつも言ってるでしょう。私と付き合った人は、絶対に死ぬって」
「それが納得できないんですよ!」
それは私も同じだ。
そんなの、現実ではありえないからだ。
だが、過去に私と付き合った人は1週間以内に何かしらの事故で死んでしまった。
一種の呪いのようなものである。
「だから、1人でいたいのよ。私は」
食べ終わった食器を返却口に返しに行こうと立ち上がったその時、
「じゃあ、お友達からはどうでしょう!これだったら、付き合ってることにはなりませんよね」
次の日、うまく言いくるめられた気がする私は、
その子と遊ぶ約束をした。
…正直、楽しかった。
その子と過ごしていた時に笑みがこぼれていたほどだ。私はそんな私に驚いていた。
数週間ほど経ったある日、私は彼女に言った。
「その…付き合うって話、まだ有効かしら?」
そう言うと、その子は目をパチクリとさせた後、
街中に響くほどの返事をくれた。
その日の帰り道、私達はビル街を歩いていた。
お気に入りの喫茶店があるから、帰りに寄って行こうと誘ってくれたのだ。
ここです、と私の一歩先を行った時、
周りで悲鳴が上がった。
私がその子の名を呼んだときには遅かった。
まるで、今まで降り掛かっていた呪いが襲いかかってきたように。
私はあのことを忘れていたのだ。
ビルの上から看板が降ってくる。
ああやはり、
こんな気持ちになるなら一生私は一人でいたい、
私は過去の自分を呪った。
人の心をうかがってしまう。
どうしてもそのクセが抜けない。
そんな自分が嫌い。
そんなふうに振る舞う人を見るのも嫌い。
だから、一人で居たい。一人がいい。
『 だから、一人でいたい。 』
彼女、彼氏になった瞬間
心は当然かのように絡み合うもので
最初は幸せがたくさん溢れていて、一生共に居たいと思えていたのに。
なぜなのか、月日が経つに連れて
燃え上がっていた火は徐々に、徐々に小さくなっていく。
その火の大きさも、お互い同じでは無い。
どちらかが高くて、どちらかが低い。
ちょうどいい温度で保てないのが”上手くいかないカップル”
かと言って相手の温度に合わせることも難しい。
”好き”という気持ちは、目に見えないからこそ良い時もあり悪い時もある。
「こんな思いするなら、付き合わなければよかった」
と、思う時。あぁ、もう終わりなんだなとそう予感がするのだ。始まりは幸せなのに、終わりはこんなにも苦しい。
だから、一人でいたい。この頃はそう思って一人の時間を楽しんでいる。
でも、いつか「付き合ってよかった」と心から思える人と出会えることを心のどこかで思っているのだ。
心に残るようなことは、気の利いた事は言えないけど。
ひとりでいたい。そう思う日はあれどきっと、きっと心のどこかではきっと。
ひとりにはなりたくない。
ひとりは怖い。
ひとりは寂しい。
誰か語らう人が欲しい。
共感できる人が欲しい。
友達が欲しい。
なんなら親友が欲しい。
けど友達の定義がどこなのか分からない。
確信できる友達が欲しい。
完璧にひとりは嫌だ。
きっと、ひとりでいたいと言った私の心根はきっと、誰よりも欲深いもの。
他人の視線が怖い、他人の言葉が怖い。だから、一人でいたい
ややこしく糸が絡まりほどけずに だから私は一人でいたい
「だから、一人でいたい」
なぜ、今の人は一人がいいと、思っているのか?わからない。
私は、一人がだめなようだ。家族の愛情がなかったから。
子供達は、一人がいいらしい。孤独死になりたいのか?
