『さよならを言う前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ええと。さよならを言う前に…
あなた達に言わないといけないことがあります。
実はあの子を殺した犯人は私です。
驚くでしょう。
いじめっ子のアイツだとクラスのみんな信じていましたから。
それをいい事に私は黙っていた。許されないことです。
ごめんなさい。
はあ。やっとあなたたちに言うことが出来ました。
そしてごめんなさい。白うさぎのしろちゃん。
餌をやり忘れてしまったのは正真正銘この私です。
ほんとうにごめんね。
ああ。時間を取ってすみません。
では同窓会これにてお開きにしましょうか。
『さようなら。』
その場にいた全員が白うさぎと聞いた時
そっと胸を撫で下ろした。
でも、うさぎだからっていのちはいのちですよね。
はあ。
さよならを言う前に
今からさよならを言いに行く。
さよならを言う前にまずしっかり身支度しよう。
シャワーを浴びて、いやその前に起きたらまずカーテンを開けよう。朝一番に日光を浴びることはすごくいいことらしい。
で、水をコップ一杯飲もう。これも体にいいらしい。
で、シャワーを浴びて、顔と髪整えてコンタクト入れて、歯を磨いて、タバコ吸って、もう一回歯を磨いて。
部屋にありがとうって言って家を出よう。
これで完璧な自分でさよならを言える。
さよならを言うときは大きな声で相手の目を見て
さよならを言おう。別にかっこつける必要はない。
さぁ、イメージもできた。過去一番のさよならを言いに行こう。
待て、誰に言うねん。
さよならは出会った事のある人にしか言わないんです。出会った事の無い人には言えません。さよならは寂しいし辛いし悲しいです。でもさよならと言った数だけ多くの人と悲しみや喜びを分かち合っているんです。いつも出会いと別れを繰り返しているから今の自分があるんです。寂しい気持ちがあるって事はそれだけその人から嬉しいや楽しいを貰ったからだと私は思うんです。だから泣かないで。笑って。今の貴方はとても素敵ですよ。
書き忘れたので下に1作品足して書きます、ご了承ください。
さよならを言う前に
麻美、麻美!
姉が私を呼ぶ。
昔は優しくて、おしとやかだった姉は病にかかってしまった。
精神面敵にかかってしまった、それから人が変わったように意地悪で、喧嘩っ早くなった。
そんな姉は狂っていた、町にでれば問題を起こし遊郭の町で男を手で殺めた。
その男は権力がある侍で幼女を狙ってわ権力でなかったことにしている変態だった。
そこに助けに入った結果殺めてしまった。
死ぬ前に聞いた姉からの言葉。
すべて演技だった。
あの侍を殺すための、演技。
あいつは私の娘を誘拐し、殺めた。
だから、仕方なかった。
やっと娘の場所にいける、ありがとう。
麻美、最後にいう、ありがとう。
※これはあいまいなそらと言う題名の続編です。
細かいこと?はそちらに書いております。
空模様
失恋したそらが晴れた。
それは、恋だった。
悲しみと喜びの感情であふれている。
けど、恋が冷めるとまた戻る、あの空に。
ずっと恋をしているのも疲れる。
だから、異常な天気が日本を脅かすのだろう。
彼女の感情をもっとたいせつにして。
空模様は彼女の心を写しだしているから。
勇者よ、じきに終わりを迎える貴様に言いたいことが幾つかある。なに、長くはかからんさ…その代わり、必ず最後まで聞きたまえ。
「……」
まだ始まってもいないのに寝るんじゃない。ほら起きたまえ。
……さて、何から話そう?
そうだ、私と君の馴れ初めなんてどうだろう。あれは実に激情的だった!それはまだ、勇者でない貴様と、魔王でない私の出会いだ……
………………という訳だ。つまりあの大地震は我々魔王国が起こしたものではなく、活火山の活性化によるものなのであるな。
…あまり居眠りが過ぎると、君も魔人に変えてしまうぞ。
どうして
どうして抵抗しないんだい?
私を受け入れれば、君は君が生涯愛した人間ではなくなるのだよ?
「人間……なんて……」
……今更なんだい?
君は大勢、殺しただろう?
