『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
痛いのは嫌。だから喧嘩はしなかった。
苦しいのは嫌。だから恋はしなかった。
辛いのは嫌。だから甘いものばっか食べた。
つらいのは嫌。だから期待しなかった。
そうしていたらみんなが心配した。
何か辛いことがあるのかとか、
嫌なことがあるのかとか、
家で何かあったのかとか。
何もない、何もないから優しくしないでほしかった。
知らない、知らないからこっちを見ないでほしかった。
隠していたかったことも、見ないふりをしていたことも
みんなが暴いていく。みんなが晒していく!
可哀想なものを見る目で見ないでよ。
無意味な言葉をかけないでよ。
誰一人だって私のことを助けてくれなかったくせに!!
過去に負った未だ癒えないこの傷を触らないで。
やめてよ、痛いんだよ。
だから、
私は、
一人でいたいのに。
17.『だから、一人でいたい』
だから、1人でいたい。
私の心を
凹ませるような
人に
近づかれるなら。
だから 一人で居たい
最近なんでか彼女が好きなのか分からなくなってきた
多分中々会えないからかな自分でも分からない、
特にこれ以上言うことは無い。
✟R§✟
貴方の愛を受け止められない
愛を愛で返せない
好きを好きと言えない
別れたくてもその四文字を言えない
言えても理由が
"声にならない''
結局みんなを傷つけた
【だから一人でいたい】
✂ーーーーーー⚠ーーーーーー✂
プレッシャーとか緊張とかあると思う。
そんなときは
先生とか相方とか仲間とか家族とか
誰でもいいから話しちゃってください
きっといいプレーに繋がります。
"ハグ''は癒し効果があるそうです
ぜひ試してみてください
【後輩に言えなかったこと】
母子家庭の子沢山。
長男な俺。
これだけで、だから1人でいたいと思う理由は十分だと思う。
兄弟の父親が何人も違う。
母親は、水商売以外働いた事がない。
これで、役満じゃないかと思う。
じっと耐え、長い事待った実家からオサラバ!
俺はやった!やり遂げた!
公立の高校の学費を自分で稼ぎながら卒業し、晴れて住み込みではあるが、家を出られた。
自動車の組み立て工場で働きながら金を貯める。
治安は良くないけれど、バイト代を母親や兄弟に盗まれなれてる俺は被害にあった事はない。
しかし、応募されてた条件とは随分違う気がする。
なんやかんやで金を払わなければならない。
田舎で金を使う店もないのに、貯まらない金。
二十歳になった。
ここにいても金にはならないと、一念発起して、ホストを目指す。
酒飲んで金もらう。くらいの知識しかなかったけれど、
遅刻しない。健康。って程度で採用された。
顔は母親に似てると思う女顔。父親の顔しらんからわからんけど。
で、ホストってのも寮に入るらしい。
しかもタコ部屋。
こりゃ勘弁。
早く金もらって、念願の一人暮らし!
ホストのイロハを叩き込まれた。
掃除や身なり。
何万円もするTシャツの存在を初めて知った。
アホじゃねーの?って思った。
店で出す酒も、びっくりな値段がある。丸の数数えるのが大変そうだ。
お客さんを姫と呼ぶ。
おばあちゃんでも、なんでも女性は姫らしい。
トンデモな世界だなと思ったが、母親に似たのは顔だけでもなかったようで、なんか指名?俺だけの姫が増えた。
姫が増えたら、金も増えた。
姫が増えたら、連絡したり、会ったりと時間がなくなった。
一年もしないで念願の一人暮らしができるようになった。
セキュリティ万全のマンション。
俺が思い描いてたのと全然違う豪華なマンション。
ブランド物も増えた。
もらったり、買ってもらったり。
携帯もたくさん持たされた。姫に。
姫直通。
姫直通がなったらすぐに折り返す。
寝てたなんて言い訳はできない。
他の姫といる時になっても、仕事の都合上仕方ないと断って折り返す。
そうすると姫は怒る。俺を自分だけのものとしたいらしい。無理だろ。
お客の整理は難しい。
