『たそがれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
仕事帰り
地下鉄で帰宅
エスカレーターの
誘惑に打ち勝ち
階段を使って
地上に出る
『たそがれ』時
『よし!」と気合いを入れる
10秒後
コンビニに足が向いちゃう…
ダメじゃん!
まー
夕暮れに西の彼方が真っ赤に染まり
今日も長い1日が暮れようとしている
私は、1人裏庭のウッドデッキに腰掛け
良い風に吹かれながらしばらく目を閉じ
静かなひとときをまったりと過す…
以上で正解なのは、裏庭のウッドデッキ
のみである…
後はすべて妄想と願望である
現実はと言うと…
「ちょっと〜!何で風呂場から
びしょびしょで来るの〜!」と双子に…
「お〜い!ご飯まだ?アテがないよ」は
旦那…何より食に熱心な人だ
私は、ひたすらキッチンに張り付いて
晩ごはんを必死に作り続けている
皆、各々に願望をぶつけてくる
私の体は1つしかないのに…
「あっ…ネギ…」で私は外に逃亡…
裏庭の畑に行き、ネギを収穫しながら
一瞬良い風が吹いた…(これ現実だ)
立ち止まり天を仰ぐ…(ここはため息)
「さっ、仕上げだ!」
「たそがれ」は私をかすりもしない(笑)
(おかしい所があるかもしれませんが、優しい目で見てください)
「たそがれ」
あの日の僕等は人生全てが楽しくて、とても充実していたんだろう。
これは結果論だが馬鹿やってた少年時代が一番楽しかった
大学に行くほどの学が無かったし、勉強もする気がなかったから、親の反対を押し切って適当に就職
これが失敗だった
短大でも専門学校でもなんでもいっとけば良かった
入った会社はブラックで、給料も少ないうえにほぼ残業代はないようなもの。
上司は理不尽に怒るし、やるはずのない営業もしなければならない
休日もなくだんだん友人とも離れていく。
親の反対を押し切った事もありなんだか頼りにくかった
そんなんで他の会社に転職しようにも新卒でもなく、学もないやつは取ってくれる会社はブラックばかり
そんなこんなで働いて働いて、体を壊した
そんな大した病気ではなかったけど、健康を取り戻すにも離職するしかなかった。
さっきもいったが雀の涙ほどの給料だ、病院に行くのも捻出するほどなのに入院となると金がどんどん飛んでいく
親を頼るしかなかった
アラサーを超えようとしているのに親を頼るのは情けないが背に腹は代えられない。
久しぶりに実家に帰った。
孫の一つどころか彼女すらいない。
情けないな
そんな魔法使いになってしまった俺を親は優しく迎えてくれた
何とか病気も治し就職しようにも40前のおっさんを受け入れるとこなんてほとんどない
ましてや学がない奴なんか…
今は実家に住ませてもらってるから金ぐらいは入れたい
親だっていい年だ、言っちゃ悪いがいつ死んでもおかしくない
安定した職について、結婚して孫を見せてやりたい
普通の家庭を築くのってこんなに難しいもんなのか
どれか一つでも達成したい
頑張って職を探したし、マッチングアプリもやってみた
彼女はできんかったが何とか適当な地元の会社に入れた
それでやっと少しずつ親に恩返しできると思ったがそんな時親が死んだ。
最初は父さん、病気だ。後を追うように母さんも死んだ。
まだ安らかに逝ったから良かったけど、、、
やるせないなぁ。
これからやっと少しずつ良いようにいくのに
入った会社のYさんと最近食事にいくのに、いい感じなのに
給料も入るようになって余裕ができてきたのに
上手くいかないもんだねぇ
PS、
Yさんとは交際できました。
古代の文書はここで終わっている
「たそがれ」
今日のたそがれは綺麗だった。
見事なグラレーション。
日が沈み、辺りは薄暗い。
山際は太陽が沈んだばかりでオレンジ色。
そこから少しずつ夜の空の色に濃く変化していく。
丁度仕事帰りで、疲れた目には癒しの光景でした。
たそがれ
誰しも、生きたくないって思うことはある。
僕は、死にたい。
周りの人からの期待とか悪口とか……。
親には分かんないよね。
全て「大丈夫だよ!」でしめくくられる。
自分勝手な綺麗ごとを押し付けんなよ。って、
