『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
窓側の席で一人、外の景色を見るのが好きだ。
グラウンドで走っている男子、空に浮かぶ雲の
形をただぼんやりと見るのが楽しくて好き。
周りの人と無理に話を合わせるより、こっちの方が
楽でいい。寂しくなんか、ない。
お題「だから、一人でいたい。」
だから、ひとりでいたい
見えない相手の心を
想像し考えて
そして
疲れてしまう
だから、ひとりでいたい
だから、一人でいたい
誰だって失敗することがあるだろう
でも、その失敗を許さない人は大勢いる
ここぞとばかりにつけ込み、人を追い詰める
人間はどこまでいっても醜く酷い生物だと思う
...と人間ながら思っている
でも、一人ならどうだろうか?
傷つく人はいない
人を追い詰める人はいない
だから僕は、一人でいたい
...だから、一人でいたい
[だから1人でいたい]
私は学校でいじめられていて毎日がいやになった。
親にいっても心配してくれないだからわたしは…1人でいたい…わたしはとうとう
引きこもりになった。
(終わり)
『だから、一人でいたい。』
「君ってよく独り言いってるよね」
何か心配なことある?何かあれば話聞くよと、昼食をとっている時に職場の先輩が話しかけてきた。
「えっと、そんなに独り言ありましたか。あんまり意識したこと無かったんですが」
「うーん……さっきコンビニでそのお弁当を選んでた時、オムライスと迷ってたよね」
現在食べているのは醤油がしっかりかかった海苔弁だ。おかずには磯辺揚げが2本乗っている。私はこれが堪らなく好きでよく買っている。
「ど、どうしてそれを知っているんですか」
「だから、独り言の話になるんだよ。偶には他の味が食べたいだの、これが好きだの言ってたよね。私も今日はお昼持ってこなかったから、コンビニに寄ってたの」
不味い、大変に不味い。あの時のやり取りを見られていた。あの時、変なことを言っていなかったか心配になったが、きっとそれ程変なことは言っていなかったと脳の片隅に置いておくこととした。きっと、この心優しき先輩は本当に心配してくれているのだろうが、大丈夫だと言えば無遠慮に更に踏み込んでくることは無いだろう。
「あー、あの時は内なる心がどちらにしようかと迷ってて、つい。時々、独りごちてるかもしれませんが、大丈夫なんで。もし、何かあれば先輩に話します」
「そう?そこまで言うなら引くけど、何かあれば言っね」
独り言の話はここで終わり、先輩と二人で談笑しながら昼食を終えることができた。先輩が他部署に用があった為、途中で別れた。
はぁ、と大きなため息をついた。
「お前がいけないんだからな。他人から見れば私は変人に見えるようだよ」
背後を振り返り、私に憑いている女性の霊を見つめた。彼女は悪びれた様子もなくどこ吹く風かの如く、ふよふよと漂っている。
私と彼女の味覚は通じているため、私が食べたものは彼女に伝わる。それが、彼女の娯楽になっているのか、しょっちゅう他の食べ物をせがまれる。
「もう、恥ずかしいなぁ。あんなやり取り見られるなんて」
あれも、これも背後霊が憑いているせいだし、私以外がこの霊が見えないことが原因だ。私はほてる顔を両手で押さえて廊下にしゃがみ込む。既に前後ともに誰もいないことを確認済みだ。
「あーもう。だから、一人でいたい」
蚊の鳴くようなか細い声でそう独りごちた。
「へ〜、じゃ、高校生?」
「はあ、まあ」
なんでこんなことになっているのか、内心で首を傾げる。
夜もいい時間の、夏の公園のベンチだ。
すき好んで訪れようとは思わない場所になぜ知らない男と二人で座っているのか。
家にはまだ帰れない。
この公園は家に入れないときの逃げ場所だった。
茹だるような暑さの中時間を潰していたところ、この男に冷えたサイダーの缶を押し付けられたのだ。
そのまま有無を言わせず隣に座ってきた男は頼んでもいないのにベラベラと喋り始めた。
「ていうか暑いだろ。水くらい飲んどかないと倒れるよ?」
