『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
アニメの主人公にでもなって
「君はこの世界のたった一つの希望なんだ」
なんて言われてみたい
って1度は考えたことがある
けどそんな重み背っていけるほど立派な人間でもないな
けど誰かの唯一無二の存在にはなりたいな
たった一つの希望
動く心臓の鼓動
それさえあればいつか
そんな希望を抱いて今日も行く
予定の多い月だね。
ねね!明日放課後遊ぼ!
"あ~、ごめん!明日買い物があってさ…"
ねーねー!明日こそ!遊べるでしょ!?!?
"笑笑そんなに遊びたいの?笑、ごめん!明日もちょっとした予定があるんだっ!"
明日でもう9月じゃん!8月遊べなかったんだからさ〜、明日こそ遊ぼーよー!
"ごめん。今月少し、「帰ってこられない」んだよね。本当にごめん!!"
あなたの時間が充実していますように…
私の時間が充実しますように…
逢えない時間を過ごす時
少しだけ
私のこと思い出してくれたら…
【たったひとつの希望】#62
希望…よく分からないけど、
欲ばって2つや3つくらいは欲しい
何かしらが起こってその「たった1つの希望」がなくなってしまったときのために
[たった一つの希望]
雪瀬
たった1つの希望
それはきっと今はない
たった1つの希望
それはきっと明日もない
たった1つの希望
それはきっと明後日もない
いつまでも見つけられないまま過ごすんだ。
夕立が空を覆って、街を眺めている。
大慌てで軒下に向かう人、余裕綽々に傘を掲げ歩く人、気にも留めず進む人。
夕立はそこに珍しいものを見つけた。
柵に囲まれた開けたコンクリートの上、
一人でたたずむ少年がいた。
彼の服はずぶ濡れで、その身体は震えていた
「こんな日に、なぜあんなところにいるのだろう」
その場所にこんなに長くいる人を、夕立は見たことがなかった。
少年はしきりに街を見つめては、首を振る。
顎に手を当てて考え込んだかと思うと、
次に頭を抱えて柵にぶつける。
「そうかわかったぞ、
あいつは死のうとしているんだ。
俺がいる季節は皆元気で、なかなか見れるもんじゃない、しばらく眺めてみよう」
足を挫く、爪を噛む、髪を掻きむしる。
頭を抱える。
いつしか夕立は、そんな彼の行動が雨に反応する人々のそれよりも、ずっとおもしろく見えるようになっていた。
そして、ついにその時は来た。
少年はボロボロの靴を脱ぎ、すっかり紫の唇に、大きく息を吸い込んだ。
柵を越えて、下を見つめ、飛んだ。
瞬間、少年を風が攫った。
緩やかな軌道を描き、ゆっくり街へと下ろされる。
少年は眼をぱちくりさせて、キョロキョロと見渡した。
「こんな面白いやつ、死んでちゃもったいない」
夕立はすっかり消え失せて、
空は赤音色の夕陽を灯した。
『たった一つの希望』
「──────。君のおかげで、息子の表情も明るくなった。本当の息子のように接してくれて、本当にありがとう」
「良かった……私にとって、血の繋がりなど関係のないことです。私は貴方と、彼にできることをしたまでですわ」
私の家族はいない。もう、ずっと前に亡くなってしまった。祖父母が教えてくれた伝承と秘密、両親が遺してくれた歌と杖、そして決して少なくはない写真の束。
おぼろげな記憶と彼らの存在を繋ぎ止めていた。
もしかしたら、家族というものに心の何処かで憧れていたのかもしれない。
そんな時に彼らは現れた。
戦に赴く自分の代わりに、どうかこの子を見てほしい、と。
幸せだった。三人で平和に暮らせると思っていたのに。
「ここから逃げ出して、何処かで幸せになってほしい」
「父を支えてくれて、僕を愛してくれてありがとう……お母さん」