こないにしたのはこの国だよね。
何がしたいか、わからない国だ。
夢も希望もない。しっかりしろ政治家。
若い世代に「一人がいい」とかいわすな。バカ政治家ども
毎日小言言われる
自由にしたいのに
楽に生きたいのに
でも感謝しなきゃなのに逆に切れたり
悲しんだり怒ったりそんなしたくないから一人で居たいときがある
映画館に行くと、
一番大きなサイズのコカ・コーラとプレーンな味付けのポップコーンを買って、
後ろの人を気にしたくないので最上段の席へ
着席と同時に一心不乱に食べる。
だいたい予告編の終わる頃に完食。
エンドロールを観ながら映画を振り返り、
誰かの感想を耳に入れたくないので爆音で音楽を聴きながら、予告編で気になった映画を調べたり、
自分の意見を頭でまとめながら直帰する。
こうしないと私は映画を鑑賞した気になれないので
だから、映画館では一人でいたい。
私は音が好きだ。雑音ではない、美しいあの波に耳を澄ませる瞬間が好きだ。
しかし、人の声は美しい波を遮る。
人の話は嫌いではない悦びに溢れた話や楽しさが広がっていくような話はむしろ聞いていたいぐらいだ。
ただ、人が話すのは何しろそんな良いものばかりではない悲しみや怒りで溢れた音を聞きたくはない。
それに比べて自然の音はどれもこれも美しい。
私はそっと自然に耳を澄ます。ただただ美しい世界の音が良く聴こえる。
だから私は一人でいたい。
【だから、一人でいたい。】
父が亡くなり、バタバタしておりまして。
少しお時間いただきます。
私はいつも人に迷惑をかける
私はいつも人に心配をかける
私はいつも…。
だから私はいつも一人でいたほうが良い。一人でいないといけない。
でも、案外一人もいいものだ。
お休みなさい。
だから、一人でいたい。
二人でいる寂しさよりも
一人でいる寂しさのほうが
いっそ、せいせいすると
あの子は、言った。
自由が先で自由こそ大事と
馬鹿な自称天才は
訳知り風に、シュプレヒコール
あの子は、叫んだ。
だから、一人でいたい。
二人でいる寂しさの方が
一人でいる寂しさよりも
冷たいと、知っているから
あの子は、言った。
不自由な決まり事があるから
こそ、自由を知ることが出来る
全てを知ると豪語する自称天才に
不自由だからこそ自由になれると
あの子は、言った。
自称天才には、わからなかった
何故なら、彼は守られて
安穏とくらしているから
自由っていったいなんなのか
知っていなかった。
だから、一人でいたい。
なんて、嘯くのだ
本当の孤独を知らない呑気
本当の自由を知らない呑気
しんしんと、凍てつくような孤独
触れたものが、端から凍てつくような孤独
深い深い山の奥で一人きりで自由
そんな自由欲しいか?まるで自慰行為みたいな
フリーの根無し草
人と人の間で、不自由だと思ったり
気遣ったり、気遣われたり
満ち引きする潮の流れのような
引力のような何か根子のような柵
例えば、家族、仕事、近くの他人
そんな不自由があるからこその自由だと
あの子は言った。
だから、一人でいたいなんて私のことを分かって慰めてと言ってるみたいなこと言ってんじゃねえよ。
そう言って、あの子は笑った。
令和6年7月31日
心幸
「だから、ひとりでいたい」
遠足の前日に眠れないほど楽しみな感覚。
人肌恋しいとか、恋人が欲しいって思って、同性とも異性とも遊んだり出掛ける度に「あ、1人の方が楽かも」って思ってしまう。
それでも完全な孤独は嫌って誰かとの関わりを求めるのはなかなか醜いところだと思う。
もしかしたら1人の方が楽という考えを真っ向から否定してくれる人の存在を信じたいからかもしれない。
賑わいのなかの虚しさ
二人すれ違う悲しさ
一人で寂しくても
「だから、一人でいたい」
#474
あ、なんか自分馴染めてないなって感じる。
空気壊してるかもしれない。
自分が思っていることをうまく表現できなくて、意味のわからない返事をしてる。
どうしよう、こんなんじゃ社会で生きていけないかもしれない。
だから、こんなことを考えてしまうなら一人でいたい。
そう思っている自分もいるし、それじゃだめだと思う自分もいる。
一人でいる方が楽だけど、だけど、誰かは私を理解してくれるかもしれないと信じて今を生きています。
【だから、一人でいたい。】
他の人より情緒が不安定になりやすい
自分でもそう感じる
何かあったらすぐに気分が落ちてしまう
自然とテンションも下がってしまうし
声のトーンも低くなる
明らかに不機嫌になってしまう
でも他の人に当たるのは違う
ちゃんと自分で分かっているから
放っておいて欲しい
一人にして欲しいのにどうして話しかけてくるの?
どうして近づいてくるの?
ほんとにやめてって
その気遣いが逆にストレスなんだって
貴方はそうされるのを望むのかもしれないけれど
私は違う
あなたじゃないから
貴方を大切にしたいから
貴方を傷つけたくないから
だから、今だけは一人でいたい。
1人でいたい。心の中だけでしか言えないけど、今だけは1人にさせて。彼と合わせれる顔が無いよ。“自分から離れた”くせに、「また会いたい」とか「また話したい」とか「また仲良くしたい」ってね。曲聴いてるだけで、彼との思い出が、思い浮かんできて離れてしまった後悔と寂しさで涙が出ちゃうの。学校に行けば彼と出会ってしまう。会いたいけど会いたくないな。何故か友達にも会う気になれないの。だから彼を忘れるか、仲良くなれるまで私をほっといてほしい。
貴方がいなくなって、これが詠むべきものかって気づいた。
どうせ私はただのお遊びだって思われてたのだろう。
それでも私は貴方を愛していた。
貴方に歌を送る。
返歌なんてはなから期待してないけど、貴方の好きだった花を添えて送るわ。
よく、そんな殿方のことは忘れなさいって言われる。
馬鹿らしい。
忘れられるならとっくに忘れている。
それでも忘れられないのはまだ貴方を愛しているから。
新しい人に愛を消費するくらいなら私の中に閉じ込めておきたい。
だから、一人でいたい。