「あ〜、まあ、そうっすね」
「今の子って水筒とか持たない?まあ今の時代自販機もコンビニもあるしな〜」
「そっすね」
アンタだってそんなに年変わんないだろ。
そんなことを思いながら適当に返事をする。
こんな相づちしか返ってこないのに随分と楽しげに話す男だ。
警官かどこぞの教師か。
最初は警戒していたが、あまりの他愛ない話の連続にそんな気も失せてしまった。
多分気を遣わせているのだろう。
普段だったら煩わしいそれも、この時間のためなら悪くない気がした。
男の話を聞きながら、家の方向を見る。
多分そろそろ、帰れる頃だった。
「さて、じゃあそろそろ行こうかな」
夏の暑さの中、夜の公園で見ず知らずの他人の孤独に付き合い続けた奇特な男が立ち上がった。
男の顔を幾筋もの汗がつたい、シャツは汗を吸い込んで色を変えている。
手の中の缶は既にぬるくなっていた。
男のせいでまぎれていた寂しさや閉塞感が急速に戻ってくる。
結局一緒にいてはくれないのに、最後にはおいていくのに、自分勝手な正義感で話しかけてくるなんて迷惑な男だ。
そしてそれをわかっていながら男の存在を拒まなかった自分は愚かだった。
だから、一人でいたい。
返事をしない自分に何を思ったのか、男が額を押してくる。
強制的にあげさせられた目にうつったのは満開の笑顔だった。
「じゃ、また明日な」
名残惜しさもなく去っていく男の背中を唇を噛みながら見つめた。
わかっているはずなのに。
一人がいいのに。
だから、一人でいたい。
一人でいたいって
誰に説明してるんだろう
一人でいる
一人でいない
私は特に選んでない
選ぶまでもなく一人でいる
だからって
何があった知らんけど
その前は一緒にいたんでしょ
理由に関係なく
ただの在り方の問題で
一緒にいないと出ない発言だね
誰かといても一人にはなれる
理由があるなら
理由に呑まれてる
または巻き込まれてるのか
まずは相手の圏内から離れなよ
素直に考えを言うと
ほとんどの人に一人は向かない
たまにならいいけど
ほぼ常には不可能かな
善し悪しで一人になりたい様なら尚更
なろうと思ってなれるものじゃないよ
一緒にいようなら可能だと思う
一人のままでも一緒にはいられるから
傷つきたくないから
傷つけたくないから ひとりでいい
私は大学入学を機に一人暮らしを始めました。
入学前は、親元を離れ自由に過ごせること思いワクワクしていました。
ただ、一人暮らしを始めて1ヶ月でホームシックになりました。
一人暮らしは、自炊、洗濯、掃除などの家事をするので、全てが自分の責任になります。
私が特に苦戦したのが、自炊です。
始めは、食費を月1万円に抑えることを目標に自炊をしていて、栄養素を全無視で料理を作っていました。ある月は食費8000円位になるほど、切り詰めていました。
そんな食生活が続くと、勉強だったり友達との付き合いに身が入らなくなっていました。
炭水化物ばかりを食べていてタンパク質が不足していたので、食後にお腹が空いてお菓子やパンを爆食いしたり、筋肉量が減少してストレス耐性や体力が落ちていきました。
食生活でメンタルを崩し、ホームシックになったと今では考えています。
というのも、一人暮らしに慣れ食事もタンパク質メインにしていた頃は、一人暮らしに充実感を感じていたからです。
長期休み実家に帰るのですが、1週間も滞在すれば満足で、一人暮らしのアパートに帰りたいとさえ思います。
自分の生活を自分で選択できる自由は、一人暮らしだからこそ実現します。
まさに、「おひとりさま天国」です✨️
だから、1人で居たい
何を話しても、どんな言葉を使っても
結局はあの子との会話より遥かに楽しくならないのだから
あの子の後を、追いかければよかった。
手を伸ばせば、必ず届いたのに
1人、孤独感に苛まれながら
私は今日も、嘘をつく。
だから、一人でいたい
なんでもかんでも、事件は予想しない時に予想しない方向からやってくる。
私はそれが苦手。
臨機応変に対応ができないってわけじゃない。
