『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥になって空を飛ぶ夢を見た
魚になって海を泳ぐ夢を見た
馬になって草原を駆ける夢を見た
そこにはいつもあなたがいた
-こんな夢を見た-
「こんな夢を見た」
朝目覚めて、貴方と昨夜見た夢を話し合う。
楽しい夢は、笑い合いながら共有して。
悲しい夢は、現実に起きない事を2人で願い合って。
結婚って、よく言われる事だけど、嬉しい事は2倍
、辛い事は半分になるんだね。
貴方と出逢えて、初めて安らぎを知った。
いつも気を張って、意地になっていた私に、一人じゃない、甘えてもいいんだ、って気づかせてくれた。
きっと貴方に逢わなければ、誰にも心を開けないままだった。
幸せって、こんな日々の積み重ねなんだなって、しみじみ思えるよ。
こんな日が、永遠に続けばいいのにね。
……そして、又今日も、貴方の居ない朝に目覚める。
貴方の声も、姿も、温もりも、存在も。
貴方の全てを喪った。
二度と、貴方に触れる事は出来ない。
なのに、いつまでも私はこんな、楽しいのか嬉しいのか悲しいのか解らない夢を、毎日見続けている。
もう一度、貴方に逢いたいよ……
こんな夢を観た。
小さい子が、小さい子と言っても小学校中学年ぐらいの子が、母親の腕の中で眠っている…そんな夢。
僕は、その子が羨ましかった。
僕は、母親に愛されなかった。
兄よりも要領が悪かった、出来損ないだ。
ねぇ、お母さん…。
抱きしめてほしい。
愛してると、嘘でもいいから言ってほしい。
ねぇ、お母さん。
大人にもなってこんなこと考えるのは、おかしなことなのかな…。
僕は、いけない子なのかな…。
あの夢の子が、僕だったらよかったのに。
おはよう。
布団から出ると朝ごはんの良い香り。
パジャマを着替えて、家族で食事。
みんな、にこにこ。
今日の予定はこんなだよ。
昨日はこんなことがあったよ。
うんうんと耳を傾けてくれる両親。
時にツッコミを交えながらも助言してくれる兄。
穏やかで、優しくて、何も起こらない一日。
そんな日が、一日でもあれば良かったのにな。
【こんな夢を見た】
皆が理解し合う。
皆が分かり合う。
皆が手を差し伸べ合い、笑い合う。
齟齬が出たなら話し合い。
上手くいかねば、距離を置く。
意見は揃えず、互いが互いのままで、干渉はしない。
攻撃も無い。報復も無い。
鋭い言葉も、汚い言葉も無い。
それが永遠であれと、心から願った。
————————
こんな夢を見た
今は近くにいない君と楽しく遊んでいる夢を見た。
朝に目が覚めて、そういえば近くにいなかったなと思い出す。
最近、君の夢を見ることが多い気がする。
だけど、君は私の夢なんて見ないかもしれない。
記憶が過去になるなら、夢は現実とどう違うの
誰も夢が幻だったなんて言っていない
棒アイスが好きだ。
箱買いした棒アイスの透明な袋が一番食欲を促進させる。
不器用な子は一気に引き裂いてゴミを二つに増やしてしまう。小さくなった方の欠片はヒラヒラと舞い落ちていくから、ポイ捨て禁止!公園の看板をよく覚えている真面目な顔で捕まえようとする。
ヒラヒラ何度も、ヒラヒラ何度も。
距離感が掴めないのか全然取れない。何度も頭を上げ下げして血の巡りが痛い。イライラしてやめる。
床にピッタリとくっついているのは、アイスが溶けたのが袋の内側に残っていたから。
手に持ったままの、大きな方の欠片にもついてた水滴が、ソーダアイスの味を思い出させてくれた。
『こんな夢を見た』
「……こんな夢を見た……」
「なぜ夢に躊躇う」
「いやー。だって、赤ちゃんが出来たからさぁ」
「は? 誰が誰との赤ちゃんが出来たって?」
(もじもじ)
「なぜそこで恥じらう」
「いやー。だって、俺とお前の赤ちゃんだったからさぁ」
「男同士だぞ?」
(ぽっ♡)
#こんな夢を見た
こんな夢を見た
今は話せる機会が少なくなってしまうほどに、
遠く輝く存在となってしまった君と、
手を繋いでくれて笑い合ってくれる夢。
→何処までも紺な世界。
空も海も紺色で、あまり同色なので境界線がなくなっていた。きらめく海面の光る蒼。肌を撫でる蒼い海風。
この世界はすべてが深く青い。
自分の姿すらブルーマン並みに青い。手にした浮き輪も、着用している水着も言わずもがな。
海の中を覗いてみた。紺色の多種多様な魚たちが、飛ぶように泳いでいる。バラエティに富んで見えるのは、紺色の濃淡によるものか。海の底は黒い。黒い紺色。
海から顔を上げる。新鮮な酸素。海の匂いのする空気。吸い込んで気がついた。空気も透明な紺色だ。
世界は統一された紺色だった。
テーマ; こん(紺)な夢を見た
こんな夢を見た(オリジナル)
夢オチエンドほど興醒めな事はない。
7年ほど週刊誌で連載していた漫画作品だった。
独特の世界観で、魅力的なキャラがいて、格好良い敵がいて、印象的な戦いがあった。
手に汗握って、泣いて笑っていたのに。
まさかの夢オチ。
創造の産物なので、実在しない事などハナから承知のはずなのに、なぜ夢オチエンドが許せないのだろう。
実体を持った人物としての想像が、とたんに二次元の紙っぺらに感じてしまうからだろうか。
それとも、ただの他人の夢妄想だった事実を突きつけられて冷める(覚める?)のだろうか。
とにかく、僕はひどくガッカリした。
雑誌を閉じて、本棚に羅列した単行本に目を向ける。
お気に入りの巻を取り出してペラペラとめくってみたが、ワクワクはもう取り戻せなかった。
(売るか)
目を閉じて、漫画をパタンと閉じた。
目を開けると、目の前に天井が見えた。
(?!)
