『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならを言う前に
卒業式。
今日で義務教育が終わる。
みんなともお別れ。
そして、君ともお別れ。
好きだった君と。
笑顔、話し方、髪型、何もかも全部好きだった。
離れたくない。
私を真っ直ぐ見て話してくれたとき嬉しかった。
目が合うだけでにやけちゃうし。
さよならを言う前に伝えるね。
「好きでした。
────さよなら。」
題【さよならを言う前に】
さよならを言う前に、ですか?
ごめんなさい💦
思い付かないです!
なにか書きたかったです~。
さよならの向こう側/山口百恵
当時はまだ2歳でしたし
後に様々な方がカバーされCMでも流れていました
が
『さよならのかわりに』の部分しか
はっきり覚えていませんでした…
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先ずは身辺整理したいな
立つ鳥跡を濁さず
みたいな
(さよならを言う前に)
さよならを言う前に
低く滾(たぎ)るSE
物語の始まる前
観客はまだ仮面を付けて
演者は籠(かご)の中
一瞬の静寂
暗転
観客は仮面をかなぐり捨て絶叫
演者はそれぞれの翼をはためかせ
七色の空を飛ぶ
そして
その時は来る
夢の終わりが
さよなら
そう告げるより
残された時間一秒ごと
愛し合おう
「さよならを言う前に」
友達と話しながら家に帰っているとき、大抵家の前で話が1番盛り上がってそのままずっと立ち話することが多い。話が尽きて静かになって「じゃあ、また明日ね」という時の謎の空白の時間。私はとても気まずい。あまり仲がよくない人だとなおさらだ。
なぜ気まずいかというとまだ話し足りないなと思うこともあれば、もうそろそろ家に帰りたいと思ったり仲がよくないから話が弾みづらかったり…
話が上手な人と話すとこんなことは感じないが私はそうじゃないから難しい
思えばあなたは、さよならを言う前に必ず、「次はいつ会える?」と聞いてきた。
時に即答し、時にはぐらかし、私から聞くことは無かった。
あなたが聞いてくれるから、途絶えずに私達は、次に会う約束を交わすことが出来た。
あなたが病に倒れ、病室でしか会えないようになって、あなたからこの質問をされることはなくなった。
デートではなくお見舞いになったから。
あなたが、少なからず負い目を感じているから、だろう。
病室のあなたは、日を追うごとに衰弱していくように見えた。
ある日、お見舞いに訪れた私の目の前で、彼が涙を見せた。
堪えきれずに溢れた涙だった。
私はすべてを悟り、彼に初めて問いかける。
「次はいつ会える?」
彼は俯いて、「もう会えないと思う」と答えた。
「…どうして?」
「分かるだろ。もう、お見舞いは終わりにしていいよ」
「…さよならなの?」
「うん。もう、次は無いと思う」
「じゃあ、さよならを言う前に約束して」
生まれ変わったら、私を探して。
どんな姿に生まれ変わっても、私を探して声をかけて。
私はあなただと気付くから。
私もあなたを探して生きるから。
「…分かった。もし僕を見つけたら、その人と一緒になって。たとえ見た目や性格が違っても、それはきっと僕だから」
数日後、彼の訃報を聞いた。
泣き崩れると思っていたが、心はすでに、生まれ変わったあなたを探すことで占められていたようだ。
思いのほか、冷静に受け止めることが出来た。
そして、三年後、あなたとは見た目も性格も違う、ある男性と知り合う。
その頃には、生まれ変わりなんてないのかも、と思い始めていたが、彼は私と会ってさよならを言う前に、必ず聞いてくる。
「次はいつ会える?」
私は答える。
「会えるなら、毎日でも」
さよならを言う前に
これまでの人生
良いことも辛いこともあった
幸せなことに思い出すのは楽しかったことのほうが多い
まだもう少し先の予定だけど
いずれ私がこの人生にさよならを言う前に
よりたくさんの幸せな感覚を味わえるよう
とりあえず今を楽しむことからはじめよう
この文章を考えながら書いている今も
きっと楽しい思い出になる
感謝
真っ暗な部屋で眠っていたの
ある時光が差し差し込み
貴方の小さな手が私をそっと
包んでくれたわね。
それから毎日貴方は私に
可愛いワンピースを着せてくれて
優しく髪を撫でてくれた。
どこに行くにも私を連れて行ってくれて
色々な景色を見せてくれた。
眠るときは私を抱きしめてくれた。
貴方から貰った名前は最高のプレゼント。
貴方がローズ色の口紅をして、
綺麗な宝石をつけ、自分のお世話をする頃
私の眠る場所は星が見える窓の側
私の役目は終わってしまった。
明日になれば私はここを離れ
貴方に貰った名前では呼ばれなくなる。
明日さよならの前に私との日々を
思い出してくれたら、
最後に名前を呼んでくれないかしら。
その大きな手でそっと
暗い部屋に戻してくれたら嬉しいわ。
さよならを言う前に
誰かとの約束は足枷、なんて思うようになったのはいつからだろう。
多分、いっぱい嘘をつかれたから。
私も、嘘をいっぱいついたから。
「絶対ね」と言われると、胸がギュッとなる。
“いい嘘”“誰かを傷つけないための嘘”そんな「優しい嘘」と呼ばれる嘘の檻に知らないうちに閉じ込められてたら。
その後、何かの折に、暴かれる真実は簡単に人を壊してしまうだろう。人は脆い。
それでも嘘をつく。
愛のため
守るべき誰かのため
名誉のため
利益のため
嘘なんてない世の中になればいいのに。
そうしたら、、
立ちはだかるルックス問題。
若く見えますね
センスいい
いつもお綺麗ですよね
カッコいいからモテるでしょ
なんて会話も絶滅する。
そして、その正反対の会話が飛び交う世の中に。
「優しい嘘」は偉大なり。
人生の最後が来た時、さよならを言う前に口にする言葉は、嘘のない「優しい言葉」でありたいと願う。
end
こんにちは。この度は御結婚おめでとうございます。結婚式に行けなかったので手紙でお祝いを伝えます。本当におめでとう。
なぜ行けなかったかと言うと私はしばらく海外の方へ行こうと考えており、その準備で忙しかったので結婚式へは行けませんでした。ごめんね。
直接会って話すべきことだって沢山あるけどこれをあなたが読んでる頃にはもう私は日本にはいないでしょう。さよならを言う前に貴方にどうしても伝えたいことがあります。
好きでした。ずっと。
高校生の時、貴方が話しかけてくれた時からずっと。
それだけです。結婚おめでとうって言うのにこんなこと書いてごめんなさい。でも、海外へ行くのに日本に心残りを残したくなかった。手紙でも伝えられてよかった。今度こそ。
結婚おめでとう!
