『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
YouTubeで見た昔のCMの動画。
制服姿で歌って踊る彼女たち。
そんな時間はとっくに過ぎて、私はもういい大人だ。
自然と涙が溢れていた。
今さら何を比べているんだろう。
青春が10代なんて誰が決めた。
今から、この一瞬からでもいい。
泣きながらでも、ネガティブ思考でも。
明日からの人生を突き進んで輝け私。
それでいい。
それでいいじゃないか。
人生なんてわからない事だらけだから…
「ああ、はいはい、それでいいよ。ご苦労さん。」
(それでいいとはなんだ!それでいいとは!)
心の中で憤慨しながらも「ありがとうございます。」と口先だけの謝辞を飛ばす。
せっかく時間も労力もかけて作り直した企画書を無下に扱われてショックではあるが、上司に文句を言われず企画が通ったのなら問題は無い。
とりあえず自分の席に戻り、ため息混じりの深呼吸をしていると目の前の電話が鳴る。
「もしもし、営業三課、真柴です。」
いつも通りの間の抜けた定型文で対応すると、
「おいおい、そんな適当な挨拶でいいのかよ、真柴。」
とよく聞き慣れた声が心配よりも呆れが多く含まれた返事をする。
「内線しかかかってこない電話で7割はてめぇのとこの事故案件だ。挨拶も適当になるさ。勝村部長様。」
先程のストレスを軽く込めて皮肉って返してみれば、「あぁ、まぁ、そうなんだがな…」となんとも歯切れの悪い受け答えにさすがにほんの少しだけ可哀想に感じた。
「それで今回はどんな案件なんでしょうか?」
間に耐えられなかった俺はこちらから切り出していく。
そうすると水を得た魚のように「いやそうなんだよ!実は部下の企画が取引先に気に入ってもらったのはいいんだけど、内容が少し甘いもんだから本人に聞き取りをしたら、これがまた「考えてませんでした」のオンパレードなのよ!!」と一気に内容をぶちまける。
(つまりいつも通りじゃねぇか…)と心の中で溜息をつきながら、取り敢えず話の流れで説明されていく企画内容を細部までメモしていく。
そうして5分程度説明を受けた後に「いつもいつもすまないね!だけど今回も頼むよ!」と勝手に締めくくられ電話切られた。
一方的な電話に少し疲れながら、さっきもした気もするが、ため息混じりの深呼吸をする。
俺の仕事は基本的に営業の企画書を清書してより良いものにしていくこと。といえば聞こえはいいが、つまりは雑な企画書を作り直してマシなものにする、営業の尻拭いみたいな仕事だ。
しかも企画書を作り直した所で営業から感謝はされど手柄は全部営業がかっさらって行くのでコピーライターみたいな影の仕事だ。
でもそれでいい。
俺は元々現場の設営や対応の仕事をしていて、その次の人事で営業もやったがそれなりの成績をたたき出している。だが、1番気に入っているのは今の仕事だ。
変に肩ひじを張らず、頼まれた案件を自分のペースでこなしていく。
誰かと協力せずとも1人で完結する仕事。
だからこの部署だと本当に気が楽だ。
「さてやるか。」わざわざ口に出して気合を入れる。
誰かに指図されることも発破をかけられることもなく、今日も淡々と企画書と向き合っていく真柴だった。
『それでいい』
普通の毎日それだけでいいや。
今はね。
パワーが、溜まってきたらまた頑張ってレベルアップしたら変われるかな。
大丈夫。今は今で生きよう。
それでいいって言われたい。私に期待を抱かず、仕方ないって妥協して欲しい気が楽になれば、私は私でいることができる。
でも、満足感からのそれでいいは、嫌だ。あんたが良くても、私は良くない。
私は、ここまでしかできない。それでいい?
