『すれ違い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
言葉と行動もそれの意味をひとつにできないのかな?
そうじゃないから他の人とすれ違っちゃう
そもそも他の人が同じ考えかは確かめられないもんなー
んー それでも言葉もつかうし行動して確かめたくなる
伝わるかもしれない 届くかもしれない
その可能性があるから確かめたくなっちゃう
絶対に意味が一緒か確かめられなくても相手に伝える
これ?違う!じゃあこれ?そう!…かと思ったら違ーう!
みたいなやり取りが起きるかもだけど伝える
それでも一緒なことを考えてると思えたときが嬉しいから
だから傷つく可能性があっても人と話したい
そっちのほうがいいって信じてるから
すれ違いは2種類ある。
意図するのがあれば、意図しないこともある。
相手に興味がなくなればすれ違いが起こる。
すれ違いは自然に起きてしまうことではない。
相手を意識すればすれ違いは避けられるのかもしれない。
【すれ違い】
すれ違いって、ホラ昔のゲームであったじゃん。すれ違ったら、ゲームのアイテム交換できたり、キャラクター同士で挨拶できたりするやつ。
もちろんお互い知らないままで、多分一生話すこともない人と偶然すれ違うだけ。ゲームの中でちょびっとだけ、触れ合える。
──偶然。
ひょっとしたら、おれ、おまえとすれ違うことすらなかったかもしれないんだよな。
あ。ダメだ。
こんなん考えただけで泣きそう。
うん……ありがと。今はこうしていていい?
「すれ違い」
私はみんなと同じことができなくてどうしたら良いか分からなくて部活の雰囲気を壊したことがある。
同輩に謝るしかないと思って謝ったけれど同輩は謝ることをしてほしかったわけではなかった。
わかり合いたかっただけ、話し合いたかっただけ。
きちんと対等になろうとしてくれたのに私は応えられなかった。
これが私のすれ違い
「すれ違い」
すれ違う女子高生
すれ違うOL
すれ違…わない主婦…否、万引きGメン
問い詰める店長
悪態をつく僕
電話する店長
泣いて謝る僕
やって来る警察
連行される僕
すれ違う初恋の人
◤すれ違い◢
僕が君を好きだったとき、君には好きな人がいた
君が僕を好きになってくれたとき、僕にはもう恋人がいた
きっとずっと、交わらない運命
ポストを開けるのが毎日の楽しみだった
100均で浮かれることがなくなった
今日も私は郵便ポストを通り過ぎる
片思い
僕とあなたはすれ違う
あなたは僕とはすれ違わない
綺麗な花には気づくけど
道の石には気づかない
※すれ違い
すれ違いのアレコレ!
すれ違う回数は
人によって異なる
すれ違いは
予期せず始まることがある
すれ違いは
なんとなくはしまることもある
すれ違う前は、
すれ違いで終わるとは思わないことが多い
すれ違っている時は
すれ違っていることに気付いていない
すれ違ったことは
すれ違ったあとから気付く
すれ違いは、
現実の距離と関係なく、起こりえる
すれ違いは望んでいないが
すれ違うことだけでも願うことがある
すれ違ったあとに
振り返っても、もうそこには誰もいない
すれ違いは、
生活を彩る
まー
先日,彼女と別れた。高校生で初めての恋人。互いに気を使いすぎてぎこちなくなってしまい本音で語り合う前にケンカして別れてしまった。
彼女は隣のクラスで顔を見るのは互いが移動教室ですれ違う時だけなのだが,自分には勇気がなく,つい目を逸らしてしまう。正直未練は残っている。前の関係には戻れなくとも謝って仲直りしたい。でも彼女は僕を許してくれるのだろうか
先日,初めて付き合った彼氏と別れてしまった。原因は2人とも気を使いすぎて,空回りをしてその時の感情に任せてで別れを切り出してしまった。
彼は隣のクラスで移動教室のタイミングで何度もすれ違っている。私はその度に目で追ってしまう。本当は仲直りしたい。でも,私から別れを切り出してまい,彼には嫌な思いをさしてしまった。その証拠に彼は今日も目を合わしてはくれなかった。彼はきっと許してはくれないのだろう
君が生きているなら、僕の持つすべてを捧げます
君と居られるなら、地獄の果てまで共に行きます
『すれ違い』2023/10/20
01.すれ違い
相手にとっての正義は私にとっての悪で
相手にとっての悪は私にとっての正義で
そんなことがありふれてるこの世の中で
生きることが難しいと感じることも多くあって
ぶつかりたくないのにぶつかって
泣きたくないのに泣いて
そんなことが続いた時は
これじゃ戦争は無くならないんじゃないかなんて
考えたりもする
でもきっとそんなことはなくて
すれ違うことは悪いことだけではなくて
新しい考え方を生み出せる機会でもあって
自分の考えを見直せる機会でもあって
そうやって歩み寄っていけばきっと
戦争も無くなるんだろうなと思うのです
違いを正そうとするんじゃなくて
違いがあることも大事だと
そう考えられるようにまずは自分から
すれ違い
路傍で君とすれ違っただけのそれだけの存在、
どれだけ辛くとも、失敗したとしても
泣かない、泣けない…
本当は、ちょっとの失敗で泣きたいくらい落ち込むし、誰かの小言も私の心に深く深く突き刺さってくる。
平気なわけじゃない、平気なふりをしてるだけなの。
どんな時も笑って、ふざけたこと言って周りを笑わせようと頑張る。それしか、私の存在意義がない気がするから。
