『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
テレビニュースで連日報道されている事件を見て、あなたが光のある方へ進めたのだと思った。 ゆっくりと一歩ずつでも、進めていて、よかった。あなたが姿を消してから、ずっとあなたのことだけを考えていた。ご飯は喉を通らないし、微かな物音でさえもあなたかもしれないと目を覚ましてしまう。ぐるぐると脳裏を駆け巡るあなたの顔は、いつだってつらそうだった。
幸せになれないあなたに、幸せになってほしいと思っているわけではない。あなたは幸せになってはいけないから。それだけは紛れもない事実だ。でも、不幸でいるべきではない。不幸でいてほしくはなかった。己を責め続けてほしくなかった。
私はあなたのように"自分"を貫けない。強い意志なんてない。呪われてもいない。でもあなたと出会って、私にもやり遂げたい信念が生まれた。
たとえ間違いだったとしても、私だけはあなたを肯定し続けること。
あなたの行為に善悪なんてつけられない。その行動で救われた人間は居るのだから。でも反対に失われた命もある。誰かが救われる裏には誰かが犠牲になっている。
そういう風に出来てしまっているこの世界の仕組みが理不尽なのだ。それでもあなたに出来る最良の選択をしているし、何も間違えてはいないと私だけは声を上げ続けたい。それがあなたのなかのほんのひとつだけでも、救っていたらいいなって、思うんだ。
たとえ間違いだったとしてもそんなこと気にしてられない。人生それだけでは無いから。 【たとえ間違いだったとしても】
たとえ間違いだったとしても、一度始めたからにはなかなかあとには引けない。そんなときやめる勇気があればと思う。
たとえ間違いだったとしても
最近自分の人生を振り返る。
あの時ああしていれば、
この時ああしていれば、と考える。
しかし、そういう時は自分の信念で判断する。
だから、今現在も同じことをするだろう。
他人からすれば、間違いであったかもしれない。
しかし、自分の信念に基づいた判断だから。
たとえ間違いだったとしても、
甘んじて受け入れる自分がいるだけだ。
それ以外何もない。
後悔もしていない。
たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても、私はあなたを…
私は、殺し屋だ。だから、任された仕事はちゃんとやるし、仕事に情を持ち込まないようにしている。
だがある日頼まれた仕事の内容を見たとき息を呑んだ。
その紙には、私の父の写真。そして…概要には、闇金から三億の借金。返金見込みなし。ただそれだけしか書かれていなかったが、たとえ間違いだったとしても、私は殺さなければならなかった。。"たった一人の父"を。
仕事当日
私は書かれている住所、時刻を正確に守り現場にいた。父が来るまで時間があったので、昔のことを思い出していた。
私が幼いときに父と母は離婚し、父はギャンブルに依存してしまった。だが、優しい父はずっと変わらなかった。私が、就活に困っていると今の職場の社長が拾ってくれて父には大手会社に勤務することになったと嘘をつき報告したとき、私以上に喜んでくれた。その時の笑顔は今でも忘れない。なのに、どうして?どうして。こんなことになってしまったのか…
そんなことを考えていたら、ターゲットが来た。
私は、バレないように銃を構える。カチャ…バンッ
心臓より少しずらして撃ってしまった。それは多分、父の事が好きだから。一発で仕留めれなかったのだ。父が前の方に倒れる。父の持っていた荷物と白い箱が落ちる。なんだろう、と思い近寄り箱の中を見ると…ぐちゃぐちゃになったバースデーケーキが入っていた。そこには"お誕生日おめでとう…"という言葉と共に私の名前も書いてあった。目が、ぼやけてきた。すると父が死にかけの声で
「…お誕…生日…お…めでとう〇〇」と。死にかけで現実と夢が混在している中、ずっと私の事を思っていてくれたのだ。目から温かいものが伝う。私は、はにかみながら
