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こんな夢を見た。

−ある暑い夏の日
塾に行く途中。私は,息をするのを忘れた。
同じくらいの年齢の女の子が包丁を向けられて悲鳴を上げているのだ。
周りの人はスマホのカメラアプリで動画を撮っているだけで何もしない。
(助けなきゃ!)
そう想うのに身体が…動かない!
男子高校生の軍団が来た。
「えっ?
 ヤバくない?」
と言っているのが見えるが何もしようとしない。
男が包丁を振り上げた。
「!!」
とっさに体が動いた。
「大丈夫?」
聞くと,
「危ない!」
そう言う。
何がなんだか分からないが女の子が助かって良かった。
頭に強い衝撃が走る。
商店街が一瞬で悲鳴でいっぱいになる。

「救急車!」
など
「大丈夫?」
と聞いてくる。
少し時間が経った。
頭がくらくらしてきた。
(やばい!)
眼の前が真っ暗になった。

−気付いたら病院のベッドの上に居た。
ベッドの横には泣いているあの女の子がいた。
何故泣いているんだろう?
男の子も居た。
この男の子は,最後に見えた男の子だ。
男の子は
「良かった!良かった!」
と言うし,意味がわからない。
医師が来た。
「助かったか。
 危なかったんですよ。」
「えっと…?」
シンプルに意味が分からなかった。

−ここで夢は終わった。
起きるとそこは
“病院のベッドの上”だった。

1/23/2023, 10:55:31 AM