『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
だから、一人でいたい。
失うものはとうに失い切った
出会うべきものにはご挨拶までできた
お礼を言うべき人には頭を下げた
あなたは強いから一人でやっていける
あなたなら大丈夫
そんな信頼を得たから
もう心配かけないよ
聞きたくなかったことも
言われたくなかったことも
信じたくなかったことも
もう誰にもぶつけられないから
やっと私らしい生き方が始まるから
横目で、何事もなく通り過ぎていってくれたら
それでいいから。
もうさようならできるよ。
へばりつく黒い脚本の繰り返しに。
これからよろしくね。
真っ白な脚本と、生き直す勇敢な私へ。
スタンドプレーが一番気持ち的にも楽だ。
他人という相手より
一番の理解者でもある本当の敵は「私」自身。
他人に負けたらもちろん
悔しくないわけではないけれど、
でも誰よりも「私」には負けたくない。
だからこそ、独りでいたい。
ぼくは書く事が下手だ。
国語のテストも作文も論文も人並み以下で上手くならない。
それでも書く事が好きで、書き続けますられる理由として初めに選んだのは日記だった。ぼくのことを拙い文章で記録していく。漢字を多く使いたくて辞書を片手に書き綴っていった。
一年に一冊。そう決めて書き続けていた文字は仕事をし始めてから億劫になった。業務によりキーボード入力が中心になると、書くこと自体が減り、言葉も漢字も徐々に書けなくなってしまった。あれだけ大切にしていた辞書も今は埃を被ってしまっている。これでは駄目だと思いながらも、日々は過ぎていく。
ある日のこと、ぼくは何気なく本棚整理を始めた。不必要になった本を段ボールに詰めていくなか、ふと、カラフルな日記を手に取った。書いていたことすら忘れていた日記帳。ぼくは少し驚いた。
日記帳の数は21冊。本を開くと若者の言葉が綴られていた。パラパラと捲り時間忘れて読みふけった。ここには過去のぼくが息づいていた。恥ずかしいような懐かしいような、自然に口角上がってしまう。
日記帳の後半からは空白が目立ってきた。
忙しくて書く気力がなかった事を思い出して苦笑する。そのまま最後のページをめくった。
ぼくはハッとして目をとめる
『まだまだ日記続けるぞ。文章上手くなったら小説とかチャレンジしてみたいな』
明らかにぼくの字だったが、この思いは記憶にない。
ハテ。と首を傾げたものの、文章を学習するのに何か話を書いてみてもいいかと思った。ほんの気まぐれだ。三日坊主で終わるかもしれないが、動機なんてなんでもいい。文章を書くと決めたらワクワクした。
新しい日記帳を購入して真新しいページにペン先を落とし今日の日付をいれる。相変わらず崩れた文字だが丁寧に書くと綺麗にみえた。
『日記をはじめると言ったら妻が驚いていた』
ぼくはまた日記をつける。
出来れば死ぬまで書き続けたいものだ。
一人にしてほしいと何回か言ったことがある
もういいだろうと思った
都合の良いときは一緒にいたくて
面倒になると一人でいいと思う
勝手なもので
そしたら、とうとう一人になって
これは困ったと思う
勝手なのでこうなったのか
そろそろ頼らず自分で生きるべきなのだろう
それでもまだ誰かに頼ろうとしてる
勝手なので一人でやれないが仕方ない一人
舞
「だから、一人でいたい」
他人から雑に扱われたくない
傷つきたくない
悩みたくない
自分の憎悪や狂気に気づきたくない
自分の軸がブレて、
自分がどこかにいってしまうのが怖い
結局自分が弱いんだって思うけど
そんな自分を隠して守りたくなってしまう
だから、一人でいたい
テーマ:だから、一人でいたい。 #260
「だから、一人でいたい。」
アンタが裏切らなければ、こんなことは思わなかった。
「私は、ずっと友達でいたかった。」
でも、アンタは違った。
そうなんでしょう?