いや、姫の整理。
姫の仕事はさまざまで、昼の仕事、夜の仕事。掛け持ちの仕事。
そんな姫が頑張って稼いだ金を俺に使ってくれてる。
一番儲かるのは店だけど。
今は金がある。自由でもある。
でもなんだか姫のために、店のために。
凄い窮屈な感じがする。
ちょっと休みが欲しくて、普通ならこんな事で休ませて貰えないんだけど、店に頼んで1週間休ませてもらった。
姫直通の電話は店に任せる。
他の姫達も店に任せる。
一台だけ新しいスマホを持って、一人旅。
スマホで写真を撮って店に送る。その写真は姫に送られたりする。
1人でいるようでそうでもない。
電車に乗れば乗客がいる。タクシーに乗れば運転手。
車の免許取っとけばよかったなと思う。
田舎の繁華街で小さなBARに入る。
お客はいないけど、BARの人がいる。
ホテルに泊まる。フロントに人がいる。
ここまで人を気にするようになるのは自分は変な病気なんじゃないかと思う。
田舎ばかりをハシゴして、1週間で店に戻る。
知った顔に安心する自分にびっくり。
姫達の反応はさまざま。
ずっと1人でいたいって思ってた。
1人じゃないイライラの旅だった。
この仕事は長く続けられないとも思う。
次の目標が定まった。
もう、1人でいたくないって思えるパートナーを探す事。
だから一人で、いたい
この前書いた小説じゃないけど、別にそんなに多くの友達なんていらない。
本読んでる時に話しかけられても迷惑なだけだし、本が1番面白い時に話しかけられたらほんとにイライラする。
だから一人でいたい。
でもみんなはそうじゃない。
誰かと一緒にトイレ行ったり、移動教室の時に誰かと一緒に行ったりする。
でもさ、それって必要ある?
別にトイレも移動も一人でできるじゃん。
何で友達と一緒に動かないといけないの?
ほんと不思議。
何で固まって動くの?
自分のしたいことを曲げてまで誰かと一緒にいる必要なくない?
でも多くの人と関わらないと小説のネタなんか思いつかないし。ずっと本読んでたら周りが見えない。
それだけ。たまに人と仲良くしないとって思う理由は。
前に普通に仲良い子Aちゃんから遠足の時一緒に弁当食べよう。
って弁当の前に言われた。
私は別に良かったからオッケーして一緒に食べた。
そして、Aちゃんと一緒に食べてるとBちゃん達が言ってきた。
B「Aちゃん、前に一緒に弁当一緒に食べようって言ったじゃん。なのになんで一緒に食べないの?行こうよ。」
A「え〜、Aちゃんとそんな約束したっけ?」
B「したやん。忘れたの?ほら、食べよう。」
A「え〜、してないもん。」
でもAちゃんはその約束を忘れていた。
BちゃんはAちゃんに怒るんじゃなくてまだ一緒に食べようと言っていた。
私は別にその場に一人ぼっちってわけでもないし、
Aちゃんに
私「Aちゃん。Bちゃん達と食べてきたら?」
私はそう言った。
なのにAちゃんはBちゃんの元へ行こうとはしなかった。
B「はやく、約束破るのAちゃん。」
A「知らないよ。約束してないもん。」
結局、AちゃんはBちゃん達と食べずに私と食べた。
Bちゃんは呆れて結局別の人と食べてた。
あーあ、めんどくさいなって思ったよ。
そして、私にはすごく不思議だ。
Bちゃんだって一緒に食べる人はいるんだよ?
なのになんでそんなAちゃんに執着するの?
別にBちゃんだって他に食べる人がいて別に一人じゃないのに。まあ、約束してたんならどうしても一緒に食べたかったんやろうね?
不思議でたまらない。
あなた達は人と何でも行動したい人達はさ?
弁当の約束とか自分が一人にならないためにわざわざ前の日から約束するんじゃないの?
一人になりたくなくないから約束するんじゃないの?
まあ、分かんない。
その子の気持ちは。
どうしてもBちゃんはAちゃんが良かったのかもしれない。
でも、よくない?別にあなたが一人な訳じゃないんだから。食べる人はいるんだから。
その出来事に対して私は
くそめんどくさいと思った。そんなに一人になりたくないの?
