たとえ間違いだったとしても』の作文集

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たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/23/2023, 3:55:59 AM

たとえ間違いだったとしても


朝のエレベーターの中で絡め取られた指先。
じりじりと逃げようとする細い指。
優しいのに、解けない小指。
重ねられた唇。

それらがたとえ間違いだったとしても
この気持ちは間違いじゃない
あなたへの想いは、誰にも否定させやしない。
私だけのもの。

4/23/2023, 3:53:04 AM

貴方は薬を飲んでますか?

風邪薬、胃薬、頭痛薬、など……
たくさんの薬があります。

ある時
『死にたい薬』をもらった少年がいました。

その子は実際死にたがっていたため
内心疑い半分と喜びでいっぱいでした。

毎日1回飲む事がルールで、少年はそれを必ず飲んだ。

薬の中には文字が入ってた

『死にたい』と。

薬を1粒飲んだ
段々と体は弱くなり
深い眠りへと変わっていった。

また、今日という日がやってきて
また、薬を飲んで
また、布団の中に入った。

そんな日々が続いた。

続いて……ついに『その日』がやってきた。

少年は最後の1粒が喉を通る……。

その瞬間、嗚咽が走った
彼はそのまま、亡くなった。

最後はゆっくり死ねると思った
でも、苦しく死んだ。

彼の口から出てきたのは

『生きたい』という

文字だけが残ってた。

4/23/2023, 3:46:53 AM

たとえ間違いだったとしても

失敗を恐れず生きる人はとても

キラキラしていて僕は好きだ

でも、僕は違う

失敗を恐れてしまう

怖くなてしまう

だから、僕はこんな自分が嫌いだ

でも、きっと生きていたら楽しい事

苦しい事、悲しい事たくさんあると思うんだ

だったらそう考えると

失敗を恐れて、何もしないよりはきっと

間違えだったとしてもきっと何かをすれば変わる

後悔が少なくなるはず、きっと生きてることが

とても楽しくなるはず、そう僕は信じてる

4/23/2023, 3:37:59 AM

僕はこの道を歩みたい
母が託してくれた夢だから
僕がその夢を紡ぐんだ
誰に何を言われても構わない
決めるのは僕だ皆じゃない

でも残念だ
この道を歩む姿をちゃんとみて貰えないなんて
でも大丈夫 やってみせるよ

母さん、僕の事見ててね

"たとえ間違いだったとしても"

4/23/2023, 3:36:11 AM

※これは乙女ゲーム、「イケメン戦国」の秀吉さんの夢小説です
※夢主の名前は〇〇です。ぜひ、自分の名前に置き換えて考えてみてください。
※執筆途中

たとえ、この選択が間違えだったとしても。

‥‥私は行く。


早朝、〇〇が連れ去られました、と家臣が青ざめた様子で馬で駆けつけてきた。
ことの経緯を聞くと、あいつは自分から行ったそうだ。皆を守るために。

4/23/2023, 3:30:57 AM

──……きて、おきてパパぁ。
愛娘の声がする。眼を開けるとお腹の上に頭を載せた娘が笑っていた。
──あ、おきたぁ! ママぁ、パパおきたぁ〜!
嬉しそうにぴょんぴょんと跳ねまわる娘に、男はくすりと笑みが溢れる。ブロンド色の癖毛をくしゃりと撫でてやるといひひっと笑い手に擦り寄って来た。
娘と共にリビングへ行くと、朝食の良い匂いが漂ってきた。
──おはよう、あなた。小さな愛し子(リトル)、お役目ご苦労様。
妻は微笑み娘をひと撫でし、夫である男の頬にキスをした。
朝食は男の好きな具沢山のポトフと硬めのパンだった。木の温かみのあるリビング、朝の日が差し込む中、3人は食卓を囲んだ。男は思った───これは夢だ。

