『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題「だから、一人でいたい」(雑記・途中投稿)
……いや結婚したいけど。
まあ気の合わない人といるよりは一人の方がマシだよね。
昔働いていた、フルタイムのアルバイトを思い出した。
何がきっかけだったか、仕事内容の違う、割と年の近いAとご飯を食べるようになった。
一緒に食べていた他の人が家庭の事情で仕事を辞めたせいだった気がする。
ただ、そのAと私は気が合わないと思っていた。自分の考えが正しいと思い込んでいる感じとか、いい年して仕事帰りの寄り道に口出してくるところとか。
三十近いのに金銭面に強い制限を掛けられている辺りから結婚詐欺に遭ったのでは、と推測していた。
Aと同じ学校を卒業した後輩の友人Bには話したんだけど、本人には確認していない。ちなみにBもAの事が苦手。
アルバイト先は倉庫の軽作業だったから、休憩用の椅子は多少あるものの基本的に机がなく、食堂で食べると決まっていた。
一階は喫煙可、二階は禁煙。
私は煙草が嫌いだから二階を使っていた。……階段を上がるまで煙草の匂いと煙に覆われるのが本当に不快だったけど。
特に約束もなく、別々に食堂に行っていつも同じ席に座ってAとBと私の三人でご飯を食べていた。
でも、Bが休んだ時はAと二人きりになるのが嫌で、一階で一人でご飯を食べていた。
それを何回か繰り返したある時、Aから「今日一緒に食べて良い?」と聞かれて、つい「なんで?」と返した事がある。
Aと一緒にご飯を食べたくないから、同じ席を避けてわざわざ煙草臭い一階で食べているのに、Aと同席するなら一階を選ぶ理由がなくなる。
空気が読めないAもようやく察したらしく、以降は聞かれる事がなくなった。……Bが仕事をやめてからは私が誰と食べていたのかは全く記憶にないけど。別の人が入ってきたのは覚えているから三人に戻っていたのかな?
まあそこからもう少しして私も辞めたけど。さっさと次を決めようと思っていたのにダラダラと続けてしまった無駄な年月。
やけに気の合う人がいたり、そこそこ仲のいい人ができたり。最初はそうでもなかったのに、何がきっかけだったか、一度一緒に出掛けた人もいたなぁ。
あなたの事が嫌いだから、二人でいるよりは一人でいたい。そんな話。
誰かを傷つけてでも
自分を守りたかった
自分に冷たい世間が
本当に嫌いだった
ずっと孤独で
一人で構わないと思ってた
だけど
差し伸べてくれる手や
誰かを心配する優しい声
自分よりも大切な人達
その存在を知ってしまうと
求めてしまうし
自分もそうでありたい
誰かの人生の歯車の一端を担えるなら
幸せなんじゃないかな?と考えた
だから一人にはもうなりたくない
だから、一人で居たい。
地味な仕事はもう懲り懲りなんだよっ!
by風呂のフタ
大人数でワイワイするのも
数人でドライブするのも
二人で雑談をしながら食事するのも
一人で趣味に没頭するのも
頻度が高すぎなければどれも楽しめる
そして、どれも大切な時間だ
誰かといる時間ばかりだと
楽しさが疲労になってしまう
だから、一人でいたい
気を張ってるのがしんどい。無意識に気を使ってしまうから、使わなければいいというものでもない。自然体でいられない。自分の内面を理解してもらえるか、理解までいかなくても受け入れてもらえるのか。受け入れてもらえないだろうと思ってしまう。
だから、一人でいたい。
「私に近付く人にはいつも隣に誰か居て、最終的にはみんなその人の所に戻りました。だから、一人でいたいのです」
そう言って彼女は笑う。僕は手を差し伸べて「僕はそんなことしないさ」とどこかの王子にでもなったつもりで言った。
彼女は僕をじっと見つめてから、子どものいたずらを見つけた母親のような顔をしてその手を軽く払いのける。
「貴方もそうよ、伊吹さん。貴方既婚者でしょ?」
形の良い唇から背筋の凍るような声が出た。僕は抜かりなく外した筈の指輪をはめていた指を確認する。彼女は呆れた溜め息を吐く。それを聞いた瞬間、自分が鎌をかけられた事に気が付いた。
「もう騙されるのは懲り懲りなの」
そう言う彼女の目は、ゴミを見るようだった。僕は何も言えないまま、彼女の営む書店から出ていった。
日々家
湯かごを振りながら、ふらふらと歩く。
町中はいつも通り、温かい電球の明かりが窓から漏れていた。
かごの持ち手につけた根付けの鈴が、ちりん、と鳴った。
茜色の夕暮れが、空を覆って。
鳥たちの黒い影が、悠々と空を横切っていった。
喉が鳴った。
湯かごの中に買っておいたビールの瓶が、タオルに包まれて汗ばんでいた。
かごは一本のビール瓶には些か広いようで、タオルを巻いてもまだかごの内には隙間が空いていた。
ひぐらしの悲しげな声が、ポツポツと降っていた。
あの時の夏も、こんな風にひぐらしが寂しげに鳴いていた。
あなたはこちらを見て、楽しそうに笑って、ひんやりと汗ばんだビールの瓶をこちらに差し出した。
まだ未成年だった私は、首を横に振った。
それでも先輩は楽しげに笑って、中身の目減りした方のビール瓶を煽った。
