『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんな夢を見た
みんながテレビを見て笑っているんです
ゲラゲラ笑っていて、そんなに面白い番組をやっているのかーとわたしもテレビを見るけれど大人数の後ろの方にいたので画面がよく見えないんです
みんな笑っているんです
夢なのに現実と似ててがっかりでした
こんな夢を見た
亡くなった母が
「最後のプレゼント!」
と両手を開いた。そこには
ぶちゃくちゃのパグがいた。
駆けまわり、楽しそうに
遊んでる。
思わず笑顔になってしまった。
お母さん、もう大丈夫だよ。
最後にこんな夢を見させてくれて
ありがとう。
ありがとう。
「やあ、夢十夜を読んだことがなさそうな若者よ」
「ユメジューヤ」
「あっ。これマジのやつだ」
私の恋人は、勉強が出来ない。ついでに、運動も出来ない。
まあ、狙撃の腕がいいから。
それに、私のことが好きだし。充分だ。
私が見る夢の大体は新しくない。後から思い返してみると見たことのある夢ばかり。共通してるのはハッピーハッピーな話じゃなく道半ばでぶつ切りなのだ。本日の夢は高速道路トンネルでバスに乗る私、行く手を阻む倒れた自動車、すれ違う時に爆発。トンネル内が熱くなる。バスも火の手が迫り燃え移る。果たしてトンネルから生きて抜けられるのか…
バットエンドでもいいからオチが見たい。いや朝からバットエンドはやだなぁ
こんな夢を見た。
こんな夢を見た。
大好きなゆうと
お出かけ。
デート?
遠くて逢えないから
せめて
夢だけでも
逢いたい。
まあるくて、甘い
ぬるくて、青い
ふわふわした階段をのぼる。
覚めても、醒めても、
重ねた夢
ずっと上
うまくいかない明日
今日の夢は、初任の時にお世話になった人と結婚している夢でした…いとおそろし…。
そのお世話になった方は、威圧感がとてつもないゴリゴリな人で、たくさん叱られてました🥲
時には理不尽なキレかたもされましたが、私のようないい加減な性格の人間に、厳しくしてくれる存在はありがたかったな、と今になって思います。彼が教えてくれたことは、その後も役に立つことばかりです。
彼は今、職場が変わって一緒に働くことはできていませんが、もし一緒に働けるのなら、働きた…くはないですね、ええ。それはもう怖かったんで🥲ただ少しでも成長した自分の姿を見せられたらいいなとは思います。まあ、根本的にはこの適当さ満載の私の性格は直っていないので、きっとまた叱られるんやろなあとは思いますけどね〜
ということで、彼との結婚と考えると身震いがして起きた瞬間思わず、「いや無理無理無理」と突っ込んでしまいましたとさ。
ま、ちなみに今の私の旦那は彼とどこか似た性格してるんですけどね、はは。人生そんなものよね、素敵で不思議な巡り合わせですなぁ。。。
ー永遠ー
この世に永遠なんてない
僕はそう思っている
愛なんていつか終わる
友情や街や自分も
一生変わらないと自信があったものも
ふとした瞬間に終わりが来ることがある
なのに、
“永遠であってほしい“と願いたくなる君と
“永遠を信じてみよう“と思える自分と出会えた
こんな奇跡みたいなことが僕に起こるだなんて
思ってもいなかった
ああ、生きててよかった
紫陽花にモンシロチョウが群れる夢
鈴蘭の音が雪に届く夢
水面がパレットになる夢
指の先から流れ星を産む夢
明日、世界が滅亡する
あの子を虐めていた子は
悲劇のヒロインのような顔をして
一目散にどこかに駆けて行った
争いを続けていた両国の人間は
途端に争いをやめて自分の国へ帰った
残されたあの子は
残された人々は
その絶望を喜んだ
なんて、夢を見た
夢の中のあの子と私が重なって