死にたいわけじゃない。
ただ、認めて欲しい。
生きてていいよっていってほしい。
それだけなの…
だけど、だれも気づいてくれない。いや、気づかれないようにしてしまう。
素直になれない私は、今もこれからもずっと
みんなと
すれ違って生きていくのだろうか、
父は私の人生の中で1番しょうの無い人間だった
外ヅラだけはよかったみたいだけど
家では酷い大酒飲みで
今思えばおそらく何かしらの発達障害で
母や私にいつも惨めな思いをさせた
ある日父は脳梗塞で倒れた
元々予兆はあったのに
ちっとも自制しなかったから
いつかそうなるとは思ってた
体の自由がきかなくなり
記憶も言葉もあいまいになって
介助されないと排泄もできない
ゾンビのように歩くやせ細った父の姿
私は自業自得だと思った
父は私のことがわからなくなり
自分の妹と勘違いした
だからお見舞いにはあまりいかなかった
病院で迎えた年末
父はお菓子の入ったサンタのブーツを買いにいくと言い始めた
そんなものどうするの?と聞くと
娘のためにと父は答えた
次の年の春父は死んだ
「離婚しよう」
すれ違いとはまさにこの事だ。僕達の間では感情の差が激しすぎる。しかし、有無を言わさぬ感情を必死におさえている私に、彼女は反抗した。あぁ、そんなことをされたら歯止めがきかなくなるじゃないか。
僕には双子の兄がいる。
兄はスポーツでも勉強でも何でも出来る。
僕とは正反対だ、
そんな僕と兄だから
意見のすれ違いなんて日常茶飯事だ。
兄は僕に言うんだ、
「俺に出来たんだからお前にも出来る。」
冗談じゃない、それは才能持つ者が言うセリフだ。
天才に、僕の気持ちなんて分からない。
俺には双子の弟がいる。
弟は俺の事を天才だと言う。
そんなことはないのに、
俺はただ、アイツらを見返したくて、
その一心でここまで来れた。
だからアイツにも出来るはずなんだ。
兄弟なのに、俺の頑張りが伝わっていないのだ。
君はもう、私のことなんか覚えてないだろう。
雑踏のなか、スーツ姿の君とすれ違う。
歩を緩めた私のことなんて目もくれず、さっさと君は人混みに紛れていった。
私は後ろを振り返ろうとして、止めた。
そうして何事もなかったかのように点滅し始めた信号機に急かされるように歩きだす。
君は、私のことなんて覚えていないだろう。
すれ違った君は昔と変わらずに綺麗だった。
少し歩いてから振り返った私は、雑踏に消えていく君の小さな背を目で追った。
君はもう私のことを覚えていないだろう。
だから、私も、もう忘れよう。
テーマ「すれ違い」
秋の日は釣瓶落とし。明宏は今にも沈もうとする日に急き立てられるように帰路を急いだ。
宅配物が届く予定の日だというのに、残業が長引いてしまった。こんなことは今月に入ってから何度目だろうか。転職先である今の会社は前の職場より累計残業時間は短いが、タイミングが悪い。業務上仕方のないことではあるけれども。
早足で改札をくぐって目的の列に並べば、図ったように目の前に列車が止まる。特急だ。明宏の乗る車両ではない。
ここまで来れば急いでも仕方あるまいと、押し出されるように飛び出す人波を見るともなく眺めた。
白線の前に立った明宏の横を、白髪混じりの髪をオールバックにした男が通った。どこか既視感のある姿につい目が引かれる。その彼が襟元を正すのを見て、ふと気が付いた。彼は高校時代の同期だ。
彼とは一時期、ルームメートとして同じ部屋に起き伏しした仲である。一人静かに本を読むことを好んでいた彼と自分はタイプは違ったが、馬が合った。寮という狭い箱の中では中々上手くやれていたと思っている。
当時流行っていたドラマを見て、いつか大人になったら酒を酌み交わそうとも約束していた。自分は一年もしない内に高校を中退し、定時制に移ってしまったのだけれど。
列を抜け出そうか迷う明宏の前に、再び列車が止まった。各駅停車だ。
明宏は逡巡し、目の前の車両に乗り込んだ。
帰宅ラッシュらしく車両内は雑然としている。電車特有の匂いが鼻をついた。
車窓から彼の姿が見えないことを確かめて、彼との再会よりも宅配物を選んだ自分に視線を落とした。
思えばまだ携帯電話も普及する前のことだった。互いに随分老け込んだ今、彼を認識できたことが奇跡ですらある。
彼がまだ自分を覚えてくれているかは分からない。彼を追わなかった理由が、後ろめたさや羞恥心からではないとも言えない。しかし彼と酒を飲めたらと思う自分が存在することも確かである。
明宏は狭苦しい車両の中、今日のこれが彼との今生の別れではないことを祈って、家路を急いだ。
『すれ違い』
「おはよう」
朝ぼんやりとしながら外を眺めていたらいつのまにか君がいた。
一気に目が覚める。何か話さなければ。それでも話したい内容がまったく思い浮かばない。
話したい内容なら、寝る前にあれだけ考えていたのに。
「おはよ。はやいね」
「そっちは相変わらず眠そうだね」
寝ぼけた頭と君を前にして気持ちだけがから回っている。
結局、愛想笑いで君を見送ることに。
かと、思えば立ち止まって外を見ていた。
なにか外にあるのか。そう目を凝らす。
「……何か見えんの?」
「いいや。……うん気のせいかも。またね」
思わず聞いてみたが要領を得ない返答。
またね。落ち込みかけていた気持ちが浮上する。
しかし、君がいた場所から嗅ぎ慣れた香りがした。
そう、ちょうど私がつけている香水のような。
思わず私は君を追いかけていた。