『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友と語らう時、
共有の楽しみと我儘の忍耐を得る。
家族と過ごす時、
習慣の平穏とレッテルの束縛感を得る。
好意を差し出される時、
想われることの喜びと変化への苦しみを得る。
大概の物事は二律背反で
大体の関係は苦楽混合で
その中で
誰と別れ、誰と出会い、
誰と対立し、誰と寄り添い
誰とどの時を生きていくのかを選んで行く。
ならば、私が選ぶなら
誰と共に居る平和より
誰と共に暮す安寧より
大切を喪う絶望を、心の底から捨てられるならば
‹だから、一人でいたい。›
だから、一人でいたい
ドアが閉まった。私はドアの外に立ちすくみ、今言われた言葉を反芻する。
「ぼくはきみを傷つける。きみは僕を苛立たせる。だから、一人でいたい。ぼくたちは離れているべきだ」
言葉の意味はわかる。わかるけれどわかりたくない。一人でいたい気持ちはわかる。私もどっちかというと一人でいたいたちだ。それはそれとして、それでも、傷ついても、あなたといたかった。いやむしろ…私はあなたを傷つけたかったのだろう。私はにんまり笑う。とても素敵な傷つけ方を思いついた。あなたは一人になる。一人でいたらいいと思う。でもあなたは永遠に私を忘れない。ここは四階。私は外付けの階段から飛び降りる。
だから、1人でいたい。
友達と喧嘩をするなら1人でいたい。
喧嘩によっては絶交や、殺人にも繋がる。
人によっては感じ方が全然違う。
その感じ方で人がどう思うかも変わる。
例えば「言い過ぎちゃったな…よし!明日謝ろう」
とポジティブに前を向く人もいるし、
「僕のせいで喧嘩しちゃった…もう仲良くしない
ようにしよう。」と諦めちゃう人もいる。
99%仲直り出来ないなら残りの1%の確率を信じ、
そして自分の言葉に責任を持って生きろ。
もし、あなたが諦めちゃったらそれは、
あなたが友達を捨てた事にも繋がる。
友達が仲直りしたいと思っていてもあなた自身が
それを友達の意見も聞かずに、否定していたら
あなたが友達ともう仲良くなりたくない。と
言っている事と同じだ。
人生、人の意見に合わせずに、あなたは
自分らしく生きていてね。あと
100歳まで生きてみよう。目標を高く立てることは
とてもいい事。100歳まで生きたい。と人は
人生が楽しいと感じる事が多い人。
50歳まで生きたい。と感じる人はまだ
あまり人生になれていない人。
もう死にたいって人は人生を諦めている人。
私は110歳くらいまで生きたい。
人生が楽しいと感じた事はまだ少ないけど、
最低限でもこれから楽しい事は起こると思う。
人に合わせるより自分の意見に合わせる方が
よっぽと気持ちがいい。
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だから、1人でいたい
全てを台無しにする
全てを壊してしまいたい
好きになれば
話せず
嫌いならば
にこやかに突き放す
ほとんどのモノはコマに過ぎず
自分のペースを乱させないで
「だから、一人でいたい」
だからってことも無く、人の習性として。
「人」と「人間」とふたつの言葉があるのだし、
人であって、人間で、
個人のなかで人間であって、
種族のなかの個であって、
在り方も感じ方もさまざま、その都度、変わる。
…万華鏡みたいなもの。
だから私は…とその時思っても心は変わる。
痛切に一人でいたい時も、
誰かといて楽しくてならない時も、
どっちもあるのが、表裏一体って感じで、
氣楽でいい。氣楽っていうか…
そういう生き物だと思う。
今、私は一人でいますが、けっこうな大雨の音と、洗濯機の水の音に取り巻かれています。
窓の遠くに赤い車のライトが雨に滲んでいます。
一人きりでも遠くの車と、この同じ雨の中に生きている人の息吹を感じ、
一人の時も、一人じゃない時も、