現実ならどれだけ良かったかと嘆いた
いつだってそう、
みんな自分のしている事を正当化するのに必死で
弱者の声は、まるで届かない
小さい頃は、誰かを救うヒーローになることが夢だった。小学校に上がると、パン屋さんに憧れた。でも結局、ヒーローに憧れたままだった。中学校に上がると、周りは段々と公務員や先生など現実的な夢を見るようになった。私だけ、まだ1人ヒーローを夢みていた。こんな夢を語れば、周りからはきっと、馬鹿なこと言ってないで、現実を見なさい、と言われることだろう。だから私は、本当の夢を語らない。将来の夢の作文も、小学校の道徳の時間の発表も、嘘にまみれた夢を語った。夢を語るのははずかしいことじゃない、と言うけれど、そんなことは無い。一般的な夢を持った人だけがそう言えるのだ。
「俺はヒーローになりたいんだ。仮面ライダーだとか、そういうの。かっこいいだろ!」
「お前、そろそろ現実見ろよ。頭いいのにもったいねぇ。医者とかになればいいんじゃねぇの。」
男子の会話が耳に入ってくる。
「なぁ、お前はどう思うよ。」
「私ですか?」
「そう、お前!」
いきなり会話を振られた。ここは一般人の振りをすべきが同調すべきか…。でも、周りに人はいない。顔も名前も知らないこいつらだけだ。ならば…。
「私も、なりたいんで…。いいんじゃないですか。」
そう言うと、本当に嬉しそうにそいつは喜んでいた。何故か、こっちまで嬉しくなるほどに。
「だよな!!ヒーローになりたいよな!みんなに否定されるからさ。めっちゃ嬉しい!」
「ちぇっ。ヒーロー2号かよ。」
「名前も知らないけどよ、お前、一緒にヒーローになろうぜ!」
わたしは、頷いたあとにすぐに目を逸らした。その笑顔が眩しくて。いわゆる一目惚れだ。私も自分の気持ちに鈍感じゃない。お前は、もうヒーローになっているじゃないか。
「待って、でもお前もうヒーローじゃん!俺の事救ったよ!俺もお前救うわ!期待しといて!」
そして、ヒーローは自転車に乗って去っていった。
さっきまで、ヒーローになる夢を見ていた私は、もう立派なヒーローだ。なんたって、好きな人を救ったのだから!
「死が正義だった夜」
あまりにも
なまなましい夢をみた
ときは戦国
もしくは世界大戦中
追い詰められわたしたちは
みずから火を放ち
死することを選ぶ
後ろから火が
火が迫ってくる
中にはやはり生きたい、
と逃げ出す者もいる
逃げ出そうと
思っても
足が動かず
そのまま
火に飲み込まれる者もいる
この世界では
逃げることは
裏切りを意味する
それでもなお生きたい
生きたい
わたしは逃げていた
教科書を
読んでいたときには
なぜ
集団自決なんて
なぜ
命を無駄にしてしまうの
と思っていた
夢の中のわたしは
仲間への国への
裏切りに
胸が張り裂けそうに
なりながら
逃げおおせた
たとえ夢の中だとはいえ
死が正義だと思った夜
こんな現実を
現実として生きた人々
#こんな夢をみた
ガラスが割れる音のあと
散らばる破片のように鋭い音が刺さる
/ こんな夢を見た
なぜだか武道館に立ち
思い入れのないギターで
弾いたことのないコードを
愛しくかき鳴らしていた
聴いたことのない歌を
叫ぶように熱唱した
歌い終わった僕は
観客の歓声を浴びて
顔を見上げて目を閉じて
身に覚えのない歌手街道を
ひとつひとつ振り返っていた
目を開けるとパジャマ姿で
いつもの部屋にいた
付けっぱなしのイヤホンから
憧れの人が歌っていた
夢の中でちょっとだけ
夢は叶えられた
どんな風に弾いていたっけ
思い出まみれのギターで
おぼろげな記憶を頼りに
おぼつかない手で爪弾いた
「こんな夢を見た」
こんな夢を見た
山本 彩乃
今朝、私はこんな夢を見ました。そんな夢の話を紹介します。