まあ、人それぞれだよね。
私は別に一人でも平気って思っててもBちゃんは嫌なんだよね。
別にそこは私の考えなんて押し付けられないし、その子と私の考え方は全く違うんだなーで終わるし。
ただ女ってめんどくさいなー。
それが私が常に日常の中で思うこと。
別に一人でもいいし。
後からわかった話。
AちゃんはBちゃんと前にちゃんと約束してたらしい。
まあ、Aちゃんが忘れてただけですね笑笑
Bちゃんが少しイラつきながら私に言ってきて、その話の真実を知った。
その真実はLINEの中の履歴でした。
あーあ、しょーもな。
心の底から思う。
冷たい海の記憶
ゆっくりとける意識
その感覚を知ってしまえば
孤高でいられるのだ
#だから、一人でいたい。
「だから、一人でいたい。」
あの人はあんなに裕福なのに。
あの人はあんなに可愛いのに。
あの人はあんなに上手く話せるのに。
あの人はあんなに上手くいっているのに。
隣の芝生は、私には青すぎて。
自分の価値をどうしても下げてしまうから。
一人でいたい。
その方が楽だから。
#22
小説を書くとき
例えそれがBLだろうとGLだろうと
家族や友人、知人に読まれても
困らない物語を描いている筈だ、とは思っている。
けれど、何だろう
羞恥心?
ほんの少〜しだけど
邪魔をする気持ちもあってね
"だから、一人でいたい"
そんな風に贅沢な時間を欲してしまう。
構想を練る時だけだよ?
珈琲と一人を、楽しませて下さい。笑
-TODAY STORY-
"きみを、独り占めしたい"
本当の気持ちを表に出したら、嫌われる
"だから、一人でいたい"
本当の気持ちを裏返しにして、逃げている
彼女たちと遊ぶのは楽しい
色んな事を提案して、楽しませてくれる
「次は...あれとかどう?」
「あ!!これとか面白そう!行ってみよ!」
「あれ、面白いって噂だよ!」
何時も私は、
『いいね、』『いいよ、行ってみよ』『そうなんだ』
自分の意見は言えてない
"本当は面白いと感じれてない"
彼女たちの居ない時、一人の時にそう思う
私は昔から集団行動が苦手
だって、周りに合わせなきゃって考えちゃうから
自分でもわかってる、私は少数派の人間
だからこそ集団行動が苦手
私は前にその事を彼女に相談した
彼女は、
「え?!!それなら今から慣れていけばいいって!!」
そう言って私を毎日毎日飽きもせずに、
私含め八人くらいの人数で遊んだ
彼女以外の子達も初めは楽しそうだった
が、次第に笑顔が引きっていった
結局私は集団行動に慣れないままだった
私の為にしてくれてるのだから、言い難い
はぁ、やっぱり一人はいいな
何も喋らず、只只一人で考え事をしていても
気にもされず、無理に聞かれもされない
.....騒がしい足音、きっと彼女たちだ
もう関わんないでよ、面倒くさい
一人で居たいって言うのに
お題〚だから、一人でいたい〛
私のそばによらないで。私の病がうつってしまう
この治せない病が。
もう私は手遅れだけど、せめてあなたには生きてほしい
だからお願い。私から離れて、あなたは逃げて
これは、本当はうつることのない病だけど、
今際の際であなたを見るのは、この世への未練を思い出させてしまう
自分が死ぬ運命なのが、悔やまれてしょうがなくなってしまうから
やっぱり最期は、一人でいたい
さようならって、私に言わせないで
友達でおしゃべりする時、話についていけないと話を合わせるのが大変だ。作り笑いをし、わかったように話をする。周りに嘘をついて、自分に嘘をついて、本当の自分を隠して話す。これは良いことだろうか、本来の自分を隠してまで友達といる必要があるのだろうか、いや違う。だから私は1人でいた方が楽だ。
だから、一人でいたい。
