『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならは言わないで僕は行くね。
それが僕の復讐になるね。
喉奥の小さな痛みはずっと消えないだろ。
毎日、毎日、僕は君深くに刻み込まれるよ。
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【7】さよならは言わないで
「いつかこの時が来るってわかってたけど、やっぱり来たら来たで寂しいね。」
もう相方じゃなくなる相方が寂しそうに言った。
「うん…。私たち、もう会えないのかな?」
そんな望んでもないことを言う相方。
「そんなことないよ!また会おうと思えば会えるって!」
私は彼女を元気づける。
「そう…かな…、そう…だよね!そう思ってればまた、会えるよね!」
不安な気持ちが薄れたのか何か吹っ切れたように笑顔をみせる。
「また会えるなら、さよなら、は要らないね。」
確かに、と納得。
「確かにそうだね!じゃあ、それは言わないでおくよ。」
「じゃあね、相方」
「じゃあね、相棒」
これが私たちの最後の言葉で最後の会話になった。
来世でも、彼女と会えますように。そう思いながら眠気に身を任せて。
『さよならは言わないで』
さよならは言わないで
またねって言って
さよならは言わないで
またねって行って
おやおや君たち地球にサヨナラを言うのは、まだ早いよ。君たちが次住む星は決まってないんだ、帰りたまえ。
僕は言わないよ
だって言ったらもう
二度と会えなくなる気がするから
だかんね変わりに
じゃーね
またね
って言うね
【さようならは言わないで】
✂ーーーー⚠ーーーー✂
僕が悪いんだけどさ
僕が底辺の学校に行ったから
そーなったんだけどさ、w
でもやっぱ馬鹿にされんの苦しいなあ、w
親戚にも
学校名を聞いた人からも
【"そこ底辺の学校でしょ''】
人生は一期一会だと思う
家族だろうと無二の友人であろうと
数ある可能性の中から
偶然に出会えた
それを奇跡と思うかは
人次第でしょうけど
私はとてもちっぽけなことのように
感じるのだ
だから
さよならだとかまたねだとか
きっと数奇な巡り合わせの中では
無意味に等しいようなこと
私とあなたは
自らの意思で出会ったわけではないのだから
別れだって同じように
意思になど左右されない
そんな風に思う
だから期待などしない
いいことも悪いことも
全て偶然で言わば
自分の運のようなものだから
さよならは、言わないで。
あなたがどこかへ行ってしまいそうで、どこかへ消えてしまいそうだから。
昨日の夜遅く、16歳の猫が天国に旅立った
病気が発覚してから、思ったよりもずっと早い最期だった
亡くなる数時間前、何か言いたそうに、じっと私の顔を見つめた
何を思っていたのかわかるはずもないけど、私の気持ちは「ありがとう」だよ
さよならは言わないで。
いや、言わせない。
ずっとずっと大好きだった。
この想いから、俺から逃げられるなんて思わないで。
「あなたになにもしてあげられないから。」
「あなたには私なんかよりお似合いの人がいる。」
「わたしといても幸せになれないよ。」
…俺の幸せをあなたのものさしで測らないで。
俺の幸せはあなたといること。
あなたがいれば何もいらない。
だから、さよならは言わないで。
231203 さよならは言わないで
いつもの平和な日常が、「さよなら」と言って消えてしまわないといいなあ
さよならは言わないで
寂しいじゃない。
また明日って言ってよ。
終わらせられない
このまま離れていって
悲しい空の色
浮かべないで
失った色を取り戻す
冷え切った身体を暖めて
もっともっとあなたと
明るい空の下で
笑い合っていける
私のそばにいて
私のわがまま
あなたの隣りにいたい
どうか叶えて
「さよならは言わないで」
仕事行く前に一生分のハグとキスをしてと言われた。
家に帰ると散らかってたはずの君の荷物は全てなくなっていて、あったのは置き手紙だけ。
君がいなくなった部屋は広くて空っぽ。
君がいなくなった毎日、通る道、見るもの全てに君の顔、声、姿、色んなものが焼き付いて嫌でも思い出す。
こんなの生き地獄だよ。
さよならは言わないで消えていった君へ。
私にどうしろって言うの。
さよならは、今との決別。
さよならは決意。