だからこれは処刑なんだ。
君は惨めったらしくやめてくれと泣き喚かなければならないんだ。
……どうして笑う!?このっ!!、、、はぁ。
人間 勇者 我が弟。
人の身を捨て、心を捨て、誇りを捨てよ。
今より貴様は、我が命のもと従順たる操り人形と化す。
……でも。
人間の君にサヨナラを言う前に
私は君を 愛していたよ
さよならって一番嫌いな言葉なんだよな。
一生の別れって感じがするからさ。
女の子ってさよならって言葉に敏感なんだって。
まあ、女の子に限らないと思うけど。
人間はまたねっていう言葉があるくせに
さよならって言いたくなるんだよな。
ほんと不思議な生き物だよ。
さよならって不快感を感じる…よな。
言われた側も……言った側も。
……きっとあいつも………。
……喧嘩別れしたんだ。
それで俺、「さよなら」って…。「じゃあな」だったかな……。
はは……どっちにしろ…最低だったな。俺。
ーさよならを言う前にー
さよならを言う前に
全てのごめんなさいと
全てのありがとうを伝えて
ただ軽く目を見合わせて
これからも元気でねと
さよならを言う前に
「さよなら」だけだった その一言で分かった
流行りの歌のそのフレーズはわたしにも通じた。
YOASOBIの「夜に駆ける」と、原作の『タナトスの誘惑』では、主人公がどうしようもなく「死」に惹かれてしまうさまが描かれている。
世の中には二種類の人間がいるという。
生に対する欲動-「エロス」に支配される人間と、
死に対する欲動-「タナトス」に支配される人間。
わたしも後者の人間だろう。
歌詞で補完された世界では、さよならを言う前に彼が人生に求めていたものが分かる気がする。
ありきたりな喜び
思いつく限りの眩しい明日
いつか日が昇るまで 二人でいよう
いつか…って、希望を託して、絶望が明けるのを待っていた。
ずっとずっと、幸せから一本抜いた辛さの中で、焦燥感に駆られながらもなんとか生きていた。
その一本の支柱に、彼女はなり得ていたのではなかろうか。
彼女がいたから、彼は幸せだったと思う。
【さよならを言う前に】
『███へ
お元気ですか。私は元気です。手紙の最初って、いつも何を書こうか迷っちゃうね。結局ありきたりになっちゃうけど、
今日は、あなたに言えなかったこと、伝えたかったこと、全部をこの手紙に閉じ込めました。ぜひ、最後まで読んで頂きたいと思っています。
まず、私と友達になってくれてありがとう。初めて会った時のあなたは、笑った顔がまるで太陽みたいに明るくて、絶対に仲良くなりたいと思ったのを覚えています。あなたは覚えているかな。一緒におままごとをしたこと。あなたの家でオセロをしたこと。すごく、すごく楽しかった。本当だよ。
それに、あなたは私の目標だった。目標っていうのはちょっと違うかな。でも、憧れだった。あなたは嘘だって思うかもしれないけど、皆とすぐに仲良くなれて、元気で、自分の意見をしっかり言えて、そんなところが本当に好きでした。
小学一年生のとき、あなたは引っ越しちゃったよね。名古屋は、あまりにも遠くて寂しかった。けど、引っ越しっていうものに実感が湧かなくて、涙は全然出なかった。それに、絶対また遊ぼうって約束したから。私はそれを信じて、だから笑顔でバイバイできたんだと思う。
年に一回しか会えなくなったけど、でもその一回がすごく楽しみだった。年賀状も、誕生日プレゼントも、いつもありがとう。あなたはセンスがいいから、プレゼント、本当に嬉しかったです。私のはどうだったかな、喜んでくれてましたか?