夢から覚めるとそこは屋根や壁が崩れた小屋であった。
夜明け寸前の淡い桃色と藍色の空には厚めの雲が四散している。昨晩は雨が降っていた。
奴隷市と呼ばれる地獄(ばしょ)から死に物狂いで逃げてきた。強制労働、人身売買、人体実験、臓器売買、そこで売られたものに人権はない。
「ふぅぅぅぅ────」
男は息を吐いた。季節は冷たい空気を残す春前。逃げる途中で盗んだ薄手のジャケットを着ているとはいえ、雨に濡れた衣服は少しずつ体力を奪っていく。濡れているのは衣服だけではなかった。頬に伝う雫はいつ止まるのかと男は眼を閉じた。

これは悪夢だ──男は思った。
眼に映る惨劇を前に男は動けずただ呆然としていた。鮮血が飛び散る床に横たわる2つの亡骸。一人は成人した女性、もう一人はまだ幼い女児。
「あ──あぁ」
遠くで獣のような声がする。喉が締まり痛むのは何故だ。眼から流れる液体は何だ。手の中にいる亡骸は誰だ────男は妻と娘だった亡骸を抱え慟哭した。
気づけば辺りは暗闇に落ちていた。よたよたともたつく足取りで男はシャベルを探す。妻が好きなスミレの群生地に2人を埋葬した。ここではまともな葬儀は望めない。
「俺もすぐにそっちに行くからなぁ」
男は言い残し、埋葬地を後にした。

男は再び眼を開けた。どうやら凍死を免れたらしい。
ここはスラム街の外れにある山奥。人狼や魔女、鬼の噂のある場所だった。
──いっそう、人狼や鬼に喰われて死んでしまいたい。
その思いだけで険しい山に登った。それでも男は生きている。あくまで噂は噂。
「ははっ───」
男は情けない己を自嘲した。
2人を埋葬した後、男は自暴自棄になり街をさまよっていた。街もまた悲惨なあり様である。善社会(ヒーロー)と呼ばれる者たちはどこにもいない。男が覚えていたのはそこまでであった。その後何があったのかわからない。気づいたときには奴隷市につれて来られていた。手の甲や腕には暴れたのか傷ができていた。ジクジクと痛むたび血が垂れていた。
家畜同然で檻に入れられた男がそこで見聞きしたのは善社会(ヒーロー)の裏の顔であった。
名は──アキレギア。表の顔は反社会(ヴィラン)と戦う英雄。裏では人権を奪い人身売買、臓器売買、売春で荒稼ぎする善人の皮を被った糞野郎だった。

生きているのなら──男は腹の奥から沸き立つような衝動に決心するように立ち上がった。

時は経ち────惨劇から2年が過ぎた。
復興は善社会(ヒーロー)たちと国が力を合わせ刻々と進んでいた。
あの日、現場に急行できなかった善社会(ヒーロー)たちはカメラの前で頭を下げていた。形だけの謝罪と本心ではない言葉の羅列を並べていた。
男は着々と決行の日を伺っていた。奴隷市で聞いた言葉を胸に最初のターゲットをアキレギアに決めた。
あの男を野放しにはできない。かと言って前線で戦う善社会(ヒーロー)に腕っ節が叶うわけではないので裏で動いてもらうことにした。金を詰めばいくらでも話に乗る者は多い。

レストランで食事を取りながら男は店内にあるテレビを見ていた。そこにはアキレギアが映っていた。
──今日の勝利は市民の方々の協力もありスムーズに反社会(ヴィラン)を確保することができました! 我々が戦えるのは皆様のおかげです。ありがとうございました!
猫をかぶり市民を欺く男(アキレギア)に男は静かな怒りを抱いていた。
テーブルにチップと紙を起き、レストランを後にする。
決行は今夜だ。


