『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならを言う前に
お揃いで買ったグラスにヒビが入っている事に、貴方は最後まで気付かなかった。棚の中でホコリを被っているから、貴方が責任持って捨ててね。
さよなら。
日々家
日が暮れた部室前
下校のチャイム
歩き出す君
呼び止めた僕
振り向いた君が
僕に笑った
【さよならを言う前に】
好きだって言わせて
さよならを言う前に
喧嘩の発端はなんだったのか考える前に
プレゼントを開けるあなたの顔を眺める前に
いつもの帰り道を初めて歩きだしたその前に
勇気を持って話を切り出した日の朝に
目が覚めてから
とりあえず聴いた音楽を
今日、なんでもない一日の終りに聴いて
思い出す
また忘れる。
「さよならを言う前に」
さよならを言う前に
いなくなるのは反則だよ
さよなら言ったって
悲しいんだから
だからちゃんと
さよならしてからがいいな
でも、1番いいのは
ずっとさよならしないことだよ♡
本当に私はあなたを愛していたんだって
それだけは絶対に嘘じゃない
逆立ちしたって地球が逆に回ったって林檎が地面から木へと落ちたって
たとえ世界が滅んだって
嘘じゃない!嘘じゃない!
絶対に嘘じゃない!
確かにあったんだ!!!!
私があなたを愛してるという事実が!
おかしいって思われてもそれだけは言わせてほしい。
〚さよならを言う前に〛
'さよなら'なんて、言いたくない。
まだ一緒にいたい。
さよならと言ってしまったら、会えない。
まださよならと言っていないのに。
なんで、あの人達は行ってしまったのかな。
寝て起きて日常を過ごす。
それを繰り返して生きている。
寝ている間に、あの人達は行ってしまう。
朝にはもういない。
まだ言いたい事、話したい事が沢山あったよ。
それが山積みになる日々の中。
ある日、言いたい事を全て言葉に出してみた。
伝えたい事に聴いてほしい事。
その時だけ今はいないあの人達が存在しているのだと分かった。
ちゃんとそこにいるんだね。
さよならを言う前に
愛着障害(回避依存タイプ)
ASD
アダルトチルドレン
好き避け男子
ツインレイ
さよならを言ったあと、あなたの特徴を検索したら出てきたこれらの言葉たち。
さよならを言う前に知ることが出来ていたら、未来は変わっていたのかな。
お題
さよならを言う前に
38日目
あと何度空を見上げるだろう
あと何回君と会えるだろう
あと幾度君の笑顔を見られるだろう
いつか迎えるさよならの前に
さよならを
言う前に。
パソコン、スマホ、USBは
風呂に沈めて!!
『さよならを言う前に』
私の残りの人生は少ないらしい。
さよならする前に友達といっぱい遊ぶんだ。
心配されたって大丈夫。
これは私が願った最後のわがまま。
私の人生が終わる前に・・・
後悔のないように。
みんな・・・
遊んでくれてありがとう。
そして
さよなら。
終
先日、長年連れ添った妻に先立たれた。三十年目の結婚記念日を目前に控えてのことだった。
私は見晴らしのいいスカイラインの退避場で車を停め、窓の外を見遣る。ガードレールの奥に広がる鬱蒼とした針葉樹林の向こうには我が家がある街の夜景が広がっていた。最初のデートで訪れた時と同じ時間帯を選んだが、季節は当時と異なり秋だった。その方が何かと楽だろうから。
車内で最低限の準備を整えると、助手席に置いたボストンバッグをまさぐり、一冊の手帳を取り出した。妻のエンディングノートだ。初めは私からもしものことがあった時のために遺書を書いておこうと提案したのだが、彼女はこちらを選んだ。遺書と違い、法的拘束力は持たないものの、好きなことを書ける。快活明朗で格式ばったものを好まない妻らしい選択だった。
段々と意識が朦朧としてくるのを感じながら、静寂の中でページを繰る。自分の生い立ち、資産の行方、葬儀について──やがて、最後の私に宛てたメッセージへと辿り着いた。
これで、ようやく終わりだ。彼女が逝く前に言えなかったこと、言っておかなければならなかったこと、そういったことを思い悩んで苦しむ必要もなくなる。これで全て終わりに出来るのだから。
意を決して最後のページをめくった。そして、目を丸くした。
「美味いもん食って寝て、あとは好きに生きろ
さよなら」
拍子抜けにも程があった。たった二行だけ? そして、段々と笑いが込み上げてきた。
そうか、さよならを言う前の言葉なんて、こんなもので良かったのか。
