『これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
苦手なテーマが来た。
「これからもずっと…」
期限を決めることに慣れ過ぎて
ずっとと言われると引いてしまう。
これからもずっと一緒にいたい人は
もうそばに居ないし。
過去につながりのあった縁は
区切りが来ると遮断しがち。
繋がりを切って
新たな繋がりを作る方が生きやすい。
これからも、ずっと
そんな生き方を好む気がする。
器用に生きられない。
テーマ「これからも、ずっと」
これからも、ずっと
これからも、ずっと
ずっとずっと
あの人を想い続ける
当たり前のように、生まれたとき……かはわからないけど
お互いを認識できたときから、一緒にいる
付き合うとかもしないでいい。
気がついたら結婚してた、なんてあったらいいな。
とにかくこれからも、ずっと。
お題:これからも、ずっと
これからも、ずっと! あなたのそばに居続けます。仕方のないことなのです。あたしたちは、離れられないんです! あなたが望んだとしても、あたしが望んだとしても。
あたしの終着点はなくなってしまったから。
あたしの目的が消えてしまったから。
意味のない人生にすることはこれしかないと知ったから。
二人の間に沈黙が流れる…
「本当に…なんで…なんで…こんなことしたの?」
妻が怒りを押しこらえるように僕につぶやく……
「本当に悪いと思ってるよ…」
そう言うと堪えきれなくなった妻は、「貴方にはもうついていけない!」と言い僕に1枚の紙切れと隣の部屋で寝ている娘を置いて、出ていった…
あぁ僕はなんて…なんて…馬鹿なんだろうか…
妻がいいるというのに……「優里花がどんなに、歳をとったとしてもずっっと幸せにする!!」なんて馬鹿みたいなことも言ったのに……会社の女性と付き合って、二股をして……裏切られて…
ほんとに馬鹿だ……でも…もし…許してくれたら…そう思って僕は家に鍵をかけて、妻を追いかけた…許してくれる訳でもないのに…必死に必死に妻を追いかけた…汗を拭いながら走った…許してくれなくてもいいから彼女に謝りたかった…
しばらくすると妻らしき女性が駅に入っていくのが見えた
……息を整えて彼女に近づく、「優里花!!」彼女は僕の声を聞いて振り返った…「この人…旦那さん?」妻の隣には20歳くらいの男性が立っていた…
「もしかして…優里花も…なのか?」
彼女は戸惑いながらこう答えた
「うん…10年くらい付き合ってる」
「10年って僕たちが結婚したての頃…じゃないか…」
…2人の間に沈黙が流れる…
そんな…そんな…妻も僕を裏切っていたのか……
僕はその場を走り去った…妻をおいかける時よりも速かったと思う…走って…走って…走った…いつの間にか知らない通りに入って…小さな公園に着いた……その公園にはとても綺麗な女性が立っていた……
その女性は僕を見て「え?…大丈夫ですか?」と言った…僕はその女性の反応にとても驚いたと同時に僕の頬を伝う温かいものにも驚いた…僕は泣いていたのだ……他人の彼女に心配をさせたくなくて、「大丈夫です…」とつぶやいた…
それでも彼女は心配そうに「よったら…話…聞きます…」と言った…僕は彼女の言葉に甘えてこれまでのことを全部話した……
「あはは…ってすみません、二人共最低ですね!!」
僕はそう言いながら笑う彼女に思わず口元が緩んだ…
「wそれホロ−出来てませんww」
「wwすみません〜…でもまぁそれじゃぁこれから父子家庭って言うことですよねぇ~」
彼女はそう言いながら僕の顔をのぞき込んだ…
「まぁそういうことですね…僕があの子を育てられるのか…こんな最低な父親…」
僕がそう言うと彼女の顔は急に暗くなった…
「……まぁそれも人生ですよね…それも経験ですよ…私ね、さっき彼氏に振られたんですよ…お前といると面白くないって…しかも私の親友と浮気してて…あははっ笑えますよね…ずっと愛していた彼が幼い頃からずっと仲が良かった親友と二股してただなんて…」
