『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
こんな夢を見た
こんな夢を見た
800年経って、君が起きる夢。
みんな、
長く生きすぎて、疲れちゃって、消えてなくなる。
けど、僕は、生きている。
君が起きると信じて。
ねぇ、起きて、欲しいな。
800年も、待ちきれないよ。
早く、起きて、僕とお話しよう。
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あけましておめでとうございます。
これだけ長い間生きていたのに、人から今年の初夢は?と聞かれて、まともに答えられたことがない。。
まあ、元旦の夜は当然まだまだ正月気分で夜更かしするから、爆睡して夢を見ないよねって言う落ち。。。笑
こんな夢を見た
懐かしい雰囲気の子。帽子を深く被って絵を描く子。お人好しで、照れると俯く子。
薄桃色のクジラ。空中を泳ぐリュウグウノツカイ。
その子が描く絵はどこまでも純粋で、触れた瞬間、溶けていきそうな絵。
その子が描く絵を眺めているあいだは、不思議な感覚だった。
あの夢の子は誰だったのだろう。
心のどこかでは分かってる気がする。
でも、あやふやにしておきたい
私は時折、仕事に遅刻しそうになって慌てて上司に電話する夢を見る。
実際には遅刻したことはないのに。だって家からとても近い場所にあるから。
何かに遅刻する夢を見るのは、精神的に不安定なのだと夢占いに出るけど、実際自分はそんな自覚はない。
自覚がないまま時が過ぎて、突然ストレスが爆発する。
無意識のうちに追い詰められて限界ぎりぎりまで気づけないパターンみたいだ。
おさえこんでしまうのに慣れてしまって、感覚が麻痺しているみたい。
夢の中で遅刻して慌てているのに、なかなか職場に辿り着けないの。
どういう心の表れなんだろうね。
"こんな夢を見た"で思い出すのは夏目漱石著の『夢十夜』だ。十編の短編から成る話は、解説本によると、初めは夢想を漂っていた漱石が段々と現実に戻ってきた話とも取れるらしい。
それにあやかって、一つ。
こんな夢を見た。
私は同窓会に出掛けている。
懐かしい小学校の顔ぶれは皆小学生のままだ。
友達と、久しぶりー、なんてじゃれ合っている。
どうやら私も小学校の頃の姿形らしい。
夢は始終楽しく進み、最後、会費を集める段になって、どこを探しても私の財布がない。
急いでバッグの中を漁り自分の席の周りをキョロキョロ。
会費を集める子が段々と近づいてくる。
それは初恋の男の子だった。
心臓がドキドキする。
会費、会費と財布を探すがでもどこにも財布がない!
というところで目が覚めた。
小学校の同窓会なんて一回行ったきりだった。久しぶりー、と手を合わせていた子は友達とも呼べない知人で、小学校に楽しい思い出は少ない。
夢の中のような和やかな雰囲気も記憶にない。
初恋の男の子は幹事をやるタイプでもそれに手を貸すタイプでもない。
つい先日、私の数少ない友達、から知人になった子は出てこずに、それより接点の少ない子が出てきて私も友達のように接していたあたり、夢の中でも友達不足が顕著だ。
現実で友達だったあの子とは、本当にもう友達じゃなくなったんだな、とも思った。
現実の寂しさを埋めるかのような楽しい夢にもケチがつく。
シビアだ。
よく会話で、「昨日こんな夢見た」と夢の中の出来事を詳細に話して盛り上がったり、夢でこの光景見たかもと思い興奮する時もある。
それは夢だからだろう。夢というまだ未知のものに対して、ここまでポジティブなイメージを持っているのはすごく不思議だ。
だから、僕は思う。未知なるものにネガティブなイメージを持つ必要はない。夢がそうであるように、未知のものに対して良いものと思えることが大切なのではにはないか。
そう思い、今夜も夢を見る。
!夢の中では高性能力超次元人間!
起きたら人間以下低能
あ〜…不条理だなあ
‹こんな夢をみた›
明け方に夢を見た
悲しい夢だった
夢のなかで
わたしは号泣していた
泣きながら
生きていることを
辛く虚しく思っていた
目覚めてからも
その悲しみは
深い霧のように
ひんやりと冷たく心に広がり
暫くの間
晴れることなく立ち込めていた
無性に
君の笑顔に
逢いたくなった…
✢
泣き虫の
わたしの涙を
乾かすのは
いつも
日だまりのような
君
# こんな夢を見た (15)
こんな夢を見た
私は、20年程生きてきて自分が殺されたり、刺されたり、危険な目に合う夢はあまり見てこなかった記憶がある。
だけど、どうしても、一日の大半を寝て過ごすと決まって、自分が何かしらの被害を受ける不幸せな夢を見る。
所詮は夢の中だけど、痛みや辛さを直に感じることもある。
それが怖いとか辛いと思うことはあっても、そのときだけ。
だからこそ、私は何も予定のない休日の朝には、遅めに起きて、朝ご飯とも昼ごはんともとれる食事を済ませたらお昼寝をして、また、夜も眠ることをやめられないのだ。
夢の中がどんなに怖くても、布団の中で感じる温度はやっぱり幸せで温かいんだもの。
こんな夢をみた
くじらで…
くじらで…
くじらで…
くじらで…
くじらで…
夢はもうちょっと頑張ってからのお楽しみ…
くしらで…
くじらで…
くじらで…
くじらで…
空を飛ぶのはこれからさ
こんな夢を見た。
こんな夢を見た。
2人でデートしてる。
2人とも
本当に楽しそう。
こんな夢を見たいから
今日も寝る前に
色々と考える。
また夢でもいいから
逢いたい。
お題 こんな夢を見た
熱く燃えるこの想いは日に日に
増していく一方で
少し心が落ち着かない
ある日あなたが私の恋に落ちる夢を見たの
こんな夢を見たら永遠に
この胸のときめきは消えない
こんな夢を見た。
−ある暑い夏の日
塾に行く途中。私は,息をするのを忘れた。
同じくらいの年齢の女の子が包丁を向けられて悲鳴を上げているのだ。
周りの人はスマホのカメラアプリで動画を撮っているだけで何もしない。
(助けなきゃ!)