困惑して身を起こす。
そう、僕は布団に横になっていた。
サラサラした手触りの布団を手に、僕は唖然とした。
(まさか、夢オチの夢?)
漫画雑誌を確認しようと周囲を見回して、自宅の自分の部屋でない事に気づく。
「ここ…どこ?」
その声に応えるようなタイミングで、部屋のドアが開いた。
「よう、目が覚めたか」
「!!??」
今さっきまで読んでいた漫画の主人公の友人の敵ポジションのキャラがいた。実は一番好きなキャラだ。
絵柄が独特の漫画だったけれど、目の前の人はちゃんと三次元で成立していて、そのキャラだとわかる造形をしていた。
(なんで?!)
頬をつねってみたが、痛い。
(夢じゃない?!)
「オイオイ、何つねってんだ。面白いな」
彼は途中で死ぬキャラなので、時間軸は最終回よりだいぶ前のようだった。
(もしや、生存ルートありか?!そのための異世界転生?!なんかそんなアニメ見た気がするな?!)
僕は密かにガッツポーズをした。
(燃えてきたぁ!)
こんな夢を見た。
水の中を、ゆっくり沈んでいく。
少しずつ、少しずつ、光が遠くなっていく。
抗うことなく、ただ、流れに身を任せて、水底に沈んでーーー
ハッと目を開けると目の前には雲一つない空。
太陽が優しく光を注いでいる。
周りを見ると草原に横たわっていた。
心地いい風が吹く。
ゆっくり立ち上がる。
周りは何もない。ただ草原だけ。
おもむろに、風が吹いている方向に歩き出す。
風とそれに吹かれる草の音だけが響く。
しばらく歩いたら、目の前に誰かが立っていた。
ただ、じっと立っている。
誰だろう?そう思い、足を速める。
しばらく走った。途端、止まる。
頭が真っ白になった。信じられなかった。
気づけば、涙が流れていた。
目の前にいたのは、もう、会えないはずの友人だった。
あの時と変わらない笑顔でそこに、いた。
『会いたかったよ!』
そう叫びたかったのに、声が出なかった。
それどころか、さっきまで動いていた体も固まってしまった。
パニックになっていると、友人の口がゆっくり動くーーーそこで目が覚めた。
夢であったことに絶望して、うなだれる。
友人が何を言おうとしていたのか、それもわからないままだ。
────こんなゆめを見た。
世界が自分を必要としていないゆめ。
自分がいつも通りにおはようって元気に教室を入ると、何故か全員が困惑したような視線を僕に向けて、こう言った。
「この人誰?」「転校生?」
おいおい冗談だろって、友達に話しかけても他人行儀で誰?って。
本当に僕を知らないんだと思った瞬間、僕は別のクラスへ走って僕を知ってる人を探した。
みんな口を揃えて言った。
貴方は誰ですか?と。
仲の良かった友人からも、親友も、恋人も学校の先生も親だって、みんなから言われた。
誰?って。
いつもこの制服を着て登校して、いつも笑い合って授業受けていたのにって、知らない人を見る視線を浴びながら頭から今までの思い出が駆け巡った。
放心状態の僕は、そうだお母さんは、お母さんならって、急いで踵を返して家で聞いても、またもや知らないと。
その制服は北高校だよね、どこの子供?なんでいるの?って。
すごく恐ろしくて、…飛び上がって起きた。
心臓がうるさい。
呼吸も荒い。
『転校生、?』
『…えっと、ごめんなさい。知らない、です』
『────お前誰だよ。』
『…なんでいるのかしら、?』
妙に生々しかった、現実味があった。
だけど、家を飛び出した時にお母さんに鉢合わせない、お母さんは僕を知らない筈なのに僕は自分の家で寝ていた、この矛盾は正しくゆめだからだ。
それでも本当にゆめだったのかって、そう思ってしまう。
頬を突っぱねた。
ヒリヒリと僕の頬は痛んだ。
現実だ。
でもそれでも、頭は混乱していて、もし現実があのゆめだったら、
そう考えると居ても立っても居られなくて、朝ごはんとか考える隙もなく家を飛び出した。
「っはぁ、はぁ…!!」
全力疾走で息苦しいなんてどうでも良い。
あんなのは違くてあくむだって、現実は僕の考えていることと同じでいつも通りで、友達も家族もみんなみんな僕を知ってて、いつも通りに接して、おはようって笑顔で言って、────、!
