こんな夢を見た』の作文集

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こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/23/2023, 1:30:09 PM

こんな夢を見た。
 一冊の本があんたにちりぢりにばら撒かれた。せっかく初任給で買ったのに。あんたの方がええ銭稼いどんのに。ため息が出ても仕方ないけど、ばら撒いたあんたが金くらい払ってくれたって良いのに。私が頑張って日頃から勉強して、ついに迎えた試験日当日、あんたは全裸で外に出て捕まっていた。捕らえてこっそり睾丸をひとつだけ潰してやった。
 でもどうせ夢だった。あんたは今日出勤していたけど、股間から流血していた。昨日より歩きやすそうだったじゃない。私の『1984年』をばら撒いたあの日よりも。

1/23/2023, 1:29:09 PM

使命に押しつぶされる。
なんてことの無い君が
兵服なんて着ずに、
白いシャツ着て
私お気に入りのお花畑で
笑ってる。

いつか現実でも、
そんな貴方が見れたらいいな。
そう、心から思った。
朝日と一緒に
君は進む。

私の知らない
赤黒い道を進むらしい。
意見の押しつけは、したくないけれど、
これなら押し付けたっていい気がするんだ。
そんな所よりも
絶対君はお花畑が似合うって。



「こんな夢を見た」

1/23/2023, 1:25:54 PM

ーこんな夢を見たー


元彼とご飯に行く夢

これは夢だよなぁ

なんて思う自分と

楽しく元彼と食事をする自分

正夢になるんではなかろうか

と、少しだけ期待してみたり

あぁ、誤解しないでね。

少しだけ、少しだけだからね

1/23/2023, 1:18:53 PM

こんな夢を見た、僕もみんなも楽しそうに笑い合いながら幸せそうな日々を過ごす夢、しかしどんなことをしたのか、どんな気持ちだったのかは分からない、それが分からない限りは幸せとは言えないのかもしれない

1/23/2023, 1:11:29 PM

海の底

海の底には
街がある?

あの角 曲った
あの場所に 
たい焼きやさん
あるかしら

****
タイムマシーン

道を 歩いて
あっ と思う 
空気の中に

建て替わる前の
図書館の写真の中に

アンの物語の
ページの中に

あるんだよ

****

こんな夢を見た 

雨の道
慌てて
すべって

頭から血が
流れた

1/23/2023, 1:10:24 PM

『…好きですっ、付き
合ってください』

そういうと、驚いた顔
だが顔を赤くそめた 

「わ、私も好きです!
よろこんで…」

その返答に僕は喜び、
顔を綻ばせた

『じゃ、じゃあ…一緒
に帰る?』

そういうと、彼女は笑い
肯定をした。







『ぁ…うーん……なんか、夢みた…』
ぼんやりとしながら起き上がり、頭痛に悶え苦しみながらもスマホを開く。
『いい夢だった気がする…』
そんなことをいいながら、二度寝をした

1/23/2023, 1:09:47 PM

こんな夢を見た


灰色のガリガリの人間の形をしたなにか。
そいつらが私をここから出さないと言う。
私は必死に出口を探すけど、
同じところをぐるぐる回っているだけだった。
それでも私は歩き続けた。

全く景色は変わらなかった。

1/23/2023, 1:03:50 PM

たとえるなら、そう。
真っ白な雪を踏みしめるような夢。
あまいあまい綿菓子を口の中で溶かすような夢。

あなたが夢の中で微笑んでくれた。
今はもう会えないあなたが、幸せそうに。
キスの感触もやけにリアルで。

あぁボクも死ぬんだと気づいた。
迎えに来てくれてありがとう。

『こんな夢を見た』

1/23/2023, 1:00:28 PM

こんな夢を見た。酷く懐かしいのに、見覚えがない。そんな風景の中に一人佇む夢だ。
空が高い。風は我が物顔で吹き遊びながら、木々をゆらゆらと踊らせる。遠くに見える家々は、自然を拒みながら、その実、飲み込まれないように必死で抵抗しているかのように、人工光を纏っていた。
ここにいたい。いたらいけない。
早く、家へ帰らなければ。

1/23/2023, 12:59:08 PM

宇宙を歩く
薄靄を押し除けて

夢の奥で
沈む 遠く 深く

無重力を泳いで行く
天使の羽が突き刺さる

夢が今、永遠になる魔法で
やがて意識が溶けてゆく

1/23/2023, 12:58:22 PM

・・・目が覚める。

夢を見ていた気がして、ぼーっとしていたが、カーテンの隙間から射す光の強さが気になった。

・・・・・・・・・

時計!