「成人したらさ、…来年か。来年はさ、一緒に飲もう」
死ぬほど旨いからさ、そう言って先輩は本当に楽しげに踵を返した。
逆光で、先輩の後ろ姿は切り絵のように黒々とはっきり見えた。
夕日が真っ赤で眩しかった。
この温泉街に連れてきてくれたのは、先輩だった。
「特別に、夏にとびきり良い穴場を教えてあげるよ」
得意気にくしゃりと笑った先輩の手を、私は斜に構えた憎まれ口を叩きながら、握った。
それからというもの、毎年、私と先輩は二人でここへやってきた。
温泉に入って、冷たい飲み物で火照りを覚まして、くだらない話をしながら、夕涼む町をふらふらと歩いた。
この夏の密かな楽しみを共有する証の根付けが、手元の湯かごに揺られて、ちりちり、と鳴っていた。
ある日、先輩は消えた。
何があったのか、何が原因か、私には分からなかった。
私は先輩の数いる後輩の一人にすぎなかった。
大学の、ちょっと仲の良い、気に入られて、可愛がってもらっている後輩でしかなかった。
だから私は何も知らない。
先輩の住所も、苦悩も、過去も、交友関係も、他の趣味も。
先輩だって、私のそれらを知らなかっただろう。
でも、この夏の日の温泉街の散策だけは、私だけが知っていることだった。
ここをそぞろ歩く夕暮れは、私にとって先輩とだけの想い出だった。
だから、一人でいたい。
今日だけは、一人でいたかった。
仄かに温泉の硫黄の香りが香った。
栓抜きを取り出して、ビールを開けた。
先輩がいつもしていたように、直接口をつけた。
弾けるような麦の香りと苦い風味が、ごくり、と喉を抜けていった。
確かに、死ぬほど旨かった。
近くにあなたがいると私は馬鹿になる
もう、何も考えなくていいよと君がいう
だけどね、それじゃ駄目だった
自分のことは、自分でやる
相手に頼るのと、甘えるのは違う。
しっかり自分をみれなくなったでしょ?
だから、私はひとりを選んだ
どうか離してほしいと
けれど、新しく出会ったあなたはどうしてか
私をありのままむしろ1番輝いていた頃のような
そんな私を取り戻すようなアシストをする。
こんな人、手放したくない。
私からいっそ、結婚しようと言えるくらい。
私の価値観をどんどん変えるの。
あなたがいれば、お金、いらないよ。
あれば嬉しいな
無くてもあなたと一緒に過ごしたい。
あなたと最後まで私はそばでみていたい。
あなたの人生の1部になりたい。
これが、愛することなのだろうな。
君とこれからを生きたい。
だから、一人でいたい
そう思ったことは何度ありますか?
一度くらいはあると思う
悪いことではないと思うよ。
辛いとき、苦しいときだって必ずある
いいことばかりの人生なんて、つまらないと思う。
だから、時には休憩をして
そこから追いつけばいいだけ
傷つくのが怖かった。
誰かと一緒にいるとき、その人と違うところがあったら仲間はずれになるかもしれないから。
自分自身を否定されるかもしれないから。
自分の大切を失うかもしれないから。
傷ついてボロボロになるぐらいなら、自分から離れたほうがいいと思った。
だから、1人でいたい。
「だから、一人でいたい」
気を使うことが多いから
相手に合わせすぎると疲れるから
こちらのペースを崩されすぎるとしんどいから
相手の顔色の変化にすぐ気づくから
誰かの嫌な態度を見たくないから
人と協調できない自分ではない
誰かといる楽しさも十分知っている
でも、
一人で過ごすことの素晴らしさも知っている
そのバランスが
今はただ後者なだけ。
誰かと過ごすのが嫌いなわけではないんだ。
ただ誰かと過ごすことで色々考えないといけないことや、自分だけならすぐに組み込める予定も組み込めなくなること、そういう誰かが居るからでてくる諸々がどうも苦手なんだ。
誰かと過ごす自分は好き。
誰かと話せる時間も好き。
誰かがいるの好きなんだよ、本当に。
ただね、私は私だけの時間が好き。
私の責任で私の考えで私の為に私だけが使える時間が大好き。
だから疲れちゃうんだ。
疲れちゃう時は全部ぜーんぶ投げ出したくなる。
なんで私の用事を決めるのに誰かに聞かないといけないんだろう。
なんで私の好きなことをやるのに誰かに謝るんだろう。
私が私の為に私だけが使う時間をなんで誰かと共有しないといけないんだろう。
人は支え合わないと生きていけないよ、って言われたとき、理解はするし納得もするけど、心の何処かで小さく小さく引っかかる時はある。
多分、この引っかかりがなくなるとき、そういう人に出会えたなら誰かと本当に過ごせるんだろうなぁ。
でもいまはまだ何処かで一人の時間ないと息苦しくなるから、だから、私は一人でいい。
まだ一人がいい。
「だから、一人でいたい」
そんな言葉が肺の底から溢れ堕ちる。
今日も疲れたなぁ。皆の顔色を伺ってはリスクの無い平凡な答えでしか会話が出来ない。
そうして八方美人になっていく。そんな自分が嫌なのに、[良い人]で有りたいから変えれない。
きっとこれは死ぬまで私に纏わりつく煙であり泥であり個性なのだ。
あぁ、私はなんて個性を纏ってしまったのだろう。
生姜が無い。
火鳥のトキ暗い、踊り狂って仕舞おう家!
