『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【7/3 テーマ:この道の先に】
「この先には何があるのだろうね。」
今は普通に健康に生きられている…。
けれど明日は?1年後は?数年後は?
毎日不安に駆られ立ち止まりたくなる、過去があるからこそ今があるとは頭では理解しているがそれでも前に進むのはやはり怖い。
当たり前が当たり前じゃなくなる事を懸念しては歩みを止めてしまう。
この道の先に何があるんだろう。
立ち入り禁止の看板の前で、道の先へ目を凝らす。
道は雑木林へ続き、曲がりその先は見えない。
すると、がさりと音がして、道の向こうから人がやってくるではないか。こんな田舎には珍しい、痩せた若い青年である。薄鼠色の着物を着ている。
青年は私を見ると、ぱっと顔を輝かせた。
「いらっしゃい! どうぞこちらへ」
状況が飲み込めず、「ええと」と口ごもる。
「ここって、立ち入り禁止って……」
「うわ、なんだこれ」
看板を見て、青年は困ったように頭を掻いた。
「ははあ、なるほど。僕を困らせようとして誰かがイタズラしたんだな。見て」
青年がひっくり返した看板の裏には、‘’喫茶去さざれ 美味しい珈琲あります”と書かれていた。
「暑いでしょう。僕の店で休んで行きなよ」
この日の気温は36度の猛暑日。見知らぬ土地で歩き疲れた私は、ありがたく青年の言葉に甘えることにした。
「特製の水羊羹を作ってあるんだ。誰も来なくて困ってたよ」
青年の周りが妙に寒いこと、彼の影が不自然に揺れていること。きっと暑さで意識が朦朧としているからだろう。とにかく私は酷暑から逃れたかった。
【お題:この道の先に】
この道の先に
なにがあるんだろう?
ふと思うことがある
私が死んだら成仏できるんだろうか?
真夏の絶叫映像日本で1番コワイ夜を
昨日テレビで見た。
私はテレビを見て震えなかった。
病気になってから、不思議な経験をしてきたから。
私が言えることは、
昔、処刑場だった六条河原近くの橋を通ったことと、
旧伊勢神トンネルを通ったことだ。
背中が震えたし、鴨川が血の色に見えて、旧トンネル内では、この世には居なそうな女性の気配を感じたからだ。
祖母が軍艦島に観光した。と、聞いたときは
驚いた。ドラマ映画のロケ地にもなる軍艦島
だけど、スマホで軍艦島を調べてみると、また背中が
凍った。軍艦島、、必ず幽霊がいると………
私も、なぜが、死んだキャラクターが好き
元から幽霊キャラクター藤原佐為
進撃の巨人、エレンイェーガー
僕のヒーローアカデミアの死柄木弔など
知ってる?夜に神社に行ったらダメなんだって。
その理由は、光を求めて神社に来てしまう
幽霊が集まるため。
それには気をつけている
遅くて夕方16時には神社から出る。
だけど、その時間帯に挙式カップルが
ウェディングフォトを撮影していたことを見たことが
ある。
人生は、面白いな
ここを通りたいなら、私を殺して行きなさい。
今までの行いを全て無かったことにするなど許さない。
罪を償うがいい。
さすれば彼の者が貴様を待っている。
罪を償わぬ貴様に待っているのは破滅のみ。
この道の先に何が待っているかは、お前次第だ
■この道の先に
「この道の先に海があるよ」
そう言って母は林道を進んだ
母さん?