9時5分!

遅刻だ!


慌てて飛び起きるが、あたふたして体が言うことを聞かない。

どうしたっ、焦るなっ、どんな夢見たっけ、
そんなことはあとだ!


焦れば焦るほど、その場でジタバタするだけで一向に準備が進まない。

あーーーーーーーーーーっ!!!



・・・目が覚める。

慌てて時計を見る。

6時5分だった。


僕はほっとして二度寝した。


#9 『こんな夢を見た』

1/23/2023, 12:53:42 PM

片思いと決めた彼と一夜だけ
こんな夢を見たとは言えない


目を覚ましてからも顔の火照りが取れなかった。何て夢を見たものか。素肌同士の感触がまだ全身に残っているようだった。出会った頃から片思いと決めた彼と、どんな顔をして会えば良いだろう。そうこうしているうちに、スマホからアラームが鳴った。覚悟して私は彼の待つゲームアプリを開いた。

お題:こんな夢を見た

1/23/2023, 12:52:30 PM

「久しぶり」

昔と変わらない涼しげな笑みを唇に浮かべる彼が覗き込んできて、私は思わず目を見張った。次いで、慌てて耳に嵌めていたワイヤレスイヤホンを外す。

「葵くん……だよね?」
「そうだよ。忘れちゃってた?」
「そんなわけないよ!だって私は……」

ずっと、あなたに会いたかったんだから。
感極まって言葉の出ない私を尻目に、彼は軽やかな動作で私の隣に腰掛けた。
車両はガラガラで、車窓から差し込む夕日で温かな橙色に染まる電車の中には、私と彼の二人しかいない。

「いろいろさ、話したいことあるんじゃないの?会うの、すごく久々だし」
「うん……うん」
「あは、泣いてんじゃん」
「うん……ごめん」
「いいよ。……あ。手、繋ごうか」

膝の上で固く結んでいた私の拳に、彼がふわっと手のひらを重ねる。
その手は信じられないほどに優しくて、温かくて、愛おしさに溢れていて、私の涙はますます勢いを増した。

「……っあり、がとう。会いに来てくれて……」

嗚咽混じりに精一杯言葉を絞り出すと、彼は猫のような目を細めて微笑んだ。

「約束したじゃん。夢の中でも会いに行くって」
「うん……」

電車はずっと緩やかに走り続けていて、私の涙はやっぱり止まらなくて、彼の手のひらはいつまでも慈しみに満ちていて────。

ああ。
お願いだから、夢、覚めないで。

1/23/2023, 12:50:29 PM

こんな夢を見た。
物を大切にして 丁寧に 長く 長く 使う夢。

目を覚ますと 散らかった服
片付けるのが面倒になった通販の ダンボール

こんな夢を見た。
自然の恵みを 自分の手で手に入れて
ジャムを作る夢。

目を覚ますと 昨日の 残りもの
片付けるのが面倒で 洗ってない食器

こんな夢を見た。
自分らしく生きるために 賢くお金を 貯める夢。

目を覚ますと 本当に欲しいものか 分からないまま
買ってしまった物たちが そこにあった

どうやら 夢ばかり見ていても 夢の通りには
ならないらしい
とりあえず 洗い物でもしようかなぁ

1/23/2023, 12:44:20 PM

こんな夢を見た

誰かに追いかけられる夢は、よく見る。
大体、逃げているのは、校舎の中で。
一度捕まると、昇降口に戻されて、また追いかけられる。

追いかけてくる人の顔は見えなくて。
でも、決して怖いわけでもなくて。

あれ?私は何回捕まったんだっけ?

そもそもこれは、夢なんだっけ?

そんなことを考えて足を止めていたら、また肩を叩かれた。

ああ、また最初からか。

1/23/2023, 12:43:09 PM

眠ると夢はよく見るけど、大抵内容は忘れている。
でも夢をみたことだけは覚えていて思い出せないのがもどかしかったりする。
そんなのは私だけかな?