「お父さん…誕生日、明日だよ?」と呟いた。
[たとえ間違いだったとしても]
とある日、私は散歩の途中で倒れている人を見つけた。そこで私は慌ててその人に駆け寄り助けを呼んだ。その後、その人は無事一命をとりとめたのだが、
数日後テレビでニュースを観た。
それは、この前私が助けた人が犯罪を犯して捕まったというニュースだった。
私はそれを見たとき、少し自分を責めた。
あのとき私があの人を助けてしまったから何の関係もない人が死んでしまったんだ…と
最初は本当にショックだった。
でもあの時、その人を助けたことは後悔してない だってその人にも大切な家族がいるからね
また同じような状況に出くわしてもやっぱり私は困ってる人を見捨てることはできない。
また会えたら。
遠距離中の彼女が、受験シーズンに入って、連絡が上手く取れなくなってしまった時期だったな。
何も通知に来てない所に、1つのメールが届いた。
[お前の彼女、交通事故で亡くなったってよ。]
本当は、嘘だと思い込みたかった。
これは現実なんかじゃないって。
でも、これは現実に起こってしまったことだった。
「幸せにしてあげたかったなぁ…」
俺の大好きな人だった。
だけど俺は、俺の勝手な都合だけで彼女を振り回してた。
ずっと悲しみに暮れてた日々、そんな時にとある転校生が来た。
「(そういえば、彼女は俺の学校に来たがってたなぁ…。それも懐かしいや。)ぇ…」
…いや、絶対に違う。
美しい髪の毛、腰ぐらいまであるだろう。
そして、美しい顔。小柄だが、白くて細い体。
"彼女"な訳無いよな…。
見た目も声もそっくりだけど、流石に輪廻転生とかあり得るわけ無いしな、うん多分違う…。
「…ゆーくん。」
そう呼ばれると俺の頭には彼女の姿がよぎる。
「お前は…」
「お久しぶりだね、ゆーくん。覚えてる?私の事、…覚えてなかったら悲しいけど。」
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変なところで区切って申し訳ございません。
今日の話は今日学校の授業中に思いついた話です。
まぁあの、出来たら連載とかしてみたいなーって思ってたり思ってなかったり。
両親や担任に反対されたって、
例え私の選択が間違いだったとしたって、
私が選んだ道だもん。絶対後悔なんてしない。
たとえ間違いだったとしても
思えば俺は間違いばかり犯してきたのかもしれない。
今更、人を殺すことにすら後悔を覚えないが。
あの時の後悔は忘れることもない。
だから、最後にはいつも覚悟を決めていなければならない。
この茶番劇にも、最後があることを忘れてはならない。
俺の全ての選択は間違っていた。
俺が産まれてくる場所を間違っていた。
でも、たとえ間違いだったとしても。
この人生の最後には、後悔がなかったらいい。
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自創作 赤い祝日 より
間違えた人 ギル
『たとえ間違いだったとしても』
「たとえ間違いだったとしても、僕はこれが良い」
僕はきっぱりと言いきった。
きっと何年たっても後から後悔することはないと、僕は確信している。
貴方はそんな僕に困惑していながらも、微笑んでくれた。
「ありがとう」
「そんなの、こちらこそだよ」
貴方の左手薬指で誇らしげに輝く、僕の渡した指輪。
貴方が僕の左手薬指にくれた指輪を見る。
相変わらず、第一関節までしか入らずに、そこで輝いていた。
「もともと僕はあまり指輪をしないからね」
「そうだね」
「チェーンか何かでネックレスにでもするよ」
内側に彫られている、僕と貴方のイニシャル。
貴方がたくさん悩んで、僕に似合うと選んでくれたデザイン。
そんなの、世界でたった一つこれしかない。
だから僕はこれがいい。
「じゃあそのチェーンもプレゼントするね」
「うん、楽しみにしてるよ」