そんなに変わらないのかもな…と思います。
安心して一人でいていいし、二人以上でいてもいいなと思っています。
逆に言うと瞑想とか悟りは、自分自身だけを観る為にあるのだろう、と思うので、(通り越しちゃうんだろうけど)
たった一人を極めても、何だかおもしろい事になるだけなのかな〜と思ってます。
…おもしろそう✨😸
貴方といると楽しい。
喜怒哀楽の波に乗るサーフィンの様で。
夢中で時は過ぎていった。
今私はひとりでいる。
自分の内面をみつめ、次のステップに進むために。
貴方も今同じだろう。
寂しい時もあるけれど。
さらなる高みを目指すふたり。
孤独は人を強くする。
だから今、私はひとりでいたい。
だから、一人でいたい。
何はなくとも居るだけで迷惑をかけてしまうことだってある。この間も「お前の立ち居振る舞いだけでお前を嫌うやつだっているんだから、それはお前が気をつけろ。」って怒られた。普通に仕事してるだけですけど。
だから、一人でいたい。いや友達も欲しい。
人の言葉に 傷付いたり
相手の行動の意味を
考え過ぎたり
自分を見失って
疲れてしまう。
だから、わたしは
ひとりでいたい。
自分を大切にするために。
だから一人で居たい
一人は寂しい
でも二人も寂しい
いつか居なくなってしまうから
だから寂しいけど一人で居たい
誰にも傷つけられたくない
誰かを傷つけたくない
だから、1人でいたい…
何でみんな人と居るのが好きなんだろう。
人に合わせるばかりで何が楽しいのかわからない。
だから、一人でいたい。
とは言っても、生きてる限り人と関わらないことなんて出来ない。
だからひとり時間って必要なのかな。
誰とも話さない、自分にだけ向き合う、ひとりの時間。
そういうのも大事なのかもしれない。
外に出れば世間の目
家にいれば家族の干渉
一人でいたとしても
何処で何を言われてるかわかったもんでは無い
ヒトは1人では生きられない
それは充分にわかっている
だけど一歩外に出れば
疲れるだけの人間関係
自分が思っている程に
私の事は無関心だとはわかっているけど
目を付けられたらそれまた七面倒臭い
だからお願い
私の事は構わないで
静かに存在を隠しているから
「だから、一人でいたい。」
皆といると気を使う
だから、1人でいたい
なんて言うけど
自分を出す勇気が無いだけ
だから、ひとりでいたい
どんなに好きな人とでも
ずっと一緒は
疲れてしまう
もっと一緒にいたい
なかなか離れられない
そんなときが
実は恋のピークだったように思う
誰かとともに過ごす楽しさは
孤独な寂しさが
あってこそ
だから、時には
ひとりでいたい
すべてのひとは、心に鬼を住まわせているという。
鬼はふとした時に顔を出し、ひとを惑わせ、悪しき方向に誘導する。
鬼を飼いならし、鬼に何を囁かれても、それに抗う術を身につけること。
何事にも動じず、常に悠然と構える。その姿を民に見せ続ける。それが、上に立つもののさだめである。
父に、何度も言い聞かされていたことだ。
心がけていたつもりではあった。
しかし、侵略者を前に床に伏す父を見た瞬間、堰が切れて水が溢れるように、激情に身を投じてしまった。
これが、鬼か。鬼に支配されるということなのか。
師が止めてくれなかったら、鬼に身を窶(やつ)した自身は、動くものすべてに襲いかかり、果ては侵略者に串刺しにされるまでそれを辞めなかっただろう。
ぞっとする。
けして、けっして、他人の死を望んでいるわけではない。誰かを傷つけていいなんて、思っていない。
望んでいるわけではないのに、己の行動は一直線だった。迷いも躊躇もなかった。
鬼を飼い慣らす? そんなことできるのだろうか。
また、深い感情を覚えれば、鬼はその首をもたげるのではないか。
恐怖を覚える。
そしてそれ自体も恐ろしい。
恐ろしくて父の弔いも、悼むことすらできずにいる。
『だから、一人でいたい』
千年桜のお話を知ってる?