相談してね、って言われるから相談したら、
返ってくる言葉はいつも綺麗ごと。
だから、相談なんか意味がないんだ。
まだ溜め込んでた方がマシだよ。
それで自殺する人が多いんだろうけど。
僕は根っこからのポジティブで。
こーゆーの考えてて、「本当にポジティブ?」って疑問に思う『本当』のポジティブさんもいるだろうけどね~。
僕は褒められたら、その人をすぐ信用して、
裏切られたらすぐその人が嫌いになる、熱しやすく冷めやすい……つまり、利用しやすい人間。
何度裏切られても、後から少し優しくされればすぐ信用する。
だから裏切られた回数が凄いことになってるよ……。
それでも、心の底でどこかまだ信じてる。
僕を裏切った沢山の人が好きで、
その人たちからは『扱いやすい人間』とされている。
でも、諦めれない。
そして、本気で人を好きになった。
たぶん、その人は僕のこと嫌いだろうけど。
たそがれ時、僕はため息をついた。
「親からのあんな綺麗事ですら、」
ちょい切ります(おい)
この先どんな人生でも。
あなたがいたなら、とだけは言わない。
山の奥に夕日が落ちていく。
黒い山の影と赤い雲の輝き。
光に透かした手には浅い皺。
この空ほど私はまぶしいだろうか。
もう人生の斜陽なのか。
それともまだ、斜陽なのか。
叶えたことは少ない。
叶わなかったことならいくつでも。
それでも日は落ちていく。
一番美しい光を放って落ちていく。
太陽は一人で輝ける。
あなたがいなくても、私は幸せになる。
だから、生きていける。
題:たそがれ
たそがれかぁ…。
なんとなくさみしい感じがするのはなんでかな?
だけど、「黄昏時」って、な〜んかロマンチックだよね。
「時」って付けただけなのにね。
たそがれは
すべてを溶かす
空から青色がおりてきて、紫、赤、黄と夕暮れを溶かしていく。
色分けされたゼリーのように空が溶ける。
小さな三日月は空の割れ目。
逢魔が時の不思議なものたちがこぼれ落ちてくる。
すべてが溶けてまざってる。
たそかれたそかれ
となりはだあれ?
「たそがれ」
たそがれ
寂しいような
切ないような
胸が締め付けられるような
それでも夕日が沈む空は
綺麗で
泣きたくなる
黄昏泣き
その言葉を知ったのは、
生後間もない我が子の大粒の涙を見て、
途方に暮れていた頃。
はっきりとした理由はわからないけれど、
昼間の部屋の様子と変わってしまうことへの不安や
一日で目まぐるしい変化が起こる時、
処理能力が追いつかずに疲れて泣いてしまうのだと言う。
黄昏泣きは子どものための言葉なのだろうか。
夕方になると、得体の知れない不安におそわれる。
昼間に窓から見える景色ははっきりとした輪郭があり、
それぞれの色を持っていた。
私がそこにいても誰も気づかないように、
色の中に混ざることができる。
夜に行くにつれ、
オレンジ色の一枚の布で包んだような、
全ての境界線を曖昧にしてしまう。
それがとてつもなく怖いのだ。
自分の境界線までも、
曖昧にオレンジに侵食されてしまう。
じわりじわりと、薄い肌一枚の内側に
水彩絵の具のように混ざってくる。
そこには、今日一日の誰かの時間も混ざっている気がして、
知らない誰かの知らない時間が、
私の内側に入ってくる。
そうやってまた知らない
夜の国へと連れて行かれてしまう。
たそがれ
人生の終盤に差し掛かり
それまで経験してきた様々なことに
少しずつ侵食されてしまう。
夕暮れの中、母に抱かれて安心しきって泣いていた私。
今でもこの中にいるのだろうか。
だんだんとオレンジに曖昧にされて、
溶けてなくなってはいないだろうか。
#たそがれ
「……たっくん。」
「……ん、はる。どうした?」
どうもなにも、何も無い。
窓際のラタンチェアに腰掛けた、夕日に照らされたたっくんの横顔が綺麗だと思った。
気がついたら、声をかけていた。
「なにもないよ。かっこいいなって。」
「なんだよ、急に。」
「私はいつもいきなりでしょ? 思ったときに言わないとちゃんと伝わらないかなって。」
「そうか……」
目を伏せて、小さくははっと笑うたっくん。
ふふ、照れた?