些細な約束。
でもきっと果たされることはないことを、お互い心の何処かではわかっていた。
「そのためにもはやく病気治さないとね」
「うん、そうだね」
医者には余命三ヶ月だと言われた。
本人にも告知している。
だけどお互い、それからその事には触れていない。
貴方は一度だけ僕と別れようとしたけれど、僕はそんな貴方に指輪を贈った。
死が二人を分かつまで一緒にいる、言外にそう伝えたかった。
「ごめん、ちょっと疲れちゃったから眠るね」
「うん、おやすみなさい」
そう言って貴方は病院の硬いベッドに横になる。
まもなく寝息が聞こえてきた。
穏やかに眠れていることに安心し、僕はそっと呟いた。
「たとえ世間がどんなに間違いだって言ったって、僕はずっと一緒にいるよ、兄さん」
#たとえ間違いだったとしても
私は雑巾を食べ続ける。
もう 戻れない
あなたに
出会ってしまった
たとえ間違いだったとしても
出会わなかったことには
できない
好きなの
大好きなの
「たとえ間違いだったとしても」
なるべく後悔しないように、このまま進みたい
自分の言動が正しいと思えるのは、間違いの手本を見たことがあるから。
けど、その間違いを間違いと認識して言動するのは本当に正しいことなのだろうか。
『たとえ間違いだったとしても』
大丈夫、大丈夫だ。
たとえ間違いだったとしても
後ろを振り返るわけには行かない。
君のその姿が気に入ったんだ。
膝が震えてなんかないさ。
冷や汗?
まさか。気のせいじゃないかな。
それに、やっぱりいいですなんて
今更言えるはずもないだろう?
ぜひともお迎えするよ。
笑顔の店員に愛想を返しつつ
お財布からカードを出す。
5,000円と表示されたボールペンを見ながら。
「某雑貨屋にて」
⊕たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても
生まれてきてよかったって
あなたのおかげで、思えたんです。
たとえ間違えたとしても
たとえその時間違っていたとしても、あのときの決断は
正しかったと今思う。
この世は、何が正解で何が不正解か分からない。
そもそも、最適解なんて無いのかもしれない。
スマホもPCも人間が作ったものだ。文字だって、言葉だって人間から始まったものだ。
こんな、人間が作ったものごときで、争いが起きたり、自ら命を絶ったりするのが、私にはとても滑稽に思える。
そんな事の一歩手前を経験してきたからだ。
人間は、死ぬ為に産まれてくる。いつ死のうが、パンデミックが起こらない限り、人間の繁殖は止まらない。
結局は、死が目的なのだ。
だが、折角『地球』と言う世界の『人間』と云うものに産まれてきたのだから、今魂を飛ばすのも勿体ないだろう。
もしかしたら、正義のヒーローになるかもしれない。
世界に君の存在が認められるかもしれない。
新たな命を繋ぐ一人の人間になるかもしれない。
知らずに人を救っているただの人間になるかもしれない。
人生何が起こるか分からない。だから、私は生きてみようと思う。
たとえ間違いだったとしても
テーマ︰たとえ間違いだったとしても
私は何を間違えたのでしょうか
生まれたこと?
生きたこと?
それとも、愛されたいと願ったことでしょうか?
私は底にいます
暗闇の中、一つの明かりもなく
どうやったらここを抜け出せるでしょうか
抜け出そうとすることが間違い?
もう私にはわかりません
だから
この選択が
この行動が
この言葉が
この文字が
この光が
誰かを傷つけても
誰かを助けても
私は信じてみたい
たとえ間違いだったとしても
2024年4月22日
私を見つけてくれてありがとう
意味なんてなかった
理由なんてなかった
失敗の先にあるのは成功なんかじゃなかった
あるのは言い訳と虚無感だけだった
たとえ全てが間違いだったとしても
私はこの虚像にしがみつくしかなかった
夢を焚いたあとの灰を貪るように集めて
這いつくばって生きていく
握れないあなたの手を叩いて