#10 だから、1人でいたい
[1人で立っていたい]
全てはいずれ死がやって来る。
それは今かもしれない。
だから、心はいつも1人で立っていたい。
そして、かけがえのない人と出会えた今を
大切にしたい。
でも、どうしたら
心は1人で立っていられるだろう?
まず、自分の中にもう1人の冷静な自分が
いると思って、意識してみる。
もう1人の自分から、どんな声が聞こえてきた?
頑張ったよ。もう大丈夫だよ。
精一杯頑張ってたの、みてたよ。
結果は関係ないよ。
自分なりに一所懸命に生きれたら、十分よ。
恐れなくて、大丈夫。
いつかどこかで必ず帳尻が合う時が来るよ。
因果応報。
この世だけでは完結しないことを忘れないで。
甘い汁を啜れるのはこの世だけ。
あの世では、どんな魂も丸裸。
だから、今を大切に。
あの世で清算するとき、
少しでも善徳が上回るように生きよう。
生きている奇跡に感謝して。
1人で立っていよう。
「三十分散歩するだけ」笑いつつ指で隠した『落選』の文字
題-だから、一人でいたい。
僕の存在は要らない
必要とはされていない
こんな僕を必要とする者は
頭がおかしいんじゃないか
もう救われないと、思い込んでいた
よく考えると僕は皆から見て邪魔な存在じゃないか
たとえ救われたとしても
今の生活が染み込んでいるから
恐怖を感じるだろう
ならばいっそ何処か遠く離れた山奥でも暮らそうか
そして一人で孤独に死ぬとしよう
もうやめてくれ、僕に干渉するのは
必要とされていない僕のそばにいても
嘲られ、笑われるだけなんだから。
だからもう誰にも迷惑はかけたくないんだ
『だから、一人でいたい』
僕はそう言った。
だから、1人でいたい
家族との食事の時間、友達との買い物の時間、誰かと過ごす時間は楽しもの。
1人で過ごす読者の時間、料理の時間、車を運転する時間は他のことに惑わされず集中力が増す自分だけの時間。
でも、一番の自分の時間はお昼ご飯を食べたあとの少しのお昼寝時間だ。休憩時間は1時間だから、お昼寝ができるのは20分くらいになる。何かの本で長く寝ると夜の睡眠に影響が出るので、お昼寝は14時までに20分以内にするのがいいと書いてあった。
会社のデスクでのお昼寝時間はストレス解消や疲労回復には最適な行動となる。
同期たちとのランチも楽しそうだか、お昼寝の時間を確保したい。だから、お昼は1人でいたい。
どうしてこの場所がわかったの?
どうしてそんなに連れ戻したがるの?
穏やかな終末に居心地が良くて
この人たちとなら戦えるって思い始めていたのに
そんな仲間たちのことを危険に晒したのはこのわたし。
やめてよ。
これ以上あなたたちを巻き込みたくないんだよ。
これ以上一緒にいたらいつか来るかもしれない別れに耐えられなくなってしまうから。
これ以上大切な人たちを失いたくないから。
『だから、一人でいたい。』
だから、1人でいたい。
みんなー今日は何して遊ぶー?
「自分で物事を決める事が出来ないやつは無力なり。」
「責任能力ないのに指揮するやつはひとえに皆有害にして無能である。」
黙れ。
てことで今日は1人で遊んで行くよー。
何しようかな〜
「単一で遊ぶなんてぼっちですねぇ」
るさんちまん
いつか離れてしまうのなら、最初から一人でいたい。
そうすれば、離れてしまった苦しみを感じなくていいから。
だから、一人でいたい。
一人で…そう思っていたはずなのに。
ーだから、一人でいたい。ー