そこは私有地ですよ
バケーションの時期じゃなくて良かった
閑散とした別荘地で
道の先はどこかの会社の保養所に突き当たる
ちょっとした不法侵入だ
「おかしいなぁー
潮の匂いがしたのにっ」
そういって母は
近道という名の回り道をする
夏休み恒例の良き思い出だ
結局海にはたどり着かなかったよね
母さん
この先のことなんて考えたことがない。
考える時間が…余裕が…ないからだ。
毎日残業し夜遅くに誰もいない家に帰り、寂しい夕飯を食べる。
食べた後は、風呂に入って髪乾かして、明日のやることを考えて…後は寝るだけ…
毎日同じことの繰り返し…平和なんだからまだいい方だろうと思うけど…
自分の思っていた平和とは程遠くて…
今いる現実が本当に幸せなことなのか、平和というものなのか…正直、そういうのがわからなくなった…
この道に先は何が見える?もし、それが未来の自分のことを言っているならば…
僕は…何も見えないと答えるんだろうな…真っ暗で…なにも見えないんだ…
でも、幼い頃のように、何かに期待して憧れて眩しい何かをまた目指すことができたら…その時は…
今いる道の先には…何が見つかるんだろうね…僕の目にはどう見えるんだろう…
そんな日は…いつかくるのかな…
………さて、もう、寝る時間だ…
また同じ明日に…
おやすみ…
私の友達Aちゃんは顔を合わせる度
「あ〜死にたいなぁ 笑」と言ってなんてねって顔をする。
でもそれが満更でもないような顔を去り際にしているのを私は知っている。
だから私達はある"約束"をした。
初めは
「私達は互いに相手が死んだら連動的に自分も死のうよ」
って提案だった。
Aちゃんは「なんそれ笑そんなん死にたくても死ねんやん?笑」
って返してきた。だから、約束とした。
でもその日の帰り道Aちゃんが海に飛び込んだと聞いた。
でも私は死ねなかった。
いや、正確にはまだ"生きたかった"。
その次の日にAちゃんの家へ行った。
Aちゃんのお母さんは泣いて私を見ていた。
「おばさん…」
「私ちゃん…Aはもう居ないのね、」
「すみません、私がもっとちゃんと見るべきでした」
「謝らないで、!Aはきっとあなたに感謝してるわ」
そんな会話をして私は家へ帰るため泣きながら海の堤防の上を歩いていた。
そしたら急に前に人影が見えた。
綺麗な白い服に身をまとった女の人。
近づくにつれてAちゃんに見えてきた。
ふと思った。
道の先に居るのは君なの?
ってね。私ももうすぐ逝くね。"約束、!"
そう言って私は宙に身を投げた。
「この道の先に」
この道の先にはだかしやさんがあった。なんかいろんなお菓子があっていろんなおもちゃも売っていた。一つ買うと周りに一つ本屋さんができた、この道の先のだがしやさんは不思議な駄菓子屋さんだった。
霧がたちこめる。
白く、淡く、霞んでゆく。
周りには誰も居なくなった。
迷ってしまったのは、仲間たちではないだろう。
私が自分で道を外れて、助けを求めずに独りで歩き続けて、自分で自分の首を絞めているだけのことなのだ。
道を間違えた。
自分で選んだはずだった。
それなのに、あの人たちとは進む道が違ったのだということを、未だに受け入れられずにいる。きっともうとっくに、青空の下で光を浴びているのだろう。私一人を抜いただけの、あの仲間たちで。
人知れず茨の道を選ぶ私は、ひどく意地っ張りだ。
何だって一人でやってみせたかった。
一人で茨を切り開き、一人で濃霧を振り払ったことに、誇りを持っていたいのだ。
湿度、嫌な汗、手に付いた泥、
見えない道の先、堪える涙、それでも止めたくない足。
先が見えずとも、どれだけ遠回りでも、
いつか必ず辿り着いてみせるの。
人とは違う道筋だって、近道が分からなくたって、
時間をかけて歩き続けるの。
私なりの歩み方で見つけた、青空の下へ。
#この道の先に
この道の先に
一体なにがあるだろう
いつもの帰り道か
通ったこともない知らない道か
明るくて広い道か
暗くて狭い道か
一体だれがいるだろう
親しいあの子か
大切なあの人か
大好きなあの子か
少し苦手なあの人か
何があり、誰がいるか
それが分からないからこそ
楽しみが生まれるのかもしれない
この道の先に何があったとしても、後悔だけはしたくない。 だからせめてやれるだけのことをやろう。いつかその旅路の意味を見つけられることを願って。
「待って、無理、やっぱり会えない」
「折角あいつが日本にいるんだから会っておけって」
「だって付き合ってたのに突然アルゼンチンに行くのに捨てられた女だよ?!今更会ったって…自分が惨めになるだけだもん」
岩ちゃんに腕を引かれてスタッフオンリーの道をズルズル引きずられていくそう、私は何も言わずに捨てられた遊びの女だったんだ。
「それだったなら尚のこと一発殴ったほうがいいだろ」
「それは、そうだけど」
徹はもう私の事なんて覚えてないかもしれない。
考えれば考える程悲しい気持ちになる。
私は何年経ってもあの別れから先に進めてないのだ。
「兎に角」
突き当たりまで引きずられて岩ちゃんが漸く止まった。
「…岩ちゃん?」
「この先に及川が待ってる」
「…え?」
待ってる?何故?