二人で遊ぶの、本当に楽しかったよ。あなたはどうかな、楽しかった?同じ気持ちだったなら嬉しいです。
コロナが流行り始めた頃、いや中学生になった頃からかな、一年に一回すら会わなくなったね。あなたはどうだったか分からないけど、私はずっとあなたの面影を探していました。ちょっと重いかな。でも、それだけあなたが好きってこと。
一回、あなたにそっくりな人を見かけて、思わず目で追ってしまいました。おかしいよね、あなたは名古屋にいるのにさ。こんな所にいるわけないって、でも、もしかしたら遊びに来てるのかもって、思ってた。
ふとしたときに、思い出します。あなたのこと。
また、会えるかな。会いたいな。
友達の話をしよう。テストが大変とか、高校の変な先生の話とか、しょうもない話をいっぱいしようよ。
全然会ってなかったことなんて嘘みたいに、笑いあって、それで』
涙が頬をつたっているのに気づいた。書いていた手を止めて、涙を拭う。
一筋、堪えきれなかった雫が、便箋に落ちた。水たまりみたいに、染みになって文字を滲ませる。
「あーあ、出せなくなっちゃった」
空気に向かって呟いて、ペンを置く。あともうちょっとで書きおわりそうだったのに。
でも、どっちにしろボツだったかな。もっと楽しいことばっかりで埋めるはずだったんだけど。
楽しいことで埋め尽くすには、距離が開きすぎたかな。
ひとつ、ため息をつく。
また会おうって、言いたいだけなんだけどなぁ。
もう出せなくなった手紙を、丁寧に折る。
クローバー柄の封筒に入れて、青い小鳥のシールでとめた。
じっと、それを眺める。
ただ、話したいだけ。もう二度と会えないかもしれないなら、せめて一回だけ、一回だけ会って話したい。
それだけでいい。それだけがいい。
「・・・それだけが、難しい歳になっちゃったね」
封筒を、引き出しの中にいれた。
また、さよならの振り出しに戻った感覚がした。
さよならを言う前に
三学期のおわり、インフルエンザにかかった。
いつもはかかっても学校を休めて嬉しいくらいなのに、なんだか重みの違う1週間だ。君はさよならを言う前に行ってしまった。自転車に乗って会いに行ける距離に君がいないことは春休みになっても実感を伴わなかった。
君に会いにいくにはどれだけの電車を乗り継がなければ行けないのだろう。でも、わざわざ君にさよならを言いに行くほど僕は暇じゃなかった。
ただ、君がいない記念写真を撮ることに慣れてしまうことだけが、どうしようもなく、どうしようもなかった。
#さよならを言う前に
さよならを言う前に君は僕の前から消えてしまった。
昨日も面会時間ギリギリまで居座って君と話してたのに。君の体調の変化に気付けなかった。
「さよならぐらい、言わせてよ、、。」
僕に黙って逝った君。
この罪は重いよ。だから、きっとそちらで待っていて。
君の知らないこと、知らないもの沢山思い出として持っていくから。
その話を聞き終えるまで、君を離さないから。
僕が死ぬまであと何年かな。
待っててくれなきゃ許さないからね。
あなたに、さよならを言う前に
姿を消してしまった
今元気にしてますか
好きな人はできましたか
今どこにいますか
私は元気にしてて、婚約者ができました
私はあなたとずっと一緒にいると思ってた
なのに、なんでだろうね
私の隣にあなたはいない
あの頃無邪気に笑って名前を呼んでくれる
眩しい貴方が隣にはいない
『愛と』
私はもう、長くない。
それは私が一番分かっている。
こんな私のために泣いてくれる貴方が居たから、
私は今まで頑張ってこれた。
でもそろそろ、頑張りだけじゃ無理そうだ。
心意気とは反対にどんどんやつれていく私を見て、
貴方はまた涙を流した。
「死なないで」とたくさん言われた。
それと同じくらい、
「僕が泣くのはダメだ」と言う。
そしてさらに、
「君が一番生きたいって思ってるのを知っている」とも言われる。
私一人なら、この人生も受け入れられただろうな、と思う。でも、貴方が居る。まだ貴方と居たいから、この人生を悔やんでいる。
どうして私なのか、ずっと。
それから1ヶ月を過ぎた頃。私は医者にすごい生命力だと言われていた。余命宣告を受けた日数をだいぶ過ぎたからだった。思わず笑ってしまった。
でもやはり、体の方は限界だったようで。
あ、今日私、死ぬんだな。と直感的に思った。
「………ごめんね。ずっと生きられなくて。
私、貴方のそばに居たかった。貴方を一人にするのがとても心配。でもどうか、幸せになって欲しい。貴方の幸せは、私の幸せっていつも言っているでしょう?
………泣かないで、最後くらいは笑って?」
そう伝えても、貴方は泣くばかりだった。
泣きながら、
「ぼ、ぼくも君のそばに居たい!!
ぼくの幸せは君がそばに居ることなのに
…幸せになれないよ。」
「そういうところも大好きよ。
ごめんね、今までありがとう。」
これが、私がさよならを言う前に告げたこと。
お題:《さよならを言う前に》
さよならを言う前に
またね と告げる
さよならは
本当に憎くて嫌いな人間にだけ使う
私の中の小さいルール。
_ ₁₁₁
あの頃は
見かけただけで嬉しくて
目が合えば恥ずかしさに目をそらした
勇気全力で言葉を交わせた日の幸せ
大好きだった
なのに今
となりにいるのに淋しくて
目が合うのが少し怖い
戻れるかなあの頃に
向き合う勇気をもう一度
あなたの心が
私の心が
さよならを言う前に
さようならを言う前に?