むしろ、そんな時にしか役に立たないかもしれない。
だが、そんなに事件なんか起こらない。
事件って言っても、ほとんどが予測不能なところからやってくるだけで、ほとんどが大した問題じゃないが解決しないと面倒が膨らむ事。
そんな事件は、大抵が巻き込まれる事によるものだ。
家族、親族、大切な友人なんかからやってくる。
自分が事件の本人なんて事は、予測できるし、交通事故みたいなどうしようもない事なんか滅多に起こらない。
自分の事で精一杯!ってときに、事件はやってくるもんだ。
だから、なるべく大切な人は少ない方がいい。
歳をとって、あいよっ!って腰軽く動けなくなる時がくる。
だから、今から先はなるべく一人でいたい。
だから、一人でいたい
信用できない
言葉に表せられない
自分が悪いのか分からない
だから、一人でいたい
ちゃんと謝ってほしいだけ
なな🐶
2024年7月31日1860
嫌なことなんて何も無いし、幸せに過ごしている方だと思う。孤独は好きじゃないし、誰かと一緒にいる方が安心を感じる。
でもそのうち誰かを失う。
失った時の悲しさは何よりも耐え難い。
その辛さを味わうくらいなら最初から一人でいい。
だから、一人でいたい。
そう自分に言い聞かせてるんだ。
(だから、一人で居たい。)🦜
・僕だって
一人で居たい
事だって
有るよ。🦜
(それはね。)
「娘雀しゃん、と
喧嘩した時・・。
僕がね。
今年一番に
実った稲穂を
皆、食べたから
娘雀しゃん、の
食べる、稲穂が
無くなったんだよ。」🦜
《ごめんねって、
言ったけど。》
【口も聞いてくれない】
✣悲しくて、哀しくて、
一人で、居たいんだよ。
《だから、一人でいたい》
私は家政婦じゃない
わかば
━━━
《だから、一人でいたい》
わずわらしい
人間関係から開放されて
ひとりでいたい時もある
でもね…
あなたの隣で温もりを感じたい
あおば
『だから、一人でいたい。』
ふとした瞬間に感じる寂しさが好きだ
決まって君の顔が思い浮かぶ
会えない時間すらも 僕は愛した
だから、今は一人でいたい。
だから、一人で居たい
私は中学生の頃に、学校にいけなくなった事がある。そんな私にお母さんが声をかけに私の部屋にやって来て、「今日は行けそう?少しでも良いから頑張ってみようよ!」って毎日そう言った。そんなお母さんに「もうわかってるよっ、お願いだからほっといてよ!」私は部屋のドア越しにそう叫んだ。
私の事を心配してくれてるって分かってるのに、それなのに心の中に一人で居たいと嘆く自分がいた。どうしても素直になれなくて毎朝お母さんを困らせてしまった。
そんな私は今高校二年生。
中学を卒業してから、もう毎朝お母さんを困らせたくないと思い、少しずつ学校に通うようにして今ではもう毎日学校に行けるようになった。これもお母さんのおかげなんだと改めて思う。
お母さんへ
私が学校に行けなくなった時に毎朝心配して部屋まで来てくれてありがとう!あの時はずっとうざったいと思っていたけれど今思えば私のために言ってくれていたんだよね!ありがとう。これからもよろしくね!大好きだよ
「パパあそんでー」
「でー」
両側から頬をつねられる。
【お題:だから、一人でいたい。】
#だから、一人でいたい
大切な人は、いずれいなくなるって分かったから
一人でいたい。
周りの人は、嘘の笑顔で騙しているって知ったから
一人でいたい。
現実の世界は、本の中の世界より何倍も汚いから
一人でいたい。
一人でいたい。
一人にさせてよ。
どうして一緒にいたがるの?
好き?ふざけないでよ。
もう嘘はうんざりだから
こんな人間、そばにいたってメリットないよね。
だから、お願い
一人にさせて…
だから、一人でいたい。
みんなと同じじゃないとって
無理して合わせて頑張って
笑って 笑って 笑って
鏡に映る私は誰なの?
誰かの顔色伺ってばかりで
本当の私を置き去りにして
手に入れたものは何?
みんなと違っていいんだよ
無理して笑わなくていいんだよ
月の光につつまれる
素顔の私でいるために
だから今夜は一人でいたい