そう想うのに身体が…動かない!
男子高校生の軍団が来た。
「えっ?
ヤバくない?」
と言っているのが見えるが何もしようとしない。
男が包丁を振り上げた。
「!!」
とっさに体が動いた。
「大丈夫?」
聞くと,
「危ない!」
そう言う。
何がなんだか分からないが女の子が助かって良かった。
頭に強い衝撃が走る。
商店街が一瞬で悲鳴でいっぱいになる。
皆
「救急車!」
など
「大丈夫?」
と聞いてくる。
少し時間が経った。
頭がくらくらしてきた。
(やばい!)
眼の前が真っ暗になった。
−気付いたら病院のベッドの上に居た。
ベッドの横には泣いているあの女の子がいた。
何故泣いているんだろう?
男の子も居た。
この男の子は,最後に見えた男の子だ。
男の子は
「良かった!良かった!」
と言うし,意味がわからない。
医師が来た。
「助かったか。
危なかったんですよ。」
「えっと…?」
シンプルに意味が分からなかった。
−ここで夢は終わった。
起きるとそこは
“病院のベッドの上”だった。
こんな夢を見た。
怖い夢。嬉しい夢。楽しい夢。
現実的な夢。非現実的な夢。
嫌な夢もあれば、良い夢もあって
こんな夢を見たいとか選べないけど
その方が夜が少し楽しみになる。
今日はどんな夢を見るのかな。
“こんな夢を見た”
夏が終わる。
最後の足掻きのようにけたたましく鳴く蝉に耳を傾けながら、俺はぼうっとした顔で溶けかけのアイスを齧った。
「今年は暑かったな」
まるで今年の方が去年より暑かったかのように言ってみる。
この国は年々と暑さを増しているそうだ。とはいえ、夏休み中は外出することが少なかったためあまり気にしないでいた。
「夏が終わるよ。寂しくないの?○○は」
昔は夏が嫌いだった。蝉の声もうるさいし、暑いし。
でも最近では、蝉やひぐらしの鳴く声が好きになってきたり、暑くてもクーラーをつければ丁度いい気温になるから夏は嫌いではない。
「そりゃあ、ね。でも来年も、再来年も来るでしょ?」
ぱたぱたと扇子を扇ぐ音と共に君の涼しそうな声が聞こえてきた。君は、俺の心を知っているのだろうか。
最後の一口を食べようとしたが、もう既にアイスは溶けてしまっていた。
そこで目が覚めた。
時計を見ると、まだ針は5時15分を指している。
なんだ、早起きしちゃったな。そう思いながらふと窓の外へと目を移す。
桜の花がひらり、舞い落ちてきた。
そうだ、君はもう居ないんだっけか。
去年の夏。運悪く交通事故に遭い亡くなってしまった君との最期の会話を思い出す。
あなたと 空を歩くの
あなたと 雲を渡るの
あなたと 同じ涙を流すの
あなたと 同じ気持ちを持つの
あなたと 恋をするの
あなたと 愛を語るの
あなたは わたしに夢中になって
わたしは あなたに夢中になって
よくばりな わたし
わがままな わたし
けれどどれも 知らないわたし
これはきっと 夢の中
こんな夢を見た
あなたと微笑みあって
日常を過ごし
添い遂げる
目覚めたくなかった
こんな夢を見た
朧げだけど、最近は小さいGちゃんが大量にいた夢
夢占いで調べると、コンプレックスや問題解決が
できるらしい…。
『こんな夢を見た』
縁側で庭を眺めていたら
いきなり
知らないおじさんに
出刃包丁で刺される
夜 薄暗い道を
歩いていたら
後ろからいきなり
ごみ袋を頭から被せられ
窒息死しそうになり
助けを求めて
必死で大声を出そうとして
自分の声で目が覚める
地面から10㎝位のところを
両腕を広げ
上下にパタパタふって
必死で超低空飛行で飛んでる
お母さんが自分で
自分のお葬式の後片付けをしている
実際子供の頃に見たことがある夢
その時は本当にけっこう怖かった
「こんな夢をみた」
片思いしていた男性とお付き合いをしている夢を見た。
でもその人の顔は何故かぼんやりとしている。
雰囲気やしゃべり方は好きな人なんだけど、顔が何故か見えない。
私が「ねぇ。どうして顔が見えないの?」って尋ねたら、その人は「君がその様に望んだからだろう?」って言われた。
「えっ」って私が言うと、布団に置いてる目覚めしで夢は終わった。
「あぁ、又ここで終わってしまったわ」呟く私。
夢の中で何を望んだのだろう?
謎だけが残ってしまった、月曜日の朝。