葛葉「俺は昔からとても病弱だった、急に倒れては家族に心配をかけ、友達にもお見舞いにわざわざ病院まで来てもらっていた。申し訳ないなと思いながらも意外と楽しくやっていた。そんな中父の会社が倒産し、叩かれ、ついに父は自殺をしてしまった。そこから母は変わってしまった。ギャンブルや酒、煙草、男にどっぷり浸かってしまった。辞めてくれと頭を下げてもあんたら私の人生が崩壊した気持ちが分かんのか?もう終わりなんだよ!後戻りなんかできねぇんだよ!と、兄が必死にバイトをして俺の飯や学校にあててくれてるのを知った時なんて子育てしたときの恩だと思って私に全部送れと、金を奪い取った。そんな苦しい中俺は倒れた。兄は心配し、俺を病院に連れてってくれた、結構な入院費料だった。あるとき母が病院に来たと思ったら、お前が居るだけで金が消えてく兄も苦しんでいる、邪魔だ死ねと暴れた。兄は必死に止め、大丈夫邪魔なんて思ってないと言ってくれたが俺の心には母の言葉が深く刺さり抜けやしなかった。その日病院をぬけ出し近くの手入れされてない森で首つり自殺をした。俺は行方不明扱いになった。ずっと探してくれていた兄もいつしか諦め俺を探さなくなった。それでも今も懸命に俺を探してくれているやつがいる、お見舞いに毎日来てくれた、親友であり相棒でありライバルの叶だ。」
叶「葛葉~、おい!返事しろよ…
お前が居なくなってから1ヶ月経ったよ、お前が居ないと日々が楽しくないよ…出てこいよ」
葛葉「ごめんな叶、俺、もう死んでんだ。でもそれを言おうとは思わない何故なら俺が死んだと知ったらお前は俺を追いかけ、死ぬからだ。お前をよく知ってるから分かる。俺は死んで欲しくないよ…叶ぇ…。」
葛葉「だから」
葛葉「だから、俺は一人でいたい」
ひとの悪意、ひとの敵意。
私はひとより繊細で敏感なんだよ。
賑やかなのも、話すのも好き。
好きだけど、それだけ体力をつかうんだよ。
だから、疲れたの。
なんでわかってくれないの。
…またひとを傷付けちゃった。
だから、一人でいたいのに。
お題 : だから、一人でいたい。#21
お題 「だから、1人でいたい」
まだ20代なのに、年を取れば取るほど人とあまりかかわりたくないと思ってしまう。
だって、
私は、自分のこと美人だと思ってるのに、そのことを気を使って言えない。
私は、太れない体質だけど、褒められるたびにそんなこと口が裂けても言えない。
私は、スタイルがとてもいいけれどストレッチも何もしてないから天性の物。
私は、SNSや承認欲求ほどめんどくさくて自分に不向きなものはないと思ってる。自分で自分を承認してるから。
ポジティブなことが自慢に聞こえるものばかりで言えたものではない。
ネガティブなことは共感の声が上がるのに、ポジティブだと叩かれるような気がする。ナルシストだと言われてる気がする。
ポジティブな悩み、これを理解してくれる人は中々いないのではないか。
だから、1人でいたい。
「体調大丈夫?あ、これ。クラスのみんなから」
先生の手にはクラスメイトからの一言が書かれた色紙が。
早く元気になってね。学校で遊ぼう。
「みんな、貴方が来るのを待ってるわ」
「ゆっくりでいいから。学校に来てみて欲しいの」
『……はあ……』
「それじゃあ、先生帰るから。頑張ってね」
『……さよなら』
ガチャンッ
『……何が頑張ってだ。こんな物、あるだけ無駄なのに』
早く元気になってね? 誰のせいで。
学校で遊ぼう? それが嫌だから家にいるんだ。
ゆっくりでいい? なんで学校に行く前提なんだよ。
来てみて欲しい? 僕の意志も尊重出来ないのか。
頑張って? 僕なりに頑張ったんだよ。
『…やっぱ、自分の気持ちは自分にしか伝わらない』
ーだから、一人でいたい。ー
"だから、1人でいたい"
俺はずっと1人だった。あの時から5年間、ずっと1人で生きてきた。だから1人でいる事に慣れていて、1人で過ごすのが当たり前で、俺は1人でいなきゃダメだ、と自分に呪いのような言葉をかけていた。
アイツらと共闘するようになって、戦闘以外でも顔を合わせる様になって、もうどの位経ったのだろう。1人では出来ない事が出来る様になって、1人では分からなかった事も分かる様になって、1人では得られなかったものが得られる様になっていって、"1人じゃないのは心強い"と普通なら思う。けど俺はそれよりも、1人だった時は簡単に出来た事が出来なくなったり、1人だった時はすぐに動けたのに動けなくなったりと、ずっと1人だったのが急に1人じゃなくなった事の弊害の方が俺にはとてつもなく大きく辛いものに感じた。