「すみません…そんな状況でこんな…こんな話をしてしまって…」
「あっいえいえ~私こそこんな湿っぽい話しして…」
二人の間に沈黙が流れる…妻の時の沈黙とは違いとても温かかった…
…3年後…
妻とはあのあとすぐ離婚届けを出して離婚した…今はもうあの夜の小さな公園で会った彼女…真莉と娘の沙耶香と3人で暮らしている…僕は桜の舞う季節に彼女に求婚した…
彼女はとても喜んでくれた…しかし
真莉は僕との結婚に条件をつけて結婚すると言った………
それは僕も賛成意見だった…その条件は…
(これからもずっとずっと一緒だよ)
「ねぇ優里花姉さん…なんで…なんであんな事言ったの?」いとこの陸人が真剣な眼差しで私に聞いてくる…
「…ごめんね…陸人まで…巻き込んじゃって…でも…ああするしかほかになかったの…私には…私には…彰は勿体無かったの……あれでいいのよ…あれで…」
春の暖かい風が吹く…私の頬は涙で濡れていた…
『これからも、ずっと』
これからもずっと一緒にいるって思ってた。高校卒業しても、なんなら結婚するのかなっとも思ってた。
別れを切り出したのは私なのに。離れてみて分かる孤独感。やっぱりあの人じゃなきゃダメなのかな、と寄りを戻す。でも別れを切り出したことにはちゃんとした理由があるから、これからも友達でいよう。これってずるいの?
付き合う前の関係は別れた後には取り戻せない。
あの人のこと嫌いじゃないのに、友達でいたいのに。
私たち付き合わなかった方が良かったのかな…
好きな人とずっと一緒にいられたらどんなに幸せだろう。
でもそんなの絶対に無理だって分かってる。
君と私とが会うことは、二度とないから。
私がどれだけ会いたいって叫んでも君とはもう会えない。
あのとき、私が君を引きとめてたら少しは何かが変わったのかな。
君とずっと一緒にいられる世界線もあったのかな。
もういっそのこと……。
そしたら君とずっと一緒にいられるんだろうな。これからも、ずっとずっと。一緒に。
それがダメなことだって知ってる。でも…それでも私は、君に会いたいんだよ。
一瞬だけでもいいんだよ。君に会えたら、私はそれだけで最高に幸せだから…。
いつかは絶対に会おうね、約束。大好きだよ。
ある朝目覚めると、死んだはずの姉が目の前にいた。
「あっ、おはよう」
寝ていた私を上から覗きこみながら、生前と変わらない笑顔でそう言った。
「おはよう」
自然と私も挨拶をした。
それから、姉はいつも私の側にいた。
よくある話のように、姉の姿は私以外には見えていないらしい。
朝起きてから、仕事に行き、終わったら家に帰る。変わらない日々の中に姉が加わる。
今までのことを姉と話す、姉が質問し、相槌をうつ。
生前と変わらない優しい姉がそこにいた。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「これからもずっと、一緒にいてよ」
私が言うと、姉はちょっと考えてから
「そうね」
「そう出来たらいいね」
困った顔をしながら、そう言った。
姉は優しく、聡明な人だった。
誰からも愛されていた。
家族も友人も、他の大人たちも皆。
姉が羨ましくなかったといえば、嘘になる。
けれど、そんな気持ちが薄れるくらい、私は姉が大好きだった。
だから、姉が刺されたと聞いたときは
何の冗談だと思った。
刺したのは、全く知らない男だった。
どうも以前、道に迷っていたところを姉が声を
かけて道案内をしてもらったらしい。
ただ、それで何を勘違いしたのか、自分と姉が両思いだと思ったと。
姉のことを調べ、見つけ、後を着けていたら、男性と一緒にいた。
弄ばれたと思った男は姉が一人になる時を狙って刺した。
姉に付き合っている男性はいなかった。
その時一緒にいたのは同じ委員会の役員で、帰る方向が偶然一緒だった。
姉は運が無かったのだ。
いつまで一緒かわからない。