「真っ青な幻想的世界でピアノを弾く」
私は目の前が、青く透き通った海にたっていた所から夢が始まりました。そんなところにある、ライトアップピアノ。私は思わず、そのピアノに触れました。綺麗な音色が真っ青な世界を響かせます。ドーレーミー。私はその次に、「ウミユリ海底譚」という曲を弾きました。
綺麗で透き通る音。その場で弾かれる、黒鍵と白鍵。
なめらかに響き、海に波がたち始めた時。
その時、白い人型の妖精が出てきます。
楽しく引いたあと、その妖精たちにお別れをしました。
これで私の夢は終わりを告げました。
この夢のお話は終わりです。
こんな夢を見た、
君「ねぇ起きてよっ!学校遅れる!」
俺「うぅ起きたくない...先行ってていーよ、」
君「ダメ!起きて!」
俺「分かったよぉ起きる、、ん?」
君「ん?」
俺「え、え?は?何で君ここいるん?」
君「いや何回チャイムならしても出てこないからさ、」
俺「いやいやいやいや、そういうときは先行ってていいんだよ?」
君「...一緒に登校したかったから、」
あーそういうことねーうん
俺「じゃぁすぐ準備するから外で待っててくれん?部屋が散らかり放題だから」
そこで目を覚ました
布団からおきあがっても誰もいない、(あたりまえ)
こんな夢を見た()
こんな夢を見た。
太陽がさんさん照って、あっつくて、汗びっしょびしょになりながら友達とだべって、アイス食べてた。こんなに暑いのに、外で友達みんなと一緒にお喋りして。これはまるで魔法みたいで、あっという間にアイスも食べ終わっちゃってた。
部活終わり。昼下がり。夏のこの時間帯が何気にいちばん好きな気もする。
友達とそのまま遊び行くとか迷ったけど、シャワー浴びたくてね。家に帰った。
玄関のドアを開ければ全身を撫でた冷気に、あ、お母さん、エアコンつけてから仕事行ってくれたんだなあって思った。
身体中の汗を流して、風呂をあがれば、独特の空気感が身を包んだ。髪の毛の水気をある程度切って、体ひとつ分まるまる覆うくらい大きいバスタオルを巻く。中学校時代の体操服の短パンを履いて、一昨年使っていたクラスTに袖を通す。三年間使い古したおかげで程よく体に馴染んだ短パン、そして、1-Bと書かれたクラスTは、動きやすくてお気に入りなの。
鼻歌交じりにドライヤーをコンセントにセットして、温風をかける。まだ湿ったセミロングが靡く姿を鏡越しに見ていた。スマホ片手にドライヤーをかけていれば、友達から「三時集合ね」のメッセージ。市営プールに行く約束の話だ。慣れた手つきで「了解!」と打てば、洗面台の傍らにスマホを置いて、髪を乾かすことに専念した。
時刻は二時。まだ家を出るには早かったから、リビングでスマホを弄っていた。ソファに寝そべって、ごろごろ。ちょっと、うとうとする。
なんだか、気配を感じた。ウチは玄関扉の横に磨りガラスの窓があるおうちなんだけどさ、そこで揺らめく影が見えたの。なんだか、その影に見覚えがあった。
宮川けい。近所にある孤児院のような施設出身の、四つ上の男の子。年端もいかないうちはふたりで遊んだり、他の子も混じえて遊んでたりした。まあ所謂、幼馴染だ。つんつんしてて素直じゃないけど、根はとても優しい人だった。年が上がるにつれて…私が中学生になってすぐくらいだったかな、二人してあまり顔合わせ無くなっちゃって、それから彼はどこかに行ってしまったけど。
…………本当は好きだった。彼のことが。好きだったと言うより今も好きだ。かっこよくて、ぶっきらぼうな言い方するけどでも言葉の端々に優しさが滲んでいて。大好きだった。
そんな彼のような影が…、というより、彼の影だ。彼の面影が数メートル先に見えている。よく目立つ金髪のツンツンヘアー。ポケットに乱雑に手を突っ込んでいるが、それも彼の癖だった。