男は指示のあった場所へと訪れていた。スラム街から車で1時間ほど走らせた所にある廃墟となった研究施設だ。元は動物を使った実験が行われていた場所でもある。
重い扉を開け荒れた廊下を進み、階段で地下へと降りていく。手付かずのためややホコリとカビの臭いが充満していた。
地下は実験が行われていた痕跡が至るとこにあった。奥に進み自動ドアを手動で開けて入る。
そこにはアキレギアがいた。やや興奮した様子でガラス張りの小部屋に囚われていた。
「ここから出せェ! こんなことしてただで済むと思うなよォ!」
アキレギアは声を荒げガラスを叩く。前線で戦うのも頷けるほどのガタイのいい体。腕や脚も太く背も180はあるだろう。だが今は善社会(ヒーロー)という面影はなく、ボクサーパンツ1枚でそこに捕まっていた。
「……こんなに上手く行くとは思ってもいなかった」
「あぁ?」
男の言葉にアキレギアは顔を顰めた。
「はじめまして、善社会(ヒーロー)のアキレギア」
男は腰を下ろししゃがんで言った。
「誰だてめェ! どうでもいいから出しやがれくそったれェ!!」
アキレギアの怒号が飛ぶ。ガンガンとガラスを割るように叩く。冷ややかな目をした男はそれを眺めているだけで何も言わなかった。
「ちっくしょー、あの女(アマ)美人局かよォ。覚悟してろよォ、ぜってぇ娼婦に落としてやる!」
善社会(ヒーロー)としてあるまじきな言葉を吐き散らしアキレギア暴れていた。
「今のお前を見たら市民は何と言うんだろうな?」
その言葉にアキレギアは動きを止め男を睨みつけた。
男は続けて───
「お前がしてきたことは全て調査済みだ。お前が奴隷市で金稼ぎしていること、約2年前にあった街が襲われた事件も────全て知っている」
「だから何だァ?! てめェに何が関係があるんだァ? あぁ?」
アキレギアは今一度語気を強めた。
「妻子を、あの事件で殺された。その後どに連れて行かれた俺はお前の所業を知った。ただそれだけだ」
アキレギアは呵々と嗤った。
「そうか、そうか、死んじまったかァ! それでてめェはオレに復讐しようとしてるわけかァ!! 悪かったなァ救えなくってよォ」
手を叩き、それは愉しそうに言うアキレギアに男の眉が顰む。
「そうやって嗤って入ればいいさ。失ったものは戻らない。善社会(ヒーロー)くせに何もわかっていないんだな、お前」
男は小部屋の横にある装置を弄り作動させる。轟々と機械が動き出す。
「な、何をした! おい、おい! ここから出せェ!」
焦りだしたアキレギアはいっそう強くガラスを叩き出した。
「………この糞反社会(ヴィラン)」
ボソっとアキレギアが呟く。小部屋内の空気が変わったのか、
げほ、げほ咳き込みながら荒い息をしながら男を睨みつけていた。
アキレギアの息遣いに混じるようにははっと冷笑に似た嗤いがこぼれる。
「いいや、俺は反社会(ヴィラン)じゃない」
「……てめェみたいなっ、やつを反社会(ヴィラン)と呼ばずに……なんと言うんだァ!」
ゼェゼェと肩で息をしているアキレギアを横目に男は背を向けた。
「俺に反社会(ヴィラン)のような度胸はない。大層な思想も支配欲もない。ただ俺は俺の目的のためにやっているだけだ」
「馬鹿馬鹿しい……」
アキレギアは鼻で嗤った。
「お前には言われたくないよ」
男はアキレギアを見て嗤った。
「てめェは……反社会(ヴィラン)……だ。オレ(ヒーロー)たちの、敵だ」
げほ、げほと咳込み喉からヒューヒューと喘鳴する。アキレギアの体に徐々に毒ガスが回っていた。
「お前の口からまだその言葉が聞けてよかった」
息が漏れるように嗤い、男はアキレギアに背を向け地下施設を出た。


翌朝──テレビはアキレギアの死亡報道ではなく、アキレギアの不祥事で持ちきりであった。
市民は当然激昂し、善社会(ヒーロー)団体に批判殺到してしまった。一部の地域では暴動が起き、首が回らない事態に陥った。