私の頬に一筋の涙が伝う。
私は手首についたアンタとおそろいのミサンガを見た。
「私の願い、叶わないじゃん。」
私はミサンガを掴み……。
切ってしまいたかった。
ミサンガのように簡単に切れる縁なら。
何かと理由をつけて、干渉したがる人間は支配を目的として干渉しているのかを是か非かで問われると、私は是だと考える。周りにいた人間で、目鼻立ちのよい男にしか興味がない女が、ご自慢のスタイルと顔立ちで色仕掛けをしている様を見た事があるが、正直、心の内に留めておいたが品がないと思ってしまった。そして、何よりも哀れみを覚えた。
結局、それらは一時的な支配欲であって、飽きたらボロ雑巾のようにゴミと等しく捨てられてしまうものであり、その飢えはいつまでも潤うことはないという事を見落としてしまっている時点で人は変わることはできない。けれど、次こそは意気込むのだ。また、愚かにも同じ事を繰り返すというのに自信に満ちた顔を晒しているものだから笑ってしまいそうになる。だから、1人になりたいと思うのだ。
そんなもの、視界に入れるのでさえ不快だと言うのに、この世界に溢れかえる人間という動物が目を背けることを許さない。
だから、人は孤独を生きられない。
お終い
だから、一人でいたい。
「ぬ、額狩さん……」
「いいのよ。無理に話しかけようなんて思わないで」
「そんなつもりは、」
「一人じゃないと、壊れそうなの」
「こわ、れる?」
「……友好的に接してくれている、あなただから話すわね。……わたし、家族がいないの」
「っ、そう……なんですね……」
「そう。全員、わたしが高校に行っている間に心中していた」
「し……」
「同じ部屋でみんなでてるてる坊主の様になっていたの。それだけでも辛かった」
「……もっと辛かったのは、恋人の最期。あんなに優しい人、会ったことなかった」
「はい……」
「神様は優しい人ほど先に連れて行ってしまうのよ。彼は病気で逝ってしまった」
「まるで死神よ。わたし」
「!……そんなこと」
「邨松さん、……わがままを言うわ。あなたはわたしと関わらないで欲しい。たくさん生きていて欲しい」
「わたしの大切な人がいなくなるのは、もう、耐えられない……」
「だから、一人でいたい。お願い……」
#だから、1人でいたい
誰かと笑い合うと、1人になった時に寂しくなる、悲しくなる。
だから僕は1人でいたい。
1人で生きたい。
だけど、そんなことは無理だから、余り関わらないように、嫌われるように1人になれるように振る舞う。
そうすれば、いつか1人になる心配をしなくても良いから。
一人暮らしの時は
一人になるのがとってもこわかった
二人暮らしになっても
いつも一人だった
一人でいても
一人でいられない
誰といても
誰ともいない
そんな気がしてた
自分の周りを見る
よーくよーく見てみる
いつもの部屋が見える
いつもの外の景色が見える
自分の足が見える
見慣れた手が見える
その掌を胸にあててみたら
確かな心音を感じる
ああ、そうか。。
ずっと一緒だったんだ
こんなに長い間
このことに気づかなかったのは
それだけズレてたってことだ
でももう気づいちゃった
だから、一人でいたい
そんな時も
二人三人、それ以上の人と共にいても
いつも自分とぴったり一緒
安心安全
何があっても
大丈夫
ひとりでいたくない。もう嫌だ。彼といたい。好きな人といれないのが一番こたえる。今日ははと話さなければよかった。彼女の言ってる事は壊れたレコードの様。今後のこともまだ早いとか又干渉してきてウンザリする。
私も私でその母の有様も客観視して過去にしなければならないのに、今日話しただけで気分が悪くなった。
今辛いけど諦めない。
一度本気で好きになった人と向き合わせて貰えない?二人で一緒に生きてみて、問題があれば話し合って譲れる所は譲って。二人では解決無理な点については外部の助けをきちんと得てってそういう風に生きていきたい。そんな当たり前の事を彼としたいんだとても。
普通に二人で生きたい!あなたに会いたいです今。
誰にも迷惑かけたくない
心配させたくない
嫌な思いをさせたくない。
一人が一番
そう思い込む。
でも、時々
その隙間を縫うように
冷たい風が吹き抜ける。
そんな時は、
「一人が楽、一人がいいんだ」と
洗脳するように繰り返して
無理やり隙間を埋める。
#だから、一人がいい
裏切られた。
ずっと一緒に過ごしてきた人に。
これからもこの関係が続くと思っていた。
でも、違った。
裏切られてしまった。
いや、違う。
勝手に期待していたのだろう。
安心していたのだろう。
心を許していたのだろう。
涙すら出てこない。
乾いた声しかでない。
なにかしてしまったのだろうか。
あぁ、独りは寂しい。
でも、独りになりたい。
書く習慣118日目。
「 だから、1人でいたい。 」…
(私の脳内)
ライナー! ライナー!
らいな〜! ライナーァ!