朧気に映る影が、この上なく愛おしい。儚げで、すぐに消えてしまいそうな気がした。影が動く。去ってしまいそうな様子。居なくなってしまいそうな、もう二度と会えないような気がした。
会いたかったよ、会いたかった。どこにいたの、ほんとにさ、連絡先のひとつでも聞いとけばよかったよ。会いたかったんだよ待って。
靴も履かずに、裸足のまま駆け出す。陽の光に晒された地面は当たり前にあつい。外と家の中とで温度が違うせいで外に出た瞬間に感じた、もわっとした生ぬるさが体に浸透していく。それも気にならなかった。少し遠くに見えた彼の背。やっぱり彼だ、けいちゃんだ。少し大きくなった背、私はそっと抱きついた。
「けいちゃん」
昔はよく抱きついたりしていた。大好きだから〜なんて言って。今ではもう前のような可愛らしい理由じゃきかない。だってこうやって会話を交わすには久しぶりすぎる。私、来年から大学生なのに。彼なんてもう、成人しているのに。けれども、彼にどう思われようと、離してはいけない気がしたの。
彼は何も言わない。でも振り払わないということは、拒絶の意は彼にはない。少しの安堵と、やっぱりあの頃のガキンチョと寸分も変わらないだとか思われてるのかなっていう少しの不安と、やっぱり女とは思われていないのかなって悔しさを感じた。
無音の時がしばらく続く。彼の背にまわされた私の腕に、肌に、そっとなにかが触れたような気がした。あたたかい。外気温は高く窮屈さを感じる。そこに更に加わったあつさのはずなのに、嫌では無いあたたかさ。彼の手だった。その手は少し汗ばんでいて、そこにけいちゃんが居るんだという事実を実感させる。けいちゃんは、彼の根がそうであるように、まるで壊れ物でも扱うかのように、優しく、私の腕に触れていた。
「おう」
あの頃より少し低くなった声が聞こえた。相変わらずぶっきらぼうで、乱暴な感じの言い方だけど、やはり端々に優しさが溢れていた。思いが溢れる。止まらない、多分止められない。
「けいちゃん……私、けいちゃんの事ね、」
だいすき。
目を覚ます。寝てしまっていたみたい。寝惚け眼で手元のスマホを開けば、時刻は午後二時半。あれ、いつから寝てたんだろ……。
メッセージアプリの通知が届く。プールの約束をしていた友達からだった。あーそうだ、そうだった、あー…もう、こんな時間か……。
まだ開ききっていない目を擦り、重い体を起こす。ほんのちょっと頭がくらくらした。
…あーあ…夢じゃなくて本当に会えたならどれほど……。
うーん、だめだめ。どこにいるかも今じゃ分からない初恋の人を想う気持ちはさっさと胸の奥に秘めて、とにかく友達との予定を、楽しまなきゃ。頭をぽりぽり搔いて、着替えをしに自室に向かう為に立ち上がった。
「こんな夢を見た」
もう、いるはずのない君と
くたくたになるまで遊んだよ
君がずっとやりたがってたことも
沢山したんだよ。
夢だって分かってた
だから、覚めて欲しくなかった
いつも目が覚めて1番最初に考えるのは
君のことだったよ。
もし、貴方とまた会えるなら
2人が出会ったあの場所で、、、
「こんな夢を見た」
わたしは猫で、陽だまりでぬくぬくひなたぼっこ。
お気に入りのお散歩コースをとことこ歩くと、見知った顔のおばあちゃんがおやつをくれる。おばあちゃんがくれるおやつはいつも美味しいから、おやつのお礼になでなでさせてあげる。
それからまたとことこ歩いていつもの公園へ。
広い公園の片隅で、お友だちの猫とおしゃべりしてそれから一緒に遊ぶんだ。
【こんな夢を見た】猫になった夢
こんな夢を見たんだ。
脱稿して、書きたいものを全て書きあげて、嬉しくて、嬉しくて。
でも、その嬉しさの先に何があるのか知るのが怖い気がする。