ガタン!!
ドアが壊れるんじゃないかってぐらい大きな音を立てながら教室に入る。
当然急な騒音にみんなが驚いて視線は僕に寄ってくる。
集まってくる視線。
その情景は、どうにもあのゆめに似ていて、。
頼むからいつも通りであってくれと願った。
「…誰、?」
「え、転校生かな」
「男かよー、…」
「つーかどうしたんだろ、顔色悪いな」
「ぇ………?」
な、なんで、これは現実じゃ…
お、お母さん、お母さんは、?
「ぁ…」
なに、言ってるんだ僕は。
僕に両親なんて……、
居なかったんだ。
「────っっはぁ、っはぁ、、、!」
「ゆ、夢……?」
僕は飛び上がりながら体を起こした。
あの時と同じく心臓が痛いくらいうるさく鼓動を鳴らしながら、静かに肩で荒く呼吸する。
冷や汗がだらだらと止まらずに考えた。
これは本当に夢なのか、?
今度こそ本当にいつも通りなのか……?
『こんな夢を見た』
こんな夢を見た。
職場のパワハラおばさん。
夢でもパワハラしてきた。
みんなの前で
追いかけてきて
怒鳴って
圧をかけてきた。
何も変わらない。
うなされて目が覚めた。
泣いてる。
前に進めない。
こんな夢を見た
あまり思い出したくはない
だから言わない
誰にも知られることなく
記憶に残ったまま
時間が過ぎていく
寒さを少しでも和らげようとマッチを擦る。
次の瞬間、目の前が真っ赤に広がっていく。
どこからか漏れ出していたガスに引火したらしい。
その中心に居たのだ。無事であるわけが…
ガバッと布団をめくる。
息が上がっている。
嫌な夢だった。
リビングに行き、TVをつける。
『……地で大規模なガス爆発があり、今も消火活動、人命救助が行われています。』
(こんな夢を見た)
マッチ売りの少女のオマージュ、他の誰かの現実が混じったようです。
こんな夢を見た
当時の彼氏と旅をしていた。
電車に乗って、降りた村で雪の丘を登る。
小さな家が1軒あり、おじいさんが1人で暮らしていた。
おじいさんと何を話したかは覚えていないけど、
「明日になったら雪は止むから、あの丘の向こうへいってごらん。きれいなお花がたくさんあるよ」
朝になり、なぜか雪は全部なくなり真っ青な草原が広がっていた。
私たちは、丘のほうに向かって歩いた。
丘を越えると、確かに色とりどりの花が咲いており向こう側にお墓が見えた。
そのお墓は誰のものだったのか、わからないけれど
「happy birthday」
と掘られている。
生が終わり、また生が産まれる。
そう思ったのはひどく覚えている。
もう何十年も前の夢。
それでも、今でも印象深い。
それから自分のお墓に
「happy birthday」
と掘ってもらおうと、何となく思っている。
そんな夢の話。
こんな夢を見たの
昔大好きだった人が笑っている夢
好きで好きで他には何もいらなかった
生まれて初めての恋だった
叶わないことよりも
あの人が笑ってくれていること
それだけかすべてだった
今でさえ幸せになってほしいと
そう思う私がいるから
夢で会ったとき泣きそうになってしまったの
三回も告白しといて何か言う前に消えるなどこだマツダイラ!
題-こんな夢を見た
貴方と一緒に過ごす夢を見た。
ただ楽しく話して
一緒にご飯を食べて
好きなことについて語り合う。
そんな普通の幸せな夢。
恋人じゃなくてもできるようなこと
ただの友達でもできることが
もうできなくなってしまって
「普通」がいかに幸せかを
思い知った頃には目が覚めた。
朝日が滲んだ。
もう隣に貴方はいない。
私にとって普通になってしまった一日が始まる。