ライナー…あ、
ライなーう…何ちって
私「1人にさせてくれ…
この世は残酷…だから、……」
君達「何があった?」
(騒音寝不足。
だから、1人でいたい。)
では、また明日…
我、1匹狼なりっか
_(:3 」∠)_
誰もいない家に、1人で思うままに過ごすことが何よりも大好きだ。
誰にも気遣うことなくリラックスできるし、時間も何しようとも縛られない。
それがキッチンやリビングであれば何でもできるし、自分の部屋ならいくら寝転がっていても自由だ。
初めて一人暮らしをした時は、最高の環境で一番ホッとできる居場所がここにある-と安心したものだ。
けれど、誰かしら1人でも増えると、それは私だけの空間ではなくなる。同じ部屋にいて、それぞれが自由に過ごしたって構わない。しかし、それがずっと続くととても窮屈に感じられてしまう。
私は1人の時間、そしてそれは必ず誰もいない空間を必要としている。そういう性分なのだから仕方ない。
家族が眠りにつく頃、ほんの短い時間だが私はひっそりとリビングで一人の時間を楽しんでいる。
一日のうち、1人の時間は必ず確保しておきたい。
それがあることによって、心の余裕が持てるようになり、周りの人にも優しくすることもできる。
それは私にとっても、精神的なメリットが得られると思っている。
だから、1人でいたい。
自由な時間と空間さえあれば、それだけでも幸せ。
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誰かと恋愛をすることで
幸せな思い出が増えたとしても
その思い出をいつか全て捨てなければ
ならなくなった時が来たら
傷つくのも傷つけるのは自分だから。
だから私は、一人でいたい。
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Theme:だから、一人でいたい。
人の目が、怖い。
1人でお弁当を食べている私を見ないで欲しい。昨日、
「おべんと一緒に食べない?」と、小さい声でピンクの縁の眼鏡の女の子(その後、その女の子がわたしのことをきらっていたことを人づてに知った。)に聞いて断られた私を可哀想な人、と同情しないで欲しい。
「あの子、前はすごい陽キャだったのにね〜、どーしたんだろ?」と大声でみんなの前で言わないで欲しい。
前は、グループで行動するのが好きだったのに、いつのまにか私は余り物になってしまった。でも、一つ気づいたことがある。愛想笑いをするのも、他人の悪口を聞かせられるのも、嫌われないように振る舞うのも、けっこう私は疲れていたってこと。
痩せ我慢だと言われるかもしれないけど、今は意外に1人が気に入っている。だけど、じろじろ私のことを見て、ひそひそ声で誰かに囁いている人を見るとすごく、みじめで恥ずかしいような気分になる。だから、できればなんだけどさ、前の私のことは忘れて欲しい。だから、1人でいたくなる。何処か、まるっきりこことは違うとこに逃げたくなる。
———だから1人でいたい。———
だから、一人でいたかったんだ。
以前来た時に忘れたものを取りに、昼休み屋上に来た。そこにはボサボサの黒髪のヤツが1人。よく見たら幼馴染の悠斗だった。
「あっ…春樹…。えっと…やっほー?」
どう見ても悠斗はさっきまで泣いていた顔をしている。
「どうしたんだよ、悠斗。お前、目が腫れてるぞ。」
悠斗は焦った様子で下を向いた。
「…なんでもない。大丈夫だよ。それより春樹はこんなところに何の用だ?」
「あぁ、忘れ物を取りに来たんだ。」
「…そっか。もしかしてこれかい?」
「おぉ!それそれ!ありがとな!悠斗!」
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せっかく勇気を出して屋上まで来たのに、やっぱり根が弱虫だからいざやろうって思うと涙が出てきて。
でも覚悟を決めた。それなのに春樹が来て…。
俺は春樹の事、大切な友達だと思ってる。だからこそ、傷つけたくなかった。だから…距離を置いて、1人になったのに。
自ら望んだのに寂しくて、辛くて、悲しくて…
だから…
だから、一人でいたい
なぜだか最近ずっと誰かが横にいる
何かをするたび必ずと言っていいほど
誰かの足音が聞こえる
例えば、本を読んでいて次のページを捲るとき
例えば、日が沈みきった帰り道街灯の下を通るとき
例えば、誰かと一緒に食卓を囲むとき
挙げ出したらキリがないくらいに
後ろをついて周るような
振り返っても隣を見ても姿は見当たらない
布団の中にいるときだって
ずっと誰かが居る気がする
自分が世界から押し出されていくような感覚に陥る。
人の顔色を伺ったり、
人の期待に応えようとしたり、
人のために動いたり。
それも大切なことだけど、それって少し疲れること。
「笑顔が素敵だね」
「いつも笑顔だね」
「猫被ってるね」
そんなようなことを言われたことがある。
素敵だねと言われるのは嬉しいけれど、その言葉が私を縛り付けるようになり、ついに私は猫を被ってしまった。
人の顔色に怯えて何も言えなかったり、
人の期待に応えようとして無理をしたり、
人のために自分の時間を大切にできなかったり。
そんな自分に、そんな貴女/貴方にもしうんざりしているのなら、
ちょっとだけ疲れたなぁと思うなら、
周りと距離を置く時間もあっていいと思う。
自分が自分であるために、
自分を自分として保つために。
だから、一人でいたい。