『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この道の先には何が待っているだろう。
全然わからない。
わからないことだらけ。
毎日いやんなっちゃうな。
だけど、
君がいる。
僕には君がいるから。
どんな困難も乗り越えてこれた。
この先のわからないことも
君が隣にいてくれたら、
一緒にこの道を歩んでくれれば、
僕はそれだけで良いんだ。
こうして手を繋いで
笑い合おう。
僕はこの手を離さぬよう、
君を幸せにする。
一歩、踏み出す。
何があるんだろう
ゆっくり行けばいいよね。
自分のペースで
たまに花に話しかけながら
歌を歌いながら。
『この道の先に』
「この先の道」
この先に道はたくさんある
道に沿って歩いても
歩き続けても
気になる人と会わない確率 100%
それでも 思うだけで
心地よい風に吹かれて
遠くの空 見上げて
1人で見る 景色は格別に違って見えてくる
毎日 歩き続けても
多分 会えないと思ってる
でもね
伝える方法はいくらでも 創れる
だから 貴方がスタンプを送ってくれる限り
私も日記に書こうと思う
いつこの道が途切れるか分からない
不思議な繋がりの道に……
1日 1日の不思議 出来事に…
「この道の先に」
右か、左か、進むのか、留まるのか、
生きていれば必ずぶつかる分岐点
選んだことで未来が動く
ただ絶対にありえないものがある
それは戻るということ
道を選び直すことは出来ない
戻る他の全てができる
君の道は君が選ぶんだ
寄り道をしても
最短で行っても
この道の先に未来がある
そこのあなた!待って下さい
ゆっくり歩いていきましょう
偶然にも同じ道を進むなんて
私たちって縁があるんですね
大丈夫ですよ怖がらなくても
光へと続いている道ですから
適当なこと言っていませんよ
まあエビデンスは無いですが
感情に任せて急ぎ足ではなく
周りをよく見渡して歩く方が
転ばない、それだけの事です
いつも穏やかにいきましょう
すこし休んでもいいんですよ
あなたの気持ちが要なんです
『この道の先に』
この道の先に。
道とは道路や線路だったり、夢や目標だったり
この道の先には何があるのだろうか。
誰も知らない世界。
予想して、探索して、
前に進む。
この先に何があるかなんて
誰にも分からない。
たどり着いて初めて何があったかを知る。
一年先に自分がどうなっているかなんて
やんわりとした予想しかつかないし
なにか想像もつかないことが
起こるかもしれない。
良いことも悪いことも関係なしに迫りくる。
自分の体調すら他人の力を借りなければ
正確にはわからない。
すべてを掌握することなど
人間には不可能だ。
残念ながら過去に戻る方法も
未来を覗く方法も知らないが
それでも前に進む。
前向きな気持というよりは
それしかできないのだ。
だから進む。
前を見て、出来るだけ転ばないように
後ろを見て、繰り返さないように
ゆっくりと確認しながら一歩づつ。
この道の先に
なにか起こったとしても
何もなかったとしても。
海は太陽を反射して
光の道をきらきらと写している。
あの道の先に何があるのか
それを知るために先人たちは旅に出た。
この道の先に、私の理想はあるのだろうか
進んでいけばいつか掴めるだろうか
掴み取って、手に入れたあとに何があるのか
今を犠牲にしてまで手に入れる価値はあるのだろうか
それでもただ、信じて前に進むしかない
後戻りするための道は
もうとっくに潰してしまったのだから
(この道の先に)
テーマ:この道の先に #232
この道の先に何があるのか。
誰にもわからないだろう。
ここは現世と幽世の境目らしい。
ここで神隠しにあうものもいるらしい。
なぜそんなところにいるのか、
俺もよくわからない。
ただ
なにかに導かれるように…。
