『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たくさんの想い出
想い出って、なんだろう。
いいものにもなるし、悪いものにもなる
想い出にふけり、いい気分になれる
でも、想い出にかじりつきすぎると次の一歩が踏み出せない
子どものとき、絵のコンクールで賞をとり、その時の書き方をおおきくなってもつづけて、進歩ないねと言われたことがある
くやしかったけど、その通りだ
想い出を良薬にするか、毒にするかはその人次第。
俺は良薬にしたい
家族より彼氏との思い出の方が沢山ある
思い出すと泣いちゃう 早く一緒になりたいね
法律も家族も何も守ってくれない 理解してくれない
この世の中おかしいよ
たくさんの思い出
父、祖父母の楽しいかった思い出。
同級生の親友
幼なじみの姉妹みたいな子
ボランティアの親友
いっぱい思い出がある。
辛かった事、泣いたり、笑ったり、してきた。
日々ありがとう。
風に揺れる 時が流れる 今日この頃 君は何してるかな? ふいに想う 涙ぐむ 泣きたくもないのに なぜ頬を伝う 悲しくなんかない 会いたくなんかない でも でも やっぱり会いたい
後ろ髪を引かれる。
心が引き摺られるようで、
立ち止まってしまう。
良い事と悪い事。
色々と、出会ってきた。
「たくさんの想い出」は、
どれも重たくて辛い。
辛くて、仕方がないんだ。
母校が統合することになった。
たくさんの学びを得た教室。
走るのは禁止だったけど先生に内緒で走っていた廊下。
白熱したドッジボールが繰り広げられた運動場。
2羽のかわいいうさぎがいた中庭。
学芸会を終えて達成感に胸がいっぱいになった体育館。
思い出せばキリがないけれど。
たくさんの大切な想い出をありがとう。
新しく生まれ変わって。
また、誰かの想い出の場となりますように。
たくさんの想い出
初恋の人は、ひとつ上の先輩。
会える日も話せる日も少なかった。
でも、委員会が同じになって話せる機会が増えた。
嬉しかった。けど段々、彼にとって私の存在は
ただのひとつ下だということが分かった。
悔しかった。何より辛かった……。
でも、それまでの沢山の思い出はどうしても
忘れられなかった。
だから、思い出に浸っていた。
その時…周りから
「早く次の恋行きなよ」
と言われた。私には恋する資格なんてない
そう思っていると、
「恋に資格なんてないよ。
自分が1番、良いと思うタイミングで恋すれば良い。」
そう言ってくれた人がいた。
同い年の男子。その時は何も思ってなかった。
けど…なんでだろう?最近、やたらその人が
気になって仕方なくなる。
大好きって叫びたがってる。
この思い、伝えて良いですか?
あなたに恋して良いですか?
たくさんの想い出。
たくさんの想い出に
まみれて
生きてる。
どこで
初めて知ったのか
本当にわからないくらい。
たくさんの想い出は
日記に書いてしまおう。
幸せな想い出を
忘れる前に。
あの人といる生活は
ずっと続いてほしいと願ってしまうし
作りたいと思える
たくさんの思い出
Memoria
書くこともできなくて
いつかは消えてしまうけど
Maybe
この心の中なら
忘れない
Memoria
−たくさんの思い出−
「たくさんの思い出ありがとう」私はそう言った。
君は悲しい瞳でこっちを見上げた。
こう言った理由、それは最期が近いから。
私が正直に言うと君が絶対泣くと思ったから。
でもその独言が君に聞こえてたみたいで、
「そうなの?」って聞かれてた。
まずいと思ったが、時すでに遅し。
そして最期の日。君の目の前で最期を過ごした。
#40 いつまで続くかも分からない、入院生活が続く。
ベットの上で、彼との少ない、でも想いはたくさん感じた過去を思い出す。どうなっているのかな、何も分からない事実。
せめて、退院させてよ。そう思ってしまった。
残りの人生を楽しませて、と。
___たくさんの想い出
テーマ:たくさんの想い出 #6
