『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【たくさんの想い出】
生まれて何年も経って、それなりの想い出はある。
楽しかった、面白かった、辛かった、悲しかった、笑った、嬉しい、幸せ、、、
たくさんの、ほんとたくさんの想い出がある。
これからも増えていく。
普段は何気なくただ毎日を過ごしている。
だから、この機会だから改めて、本当にありがとうございます。
想い出は無くならない。
明確な記憶として思い出せなくても、
起こったことは、無くならない。
だからこそ、大切に生きていこう。
冬になったら
昔聞いて今も忘れられない話。
冬になったら、父に会えると思っていたの。
ほら、私母子家庭なんだけど、
父は近所に住んでいて。母の他に女がいたのね。
母は毎晩泣いて、朝になると弁当を作って私にもたせるの。
父のところに持っていくようにって。
私は毎朝自転車に乗って、
その女の家に停めてあるママチャリに弁当を置いた。
ある日たまたま酔っ払った父が出てきて、
冬になったら帰るから、と言ったの。
漠然としているけど、小学生の私はその言葉を信じて待った。
それまでは、貧乏で半袖しか着られないから
冬が大嫌いだったのに、急に待ち遠しくなった。
ずっと寒ければいいのにと思った。
もちろん父は帰って来なかった。
三十になって、父が死んだと言う知らせが来て
葬儀にかけつけたら、
父の娘は私以外に3人もいたの。
もちろん、そんなの知らなかったわよ。
向こうの人たちも、露骨に嫌な顔をしていた。
弁当を届けることが嫌じゃなかったか?
全然。時々、摘んだ花なんかも添えたりして笑。
父を憎んでいないのか?
私は今でもすごく父が好き。母もそれは変わらなかった。どうしてかって聞かれても…分からないけど、
おかげで私の人生に冬は来ないのよ。
思い出はたくさんあるけどもう増えない
時が経つほど
流した涙の数ばかりが増えていく
会いたい
Record
辿る世界に
縅した欠片が
哀しく彩り
冷たき瞳で視つめ流した…
孤の足跡へ
堕ちる破片は
儚くて散り
凍てる瞳に魅つめ凪がれ…
震える手が
終われやしない
物語りへ 縁取る…
独り刻まれ
脳裏は廻り
失いと対価
知識へ産み
夢の鮮やか
概念の定め
震える手で
終わる事がない
物語りを 縁取り…
「此の… 此れからの…」
『たくさんの想い出』
アルバムにはたくさんの想い出がある。
記憶の中の思い出が薄れていってしまっても、アルバムを開けば当時の風景や、そこに写る人々の表情を観る事が出来る。
過去そこにあったであろう様々な想いを、現在の頭の中に描いていけるのだ。
思い出とは過去《むかし》のもので、想い出はいつも現在《いま》にある。
私はそんな風に考える。
…たくさんの想い出…
フォトグラフに 飾った
写真たち
ここには たくさんの 想いが 積もってる
_end_
たくさんの想い出
ふと、思うことがある。何気ないいつも通りの日常が、振り返った時には人生という名の大きなパズルの1ピースになること。
でも、その1ピースは特別だっていうことが分かった。人間は1秒1秒の事を必ず記憶することは無い。
どうしたって両手から溢れていくのだ。けれど、それは悲しいだけの事じゃない。
人間はとても賢いから、本当に大切なこと、その人に必要なことをピースにまとめてくれる。俺は、人間が大嫌いだけど大好きだ。
____だから、ポロポロと流れ落ちていく涙も、明日に不安を抱く心も、ぜんぶぜんぶ無視して数え切れない想い出を抱きしめる。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第五十二話」
「今なら、管理人は出かけているよ」
キトンは、管理人の部屋を監視して、管理人が出かけて行ったのを見計らって、志那達に合図を送りました。
「あの管理人の禍々しいオーラは、キツ過ぎます…」
「ピエロ、大丈夫か?」
「じゃ、みんなを呼んで来る!」
志那は、スマホを使って梨々華やカインド達を呼びました。
「志那、何の用ですの?」
「コレから、ミュージアムに行こうと思ってたんだけどな…」
「志那、楽しまないと損だぞ。こんなユートピアみたいな街、そんなに無いからな」
梨々華やカインド達は、コレからどこかに行くかの様なお洒落着の格好をしていました。
「アレ?由里と章司は?」
「二人は呼んだけど、部屋に居なかったよ?」
スモークは、由里と章司に連絡を入れようとしました。
「なら、ちょうど良いですね。その二人は、呪いにかかっている時間が長いから、解くのにかなりの時間が掛かりますし、後回しの方が効率は良いです」
「志那、そいつら誰だ?」
「私の部屋でシェアハウスしている先住民だよ。幽霊のピエロと猫のキトンとカモメのガバード」
志那は、カインド達にピエロ達を紹介しました。
「お前らも、回帰光玉で仲間を失くしたのか?」
「ああ、そういう事だ。お互い、同じ境遇だとはな」
「皆さん、お洒落をしてお出かけって事は…かなり呪いが進んでいますね」
「三次元国で浮かれていると、一文無しになる。ケブバガミが呪いを掛けて悪化させているな」
「呪いは、解かなきゃダメだよ?」
「せーの、カースクリア!」
ピエロ達は、カインド達に掛かっている呪いを解きました。
「…何なんでしたの?」