なにかに連れて行かれるように。
ボーっとしたまま中にはいっていく。
この道の先に一体何があるのか。
俺は一体帰れるのか。
なんの保証もない。
「この道の先に」
この道の先に君がいたらきっと僕は、走って君のもとへ向かうのだろう。
僕が歩いてきた道は遠回りばかりの道だった
でも、君と出会うための遠回りだったのだろう。
「この道の先に」
花香るほの明るい夜
君とほろ酔いで帰り道を歩いた
ぼんやりとした月が優しく照らす
生あたたかい風がふわり
おでこをなでた
あと何回
あと何回君とこの道を歩くだろう
終わりのあるふたりだと知っていても
今は幸せを噛み締めたい
君がふいに手を繋いだ
幸せと悲しみが同時に
目から溢れた
君は黙って少し力を込めた
「好きだ」
二人で歩くこの道は
どこへ行くだろう
この道の先には目指すゴールなんてないんだ
誰も幸せにできない二人だけど
今だけは素直に、握り返した
「私も」
【この道の先に】
黄金色の月の照らす道を君と二人、手を繋いで歩いていく。知りもしない道を、勘だけでただ闇雲に。
生まれ育った村を離れるのは人生で初めてで、怖くないと言えば嘘になる。だからぎゅっと、君と固く手を握り合うのだ。伝わってくる互いの温度で、なけなしの勇気を振り絞るために。
「ねえ。本当に良かったの?」
不意に、君は僕へと問いかけた。その歩みが躊躇うようにぴたりと止まっている。促すようにそっと、君の手を引いた。
「うん。僕は後悔してないよ」
成人もしていない世間知らずの子供が二人だけで生きていけるほど、きっと社会は甘くない。それでも君が『神様』の生贄に捧げられようとしているのを、見て見ぬフリなんてできなかった。
大人たちが信仰し、崇め奉る『神様』の座す神殿が、ただの空っぽの遺跡に過ぎないことを、僕はとっくに知っている。立ち入り禁止の注連縄を乗り越えて、幼い頃に好奇心だけで神殿へと忍び込んだけれど、大人たちの言う天罰なんて下らなかった。
この道の先に何があるのかなんて、わからない。だけどこの先に広がる可能性は、君が存在しない神様に捧げられて殺される未来よりはずっとマシなはずだ。だって君が生きて、僕の隣にいるのだから。
二人きり手を繋ぎ合って、僕たちは月影の照らす夜の道を再び歩き始めた。
#この道の先に
この道の先に、私が輝けるところはあるのかな
たぶんきっとまたたくさんの道がある
でも、その道を絶対乗り越えてみせる
このみちでは
からだはつぶされ
いきもできず
なんじかんも
くらいなかを
はいずることになるだろう
そういわれても
わたしたちはまよわず
とびこみました
あなたにあえるといわれたからです
おかあさん
#27 お題:この道の先に
おまえらにはわからない。
僕のことなんかわかるはずがない。
そうやって、僕の前から消えていくくせに。
もう二度と声をかけることすら叶わなくなるくせに。
……なんだよ。同情かよ。
そんなのいらねえよ。
そう言っておきながら、おまえだって結局の所いなくなるんだろ?
……、……。
――だったら、初めからどっかいけっての
「この道の先は、何があると思う?」
私は、真っ暗なトンネルの中で
隣りにいる君に問いかけた
「さぁ。わからない」
「ふふ」
私は君のそういうことが好き
「きっと夢みたいなところ」
そんな物語のようなことを言わない
そんなとこが好き
とっても君らしくて…
このトンネルを抜けた先が、
たとえ暗闇でも、
私が隣りにいるから…
君が隣りにいるから…
乗り越えられる気がする…
「 」を求めて旅に出た。楽しみで不安な旅に出た。
孤独な旅だ。旅では困難が僕を笑う。
その度に僕は言い聞かせる。
ここで諦めて良いのかと。
先へ進まなくて良いのかと。
この先にある、一筋の光を求めてただ突き進む。
*この道の先に*「 」には何が入るでしょう?
