『ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ずっと隣で
ずっとなんて簡単には言えない
「ずっと」って言葉は
本当に重い…
未来のことなんて約束不可能だよね
でも
この言葉を言われたい
その上
「隣で」なんて言われたら
最高に嬉しい
それって未来の君の隣に
私が居るってことだから
でも
君は絶対に言わない
その言葉の重さを
最初から君は知っている
そんな正直な君だから
それでも君と居たかったんだ
だけど
今は長く居れば居るほど
未来が見えないことが苦しい…
いや…悔しい
いつか離れて行く君が
いつかふとした瞬間
「ずっと隣で」君と笑い合っていたかったなって
思ってもらえたなら…
それだけで私は救われる気がする
どうか今後のあなたの人生の記憶に
私が残っていられますように…
今は隣で
私があなたを笑顔にしてあげたい
ずっと隣で貴方の寝顔が見れればそれだけでいいの。貴方がいてくれれば良かったのに、貴方はそうじゃなかったのかな。ずっと一緒に居ようって約束したのにね。
ずっと隣で/20240313
僕はずっと君の隣で笑っていたいなんて
贅沢言わないから
僕の知らないところで
勝手に幸せになって
間違いのない失恋
愛の蛇口は水滴すら顔を見せない
本当に、おめでとう。
あれ届いてる? じゃあ良かった。
それと、実は言ったこと無かったけどね?
多分「お母さん」も、こういう風に優しい人だったのかなあって、勝手に思ってたんだ。
まぁその、自分の場合、写真で見た感じでしか分かんないんだけど……
ああもう、この話は後で聞かせるから!
もうちょっと黙って聞いててよ、こっちも結構恥ずかしいんだって!
……うん。──だからね、姉さん。
今までもたくさん頑張ってくれたからこそ、今度は貴方が、しっかり“あの人”と幸せになって欲しいんだよ。
こうやって、影ながら応援してきたんだからさ!
【ずっと隣で】
例えば…本音で話せる。素の自分でいられる。
そんな相手がいたら、どれだけ幸せなことだろう。
もし、そんな相手がいなくなったら…
今日も不安になる。
もしも願いが叶うなら…
ずっと隣で
ずっと隣で
「ずっと隣で私を守ってね」
「当たり前だろう」
夕日に照らされた帰り道
2人で手を繋いで歩いた
一ヶ月後、あなたは消えてしまった
最後に言われた言葉、今でもはっきりと思い出せる
「約束、守れなくてごめん」
ずっと一緒にいられるなんてありえない
そう思っていたけれど、やっぱり辛い
あなたと撮った写真を何度も何度も眺めながら泣いた
あれから二年
今日は雲一つない晴天だ
まだ、あなたの姿が、声が、脳裏から離れない
空を眺めながら歩いていると近くでブレーキ音がした
キキーッ
私の目の前に黒い車が止まっていた
あと何センチかでぶつかっていただろう
車の運転手と謝り合いながら別れた
私の心臓はまだ激しく動いていた
死に直面しかけたのだから当たり前か
当たり前…
そういえば、あの人も同じことを言っていたな
もしかして、今事故に遭わなかったのは
あの人のおかげなのかもしれない
あの人が、私を守ってくれた
これから先もずっとあなたの姿は見えない
でも、本当は見守ってくれてるんだよね
天国で
あなたが亡くなる前に言った言葉は間違いだよ
約束なんて破ってない
今もこうやって、私を見守ってくれてるんだから
“ありがとう、おじいちゃん”
ずっと隣りで
やさしくてあま〜い
なき声
かわいくて抱きしめ
たくなっちゃうの…
ずっと隣りで
子猫ちゃんと一緒…
ずっと隣にいたい人いて欲しい人はいると思う。でもずっとは難しいとも思う。結婚したりしたらできるかもだけど友達だとずっと隣にいるのは本当に仲がいいと出来ないと思う。まぁ決めるのは自分たちだから別にいいけどね。
君の隣で、ずっと笑っていたい
君の隣で、いつでも微笑んでいたい
君の隣で、涙を流したい
君の隣で、怒りたい
君の隣で、いじけていたい
君の隣で、愛を確かめ合っていたい
これを思うのは、我儘?
それとも、仕方のないこと?
