あすか@中学生

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ずっと隣できみをみていたかった。隣で喜んで、隣で怒って、隣で哀しんで、隣で楽しみたかった。でももうできないんだ。きみは、喜ぶことも怒ることも哀しむことも楽しむことも。ごめんなさい。私がきみの手を離したから。ごめんなさい。何度そう言ったって、きみの瞼は、ひらかない。それでも私は、生きていく。きみの生きられなかったぶん、私が100年だって1,000年だって生きてみせる。だから今は、お空から私を見ていて。私がお空に飛んだときによく頑張ったねって言ってほしいの。きみの名前を呼んで涙を拭うだけで勇気が出てきて、一歩を大きく、だけど小さく踏み出せるんだ。

3/13/2024, 11:51:54 AM