今更、どうすればいいのかも分からない。
私は今、徹に会ったら泣いてしまう。
面倒な女だった。ではなく良い女手放したって後悔してほしくてがむしゃらに生きて来たのに。
「あいつも言葉が足りないんだよ」
背中をトンッと押される。
「お前らはもう少しちゃんと話した方がいい」
んじゃ、と言って日本エリアに戻って行ってしまった岩ちゃん。
1人残され、ポツンと廊下に独りぼっちだ。
この道を進めば、徹がいる。
会いたい、会いたくない。
色んな感情が私の中で交差する。
悩んでいると先の方が騒がしい。どうしたのだろうかと声の方を向けば人の群れの中からよく知った顔を見つけてしまった。
「と、おる」
聞こえる距離では無かったはず、でも何かに気づいたかの様にこちらの方を向いた彼と目が合ってしまった。
気持ちの整理がついていない私は咄嗟に徹が居る方とは逆向きに走り出す。
「え!ちょっと待って!」
逃げたところできっとすぐ捕まってしまうだろう。
それでも、もう少しだけ始めに伝える言葉を考えさせてほしい。
-この道の先に-
7/4 デ・ケケム
町内の放送では熱中症対策のために外出を控えるよう警告が流れている。
バカヤロウ!そんな事で人生謳歌できるか。
Tシャツの上から更に1枚シャツを羽織って、12時前の強い日差しの中に繰り出す。
今日はデ・キリコ展を見に上野へ。
危ない。ホームページを見たら9日から16日まで休館するらしい。今日と言う日を選んで良かった。
さて、なぜデ・キリコ展かと言うと山田五郎のYouTubeチャンネルで紹介されていたから。すみません、デキリコさん知りませんでした。
同チャンネルでは国立西洋美術館の常設展も見ろとのことなので、今日はハシゴだ。
上野駅に着いたら駅構内にあるT'sたんたんさんで腹ごしらえ。ゆず野菜ラーメンを注文する。担々麺じゃないんかい!ですが、この暑さにはさっぱり塩味のゆず風味はちょうどいい。
デ・キリコやるやん、天才やん。
俺はデキリコの作品達を見ながら、ついついグッズを買うならどの作品がいいのかを選んでしまっていた。残念ながら俺が妄想していた彫刻のフィギュアや、デキリコがデザインしたバレエの衣装を模したTシャツは売ってなかった。主催側のさらなる努力に期待します。
作品を見る俺の前にオレンジ色の髪の女が立っていた。背中がぱっくりと空いたデザインの服を着ている。そしてぱっくりとあいて剥き出しになった肌の中央にハサミのタトゥーがしてあった。デキリコ展に相応しい神秘的な女であった。
国立西洋美術館。
美術館は1人で回る派の俺ですが、考える人の前で考えるポーズをして写真を撮ることに関しては羨ましいと思う。
常設展だけでも充分楽しめるボリュームがありました。
壁沿いにグルグルと作品を見ていくと迷子になって1度見た絵に遭遇する。
そして気をつけなければいけないのは作品だけでなく、有名建築家による建物自体も吟味しなければならないと言うこと。
今回はグッズは買うことは無いであろう私の関心ごとは、作品が松方コレクションかどうかと言うこと。展示品の中心は松方さん(どんな方かは存じ上げませんが)が所有していた作品と言うことで、こんなに沢山の美術品を持っていて、飾る所あったのかしらと心配になっちゃう。作品毎に松方か、not松方かをチェックして行く。