ああ。もういい。それでいい。
諦めることは、相手を、私を、救うことになるかもしれない。
幼なじみが私の親友と付き合った。
本当は私が付き合いたかった。
私の方がずっと前から好きだったのに。
なんで私より親友を選ぶの。
でも貴方が幸せなら私はそれでいい。
だから邪魔をしないように
独りで飛び降りた。
「それでいい」
それでいいのだ〜
バカボンのパパを思い出す。
人生(この世)は一瞬
死後(あの世)はめちゃくちゃ長い
この世に遊びに来ただけ。
頑張らなくていい
全て楽しべばいい
嫌ならやらなくていい
気楽に生きよう
この世は一瞬の出来事なんだから。
健康診断引っかかったので、真剣に痩せなきゃです
やる気スイッチ押さないと!!
今日は朝早く起きて公園でのんびりするつもりだった。リビングの掃除をして、綺麗になった部屋でコーヒーを飲みながら好きな音楽を聞いて本を読んでいたらいつの間にかお昼になってしまった。予定とは違ったがそれでいいと思った。
あなたが幸せであれば
それでいい
幸せであって欲しい人
この恋は叶わないのだから
いっそのこと
女性の影をちらつかせてよ
妬み、悩み、苦しみ、恐怖し
前進しているのか
後退しているのか
それすら分からず
頭を抱えてうずくまる
聞いてほしい
だけ
助けてほしい
だけ
だからほおっておいて
そんな自分がバカらしいときもある
それでいい
え?それでいい、、ってどういうことだろう。
君はそれでいいよ。
誰かが自信をなくしたとき、自分の感性を信じられなくなって、アイデンティティーがあやふやになったとき、この言葉をいってあげると、すごい安心すると思うなー。わたしにもこういう経験があったし。
それでいいって、そのままの姿を肯定しているってことだよね。それって、悪い意味でとらえると、成長する必要性を伝えないってことだから、使い方に気を付けた方がいいかも。
『それでいい』
獅子は我が子を崖から突き落とすが、人間はそこまで強くはない。
突き落としてしまったら容易く死んでしまうし、実際、古代ローマには崖から突き落とす処刑方法があった。
崖から落ちたら人は死ぬのだ、たやすく。
なので私はいま崖に立っている。
「死にたそうですね」
老人の声がした。
振り返ると、まるで物語にでもでてきそうなしわがれた老人が杖をついてたたずんでいた。
「もし、死ぬのならば、その前にわたしと話しませんか。ああ、そんな嫌そうな顔をしないで、大丈夫です。説得などはしませんよ。」
老人はそういうとよっこらせ、と私の隣に座った。
どうやら拒否権はないらしい。
まあ、何を言われようと私は今日死ぬつもりだから、隣に腰掛けることにした。
「あなた、なぜ死のうとしているんです?」
説得は効かないぞ。
「気になるだけですよ。」
老人はこちらの目をじっと見てくる。
私はその目を背けることができずついには話し始めてしまった。
「単純にやることがなくなったからです。」
「というと?」
「…常に、誰かの期待に応えてきました。
親や、友人やあるいは同期に。
それが私の生き方だったんです。
親に言われて、そこそこに勉強してそこそこの大学に入りました。
特に興味はなかったですが、友人の誘いでサークルにも入って、期待に応えていたら幹事長をしていました。
そんなことをしていたから、それなりの企業に入りました。
そしたらーー
」
「そしたら?」
私は一度言葉を切った。
老人は続きが気になるようだが、私としてもそれなりに心苦しいのである。
「……何も残ってなかったんです。」
「何も?」
「はい、何も。」
「…もちろん、お金も時間もあります。それなりの企業に入りましたから。会社の期待もそこそこにあります。無難にやってきましたから。」
「ただ、そんな、何もない生活を続けるくらいならーー」
「死んだ方がマシだと?」
「はい。」
なるほど、と老人は空を見上げる。