あの後───アキレギアは男の通報により仲間に助けられ、一命を取り留めた。
男にとって目的は“殺人”ではない。悪行を働く者の厚生でもない。目的は──。

男は今日も変わらずスラム街のレストランに入ろうとしていた。
「よお、お前さん。上手く行って良かったなぁ〜」
薄汚れた面立ちで歯の抜けた中年が声をかけてきた。この男は──情報屋だ。男の計画にいち早く乗った人間だった。
「あぁ、お陰様で。どうです? メシでも奢りますよ」
「ひひっ、悪いねぇ〜。お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
禿げた頭を掻きむしりながら情報屋は嬉しそうに笑った。

「お前さん、これからどうするつもりだ?」
席に座ると同時に情報屋は聞いてきた。続けて──
「あの男だけじゃないだろう? お前さんは何のためにあんなことをした?」
「単純に復讐心だけですよ」
「本当に──?」
「えぇ、本当に──」
他愛もない会話をしていると注文したメシが運ばれてきた。
男の前にハンバーグランチ、情報屋の前にオムライスが運ばれてきた。
食べすすめながら男は口を開いた。
「──わかっているんですよ。俺がしていることが間違っていることぐらい。それでも失ったものは戻らない、どうしたって」
男はハンバーグを一口頬張り嚥下する。
「たとえ間違いだったとしても俺はこの生き方を変えることはできない───戦場にいた頃と何も変わらないんですよ」
男は左足を撫でた。無機質な硬い感触──義足であった。
「復讐心だけでは心が癒えることはないぞ」いたずらっぽく、声に真剣さを残しながら情報屋は言った。
「──知っていますよ」



男が2人のも元にやってきたのは情報屋と別れてすぐのことだった。スラム街からかなり離れた所に群生しているスミレの中を足取り確かに進んだ。
大きな木の下、スミレが一番綺麗に咲く場所の近くに妻と娘が眠る。
小さな花束と、複数味の入ったドロップス缶をを供えた。
2人の側に座り男は語りかける。幸せだったときにしていたような他愛のない話を。

「ごめんな……。もう少し俺は生きていないといけないらしい。こんなことしているってバレたらお前たちに叱られてしまうな。それでも俺はお前たちを殺したやつを許さない」

たとえ間違いだったとしても俺は俺のためにやり遂げる。


───そう俺は“復讐者”(ヒール)

【Heel】

4/23/2023, 3:28:29 AM

[それが間違いだったとしても]


たとえまちがいだったとしても、まちがいだということがわかるために、まちがいをすることは、まちがいじゃないし、まちがいない。

4/23/2023, 3:21:49 AM

楽しく過ごせればたとえ間違いがあつても、気にしない。

4/23/2023, 2:59:59 AM

この高揚が
この切なさが
この痛みが
たとえ間違いだったとしても
こんなにも大切に抱いていたいのだから
正しくなくても構わない

(たとえ間違いだったとしても)

4/23/2023, 2:56:00 AM

/たとえ間違いだったとしても



うたた寝に
夢を見た
お告げのようにも思えたが

私なぞの身に
そんなことが起きるだろうか

空は曇りだが
雲は薄墨と白によく光り
私らしい空だった

あれはお告げなのかもしれない
私は
よんぶんのさんくらい、信じることにした

4/23/2023, 2:52:13 AM

たとえ間違いだったとしても



その選択が間違いかもしれないって

悩んでいますか?