でも出来ることならこれからずっと、
姉が生前出来なかったことをやってあげたい。
【これからもずっと】
これかもずっと一緒にいようなんて
叶えてくれないなら言わないでほしかった。
あの道路あの日寝転んだあのベンチ
この街は君との思い出箱
私を形成する
ひとつひとつの欠片たちは
私に意思があろうとなかろうと
私でいることに期待しているんだ。
#11「これからも、ずっと」
これからもずっと、ずーっと一緒だよ
住宅ローンと皮下脂肪
幼い頃
「これからも、ずっと一緒にいようね」と
約束した友達は
年齢を重ねていくうちに会話をしなくなり
今では疎遠になってしまった
それから私は
『ずっと』は無いものだと思っている
何事も少しずつ変わっていく
だから『ずっと』なんて無い
『これから』がより良くなるようにしていくためにも
『ずっと』より『変化』の方が大切だと思う
#これからも、ずっと
保証はないんですよね。「あなたを愛する」と誓いあっても。
二人してずっと一緒にいれるだろうか?別れる日はくるんじゃないか?二人一緒に亡くなるなんてこと、絶対ないのに。
それでも一緒いたい、一緒に経験していきたいこといっぱいあるよ。あなたと生きていたいよ。
相反した気持ちはたしかにある。
でも、希望がある方がいいよね。
これからも、ずっと
あなたを愛しています
これからも、ずっと
変わることなく愛しています
それは誓ったことで揺るぐことなく
それは悟ったことで疑う余地もなく
あなたを愛しています
これからも、ずっと
わたしの命がつづくかぎり
あなたの命が尽きたとしても
わたしは愛を紡ぎ続けるでしょう
二人で築いてきたこの幸せは
二人だからこそ互いに支え合える絆
これからも、ずっと
あなたを愛しています
辛い時に
流す涙は
未来への
希望の涙を..と
励ますよう
心根の優しい
君の言葉に
何度も救われ
何度も涙を
君の目の前で
ありがとう
...と
言えないけど
感謝してる
これからも
ずっと
皮肉にも
この恋がもう、
終わってしまうとしても
あなたが
この場所から、
去ってしまうとしても
わたしは決して忘れない
こんなに誰かを
強く求めたことも
こんなにも誰かを
愛しいと感じたことも
この先にはもう無いほどに
真っ直ぐに、純粋に、
心を傾けた時間があったことを
- これからも、ずっと -
「これからも、ずっと」
手をつないで、一緒に歩こう
時間の許すかぎり、一緒に
/これからもずっと
「ねぇ」
声をかけても君は無反応だった。目を閉じて、横たわって。まるで死んだみたいに眠っている。
「僕より先に死ぬなんて許さないからね」
聞こえているはずもないのに声をかける。こんなにも非生産的な事をするのは嫌いだ。なのに、辞められない。
「君が僕よりも先に死ぬ時は、僕が殺した時だよ」
ベッドに置かれた手を握る。
はやく、目を覚まして欲しい。
こんな雰囲気だけれど、別に彼がどうこうなっているわけじゃない。
単純に、彼は眠りが深いのだ。一度寝たら絶対に起きないくらい。だから、こうするのももう何十回目。彼には絶対秘密だけど。
「ねぇ、起きてよ。眠れないんだ。君が静かだと、つまらないよ」
肩を揺すっても、耳元で少し大きい声を出しても、鼻をつまんでやっても、彼は起きない。
だからたまに、本当に死んだんじゃないかって不安になる。
「ねぇ、起きてよ」
いつまで呼び続ければ、彼は起きるだろうか。
一度呼んだら起きてくれる日は来るのだろうか。
それとも、これからもずっと、このままなのかな。
【これからも、ずっと】
身分も生きる世界も何もかも違い過ぎると判っていながら、愚かな俺は貴女への思いを諦める事も、貴女の前から去る事も出来なかった。
例え振り向いてくれなくても、貴女の心が誰の元にあっても構わない。どんな形であろうと近くに居させて欲しい。貴女と離れたくない。
迷惑は掛けないと誓います。
どうか貴女を思い続ける許しを下さい。これからも、ずっと。