このまま歩き続けた道に、何があるのか。とたまに不安になる。友人をなくしてからも歩くこの道に、希望などあるのか。と、考え込む夜がある。
この先、私が生きててよかったと思える瞬間などある気がしないのだ。
親友の話は、誰にもしたことが無い。両親にも、片割れの兄にも、友人達、勿論幼馴染にも。
彼らは私が雨に打たれるのを嫌いな理由を度々聞いてくる。きっとそれが私の過去に繋がることをなんとなく直感しているのだろう。けれど、話す気はなかった。話せば蓋をした気持ちが溢れてしまうからだ。
「……何してるんですか。」
「おわ!ごめん!双子の妹ちゃん!」
学校が突如休校になり、寮に戻る気もなかった私は中庭の木陰でのんびり本を読んで過ごしていた。時折吹き抜ける風が心地よく、うたた寝しそうになっていたところ。突然白髪の男が木から落ちてきたのだ。
いや、詳しくは落ちてきたと言うより引っかかって落ちる寸前で済んでいた。けれどこちらからすれば突然人が降ってきたのだから驚いてしまう。眠気なんて吹っ飛んだ。
「いやーアイツから逃げてたら間違って落ちちまって……。」
2階から大声で白髪の先輩の名前を叫ぶ声がして、ああ有名な先輩の幼馴染かと思い出す。軽音部部長のこの先輩はどうやらポンコツらしく、よく幼馴染に世話を焼かれているのを見掛けるのだ。いつもはニコイチで過ごしているが、何か嫌なことでもあったのだろうか。
「黒髪先輩嫌になったんですか?」
「黒髪先輩ってアイツのことか?別に嫌になったわけじゃないぜ。ただ、最近俺の世話がアイツのストレスになってたことに気付かされてさ。ちょっと離れてた方がいいかなって思って逃げただけ。」
よっと腹筋で体制を整えて私の隣に降りてくる。俺別にアイツを困らせたいわけじゃないんだけどなぁ。と困ったような顔をする先輩に、そういうとこじゃないですかね。という言葉は飲み込んだ。ちゃんと訳を話してから離れればいいのに。
「双子の妹ちゃんはこんなとこで何してんだ?今日三年は休校なんだろ?」
「本でも読もうかなって思ってたら先輩が落ちてきました。」
そりゃあ悪いことしたな。と先輩は笑い出す。笑い事ではないんだけどなと思いながら見つめていると、いいこと思いついた!と顔を輝かせて先輩は私の手を掴んだ。
「学食奢るぜ!飯まだだろ!?」
「え、いやいいです。大丈夫です。」
「遠慮すんなって!絶対うまいやつ奢る!シェフ限定のヤツ買いに行こうぜ!」
遠慮します!と叫んでいる私をお構い無しに先輩は走り出す。今までそこまでの関わりもなかったのに何故。と先輩のコミュ力の高さに怯えながら、未だワクワクしたような表情のままの彼に疑問を抱いた。
「なんでそんなに笑ってるんですか?」
突然の私の疑問に先輩は少し考える素振りをして、それから唸った。なんでと聞かれると分からないらしい。タッタッタッと廊下を走る二人分の足音だけが辺りに響いていた。
随分と走らされてやっと着いた食堂で、乱れ切った息を整えていると、先輩はくるりとこちらに身体を向けて私のことを見つめ始める。この先輩さっきから変なことしかしないな。と若干諦めていると、
「お前と話せて楽しいからだな!」
と笑い声を上げた。はぁ?と声が漏れたのは失礼だと思うが、許して欲しい。
「色んな人と会って、話して、一緒に色んなこと経験すると視野が広がるだろ?そしたら、未来に向けた道が広がる!って父ちゃんが昔から俺に言うんだ。だから俺はあんま話したことない人と話すのは楽しく感じるし、面白い!」
拍子抜けする言葉だ。今までの私があってきた人達とは全く違う考え方。純粋に人と関わるタイプの人間。
眩しいな。と目を細めた。
「私が変なことしたらどうするんですか。」
「ん?しないだろ?」
なんとなく意地悪な質問をした自分を嫌な奴と思いながら様子を伺うと、また予想外の言葉が出てくる。そんなのわかんないじゃないかと意味を込めた目線を向けると、先輩はニカッと太陽のように笑って
「その時はその時だからな!事情があれば聞くし、俺は何も知らずに決めつけたくない。聞かないとわかんないこともあるだろ?それに、お前と話しても、お前の片割れと話しても、どちらも悪い気はしないぞ!俺は見る目だけは確かなんだ!」
と豪快な笑い声を上げた。その時は、その時。何も知らずに決めつけたくない。その言葉は、私が密かに欲しかった言葉だ。決めつけたくない。友人が、私を恨んでいるかもしれないなんて。あの事を言ってなかったらこうはならなかったのかもしれないなんて。
買ってくるな!とキッチンの方へ走り出していく背中に、ほんの少しだけ笑みがこぼれた。
私の道の先にも、まだ希望あるように思えて。
【この道の先に】
遠くへ
遠くに在る故郷へ
想いを馳せて
誰も知らない狭い道の先を目指して