私は力を振り絞ってドアをこじ開ける。隙間を閉ざしていたガムテープが外れ、アスファルトにはらはらと落ちた。入り込んだ新鮮な空気を存分に吸い込んだ後で、後部座席で熱を放っていた七輪を取り出し、中の燃えさしを道路に放って踏み消す。
そして、はたと思い出す。そう言えば木炭がまだだいぶ余っていたな。美味い秋刀魚でも買って帰るとするか。
さよならを言う前にありがとね、いつも、楽しかったよ
いいたくない
呼ばれたら笑顔で走っていくよ
雨が降ったら傘を持って駅まで迎えに行く
眠くなったらやさしく抱きしめたい
いつか終わりがくるなんて
この気持ちを 想いを わがままを
ゼロにするのは無理だよ
今日、ぼくは海まで歩いた。
急いでいたから速足で。
海はあなたに繋がっている。
水面のきらめく青色が、あなたの瞳を思わせる。
照りつける日差しは、あなたの焼けた肌を思わせる。
あなたがどんなに美しかったか。
ぼくの永遠の憧れは、ついに伝説になってしまった。
魅力的だったあなたの笑顔。
真似をして片頬をつり上げる。
海がよく似合うひとだった。
少しだけ泣くために、今日ぼくは海まで来たんだ。
あなたにさよならを言う前に。
さよならを言う前に
「またね」
たった一言で救われる気持ちがあることを
貴方は知っていた
「ばか」
ぴくりとも動かなくなった貴方に
私は最後のキスをした
#さよならを言う前に
サヨナラを言う前に
愛してる
を言ってみたなら…
さよならを言う前に
さよならを告げる前は、これでやっと楽になるのだと、そう思っていた。
心が軽くなって、きっとずっと息をするのが楽になる。
そう信じて、願って、ただこの決意が揺らぐことだけが恐ろしくて。
追い立てられるように、受話器越しに別れを告げた。
後悔しないように、今まで辛かったことを並べ立てて、決して心変わりなどありえないと。
そうしてあっさり別れは成って、私は開放感に満たされ。
一瞬後、怖ろしい喪失感でいっぱいになった。
何かを間違えた気がしてならなかった。
震える手で、どうしても消せなかった番号をタップして。
『何故』
訝しげな声に、既に他人になった人の声に。
私はようやく自分が望んだものの正体を理解して、泣いた。
そして今度こそ彼の番号を消した。
ああ、もうさよならですか?、
うそだと言ってほしかった、
さよならを言う前に
最後のわがまま
あなたの
温かいその手を
もう一度
そっと握らせて下さい。
あなたの
あたたかさを
忘れないために…。
「さようなら。」
さよならを言う前に。
「さよなら」って言って、一人になると落ち着くの。
一人になると気が抜けて、どっと疲れが襲ってくる。
人といると常に気を使わなきゃいけないんだ。
でも、一人になるとグルグル色々考えてしまう。
必ず後悔してしまうんだ。
人間関係上手くいかなくて。
何もかもがどうしようもなくて。
疲れた。どうすればいいかわからない。
誰か助けてよ。
どんなに頑張ったって嫌われる。
トラブルは起きる。
怒られてしまう。
反対に期待される。
何もかもが負担なんだ。
言ってから、行動してから、後悔する。
疲れちゃったんだよ。もう。
死にたい。死んでしまいたい。
疲れた。疲れた。疲れた。疲れた。
どうすれば楽になるの?
ねぇ、もう、疲れたよ。
いっそのこと、壊れた方が楽なのかな?
感情なんてない方が楽なんだ。
誰か、私の感情を壊してよ。
機械のように淡々と出来れば楽なのかな。
なんで、こんなに生きずらいのかな?
もう、何も感じたくない。
嬉しいと思えば、辛くなって。
上がって落ちるんだ。
疲れたんだよ。もう。
何もかもがいやなんだ。
ねぇ、助けてよ。
ずっと眠ってられれば楽なのにな。
眠って、そのまま目が覚めなければいい。
疲れたんだ。くるしいんだ。
誰にも見せてないけど。
疲れたも、くるしいも、取り繕って。
所詮は「いい子」を演じなきゃきらわれる。
出来損ない。失敗作。
「いい子」を演じたとしてもきらわれるんだ。
どうすればいいのかな。
誰か教えてよ。
#さよならを言う前に
さよならを言う前に、
君に愛してると伝えたい。
さよならを言う前に、
大好きなものをたらふく食べたい。
さよならを言う前に、
ずっとやりたかったとこをしたい。
どれもこれも達成できた。
でもひとつだけできなかった。
それは、
さよならを言う前に、
自分を好きになること。
多分それが出来てたら、
さよならなんてしなかった。