『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
カメラロールにある
たくさんの特別な笑顔
カメラロールにはない
今となりで笑っている顔
どっちも大好きで大事だけど
この瞬間を重ねたい
『たくさんの想い出』
君と初めて会った校舎裏は今も変わりはないのでしょうか。一緒に帰った通学路はとうにその景色を変えてしまいました。
君から貰った小さな香水のプレゼントは、ほんの少しを残して引き出しの奥にあります。何度か捨てようとも思ったのですが、残念ながらできませんでした。
君を好きだと言った冬の海を覚えていますか?
真っ暗な海なんて何も見えないのに、今もあの小波の音を覚えています。
何気なく交わした会話。触れた手のひらのぬくもり。
君を想って泣いた夜。会えた時のあの嬉しさ。
別れ際の大きな背中。伸ばした手を君は知らない。
君と別れてからもうずいぶん経つのに、このたくさんの想い出だけは無くなりそうにありません。
【たくさんの想い出】
"たくさんの想い出"
「みゃあ!」
「げっ…」
居室で書類作業中、コーヒーが無くなったので空のマグカップを片手に給湯室へ行き、熱々のコーヒーで満たして部屋に戻ると、子猫が机の上に乗って、戻ってきた俺を見るやいなや大きな鳴き声を上げた。──居室で作業する時は、なるべくケージから出してあげている。──
「おい、机の上に乗るな。…全く、どうやって乗ったんだ?こんな高いとこ」
マグカップを書類の脇に置いて、呆れた声で呟く。
子猫を拾ってから数時間後、動物病院で診てもらいその時に、詳しくは分からないが恐らく生後約二、三ヶ月程だろうと聞いた。
椅子に飛び乗って机の上に乗ったのだろうが、それにしても相当な筋力だ。この前ケージから脱走した時にも思ったが、これは思った以上にちゃんと躾しなくては。里親を探すのはそれからだ。
「はぁ…」
ため息を吐きながら椅子に座り、再開しようと机に向く。
──まぁ、邪魔さえしなけりゃ別にいいか。
書類に手を伸ばしかけて、ふと机の上に乗った子猫を見る。子猫が机の上の《何か》にちょいちょい、と前足を動かしてじゃれついていた。その《何か》を認めると、慌てて子猫を両手で持ち上げる。
「あぁ、こらっ。やめろっ」
その《何か》は、貝殻の首飾り。子猫を膝の上に置いて首飾りを持ち上げ、状態を確認する。
──良かった…ほつれも欠けもない。
首飾りが無傷であると確認して、胸を撫で下ろす。
この首飾りを見ていると、貝殻を拾った時の匂いや音や温度感、会話。そして、共に作ったチャームを渡した時のあいつの表情…。全部が昨日の事のように思い起こされる。
身に着けたのはあの時の一回きりだが、いつもこの首飾りをポケットの中に入れている。居室で作業する時は卓上に置いている。
首飾りを見ていると、不思議と心が凪いでリラックスするから。
「みゃあ」
首飾りを手に呆けていると、子猫の鳴き声で我に返る。
「おぉ…」
視線を下げると、子猫が俺の膝の上に丸まってリラックスしていた。
──暖かい…。
驚かさないよう慎重に書類を手に取って、作業を再開した。
好きな人が誰にでも優しい
それはいいこと
だけど
その人のことを好きなんじゃないか
と思って不安になってしまう
たくさんの想い出が
わたしを作っています
この想い出たちを
わすれるときがきたら
わたしは わたしでなくなるのでしょうか
未練なく旅立つには
想い出を増やしすぎました
だからひとは 旅立つ前に
たくさんの想い出を手離すのかもしれません
嗚呼、やっぱり君がいる幸せな日々に
死んでしまえばよかった
「たくさんの思い出」
ありがとう、もう二度と手に入らないあの日あの時
私は幸せで、浮かれてて、自惚れてた
ありがとう、もう帰ってこない思い出たち
私は幸せで、絶望して、やっと目が覚めた
私は平凡な人間で、今出来る事を淡々とこなすだけ
小説やアニメの主人公が出会うような奇跡には鉢合えない
脇役ですらない登場人物F
僕は今日の昼に誕生した。
あの日から〇〇年だね
昔はそこら中走り回って
おばあちゃんが家に泊まりに来て
おじいちゃん1人になっちゃってさ、w
たくさん時間が経ったね
【たくさんの想い出】
✂ーーー⚠⚠⚠ーーーー✂
好きな子からは
"おめでとうー!マジで生まれてきてくれて
ありがとう!''