さよならは決断。
もう、覚悟は決めた。
次へ進むと。
だから気がついた。
さよならと言うほどの出来事なんかじゃあない。
代わりに言った。
じゃあね。
一緒に花火を見た思い出、その日に買ったたこ焼きを地面に落としてしまって、貴方に笑われたんだっけ。
その後、一緒にくじを引いて、2人揃って残念賞を引いて、もらった駄菓子をゆっくり噛み締めながら、夜の九時までくだらない話を繰り広げたんだっけ。
懐かしいよね。大人になっても、そうやってふざけて毎日を過ごすもんだと思ってた。
気がつけば大人になってた私。小さい頃からなんとなく抱えてた夢を叶え、色んな人に慕われて、幸せなはずなのに、何かが足りない気がする。
それで、気づいたんだ。最近、忙しすぎて貴方に会いに行ってないって。
貴方の好きな、月下美人の花を抱えて、私は山の中にあるあなたのお墓に向かった。
「久しぶり。あのね、髪、切ったんだ。長い髪、私には似合わないって、あなたがよく言うからさ」
そう言って、私はお墓の前に座った。なんだか慣れない短い髪を触って、貴方のお墓にゆっくり月下美人を飾った。
「急に、ごめんね。なんか、寂しくなっちゃって。ほら、私自分から話しかけるのとか、苦手だし。貴方みたいに、私に根気よく話しかけてくれる人なんて、なかなかいないんだよ」
小さい頃から、孤立していた私。でも、私が見ている世界はどこかキラキラしていて、それを伝えるには子供だから全然上手くなかったけど、貴方だけは私の話を聞いてくれた。
そんな貴方は、原因不明の病気で、私の目の前でこの世を去ってしまった。その時、貴方はなんて言っていたっけ?
「……ごめん。もう行くね。あ、明日ね、今年最後の……コンサートがあるんだ。よかったらさ……来てくれると、嬉しいな」
それじゃ、と私は立ち上がりながら、次の言葉を言いかけると、頭の中で懐かしい声が反響した。
『さよならなんて言わないで』
あぁ、思い出した。あなたは、あの時……
「……絶対、会おうね。約束だからね!」
そう叫んだ瞬間、冷たい風が優しく私を包み込んだ。親指にできたタコや唇の裏についた歯の跡が、今更ジンジンと痛んだ。
誰も認めてくれなかったこの痛みは、今では誰もが尊敬する痛みになっている。
私は、あの時みたいに下手くそに笑って、貴方に大きく手を振った。
最近は「さよなら」というフレーズをあまり使わなくなった。
バイバイ。また今度。失礼します。
それは、さよならという言葉が、別れを強調するからかもしれない。
昏睡状態の知人のお見舞いに行ったとき、おいとまの際に口をついて出たのが「さようなら」だった。
普段ほとんど使わない言葉で別れの挨拶をしたことに自分でも驚いたが、どこかでこれが最後だと予期していて、実際その通りになった。
あの時、私の別れの言葉は横たわる本人の耳には届いていただろうか。
しばらくは、なぜ言ったのだろうと悔やんだ。
さよならを言えてよかったと思えるようになったのは最近になってからだ。
『さよならは言わないで』
もう絶対に会えないけど、私の中にいつまでもあなたがいる。貴方の手の温もり、優しい笑顔忘れないよ。
何年か経ってあなたをいつか忘れるまでは。
またね、と別れる
さよならは言わないよ
最後になるのは嫌だから
またね、と別れていたいから
たとえ
それでも
最後になってしまったとしても
「さよならは言わないで」
変だね、君と同じ気持ちなのに。
私の唇は別れの言葉をつむいでいた。
大好きだよ、心の底から。
だけどね、「好き」ってだけじゃ、どうにもならないんだ。
君を想う、想えば想うほど、駄目だった。
握りしめた君の手をそっと離して、私は一度も振り返ることなく、君の元から去った。
君の幸せを心から願いながら。
テーマ「さよならは言わないで」
さよならは言わないで
向かい合わせなのに目が合わないよりかは、背中合わせでも思いあえるような。さよならは言わない、曖昧さも長く愛せるから。この関係に名前がなくても、いつまでも手を繋げなくても、自分と相手を大切にすることをずっと忘れないように。でも、これが綺麗事のようにも感じるのは、本当は傷つくことが怖いからなのかもしれないな。どれだけ大人になって歳を重ねても、ここは6年前からずっと変わってくれない。でもやっぱり、だからこそ、貴方もさよならは言わないで欲しいの。