たとえ間違いだったとしても

自分の気持ちを抑えること できないでしょ


誰かが それを 止めようとしても

自分でも それが 良くない未来につながっていると

わかっていても 止める事なんてできないこと

誰にだってがあります



痛くて 辛くて 泣いたり 叫んだり 

するかもしれない


その道が苦しくて 苦しくて
 
頭を掻きむしって 家の中の物をなげとばしたり

錯乱したりするかもしれない



でも 選んだことり後悔することはないよ 

絶対に


だから 間違いだったとしても

自分の思う通り進んでみても

いいと思います

4/23/2023, 2:51:03 AM

強烈に引き寄せられ
魅せられて
どんなことよりも夢中になった

やめなさいと言われて
やめれるものではない

どうしても手に入れたいと
心が叫ぶ

遠回りになるのだろうか
しあわせを掴むための一欠片

知ってしまった
自分の中に住んでいた黒い獣

未来のことはあとから考えよう
この獣に従って進むと決めた
この道がたとえ間違いだったとしても



#たとえ間違いだったとしても

4/23/2023, 2:50:42 AM

たとえ間違いだったとしてもその判断を悔いなきものにすることを考えて先に進めばいい

4/23/2023, 2:49:57 AM

『たとえ間違いだったとしても』


その手を取らずには居られなかったろう。

いつかの後悔を待つだけだとしても
隣にない道を歩くなんて出来ない。

始まりをまた君と生きるために還りたい。

4/23/2023, 2:47:47 AM

「今あなたは幸せですか?」

なんか宗教勧誘みたいな言葉が聞こえてきた。
けどこれは生きてく上で大切なこと。
私は今幸せなのか?
自分で分からない。

別にお金が沢山あるとか
毎日友達と遊んでるとか
すごく幸せだと感じるわけじゃない。
でもご飯も食べれるし、
好きなこともできてるし
不幸なわけじゃない。

幸せって気が付かないのが不幸
って聞いたことあるけど
もしかしたらそれは本当かもしれない。

もしこれを抜け出すなら?
間違いを恐れずにやってみること、、
私の頭にはそれくらいしか分からなかった
まぁ、気分が向いた時にね。
間違いだったとしても。
やりたいことやればいっか。

この考え方はきっと間違ってないから。

「たとえ間違いだったとしても」

4/23/2023, 2:42:46 AM

たとえ間違いだったとしても


社会的信用なんてなくても
学力がなくても
仕事に必須な能力なんてなくても
取り柄がなくても

きっと、咎められないよ
背景を知れば。

そして、明日は我が身だと
私を見て思い知って欲しいよ。

私のできることは
強引で、危険な手立てしかない
そんな不安定で弱い立場だけれど
 
できるだけ、やってみるよ

たとえこの生き方が

間違いだったとしても。

4/23/2023, 2:40:30 AM

―たとえ間違いだったとしても―

目の前に現れたのは別れ道
幾度目だろうか
きっとこの先も道は
枝分かれしていく
きっと目が回るほどの
複雑な道のり
行先も当てもなく
きっと終わりなんてない
でもそれでいい
この選択が
この決心が
たとえ間違いだったとしても
この道の果てが
この私の終わりが
地獄に行きついたとしても
後悔はしない
酸いも甘いも味方につけて
未知の未来も乗り越えていく

4/23/2023, 2:31:35 AM

題 たとえ間違いだったとしても

たとえ間違いだとしてもやるってどれだけの決意があるのだろう.間違いなら報われない。それでもやる。やるしかないとはいうけど、やらない選択肢だって常にあるだろう.なんならその選択肢とともに生きている人の方が多いような気がする。やるか、やらないか?その選択を突き出された時にやると言える人間の割合はそんなに高いのか?それを貫く人間の割合はそれと同じなのだろうか?できない人間の方が多いと思う。そんな人間を普通と呼ぶのか?
それともやると答える人間の方が多く、なんとかみんなやってるのか?やらないと答えた人間が、車輪の下なのか?どちらにしても普通とはすごいことだと思う。普通を積み重ねてすごいことになるのだから、すごいことの素は普通ことだろう.普通のことAと普通のことBの粉を混ぜたらすごいことになる。私はグレープ味が好きだ.
普通でいいって負け惜しみで言うことが、情けなく感じることがある.なんで普通のことAとBがもらえる前提で話しているのだろうと思う.まぜまぜ。
いや、違うのか?普通の人は普通のことAだけを持っているのか?すごい人はそのどちらも持っている。こう言うふうにも考えられる.水魚の交わり的なノリでAとBがあえば、ねるねるねるねができるんじゃないか?
普通が一番だという言葉が惨めに感じられるのは、まだ私が若くAも BももしかしたらCかもしれないが、何かしらの味になるねるねるねるねを持っているからなのかもしれない。歩いていく中で粉を落としたり、食べられてしまったりすることがあるんじゃないか?
ぶっちゃけ、ねるねるねるねにあのアメはいらない。けど見た目的にあったらいいし、ある方が美味しい.
でもなくてもねるねるねるねはねるねるねるねだ。だってあのアメは封を切れば完成だもん.
普通が惨めに感じられるのは、生まれた気は普通じゃなかったから?てか、このアプリの仕組みがわからん?これみられてるのだろうか?