私は先輩のことが好きだ。
それに気がついたのは、高校2年の春のことだった。
先輩は一緒の部活。和太鼓部。
いつの間にか前に立って太鼓を叩く先輩に憧れて、気がついた頃にはそれが好きという感情に変わっていた。
私はその気持ちを伝えようと部活のない日の放課後、こっそり先輩の教室に行った。
その時、
「晴人〜」
そう先輩を呼び捨てする女の先輩がいた。
その女の先輩と仲が良さそうに話す先輩。いつもは一心になって太鼓を叩いていて、笑ったところなんて見たことがなかった。でも、その時の先輩の笑顔が素敵で…。
私が知らなかった顔があったこと、そしてそれを知っている女の先輩。
私は胸が苦しくなった。
「あれ? 篠宮?」
ドアに隠れていた私と教室を出ようとした先輩の視線が交わる。隣には、さっき先輩を呼んでいた女の先輩。
「今日は部活、休みだよな?」
そう言って私の顔を見る先輩。
「あ、う…。えっと……」
私は声が出なくなった。なんだか、変な感じ。何も言うことができない。
じぃっと見つめる先輩に
「はい! すみませんでした!!」
そう言って先輩の目を見ずに走り去ってしまった。
わー……。やらかした。
私は走り、そのまま下駄箱まで来てしまった。
上靴と靴を履き替えた時、先輩と隣りにいた女の先輩のことを思い出す。
「お似合いだったな、あの二人」
ポツリと呟いた。
先輩は顔も整っていて、背も高くて。隣りにいた女の先輩も、すごく美人でスラッとしていて。
私なんかが釣り合うはずがない。そう思うと鼻の奥がツンとした。
目からポロッとしずくが落ちる。
「あ~ぁ。恋なんてしなければよかったな」
私はそう言葉を吐いた。その時ポツポツと雨が降ってきた。
その雨は、どんどん強くなっていった。
私の心を表すように。
私の先輩とのたくさんの思い出たちのように。
「ねー…晴人。もしかして、いつも話しているのって今の子のこと?」
「そう」
僕は答える。僕は去っていった後輩の篠宮の背中をぼーっと見つめていた。
「えっと……。もしかしたら勘違いされたかも?」
幼馴染の真理にそう言われ、僕は何を言っているのか分からなかった。
「勘違い?」
僕がそう言うと真理は眉を寄せて
「だ~か~ら~。私達が付き合っているとか、そう見えちゃったんじゃないかって!」
真理がそういったのでますます頭にはハテナがうかぶ。
「なんで? 真理は彼氏いるじゃん」
僕の返しにはぁ~っと大きなため息をつく真理。
「アンタって顔はいいのに頭がちょっとね…」
真理はそんなことをブツブツ言っている。
「それに、僕が好きなのは真理じゃないし」
「だから! 勘違いされたかもって言っているの! 私達が幼馴染なこと、彼女は知らないでしょ?」
もー…っと呆れられた。
だって僕が好きなのは篠宮なのに、なんで勘違いされないといけないんだ?
僕は、真理の言うことが理解できなかった。
「あ、雨」
僕は窓の外を見て呟く。
篠宮、大丈夫かな…。
心の中では降り続ける雨のように、また篠宮のことを考えていた。
全くこの男は、何人の女子を虜にすれば気が済むんだか…。隣りにいる晴人を眺めて私は思った。
私もその一人だった。
その事実は今でも変わらない。だからさっきの後輩ちゃんの気持ちがわかる。
降り始めた雨を見つめていると思い出した。晴人が後輩ちゃんのことが好きだと知った、あの日降った雨のことを。それから私は晴人から離れるために彼氏を作った。
それなのに、一向に晴人と離れられない。
晴人とはたくさんの想い出があるからなのか。
さっき、晴人にはっきり
ーー好きなのは真理じゃないし。
そう言われたときズキンと胸がいたんだ。その時感じたんだ。好きという気持ちは雨のように落ちて消えてはくれない。
後、4ヶ月したら卒業だ。
6年間勉強していたこの場所もいやな思い出とか
面白い思い出とか、怒られた思い出とか
沢山あったな。
後、4ヶ月で中学生になるけど
中学いっても同じ人ばっかだし
そんなに寂しくはない。
それでも、この6年間ずっーといた