むかーし、昔、此処に村があった頃に、ある大きな枯れない桜の樹があったんだ。その桜は年中咲いていてね、桜の下にたまーに現れる真っ白の鹿がいたんだ。
そこの村では、その鹿を神の使いに違いないって言って、お鹿様と呼んで、何年も、何百年ももその樹と鹿を奉っていたんだよ。けども、それにお鹿様が反応することはなかったんだ。ある一人を除いたらね。
毎日毎日参拝に来る男の子。お鹿様に、今日あったこと、楽しかったことを沢山話しかけてくる男の子。その子が来たときだけ、お鹿様は顔を上げて反応してたんだよ。はじめのうちは無反応だったけどね。
けどね、ある日、流行り病が村を襲ったんだ。ぱた、ばた、ばたりと、人が死んでいったよ。村の人々は、お鹿様の樹に毎日毎日頭を下げて、病が収まることを祈ったんだ。けど、病は収まらなかった
そうしたらね、村の大人達は生贄が必要だと言って、お鹿様に毎日話しかけていって、気に入られてるであろう、男の子を殺して生贄にしちゃったんだ。桜の樹の下に嫌がる男の子を埋めて、男の子の声が聞こえなくなっても、助けてください、どうか、どうか………ってね。
縋って、縋って………結局、大人も死んじゃった。だぁれも、誰も居なくなっちゃったんだ。
お鹿様はね、ずっと、悲しんでいたんだよ。病は神には直せないんだ。けど、ぽろ、ぽろ、ぽろと、涙を流して「嗚呼、結局私だけだ。これなら一人のが、良かった。ひとりでいたかった」そう嘆き、嘆き、暫く経ったら、何処かへ去ってしまったんだ。
支えをなくした千年桜はもう、花を咲かせなくなってしまった。
けどね、今でも、年に一度だけ、綺麗に、綺麗に、桜が咲くんだ。桃色ではなく色の濃い桜がね。
【だから、1人でいたい】
愛されているとわかってますよ
たくさんの好きわかってますよ
それでも、信じれないんだもん
なんか、、怖いんだよ
離れていっちゃって独りになるのが
だからはじめからひとりでいたい
あなたを愛してるから
あなた嫌われるのが怖い
あなたずっと一緒にいたいから
あなたがいなくなるのが怖い
だから一人でいたいの
だから、一人でいたい
「…だから、一人でいたい」
彼女に唐突に告げられた言葉。俺はそれを理解できず、聞き返した。
「…どういうこと?今までの話と、それに何の関係が…」
今彼女は本が好きという話を俺にしていた。一方的に話されるだけで、俺は時折相槌をする程度だが。
こいつの話はもう何年も聞いている。新しく買った本、読み返した本、作家、出版社。いくらでも出てきて尽きないこいつの話は、俺にとってどこか精神安定剤のような部分であることも認める。
その話を十分以上続けたところで、彼女は言った。一人でいたいと。
「…今、お前の好きな作家の本話してなかったか?何で急に一人の話になるんだよ。俺が聞いてることとお前の言ってること違うかったりする?」
「ううん。私は今確かに京極夏彦の話してたよ。でも、急に思い立ったから言ったの。」
変だ。今さっき、中禅寺秋彦の解説がわかりやすくてだの何だの言っていたところだったというのに。思い立ったというだけで、話がここまで曲がるだろうか。
「…一人にしようか?」
「そうじゃないの。…一人の世界に行きたいって。」
一人でいたいとは全然意味が違うじゃねえか、と心のなかで悪態をつきつつ会話を進める。
「一人の世界って?」
「どんな場所でもいいけど、私以外の人がいない世界。私は一人で…本を読みたい。」
その言葉を聞いて、無性に胸が苦しくなる。それが寂しさだと気づくのに数秒かかった。
俺はいつからこいつの話をこんなにも求めていた?
「……お前は、読んだ本の感想…誰かに言わなくて平気な性格だったかよ」
素直になれない。お前の話を聞いていたいと言うだけでいいのに俺の心は飛車げて曲がってるから、その本意が伝わらない。何度も経験してきたことのはずなのに、俺はやっぱり曲がったままだ。
「………そうかもね。じゃあ、私と君以外が居ない世界…二人の世界がいい」
俺は変に生暖かい気分になり、カップに入ったコーヒーを啜った。
「二人でいたいね。」
俺と、こいつ。二人の世界。
ずっと二人で、本の話をする。こいつの話を聞いて、穏やかな気持ちになれる。
考えてみればそれは理想的で、同時に、来ることのない願望なんだと理解する。
外を見る。雨の伝う窓越しに、夕日が沈む。
「……毎日、死んだら、一人になれるかなって考えてたの。」
黄昏時。薄い陽の光が俺達を包み込んで、二度と来ない時間を生み出す。
何故か、そんな事を考えたことなど一度もないはずなのに、すっと言葉が出た。
「………じゃあ二人で死ねば、ずっと二人になれるな。」
目を見開く。陽が落ちる。暗くなる。
完全にその陽が消える一瞬に、こいつは確かに言った。
俺にしか聞こえない声で。俺にしか心から理解できない言葉を。
「…二人になろう。」
「愛している」と言ってくれた人の、想いを私の中で静かに感じるため。
#だから一人でいたい