そういえば、この崖から見える景色を私は見ていなかった。
「死ぬ前のアドバイスを授けましょう。」
「死ぬ前なのに?」
「どんな時でも死ぬその瞬間まで、アドバイスはもらうべきですよ。」
「死んでもないのに、よく言う。」
それもそうですね、と老人は笑う。
「人間は最も愚かな生き物です。欲に忠実に生き、欲に溺れて死ぬ。そのような救いようのない生き物です。そして、それは避けられない本能のようなものなのですよ。」
「一方で貴方はとても無欲な方だ。自然の摂理とは相反している。」
だから、と老人は続ける。
「もっと全てに対して貪欲になりなさい。
金は稼ぎきったのか。
学は学び尽くしたか。
期待は応えきれたか。
食は満足したのか。
性は満たしたのか。
愛は知ったのか。
偽善は楽しんだか。
そして死に場所はここでいいのか。
『本当にそれでいいのか』と問いつづけなさい。
その方がよほど人間として正しいですし、きっと死が気持ちよくなりますよ。」
老人は何かを懐かしむように朗々と語った。
正直言って、私は満喫した人生を送ったこの老人が羨ましかった。
「さて、それでは私は行くとします。
また、お会いしましょう。」
もう会うこともない、そう言う前に老人は走り出した。
あっと言うまもなく、老人は崖から飛び降りた。
ーーあの老人も自殺するつもりだったのか‼︎
私が急いで見下ろす頃には老人の姿はなかった。
おそらく、彼は、きっと。
「あなたの死ぬ理由を聞いてないですよ」
私は思わず呟いた。
あなたは、本当にそれでよかったのか。
いや、きっとそれがよかったんだろう。
私とは違う。
「…帰ろう」
あの老人のように人間らしくなってから、また戻ってこよう。
私は自然の景色を一しきり楽しんでから来た道を戻った。
①交換日記を返却してもらわなくちゃ行けない。
②お腹が痛い。
③頭がいたい。
④金曜日と土曜日はショートステイ
⑤お母さんに、具合が悪いことを連絡した。
⑥今日は仕事休みました。
⑦便秘気味。
⑧トイレに引きこもり中
⑨早く寝たい
⑩カイロを貼って寝よう!!
⑪桜散る雨
⑫文章力UPするために、交換日記を書く!
⑬日記を細かく欠くために、毎日、出勤して日頃の生活態度を日記に書く!!
⑭迷ったら素直な気持ちで
私は暫く疲労感を忘れ、宝玉の美しさに驚嘆していた。そして宝玉に触れようと踏み出した瞬間だった。
洞窟奥の影からゆっくりと音もなくフードを被った男が現れた。黒のボロいローブをまとっており、ほぼ暗い岩壁と同化しているようだ。咄嗟に剣を抜こうとしたが、男はなにも言わずナイフをとりだし、飛びかかってきた。
この時、私は疲労感から足捌きが悪く、反撃する態勢を取れず、かろうじて後ずさることで斬撃を回避した。 幸い男との間に少し距離ができたので、私はピタリと止まって、この男を様子を食い入るように見つめた。
男は全身から怒りと苦悩が伺えたが、どこか挑戦的な雰囲気も漂わせている。
震えが全身を走り抜け、自分が身をこわばらせているのを感じていたが恐怖に耐えるべく、ぐっと唇を噛み締めた。それでも剣を抜き、男と対峙することを決めた。
男は抑揚のない静かな口調で言った。
「それでいい」
私は剣を持つ手に力を込め、ゴクリと唾を飲んだ。
それなりに手にしたまあるいオレンジで
どうにか腹を満たそうとする
題『それでいい』
それでいい
腐女子友達
君はそうじゃ無いと
私が調子狂うから
お願いだから
ずっとおかしな
腐女子でいてね
『なあ?霊夢』
「何?」
『何で俺はいきなり抱き締められてんの?』
少し時は遡る。博霊神社に遊びに来たリュウガは何時もは本殿の前を掃除しているはずの彼女が居なくて帰ろうとしたら
「リュウガ」
と呼ばれて振り返るとゴツン❗と頭に衝撃を感じその場に倒れた。意識が朦朧とするなか微かに見えたのは赤い服だった。
そして意識が戻ってズキズキと痛む頭を押さえながら起きようとして気付く手に触れた畳の感触と首の下に見覚えのある赤いリボンと黒髪。