学校は、たくさん思い出があるな。
正直、卒業したくない笑。
だって、勉強むずくなるんでしょ。
嫌だよ笑
でも、楽しかった思い出を胸に、
新しい所へ行きたいな。
静かに貴女に近づくと、貴女はギョッとした顔をしてこっちを見る、ワタシはその顔を見て最悪だった気分が和らいだ気がした、
貴女は気づかれてないと思って、ワタシのことをああ言ったのでしょう、でも、それは大きな間違い
空気は教えてくれる
噂話を
恋話も
陰口も
貴女がワタシを心配する振りをして密かに笑っていたことも、
風は教えてくれる
体の動かしかたを
勇気の出し方を
そして
相手の後ろをとる方法を
そしてワタシは、貴女に教える
人生は予想がつかないものだと
人の心が砕け散る瞬間を
貴女の
壊し方を
「本日はお忙しい中、取材をお受けいただきありがとうございます」
「いえ、大したお話はできませんがよろしくお願いいたします」
「よろしくお願いいたします。早速ですが、お部屋が広くて、とても明るいですね」
「そうなんです。主人のこだわりで、光の入り方に合わせた内装をしてますの」
「そうでしたか。お庭も綺麗ですね」
「ええ、庭の方は私の自由にさせてもらっているの―――」
――――――
「いやぁ、本当に素敵なご夫婦ですね。最後に、夫婦円満の秘訣も伺ってよろしいでしょうか」
「うーん、秘訣と言えるかわかりませんが、主人からもらったものはどんなものでも大事に保管しておりますの」
「ええっ、ご結婚されてから全部ですか」
「いえ、付き合いはじめてからですわ。ご覧になります?」
「それは是非」
「こちらです。この一室にあるものは全て主人からもらったものですの」
「こんなに沢山…。このカップは?」
「主人とデートで食べたアイスのカップですわ」
「この紙は」
「連絡先を書いてくれたメモですわ」
「すごいですね…。綺麗に整頓されてますし…。えっ?この瓶に入っているのは…」
「主人がくれた1番大切なものですわ。もっと大きくなった姿は見られませんでしたが、こうしていつまでも3人でいられますのよ」
「えっ…」
「ここにいたのかい」
「あら、あなた、おかえりなさい」
「ただいま。おや、お客さんかな。こんにちは」
「こっ、こんにちは」
「それは…」
「ええ、あなたからのプレゼントをお見せしていましたの」
「そうだったんだね。ちょうど今日もプレゼントを買ってきたんだ。下にあるから見に来てくれるかい。」
「あら、嬉しい。何かしら」
「………えっと、あなたは取材に来たのだったかな。」
「あっ、はいっ、そうです」
「彼女変わっているだろう?それは僕がハロウィンに驚かそうと買ってきたものなんだ。わかるね?」
「はっ、はいっ。本日はこれで失礼いたします。あっ、あっ、ありがとうございました」
『たくさんの想い出』
たくさんの思い出
わたしにもたくさんの思い出があります。
その思い出は、音楽と一緒になっていて、今も音楽と共に蘇ります。
ベートーベンの田園。随分幼かった頃、遅い朝ごはんの後にラジオから流れる、ベートーベン。
わたしの面倒を見てくれていた叔母との思い出。
NSPの夕暮れどきは寂しそう。
小学校高学年の頃、この曲の雰囲気が、夕暮れの切なさとぴったりで、子どものわたしにも響きました。夕暮れの切なさの思い出。
わたしには、たくさんの思い出と音楽がセットになって、心に残っているのです。
たくさんの思い出と共に、たくさんの音楽が蘇ります。
今日は朝から寝坊して学校に遅れそうだった
けどまぁ間に合ったし最高じゃね?
( たくさんの思い出 )
馬鹿やって楽しかったあの時間も
悩みを分かちあったあの時間も
たくさんの思い出に包まれた。
それを〝起〟にするか〝結〟にするか。
たくさんの想い出
たくさんの想い出を、
いるものといらないもの
きっちり分けて
前者は宝箱に入れて永久保存
後者はゴミ箱にポイしてさようなら
そんなことできたら
きっと苦しまずに済んだし
そんなことできてしまっていたら
人間のこころは硬く冷たいまま