灰骨の山は積もり、まだ若かった鮮血は廻り続ける。
────────────────────
「……どうして?」
その後に続く言葉はたくさんある。
だが、それすら思い出せなくなるのも時間の問題だ。現にアルバムや日記なしでは家族の事を思い出せなくなっている。
忘れてしまえばきっと楽になれる。
だが、彼らが生きていたことをはっきり証明できるのは自分しかいない。
無くなれば歴史の一部がまた欠け落ちる。
気配を感じて顔を上げる。
そこには彼が居た。
「すまない、心配になって来てしまった。ホットミルクを入れてきたが、飲めそうか?」
彼のそばに座れば、気持ちが軽くなる。
その理由はまだわからない。
ただ、彼の入れるホットミルクが美味しいのは確かだ。
「……いつか全てを打ち明ける時が来る。焦ることはない、私も彼を知っているのだから」
私の知らない夫の姿を彼は知っている。
不安定な記憶の中が、少しだけ固まった気がする。
お題
「たった一つの希望」
仕事の昼休み、会社を出て足早にいつもの場所へ向かうと、あれがなくなっていた。
(あぁ、とうとう来たか…。近くて良かったのになぁ。)
俺はすぐに気持ちを切り替え次の場所へと向かう。(次に近いのは、と。)
こんな日が来たときのために、チェックを欠かさず行っていた甲斐があった。
(この先の喫茶店…げ、臨休かよ。)
コーヒーを一杯頼むのは懐に響くけど、なんて考えている場合じゃなかった。
会社から次第に離れて行き、気持ちが急く。
足は小走りに近くなっている。
(あの角の自販機の隣に…なくなってる!)
会社を始点としたうずまきは終点を見つけられずに大きくなっていく。
(あそこの工事は先週末で終わりだったからもうないし、バス停のベンチのは…バス待ちの人がいるか。あとは、)
ちらりと腕時計を見る。そろそろ会社に戻らないと休憩時間内に戻れなくなる。
(あいつの家!)
恥も外聞もなく走り出し、アパートへ向かいながらスマホを取り出し電話をかける。
聴き慣れた呼び出しの音楽が鳴り始めてすぐに『どした?』と応答があり「今から家行く!」と間髪入れずに答える。
『え? 今、外だわ。』
今、最後の、たった1つの希望が潰えた。
『何? どしたの?』
俺は立ち止まり天を仰ぐ。
「喫煙コーナーが見つからないんだ。」
“拝啓 今はどこにいるかも分からない貴方様”
“お元気ですか?”
“元気と書くと変な感じですね”
“貴方様方が私たちのために身を挺して守って頂いて
いるおかげで、私たち家族は皆健やかに過ごしており
ます”
“あの子ももう一歳になりました”
“貴方様がいない間にすくすく育っております”
“こちらに戻って来られる頃には歩いているかも
しれませんよ”
“今はどちらにおられるのでしょうか”
“戦争が激しくなっているとお聞きしております”
“お国のために戦う貴方様をとても誇りに思って
おります”
“しかし、私の願いはどうか貴方様が無事に帰って
来られるよう、ただただ毎日お祈りしております”
“今はどこにいるかも分からない貴方様”
“貴方様が帰ってくる場所は変わらず貴方様を待って
おります”
“いつまでも いつまでも待っております”
“かしこ”
そう文をしたためて、行き場のないその手紙を私は
ぎゅっと胸に押しつけた
『たった一つの希望』より
希望…よく分からないけど、
欲ばって2つや3つくらいは欲しい
何かしらが起こってその「たった1つの希望」がなくなってしまったときのために
"希望"という言葉を使うとき
その背後にあるたくさんの
恐怖
悲しみ
不安感
それを認めるのが怖かった
それとは無縁の幸せを探した
たった1つの希望は
黄色い皿に置かれたクロワッサン
あのときより