さようなら。
『さよならを言う前に』
【さよならを言う前に】
ありがとう
ごめんね
出逢えて良かった
大好き
さよならを言う前に
伝えたい事はたくさんある
けれど何よりもただ
ぎゅっと抱き締めさせて
きみの温もりが消えてしまう前に
きみがまだここに居てくれるうちに
「これで、お終いだね、私たち。」
「そうだな。今までありがとう」
さよなら、それは最上級の愛の言葉。そう信じてる。
「さよなら、する前にさ」
「うん」
「ここから、私を出してよ。」
「無理かも。じゃあね」
背を向けて歩き出した。なんの後悔もないさ、僕はただ愛していたんだから。
さよならを言う前に
森で会っても
お前なんて助けてやらない
と言われた
ごめん
連絡した奴が恨めしい
ただ無事でありますように
さようならを言う前に
あなたの姿が目に浮かぶ
形のない他者として
あなたはずっと
私の世界に存在する
記憶がいる。私は行くなと言うが、記憶は私に小さな水晶の欠片を渡して微笑む。もう二度と戻るつもりはないそうだ。記憶の流れ着く浜辺とは、そんなに良いものなのだろうか、私とここにいるよりも。
記憶は首を横に振る。欠片を私に握らせる。それはひんやりとして、やがて体温に馴染んでいく。忘れたことさえも、忘れてしまうのだ。行くな。どこにも行くな。お前の魂なんか貰っても、何も嬉しくない。
記憶は掌の中で初めて口をきいた。
私の教えた詩だった。
「さよなら、どうかお元気で」
さよならを言う前に…。
思い残したことを全て言おう!さらっとね
気づいてると思うけど、俺は君を選べなかった。
自分の夢を叶えるために思いを隠して、鍵かけたんだ。
卒業アルバムに大きく書いてる「帰ってくるな!」可愛らしくて、嫌になる。
旅立つ前に君に電話を。
「好きだ 夢を叶えて帰ってくる」
さよなら街ゆく人々
さよなら待たせる人
さよなら ありがとう
いつかただいまと言える日まで、さよなら最愛の人
さよならをいう前に
一輪の花を見せよう
どんな花言葉でも
それを将来見かけると
双方にとって頭に浮かぶ
毒で呪いになるように
君の目の前で、「ずっとずっと好きでした」っと吐き捨てて
身を乗り出して、私は宙を舞った
優しい君はきっと、私の事が忘れられなくなったでしょう
--二作目--
サヨナラなんて、言わせない
お別れなんて、させる訳が無い
どれだけ拒絶されても
どれだけ言葉を並べられても
ボロボロと涙を流す貴方の手を離す気なんて
僕にはありませんから
#さよならを言う前に
393作目
《別れこそ笑顔で》
(刀剣乱舞/鳴狐)
粟田口派の刀工・国吉が鍛え上げた打刀。
お供の狐がほとんどの感情表現を行う故、口数が少ない刀剣男士。
その本丸の審神者は鳴狐を近侍としていた。
どうやら「鳴狐の心からの笑顔が見たい」という挑戦のためだったらしい。
しかし何年、何十年経てども鳴狐は変わらず凛とした顔付きでいる。
そして審神者の歳が3桁目前のある日。
静かに息を引き取った。
その日も鳴狐は泣くことも無く、いつもと変わらぬ表情のまま、目覚めぬ審神者の横に居た。
本丸の刀が代わる代わる審神者の顔を見に訪れ、日が暮れ、月が空に浮かぶ頃。
ようやく鳴狐だけの時間が訪れた。
その時、鳴狐は面を外し、審神者の顔をじっと見ると、
「あるじ。鳴狐の笑顔はどうだ」
そう言い、涙を流しながら思い切り笑ったのだ。
審神者の目には二度と映らぬ笑顔。
そして。
「さようなら。あるじ。鳴狐は幸せだったぞ」
そう言って別れの言葉と共に、笑顔を手向けた。