4/23/2023, 2:17:36 AM

「たとえ間違いだったとしても」



陽向(ひなた)くん、
30歳の誕生日おめでとう

独り暮らしで自由なあなたには
今更必要なものなどないだろうと思って
お母さんからは手紙と「これ」を贈ることにしました

あなたが3歳の時に
離婚を選んだお母さんは
おじいちゃん、おばあちゃんにも頼れず
陽向くんと二人きり
楽しいときも 辛いときも
うれしいときも悲しいときも 
いっしょだった

あなたが幼い頃は
お母さんはあなたを保育園に預けて
朝早くから夜遅くまで仕事していたから
先生との連絡帳がズッシリと
こんなに何冊にもなりました

この中にはおかあさんの弱音が
たくさん書かれています

「仕事が忙しくて、会話ができていません」
「どうしたらいいかわかりません」
「他のお母さん方はどうされていますか?」


陽向くんが20歳の頃にはきっと
ピンと来なかったでしょうが
30歳になった今なら わかるだろうと
「これ」を選びました

今のあなたくらいの歳に
お母さんが何を考え 何に悩み
どうやってあなたを育て
あなたから育てられたか


お母さんは失敗だらけ
間違いだらけの人生を歩んできたけれど

あなたのお父さんと別れた選択が
たとえ間違いだったとしても

あなたの今の存在が
お母さんのすべてを肯定してくれています

だから 安心して失敗してもいい
あなたの選択が間違っていたと
あとから気づいても それでいい
そのままでいい

お母さんが失敗を繰り返して
いまのあなたを得られたように
こんなにも誇らしいあなたを
得られたように
あなたもきっと何かを得られるから

あなたが描いた沢山の絵
いもほり えんそく しおひがり
うんどうかいでもらったメダル

これも一緒に入れておくね
あなたはこれを描いたとき
メダルをもらったとき
自分がどんなに世界から愛されているか
知ったはずだから 

いまだって愛されているんだから


    お誕生日

       ほんとうにおめでとう

4/23/2023, 1:53:43 AM

痛みを堪える面差しを僅か残しているくせに、なんてことはないと言わんばかりの振る舞いが鼻につく。思ったことをそのまま唇に乗せてやれば、横に腰掛ける綿雲めいたピンク髪の偉丈夫からは苦笑の御回答。
「君は僕をよく見てるね。嬉しいけど恥ずかしいや」
「茶化さないでちょうだい」
 ぴしゃりと誤魔化しを断てば、芽吹く春の森に似た眼差しに漸く感情が追い付いた。
「君の言い分はごもっともだよ、ミーミア」
 馴染んできた共同生活の場、巨木の切り株をそれぞれ机と椅子に加工した居間の空気は、机上で湯気を消さないカップのハーブティーも手伝って柔らかく凪いだもの。大きな両手の指をカップに添え、唇に近づけつつも触れず、ハイネは意を溢す。
「僕はただ逃げているだけ。あの時の判断は正しかった、って思いたくて、信じたくて」
 彼は、故郷のため未来のためと、同胞を殺した。生きたまま火炙りにした、と淡々と細やかな事実を告げた時の無表情を知るは自分だけだと思いたい。
「ただまぁ、事実からは逃げられないかな」
「そうね。大量虐殺には違いないわ」
 真実の在処や有無はさておき、事実は事実でしかなく。否定や慰めを与えたところで無意味であり、だからミーミアは事実を述べる。標のように、楔のように。忘れるなと打ち込むのは己のみであれと、横柄な感情を伏せながら。
 案の定、発言は性分由来だと判断しているハイネは柔らかく笑みを綻ばせた。
「僕、君のそういうところが好きだなぁ」
「あたしは貴方のそういう素直なところは嫌いじゃないわね」

【たとえ間違いだったとしても/終わりの魔術師と共犯者】

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