それに1人の時なら悩まなかった事も1人じゃなくなったらモヤモヤとずっと迷って悩む事が、共に過ごす相手が増えるほどに多くなってきて、胸の奥がモヤモヤするのがほぼ毎日になってきて、辛い。
今までなら悩まなくて良かった事も悩むようになって更に辛い。"1人では見られない景色"もあるが、"1人でなきゃ見られない景色"も同時に存在する。"1人では出来ない事"も、"1人でなきゃ出来ない事"もある。俺は今まで"1人でなきゃ見られない景色"と"1人でなきゃ出来ない事"、そんな道を選んで進んできた。だから、"1人ではなくなった"のが俺にとってはどんな苦行よりも辛かった。
それに、俺は昔から誰かといると感情を声にできず飲み込んで溜め込むクセがあるから、自分の思いを言葉に出来ない場面が増えて、夜1人になって酷く悩んで眠るのがしんどい事もある。
1人じゃないのはいい事かもしれない、けれど俺には1人の方が気が楽で、1人の方が辛い思いをせずに済む。それに1人ではないと周りが、華やぎに馴染めない俺の心を無視して輝かしい明日を推奨してくる。それがとてつもなく辛くて苦しくて、痛い。
俺は今でも充分だし、生きる事になんの支障もない。だから何もいらない、俺に何もくれるな、俺に辛い思いをさせるな、俺をこれ以上苦しめないで。
せめて俺を、また1人にして。1人がいい…。1人で、いさせて…。
午前2時。
深夜特有の空虚感と孤独感を、薬とアルコールでやり過ごす。
静まり返った部屋でただひとり、自分だけがこの世界に存在しているのではないか…という気にさえなる。
5分毎にSNSをチェックしてはいいね!が付いていないかどうか確認した。
何でもいい、誰でもいい、誰かに認めて欲しかった。
この世に居てよいのだと、目を見て言って欲しかった。
私はビールを1口あおると、エアコンの温度を2度上げた。流石にこの時間に、室温18度は涼しすぎる。
明日…いや今日も猛暑日になるらしい。
あと2時間もすれば、外が明るくなる。また新しい1日が始まる。
思わず溜息が出る。ただでさえ精神不安定なのに、連日のこの猛暑で自律神経がヤられてしまい安定剤が手放せないからだ。
いや、暑さだけではない。今の自分を取り巻く環境が、宜しくないのだ。自分には長所も誇れるところも、何も無い。ただ息をしているだけの、肉塊に思えてならなかった。
何故生きている…?
何故薬を飲んでまで生きねばならない…?
そもそも生きることに意味はあるのか…?
考え始めると、止まらない。涙も、止まらない。
こんな醜態を誰かに見せることも、誰かに助けを求めることも、出来ない。
面倒臭く扱いにくい奴だと思われるに違いないからだ。
だから私は、ひとりでいたい。
いつか心の拠り所はほしいけれど、今はひとりでいい。
ー誰か私を、見付けて。暗闇から助け出して。
そんな言葉を飲み込み、私はそっと目をつぶった。
そうなのね
だから、ひとりでいたいのね
私はね
ひとりも好きだし
どんな人といても
気にならないの
だってね
この世界はすべて
自分がつくり出してると
わかってるから
〜だから、一人でいたい〜
一人でいても
みんなでいても
この世界は
君が創り出している世界
この瞬間の君の感情
それは君がこの星で
体験したいと思っている感情
その感情を体験するために
君の周り
ドーム型のスクリーンに
現実として映し出している
怒りを体験したければ
君が怒りを覚えるような
出来事や相手が
スクリーンに映し出される
そして君は怒るという体験を
あたかも現実であるかのように
体感できる
だから、一人でいたい。
って言ってたの。
彼はそうやって僕から離れていったの。
僕は一人でいたいけど、
1人でいたくないの。
だからお願い。
僕の純美が壊れるまででいいから、
手を離さないで。