朝の扱い方が少し上手くなった
#たった1つの希望
みんなからハブられて、
影口言われて、暴力振るわれて、
いつもひとりぼっちで生きてきたけど、
君はいつも私のそばにいるね。
そのせいで、死んじゃおう死んじゃおうって
思うのに、、君の顔が浮かぶんだ。
お題〈たった一つの希望〉
たった1つの希望があれば、
苦しくても
生きてられる。
僕の幼馴染の伊織が生きていれば。
僕は、あの子が大好きだ。
どんなに苦しくても、伊織を見ると
たちまち元気になる。
伊織が死んだらと考えると、
今にも心臓が飛び跳ねそうだ。
僕は、貴方がいるからここにいられる。
貴方さえいれば元気になれる。
貴方さえいれば苦しくなんてない。
だから僕は、貴方に生きていて欲しい。
もし、居なくなれば
僕も居なくなる。
僕は、キミのために生きるよ。
いつだったか、サークルの飲み会で
したたかに酔ったお前が言った。
「オマエとなら付き合うのもアリかも」
上機嫌な酔っ払いの放った、
到底本気とは思えぬ軽口。
けれどあの言葉だけがずっと、
俺の中に息づくたったひとつの希望。
たった一つの希望
たった一つの希望だなんて!
少なすぎるよー!!びっくりです。
人間が、生きていく上で、希望や野心、
時には、絶望もあるけれど、たくさん夢をみてもいいんですよ。
若いうちは。
わがままは、過ぎるといけませんが、我がままだったら、それも人生でしょう。
自分という人間は、この世には、一人しかいません。
あなたという、人間もこの世には、一人しかいません。
私が、私のように。
夢を持つのが難しい時代でしょうか?
いつの時代にも、夢を持ち叶えることが、できますように。
そう、願います。
願いよ叶え、そう思える自分と自分の努力。
もっと希望を持っていいのですよ。
たったひとつの希望なんて頼りにならないなー
希望なんかより自信を持たなきゃ
着実に希望を自信に変えていくんだ
完
また仕事で失敗した。
毎日毎日
「なんでこんなこともできないんだぁ!」
って怒られる。
本当だったら今頃とっくに仕事をやめてるはずなんだけど、一緒に仕事をしている、ある女性に恋をしている。彼女といるとなんだか心が温かくなって
落ち着くんだ。
今日も今日とて先輩に怒られる。
「おい!佐藤!またミスしてるぞ」
「す、すみません」
みんなの前で叱られて恥ずかしそうにしている僕を見て彼女はわらっていた。
でもその姿を見ても、怒りが湧いてこない。
その後
「まーたミスしてやんのっ」
彼女にいじられる。
「宮崎さんはどうなのっ、ミスしないの?💢」
「えへへ、ごめんごめん。そんな怒んないで」
「別に怒っているわけじゃっ」
彼女は大きな目を細めた。
「え~、ほんとかなぁー?」
僕はこの会社で、彼女と話している時が一番好きだ
彼女がいるから続けられる。
この時間がずっと続けばいいなと思う。
でもそんなことは無いって突然教えられた。
…彼女が死んでしまった。
殺人事件が起きたんだ。
なんでも、容疑者は彼女が僕の女にならなかった。
言うことを聞いてくれなかった。
と、言っている。
しかも殺しただけでなく、相手を弱らせてから
強姦、強盗など、好き放題していたそうだ。
…ぼくは悔しかった。彼女のことを守れなかった。
もっと彼女と居たかった。
また会社で他愛もない話をしたかった。
「なんで。なんでだよぉ、」
僕はその日から会社に行かなくなった。
一つの希望
今、僕たちは自然災害や物価高騰などに振り回されていますよね
でも、今踏ん張れば 今頑張れば
いつかいつか いつか
たった1つの希望。
醜い私が生まれ変われるには、
1回今の私を消してしまわなければならない。
来世に期待して、希望を持って飛んでみましょう。