梨々華はまさかと思い、自分の所持金の残高を見ました。
「ウソ…!こんなに使ってましたの?!」
「梨々華、俺達も同じだ」
「うわっ!どうしよう…」
「不覚だ…」
梨々華とカインド達は愕然としていました。
「…実は、俺達は呪いには掛かっていません」
「言えば、掛かっているフリだ」
アメジストとアンバーは、カミングアウトしました。
「エッ?!じゃあ、今まで何で掛かっているフリなんて…」
「勿論、調査ですよ。秘密裏に管理人を調査していました」
「管理人は、最初から見て怪しいと思ったからだ」
「…流石、林檎は違うね」
キトンは、呟きました。
「管理人を調査して分かった事ですが、毎晩のように誰かと会っている事が判明しました」
「相手は多分…宝石の密売人か何かだろうな」
林檎王子の二人は、管理人の調査報告をしました。
「この国に掛かっている呪いって恐ろしいな…大量出費させて借金地獄にするつもりか?!」
ロードは、顔を青ざめながら恐怖に陥っていました。
「管理人は追った方が良いよ。今までの仕返ししてやるんだから!」
志那は、やる気満々でした。
「…志那は、管理人にこき使わされていましたものね…」
「管理人を何とかしないと、このマンションから出られないし、また呪いに掛かる危険だってあるから、僕は賛成だよ」
「皆で、あの婆さん追跡するぞ」
志那達は、管理人を追跡する事にしました。
授業中目が合った
今日少しだけ話せた
手を振り返してくれた
ほんとにこんな些細なことで
嬉しくなっちゃう私。
休日なんていらないのにな。
*たくさんの思い出
私は「思い出作り」という言葉が嫌いだ。
「たくさん思い出を作ろうね」とか、思い出って作るものじゃなくて、いつの間にか思い出になってるものじゃない?
どんなことも思い出になる。
いやな思い出もあるかもしれない。
でも、そんなこともあったよね?って笑って言えるときが来るなら、いやな思い出もそんなに悪くはないかも。
大切なのは思い出の数じゃなくて、本当の思い出になるかどうかじゃない?
それは今の自分が幸せかどうかで変わって来るんじゃないかな。
たくさんの想い出。
まだ実感が湧かない、新しい学年。
夏休みに、入道雲を眺め、そっと息を吐く。
何時しか、涼しくなってきたと、感嘆する。
木枯らしが駐輪場に吹き荒れ、澄み渡る宙が眩しい。
海の様に冷静な空気。吐いた息は白に混じり、
雪が降ると、喜んだ僕達。
コンコンと降りしきる中、
手がどうしよもなく赤くなっいることに気づく。
次第に、寒さが弱まってくると、
──────さぁ、ね。
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きみと作ったたくさんの思い出は決して
幸せだけではなかったけれど
記憶から消したくない大切な思い出です
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Theme:たくさんの思い出
思い出を増やすことは、小さな石を積んでいくことに似ている。
ひとつひとつ、手に触れたものをそっと丁寧に。崩れてしまわぬように積み上げたそれは、時折ふと土台の形を思い出したり、上手く積めずに入れ替えたり。複雑になっていく形や積み方は、きっとあなただけの形をしている。
積み上がったそれはやがてあなたの一部を形作るのかもしれない。
あなたの大事なものになるのかもしれない。
そうして積み上げていったものたちは、いつか誰かに繋がっていくのだろうか。
誰かに語り、繋ぎ、いつか誰かの手に拾われていくのだろうか。
そんな日が、来るのだろうか。
そんなことを考えながら、今日もひとり石を積み上げる。
お題 たくさんの想い出
例えばあなたと観た夕陽だったり
例えばあなたの手の温もりだったり
例えばあなたの笑った顔だったり
思い出すのは些細な瞬間だけれど
それでもずっとずっと自分の中に積もってる
大好きなあなたへ じゃあね
お題 たくさんの想い出
目の前を過ぎる季節が
白黒に変わって消えていく
たくさんの想い出の中
あなたばかり探している
あなたの生き方を信じて
いつまでもここに居る
貴方のことを考え
貴方のために頑張り
貴方を追いかけ
貴方を守り
貴方を想い
貴方を好きになった3年間
"たくさんの想い出"
もうずっとないと思ってた
こんなにも心がいっぱいになるのは
貴方と話すだけで幸せだと感じる
初めて手を繋いだ時も
初めて自分から貴方を抱きしめた時も
とっても幸せだった
たとえ、これが全て
液晶の中の話だとしても
私はきっと幸せ者だ
ずっと探してたのは、ホントの自分
でもわからなくて
苦しくて
でもそれはホントの自分を感じて
いくのが恐かったんだ。
今も正直すこーし、怖いよ
だけど
少しずつうす皮を剥いでくみたいに
自分の香り、本心、本望
見えてきた
だから
こわくていいんだよ
当たり前じゃんね
不安でだいじょうぶ🍀
そうして、認めていくと
楽になったよ。
生きててくれて、ありがとう💖❤
いつかの私へ。
今までの人生を振り返ってみると
よく怒られたし
理不尽なこともあった
でもそのおかげで普通が一番だと
思えるようになった。
たくさんあるよ、いいこともわるいこともいっぱい。私たちはたくさんの想い出をつむぎながら長い月日を過ごしてきた。あとどのぐらい居れるかな…
あいさん