ここで最初に戻る。
「女の子が男を抱き締めるなんて好きだからに決まってんでしょ」
『…何で俺を気絶させたんだ?』
「…あんたが…」
霊夢はガバッと頭を上げてリュウガを見下ろしながら
「モテすぎるのが悪いのよ‼️」
リュウガは?を浮かべ
『はい?』
と言った。霊夢はリュウガの胸ぐらを掴み
「あんたは誰にでも優しいし誰よりも強くて皆あんたの子種狙ってんのよ❗私の婿であるあんたを❗」
『う~ん?俺は霊夢以外と子供を作る気はないけど』
「なら早く襲ってよ。既成事実作る必要無いじゃない」
リュウガはため息を吐いて
『だから殴って気を失っている間にヤろうと?』
「紫がそうしないとダメだって」
(あのスキマ妖怪は後で殴ろ)
『霊夢の気持ちは嬉しいよ。でも意識無いとさ』
リュウガは霊夢の頬に手を当てて
『お前の感触味わえないじゃん』
霊夢の顔が赤くなり力が緩んだ瞬間にリュウガは逆に霊夢を押し倒す。霊夢の両腕を片手で押さえ込む。
「リュウ…ガ」
『俺は何時だってお前を抱こうと思えば出来るけどさ…俺手加減出来ないんだよ』
霊夢は
「…バカ。手加減なんて無用よ。私は博霊の巫女よ?あんたの全て受け止めてやるわよ」
リュウガは霊夢の言葉に一瞬驚いたがフッと笑うと押さえていた手を外して霊夢を抱き寄せた。霊夢はリュウガの背に手を回して抱き締め返す。リュウガは霊夢の耳元で
『今日は寝かせないぜ?』
「それで良いのよ。あんたの全ては私のものなんだから」
終わり
何度も自分に言い聞かせる
それでいい,それでいい,それでいい、と
#それでいい
「何度目だと思う?」
今回ばかりは目を瞑らなかった。腰に手を当てて、いかにも怒っていますよと態度に表す。彼はそんな私を見て一瞬だけ別の表情を出したあと柳眉を下げていく。まだ叱ってはないけど叱られた後の子犬の様な顔。
悪いことをしたのは彼のはずなのに私が悪いみたいになる。
私の首という首には赤い痕がいつも残っていた。首から始まり、手首に足首。痕、痕、痕…。虫刺されで誤魔化しようもない。服を着ても、カーディガンを羽織っても見えてしまう。ファンデーションも塗ったところで服に着く。もう真冬じゃないからタートルネックを着たところで場違いになる。
「『それでいい』訳があるなら聞きます」
「…可愛いから、つい」
「つい…」
つい、調子に乗ってしまうのだとか。自分のものだと視覚的にも認識したいし痕を見て恥じらう私を見たい等々。言い訳じゃなく痕をつける理由を散々聞かされ、しまいには付けた時の反応を痕に触れながら説明してくる。そういうことを聞きたいんじゃない。
「私は、怒ってるの…!外に出られないでしょ」
人と会う約束をしていたのだ。
「そのためだよ。君が約束してる男に見せつけるため」
「私…」
私は人に会うと伝えていたけど男に会うなんて一言も言ってない。疚しいことをするつもりはなく、彼のことを相談するつもりで…。
「このまま俺に愛されましたって見せてくる?それとも俺が断ってこようか?」
主導権が彼に渡ってしまった。相談相手は何事にも動じない人物だが私が無理だった。こんな姿で外に出られないし、もう諦めて手紙で相談するしかない。
「最初から外に出すつもりないんでしょ…」
「ふふっ、悪いね。すぐ戻るよ」
出掛ける彼を見送ると私の怒りも一緒に出ていったみたい。全部手のひらの上、私が諦めることも、こうなる事も。彼にはやっぱり敵わない。
今月から自分だけお弁当を作ってるんだけど、
毎日献立考えたり朝早く起きるの辛い。
ネットにあげてる人とかよくあんな凝ったの作れるよね。
現に今も遅刻しそうだし。
私はそんなのできないので冷食とか企業さまの利器を使わしてもらいますわ。
無理をしない弁当、私はこれでいい。
はーめっちゃ美味しい!
……でも無理をしない弁当なりに色々な便利グッズ買いまくってて逆にコスト嵩んでるんだけどね。笑