1/23/2023, 12:37:07 PM

こんな夢を見た
全てが私の思い通りになってしまう夢

なんてつまらない現実
なんて面白みのない事実
なんて刺激のない生活

目の当たりにした

人間
面白いを実感する時は、知らないことを知った時
できるを実感する時は、それが普通になった時

一番人間らしく生きている気がする

未知が人間をさらに高める香辛料みたいだ

1/23/2023, 12:33:20 PM

――たぶん、夢を見ていた。
 とても温かい場所にいて、辺りには何もない。
 がらんと、すべてが白くひらけた場所だった。
 地表も白くて何かの跡のような、隆起なのか陥没なのかはっきりしないものがところどころ足もとに現れている不思議な場所だ。
 でも美しいと思った。
 何もない、白くぼやけた空間なのに、とても美しいと。
 その、淡く柔らかな空気が全身を包みこんで温かい。見上げると、空から音もなく何かが降ってきている。
 濡れることは無かったが、その雫のようなものが周りに落ちて地面に染み通っていく。時折、地表に薄く浮かぶあの跡のようなものと結びついて、いっそう濃くなる。あの雫は何処からきて、何処へ還るのだろう。そんなことを思いながら地表を眺めていると、視界の端に見慣れた靴が映る。
 彼はすぐ近くにいた。顔がすぐそばに。けれど逆光なのか、表情がよく見えない。口元だけがかろうじて見て取れる。
 その唇が、ゆっくりと弧を描いた。
 意味もわからず胸がキュッと締まって、それから奥深い場所からじわじわと温かいものが染み出してくる。


 ああ、笑ってる。笑っている。良かった。


#こんな夢をみた

1/23/2023, 12:33:09 PM

『こんな夢を見た』


 「ねぇねぇ、聞いて!今朝ね、久しぶりに夢見たの。」
 二人で昼休憩に外へ出て、注文した青椒肉絲が来る前に、彼女が嬉しそうに話し掛けてくる。
 「どんな夢?」
 「あのねぇ、好きな俳優さんと街で偶然会ってね、ファンなんです~!とか話してたら、彼の出してるお店に連れてってくれて、Tシャツとかグッズ買っちゃった!」
 「グッズ買わされたんだ。」
 「いいじゃん!すっごい嬉しかったの~」
 いつになく幸せそうに目がとろけている彼女の夢にちょっと嫉妬して、俺は茶々を入れる。
 「俺は出てこなかったの?」
 「うん。出てこなかった。起きてもすごい幸せ気分だった。」
 「ふーん。」
 「ねぇ、最近なんか夢とか見た?」
 「俺?君の夢なら見たよ。」
 「えっ、嘘。どんな?」
 「内緒。」
 「え~、なんでー。」
 「エッチな夢。」
 「なにそれ。ただの欲求不満じゃん!」
 「そうかも。」
 「もー、やらしい~!」
 「でも、幸せだったよ。」
 「なんか変なことしたんでしょー!」
 ふふっと笑ってごまかした頃、青椒肉絲が到着する。彼女はすぐにご飯モードになった。
 「いただきます!」

 本当は、エッチというより、彼女が可愛くて可愛くて堪らないという幸せな夢だったけど、恥ずかしいので俺の心の中だけに留めておくことにする。

1/23/2023, 12:31:14 PM

お題:こんな夢を見た

僕は薄暗い細い路地を走っている。

えも言えぬ焦燥感がこみあげて無我夢中で走る。

息が上がってる。なのにあの肺が焼けそうな感覚がない。

不思議と走り続けることができる。

何から逃げているのか。そんなの決まってる。

僕を殺そうと、殺人鬼が追ってくるのだ。

だから必死に逃げる。

逃げるのだが……

結局追いつかれたのか覚えていないまま目が覚める。


今日の夢の話を終えたところで彼女がテレビから僕に視線を向けた。

「その夢、よく見るの?」
「よく……ではないけどそこそこ見るかも。」
「よく精神的に追い詰められてる時は追いかけられる夢見るって言うよね。」

コーヒーを飲みながら呟くように言う。

「追い詰められてるかぁ……」
「まあ確かに私の誕生日近いし、プレッシャーに感じてるのかも?」

その一言で、僕がまさにくちづけたカップが見事に停止する。
この反応じゃ忘れてることはバレてそうだ。

観念するように恐る恐る視線を向けると、彼女はイタズラっぽい笑みを浮かべ

「期待してるから。」

と言った。
バイトは……もうシフト入れちゃったから増やせないよなぁ。

「逆に追われる夢見たことないの?」

話を逸らそうと夢の話を振ってみた。
すると彼女は少し苦々しい顔をしながらあるよと言った。

「昔、1人で帰ってた時にさ。刃物持った男に襲われたの。怖くってさ。動けなくてもう死んじゃうって時に、男の子に助けてもらったんだ。」

明後日の方を向きながら彼女は言う。

「でもね、その男の子死んじゃったの。」

彼女は舌をべっと出した。





関連:逆光

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