0時には"おめでとー!''
親友から
"HAPPYBIRTHDAY!優しくて頼りがいがあって
大好きな人だぞ!''
嬉しかった
バチくそ嬉しかったの
今まで友達に全然言われんかったから
誕生日が少し苦しかったから
色々あったけどさ生きててよかったって
死なないで我慢してよかったって、
皆大好きです
【生まれてきて良かった】
あまり、多くのことを覚えていられない僕にとってアルバムは非常にありがたい。
たくさんの思い出はここに詰まってる。
僕の脳みそが機能してくれない代わりに、容量をくれる。
1冊終わる度、辿った軌跡を感じて胸が熱くなる。
死ぬまで続けたい。僕のお墓には、何冊のアルバムが積み上がるだろうか。
"何もしなかったら奇跡なんて起きない"
わたしのママはそう言った。
だから考えるより先に足が出るようになった。
「いつも助けてくれてありがとね」
わたしの友達はそう言った。
だから御礼を言われるようなことが当たり前になった。
「なんで優等生ぶってんの?」
わたしのクラスメイトはそう言った。
だから夢を軽率に語らず謙虚になった。
「いつもうちらの事見下してるでしょ」
わたしの友達はそう言った。
だから馬鹿げたレースにも目を向けるようになった。
そして気づいた。
「どいつもこいつもアホばっかり…
まあ、私もそうだけどさ。
こんなんだから何もできないんだ。
日本って国は、進化できないようになってるのか?
何も出来なきゃ、奇跡もクソも起きねーよ。」
わたしこそ、君こそ、お前こそ、
奇跡を起こせる人間たち。
個性豊かに生きようぜ。それを咎める者こそ何も出来ない人間だ。
わたしはそう気づいたとき、止めたままだった足が動いた。
大々的な夢を宣言していった。
馬鹿げたレースに出ず、私自身のレースに出ていた。
「"自由"に出会えるまでも奇跡!」
_2023.11.18「たくさんの想い出」
たくさんの思い出の中から
選りすぐりのワンシーンを
まぶたの裏に映して
寝ようと試みる
楽しい夢を見るためだ
が、ワンシーンどころか
次から次へと思い返してしまう
そして、翌朝…
結局、夢を覚えておらず、
作戦は失敗に終わる!
実をいうと、この作戦
うまくいった試しが一度もない
だけど、
今日もまた、同じ作戦を繰り返す
まー
どんな経験も、どんな後悔も、全部これからの私を
作るものだと信じてるから何もせずにはいられない。
━━━━━━━━━━━━━━━たくさんの思い出
1歳 ママやパパに沢山褒めて貰った
3歳 みんなに甘えた
5歳 お友達と遊んだ
7歳 1年生。もうすぐ2年生。
9歳 友達と喧嘩した
11歳 反抗期。
13歳 中学1年生。
14歳 つまづいた。
16歳 とまった 。
17歳 沢山の思い出をありがとう。
初めて6日目83♡T↑hanks!!