しかし美術館巡りは楽しい。脳に心地よい刺激がある。もっと若い頃からやっておけば良かったと思いつつ。今の自分が1番好きなので後悔はすまい。
≪この道の先に≫
この道の先にはあなたにとって危険なものがありますよ
そうやって親切な誰かが行く先を示してくれても。
私はいつだって自分の感覚に正直だから。
本当にそうなのか確かめずにはいられない性分で…。
それはどのくらい危険なのか、どんな危険なのか結局確認しに行かなきゃ気が済まない。
あなたは他の人がブレーキを踏むところでもアクセル全開だから危ういの。
そう心配してくれた人をさらに不安にさせてしまうんだ。
ごめんね。
★この道の先に
最近ネットショッピングにハマってしまい、沢山色んなものを買ってしまった。
読みたかった本、偶然見つけた可愛いキーホルダー、かっこいいシャーペン、水彩色鉛筆。他にも沢山。
特に沢山買ったのは、ちいかわのくりまんじゅうグッズ。アル中のおじさんだけど、私は彼のことが好きでたまらない。
なぜ好きなのか。
くりまんじゅうという食べ物自体が可愛すぎるから。
“くりまんじゅう”って名前が愛しいし、まんまるフォルムなところがとってもキュートに感じる。
くりまんじゅうをキャラクターにしようと考えた作者は天才すぎると思う。
散財してしまったけど、あまり後悔はない。届いたときに、凄く幸せな気持ちになるから。
それに、今日のその先がある保証なんてどこにもないから、欲しいものはさっさと買ってしまった方が良いと思う。
『この道の先に』
なだらかな道の先にはどこまでも平原が続いているかもしれない。
急な坂道を上った先には見晴らしの良い素晴らしい景色が広がっているかもしれない。
茨の道を抜けた先には色とりどりの美しい花が咲き乱れているかもしれない。
けれど、
数多の闘いを勝ち抜いた先には何も残っていないかもしれない。
希望を求めて進んだ先にはさらに真っ暗な闇が広がっているかも。
それでも、どんな道でも、
自分で決めて、自分の足であるいていく。
この事に価値があるのだろう。
何もないなら作り上げて、希望がないなら自分が誰かの希望になれば良い。
だから私は、
今日も人生というこの道を進んでいく。
この道の先にあるのは
幸せか
不幸か
この道を進めば私は必ず不幸になるだろう
けど
あの道を進めば私は幸せになれる
幸せでいたい
だけど
私はこの道の先にあるものがみたい
この道の先にあるのが
「不幸だとしても」
遠く、遠く、遠く
蜃気楼の、向こう側
揺れて見える都市の先
嘘か、真か
今日は仕事が早く終わり、エリオは早めに帰宅することができた。いつもなら真っ直ぐ家に向かうのだが……
「ボスだったらどのおやつが好きかな……」
今日はオレの上司(ボス)の家に泊めてもらう。たまにはいいでしょみたいな雰囲気で言ったら意外とあっさりOKしてくれた。なんでかは分からないけど。
ボスは見た目にそぐわず大の甘党だ。おやつをあげたらすぐに食いつく。空腹の犬か?ってぐらいに。まあ、その食いつき方が可愛いんだけどね。
エリオはレジ袋片手にコンビニを出た。この道をずっと先に行ったらボスの家がある。エリオは軽い足取りで津詰の家に向かった。
「今日は何作ってくれるのかな、ボス」
この道の先に、一体何があるのだろう。
意味なんかないのかもしれないけど、それでも先に進んでみよう。
立ち止まったり寄り道したりばっかりだけど、生きている限り、歩んでいくしかないのだから。