ウーン、、、お題がとても難しいね。
これを見て最初にパって思いつたのは、、、
この世からさようならする前にやりたい事を可能な限りゆっくりでもいいからやらなきゃ
人生もぅ終わる直前なら何してもいいよね。
というかむしろしなきゃ、、、最後ぐらい。
まぁ、何がしたいとかはないけど、どうせなら最後ぐらい本当に嫌いだった先生を殴りに行って、美味しい物食べて、友達と呼べる子に「さようなら」と「ありがとう」を言って、自分の所持品を全て捨てたらきっと気持ちがもっと軽くなって、、、その軽くなった心から「あぁ、まだ生きたいかも」ってなるんかな、だったらそれをもっと早くやれって思うよな。
まぁ、その時はまた生きて、辛くなったらまたやればいいさ。
これをみた良い子たちは
「死んじゃだめ」とか「周りが悲しむよ」って言うんかな。とても良い子達。
じゃあ、周りの代わりに君が泣いてくれたら嬉しいな。まぁ、そもそも周りも居ないけどね。
ここでこれ以上いらない語りはダルいと思うのでここまでにしよう。
とても長くなっちゃった。ただの自分語りだけどね。
涼しげな空が広がっている。茜色の空、散りゆく銀杏の木、真っ赤な絨毯で敷き詰められた並木道。
僕の隣に君は歩き、無言のまま幾ばくの時が経っていた。
「もうお別れね」
隣で恋人が寂しそうに笑う。僕はそれを否定したかったが、返す言葉が思い当たらない。
少し前から感づいていた。僕等の間に吹く風がどんどん冷たくなっていることに。
決めては君の格好だった。普段から見せていた僕の好きな服が様変わりしていくのを見て見ぬふりをしていた。
「ごめんなさい、もう私、限界だわ」
君の潤む瞳に僕は微笑み返す。心の内を隠すには笑顔が一番だ。
「もうこうして歩くこともなくなるんだね」
僕の言葉に彼女は俯く。それを同意と取って、僕も本心を口にした。
「僕もだ。もう、ここに居たくないくらいなんだよ」
彼女は一瞬目を見開いて、くすっと笑った。
「じゃあ、もう終わろうよ」
「……ああ」
名残惜しく、この並木道を進む。もうこうして歩くことなんてないのだろうか。
僕は彼女と手を繋ぐとともに体温を分け合った。
「こうすればせめて寒くない、かなぁ……」
「もう。だからもう少し着込んできたらって言ったのに!」
君の言う通りのすればよかったと後ろ髪を掻きながら、僕は心の内でため息をつく。
昨日までちょちょ暑いくらいだったのに。
秋よ、サヨナラを言う前に、そろそろお暇するって言えないものだろうか。
テーマ:サヨナラを言う前に
タイトル:あまりにも 寒くなるのが 早すぎる
2人で帰る。隣に居るのは、想い人。向こうはわたしのことなんて何とも思っていないと思うけど、ただ一緒に居れるだけで嬉しい。2人きりにしてくれた友達には感謝しかない。
待つ。太陽が沈み始めて、駅のホームに居るのに眩しい。その所為で目の前の人を見ることができなくて悲しい。会話は弾んでいるけど、ちょこちょこわたしを煽っているように聞こえるのは気の所為?
乗る。10cmも空けずに座っても、なぜか何も言わないのは、気にしないタイプだからなのだろうか? 文化祭2人で回ろうと誘いたかったが躊躇ってしまって、まだすぐに聞けるのに後悔が積み重なっていく。
降りる。わたしの方が先に着いてしまう。でも、何かと言い訳して更に時を共有してしまうのはちょっと気色悪い気がして、やめておこうという気になる。「じゃあね」と手を振ってくれる。別れを簡単に受け入れてしまっているのだから、わたしもそういうフリをしておこう。明日も会えるからと、自分に言い訳する。明日は今日より沢山話したいな。
#さよならを言う前に
ーさよならを言う前にー
引っ越しが決まった
段ボールに、思い出を詰め込む
ふっと、写真立てを眺めながらユニホームを来て友達と笑顔で写った光景を思い出す
もう一緒には通えない
新しい場所への不安と寂しさがつのる
それでも最後の日には言わないと
ありがとう、元気で、連絡するね、また会おう
さよならも言えないまま
お別れなんてしたくなかった
十年以上前の片想い
それ以降もいくつか恋はしたのに
あの人のことだけ、いつまでも忘れられない