切ない風にしてみました!します
『この街に伝えたいこと』
私は、今、引越しの準備をしている。なぜ、引越しの準備をしているかというと都会の方へ転勤が決まったからだ。新しい場所に行くことは、私にとって、不安を助長させるからだ。昔の私だったら、やったー、と心が弾むのだが...。今の私にとっては、心が弾む以前に、新しい場所で新しい人間関係を作るという行為が面倒になっているのだ。もうすぐ、離れるこの街は、最初は、あまり、好きではなかった。しかし、緑豊かな森、全てを洗い流してくれそうな海のおかげで、この街を好きになっていった。そのため、転勤が決まった時は、かなり落ち込んでしまった。もう、この景色を見る暮らしは、できないことにショックを受けてしまった。それぐらい、自分でも気づかないくらいこの街を愛していたのだ。
ふと、私は、思いついた。引越し業者が来るまでにまだ余裕があるので、今のうちに好きな景色に最後に会おうと思いついた。そして、会えたときには、たくさんの想い出をありがとうと伝えたい。
いつだって、瞳を閉じれば其処にある。
私が其処にいた証。
何回も思い返しては、
ああすれば良かったのかな、
とか。
こうすれば良かったのかな、
なんて思いながら。
けれど結局これで良かったのだと、
追憶を辿り確信する。
私が現在ここにいる証。
間違えたり、遠回りしてきた道のりかもしれなくとも、
私にとって、確かなモノ。
もしまた同じことがあるのなら、
きっともっと上手くやれたのかな。
それとも、あの時の自分だから
最善を尽くせたのかもしれないと。
雑念が頭をよぎる中、
前向きに捉えることにする。
そうすればきっと、
明日の自分をもっと
好きになれると思うから。
「たくさんの想い出」
#105 たくさんの想い出
ここにある、誰かの手によって書かれた、
一日ひとつの回顧あるいは思考の記録。
たくさんの想い出は、
決して前向きなものばかりではない。
だけど、
書き手によって目に触れる形となった言葉たちは、
それぞれの輝きを放っている。
モザイクタイルのように、
色もさまざまに敷き詰められ、
あるいは、
夜空の星のように、
あちこちに散りばめられ、
あるいは、
掘り出される日を待つ化石のように、
慎重に言葉の奥深くに込められ横たわり、
誰かに掬い上げられる瞬間を静かに夢見ている。
今日、先生に会ってきた。
もう二十年前になるだろうか、私が中学生の頃、よく困らせていた先生だ。定年を迎えたらしい。
その頃は、私の性格は凝り固まっていて、よく重いだの堅苦しいだの言われてきた。そんな会話、中学生で出来るのかなどと今は疑問に思っている。
先生はあれから、二十学年分の生徒を見てきたらしいが、その全てを明確に記憶しているとのことだった。教師という忙しい職業柄、なぜ思い出せるのか疑問だ。
私なんて、働いた十数年の間、取引先の顔なんてろくに覚えてきていない。先輩にも怒られたものだ。
まぁ、忙しく働いてきたたくさんの思い出に埋もれまた一つまた一つと忘れていっただけなんだろう。
思い出を分けて、大切にする。簡単なようで難しいことだ。それを先生はしっかりしているから、あんなに楽しそうなのだ。夜の酒場でも目立つほどに。
ただ、今日褒められたこと、それは些細なことに疑問を持つことだった。これだけでも、これからの思い出とは切り離して、覚えておきたいと思う今日この頃。
こう考える自分、重くないかな。
「たくさんの想い出」
私にこんなにもたくさんの想い出を ありがとう
これからも あなたとの想い出を たくさん作っていきたい
たくさんの思い出
たくさんの思い出
書ききれないくらい、言い出しきれないくらい
忘れたくない思い出がいっぱい
目に焼きついている
楽しかったこと、悲しかったこと
でも、絶対に忘れたくない
その日が二度と戻ってはこない
繰り返すこともない
思い出すだけで、
胸がいっぱいになるし
自然と顔が綻ぶ
気づかないうちに涙がほおを伝う
自分の記憶がはっきりしている間は
この、たくさんの思い出を
きっと、誰かに話したり
1人で思い出したりしているんだろうな。
たくさんの思い出をありがとう。
たくさんの想い出
こんなに辛い気持ちを味わうならば、あんな想い出なんて最初から無ければよかったって、
幸せの絶頂期には、これからの幸せの時間には、
忘れられてしまうのかな。