これは、君が決めてね
ずっと隣に居られなくても、君が笑えば、私は幸せだから
貴方と初めて会ったのは、まだ年端もいかない頃でした。その時の貴方は親の後ろに隠れて、こちらを伺っていましたね。本当を言うと、貴方の第一印象は良いものではなかったんです。それどころか、何もしないでモジモジする嫌いなタイプだとさえ思っていました。子供の勘なんて、アテになりませんね。
でも、私が手を差し出した時の安心したような顔が、とても綺麗で。子供に綺麗、なんておかしいかも知れませんけど、あの時の私の感情は、言い表すならやっぱり綺麗が妥当だと思うんです。
貴方は成長する度に美しさを増して、十五歳の頃にはビスクドールと並んでも遜色ないような美少女に育ちました。その頃の私は、貴方の隣りにいるのが辛かった。もともと、私は自分の容姿に自信がなかったので、自分の隣りに絶世の美女が存在する事に耐えられなかったのでしょう。わたしは貴方を避ける事が多かったように思います。
二十歳にもなるともうそんな事は無くなりましたけれど、あの頃に感じた劣等感は一生拭えないものです。
貴方は素晴らしい人ですから、他人の目に付くのは仕様がないんです。貴方はどんどん輝いて煌めいて眩しくなって…大勢の目に触れる事になりました。
本音を言えば、少し寂しかったんです。でも、これで良かったのだとも思います。私だけの神様でいてくれなんて贅沢を言える立場ではありませんし、貴方は矢張り、人に崇められてこそ更に美しさを増す。
ああ、でも、一つだけ願いごとがあるんです。お願いです。
貴方には、ずっと笑っていて欲しいんです。貴方の涙を見るのは辛い。どんな時も、貴方が笑顔でいられる事。私はただ、一心にそれを願っています。
そして、差し出がましいですけれど、どうか、それを見届ける事をお許しください。貴方の隣りに居ることを、許してください。
お題『ずっと隣りで』
おはよう
いただきます
ごちそうさま
おつかれさま
おやすみ
くりかえす毎日の
眠たくなるような退屈さえも
あなたとだから続けられる
#ずっと隣で
「ずっと隣で」
今日は朝早くから
夕方まで出掛けた
にゃんこは
久々のお留守番
帰ってすぐに
晩ご飯の支度
にゃんこ…ご立腹💢
ただちにおやつを献上!!
それからもずっと隣で
無言の圧力…
″寂しい思いさせてごめんね″
なでなでヾ(・ω・`*)
猫パンチ…泣
こりゃ、後で大好きな
かくれんぼしてあげなきゃ
ダメだな…(´•̥ ̯ •̥`)
並んで見た似た景色。
僅かに高さと角度が違うその中に、私はいない。
その代わりに、この眼の中にはあなたがいる。
【ずっと隣で】
あなたに寄り添う、ずっと隣で。
子供の頃は飽きる事なく、ずっと隣で過ごしてきた。
大人になってからの方が、それぞれに仕事があって、距離があるかもしれない。
本当なら、息を吸うように、ずっと隣で過ごしたいのに。
(あぁ。とても、もどかしい。)
息苦しいなんて言ったら、あなたは酷く心配して、きっと甘やかしてくれる。
(ダメ。足を引っ張るのだけは、嫌だ。)
真っ青な空を見上げて、そっとため息を溢した。
「ずっと隣で」
今日、約1週間の海外旅行から帰ってきた上司が
ずーっと隣で喋りまくっていた。
仕事に集中できなかった。
このお題をみた時タイムリーすぎて
驚いた。
君はいつも教室で周りと馴染めてない
そう言いたいが私もそうだ
こんな状況で言える立場じゃない
流見「なんで君はいつも周りと話さないで僕を見てるの?」
私「あ、いや…それは…」
私は、人と話す事が苦手
だから、話せなかった
流見「もしかして、君も話すの苦手?」
彼女は、そう言った
私「そうよ」
気があったのか、仲良くなった
ずっと、君の隣で今でも変わらず
君の隣だ
300字小説
はじめまして、よろしく
僕はずっと君の隣にいた。眠るときは添い寝の相手。泣いたときは抱きしめてハンカチの代わり。お出掛けにも旅行にも君は連れていってくれた。君が大きくなってからは『ずっと』とはいかなくなったけど、君が自立して家を出るとき、一番最初に持っていくと決めたのも僕だった。そして……今、花嫁の控え室で、僕は椅子に座って君を見ている。白いウェディングドレス姿の君、とても綺麗だよ。……でも、さすがにもう君とはお別れかな?
君から離れ、眠りについて目が覚めると、僕は新しい身体になっていた。
「見て! 私の小さい頃からの友達のぬいぐるみ。作り直したんだ」
君が僕を君に似た赤ちゃんの枕元に置く。
「これからは、この子をよろしくね」
お題「ずっと隣で」
ずっと隣できみをみていたかった。隣で喜んで、隣で怒って、隣で哀しんで、隣で楽しみたかった。でももうできないんだ。きみは、喜ぶことも怒ることも哀しむことも楽しむことも。ごめんなさい。私がきみの手を離したから。ごめんなさい。何度そう言ったって、きみの瞼は、ひらかない。それでも私は、生きていく。きみの生きられなかったぶん、私が100年だって1,000年だって生きてみせる。だから今は、お空から私を見ていて。私がお空に飛んだときによく頑張ったねって言ってほしいの。きみの名前を呼んで涙を拭うだけで勇気が出てきて、一歩を大きく、だけど小さく踏み出せるんだ。
ずっと隣で。
照れ臭そうに笑う顔に歓喜よりも罪悪感で言葉を失った。それも絶望に近い。
君の隣はとても甘美で幸福な夢なのだ。
彼の隣にいる自分は誇らしい。その場所を守るためにしてきた努力すら愛おしい。
だが同時に贖きれない罪が不相応だと睨め付けている。
ずっと隣にいてほしかった。
笑わなくても話さなくても、ただ生きて隣にいてほしかった。
でも、無理だったみたいだね。
君は全身冷たくて、僕より暖かかったはずの手のひらはまるで氷だ。死化粧なんて似合ってない。
そう言いたいけれど、君はどこまでも綺麗だった。
「愛してる」
あわよくば、君が安らかでありますように。
ずっと隣に写真を携えて、願っています。