「夕日。綺麗だよ?」
「おぅ。……隣。来てよ。」
「はーい。」
黄昏時、大好きな人と空を眺める。
そっとたっくんの手を取って、指を絡めた。
これはどこにでもある、けれども唯一無二の、竜也と遥香の物語。
たそがれ
裁縫
古い街並み
スリッパ
そのどれもがトリガーになりうる
今日もあなたは新しい世界をつくっている
たそがれ
公園で鳩の群れを眺めながら黄昏れてると
「餌やり禁止ですよ」
と声が。
「これは私が食べるんですよ」
と手に持ってたパンを頬張る。
鳩のいる公園で黄昏れてると、謂れの無い言葉をかけられる。
【たそがれ】
もう何連勤か忘れたけども煙草うま…。これだけの為に生きてる。ま、社畜なんて生きてるか怪しいがね。現代のゾンビと書いて社畜。テーマパークのハロウィンとか関係なくそこらじゅうに。パンデミック起きてるのかよって位いるけどな。ははっ。はぁ…イベントなんて知らね。さっさと職務に戻るか。どうせ、SNSで都市の吹き溜まりでゴミ問題や馬鹿やった人モドキの話を冷めた目で見る日でしかない。雪と同じ、大人になったら楽しい、ワクワク、綺麗なんて感情よりも煩わしいが勝る。キラキラと輝く純真なんざ無くしたよ。大人になるってのはそういう事。汚れるもんさ。はぁ、永遠に煙草吸っててぇ。
時間の流れを残酷に感じる。私が会うことができなかったその分、祖母がきちんと小さくなっている。ひとりで暮らす祖母と、全てを捨てて生活できたらどんなに良いか。しかしそんな甲斐性も度胸もない私は、時間が丁寧に教えてくれる祖母の持つ“限り”を見つめ、ほんのときどき寄り添うことしかできぬ己の無力さに身勝手ながら傷ついている。それでも、ひとつでも後悔が残らぬよう、黄昏れに立つ彼女の手をぐっと引き寄せる。そのたびに祖母は笑って「冥土の土産」と繰り返す。私はあといくつ、彼女の土産を増やせるのだろう。
【たそがれ】
あ 今日も暑かった
い まったく
あ ようやくだよね
い 飲み行きましょ
あ おー
い 1日で1番幸せ感じる
あ ほんと
『たそがれ』
夢のあと、黄昏草に口づけた。
/お題「たそがれ」より
こちらとあちらの境界が曖昧な時間。
さあ、早く帰りなさい。こうして忠告を受けている間に。
私があなたをあちらに連れていきたくなる前に。
向こうから歩いて来るのは誰だろう
夕闇せまり顔が判らん
金木犀の香る夕暮れ裏通り
居酒屋付近は焼き鳥混じり
#たそがれ
僕は学校の授業はだいたいたそがれている。先生が何を喋っているのか、今教科書のどこのページを見ているのかも分からないくらいたそがれている。たそがれると、気持ちが落ち着く。本当に楽になる。
でも例外もある。それは内山の授業だ。これは、どこのページを開いているか、何を内山が喋っているかなんてわかっていて当然。これがわからないと、多分、人生終わる。全神経を集中させ、周りの音を遮断し、一語一句聞き逃すことなく授業を受ける。本当に疲れる。
あのシワクチャやろうが。