『この場所で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(この場所で)
この場所でだから。。巡り会えた、、そんな奇跡、
今日もこの場所で
ぼんやりしながら
お湯を沸かす
鼻水が垂れてくる
慌てて
ティッシュを取る
また1枚
さらに1枚
今日も鼻水との
戦いは続く
✴️663✴️この場所で
この場所で
私が生まれた場所は
とても田舎で、
自然がたくさんある町
小さい時は、家族みんなでよく散歩に行って、
野の草花を摘んだり、
川で小魚を捕まえたりした。
大学は県外に出たけれど、
私はまたこの場所に帰ってきた。
大好きな祖母が私を待っていてくれたから。
結婚して子供もできて、
今でも私はこの場所に住んでいる。
私はこの場所で生まれて、
この場所で生きていき、
この場所で終わりを迎えるのだろう。
そう、確かにこの場所だ。
わたしがあの音色に出逢ったのは。
あの日、悲しみに打ちひしがれていたわたしは、何かに導かれるようにしてこの丘を訪れた。
フレームの飛び出たソファは硬く、尾骶骨がぶつかって痛い。炬燵は付いておらず膝掛けの上に湯たんぽを置く。この場所が好きな訳ではなく、むしろ嫌いだ。ただ自室は寒すぎてヒーターを稼働させないといけないし階段を登る気力は無い。結局はソファに座っている事しか出来ないんだ。YouTubeさえ億劫な思考回路は目を閉じて選択画面さえ表示しない。希死念慮が友達のように気さくに声を掛けてくる。刑の執行はまだだろうか? "さあ、いつだろうね。今日か明日かずっと先か"
この場所を離れる時はまだ来ない。
題『この場所で』
雨に打たれて崩れ去ってゆく道端に捨てられて河岸に流れ着いたろくでなしの遺体の ... そういう輩のそれでも生まれたばかりの親に抱かれ陽の光にキラキラ頬を目をキラキラさせていた頃を懷うような ... そんな悲しくなるような遣る瀬無い雨に降られながら歩きながら ... 宿命に復讐出来る場所を、時を、探し続けている ... 。
この場所で彼女を待っていたんだ。ずっと、ずっと私は待っていた。
でも、彼女はもう現れなかった。
仕方ないのだろう、これもまた運命なんだ。
だって彼女は、
彼女は……
昔、この場所で私が彼女の首を絞めたのだから。
この場所で .
いつか、この場所が好きと言える日は来るのだろうか。
もしかしたら、好きと思えるのは違う場所かもしれない。
それでもいいの。
だって、好きでなければいけないなんてことはないから。
この場所で
私は卒業する。
お父さんも卒業したこの学校で私も卒業する。
なんか嬉しい。
『この場所で』
この場所で私は死ぬ。
誰に看取られることもなく。
……きっと、それは幸せなことなのだ。
○○○
一匹の猫が人目につかない場所で死んでいた。
首輪に乗っていた住所に連絡すると、たいそう家族は泣いていた。
何度も何度も名前を呼び、死んで冷たくなった体をさすって温めようとしていた。
猫は死期を悟ると身を隠すと言うが、それは愛する家族を泣かせないためだというなら、この猫はたいそう愛されていたのだろう。
おわり
口元から出た白いものが空中で広がる。
黒いコートは段々と白くなって、白かった私の心は黒く淀む。
前なら迷わず手を握ってくれたキミの心は、もうここにないみたい。
この場所で、今夜キミとお別れを。
『この場所で』
今日もこの場所で息をする
のんびり漫画を読んで
のんびりゲームをして
のんびり小説を書く
不思議と時間は過ぎていき
休日は終わっていく
布団に入り
寝て
起きて
慌ただしい日常が始まる
そして夜になったら
ふーっと
この場所で息を吐くのだ
安心できる「この場所で」
この場所で
この場所で私ができることなんて何もない
適材適所だなんて綺麗事は聞き飽きた。
雑用すらまともにこなせない私に
適所なんてものはあるのだろうか。
もしこの場所で私が活躍できていたら
もしこの場所で私が必要とされていたら
何度願ったことだろう。
そしてこの場所を何度恨んだことだろう。
神様、もしまた人間に生まれ変わることができるなら
今度はちゃんとこの場所で役立てる人間にしてください
お題:この場所で
何も変わらない顔をするこの場所で、これ以上何も変わってしまわないように笑った。今できる最善だったから、やらない選択肢はなかった。「きっと、大丈夫」自己暗示を繰り返せば、悲劇も蜃気楼のように遠くなっていく。過去になるのだ。どう、足掻いても、戻らないのだ。
奇跡があってもいいじゃないかと思う。瞬きしたら本当に何も変わらない日々が続いていて、悲劇はただの悪夢で、
「怖い夢を見た」
と、弱音を吐くだけで済むなら、あいつが俺を揶揄って、あの子は俺を心配して、最後はみんなして笑って、思い出で終われる。そんな奇跡があったらいい、と思う。
責任逃れだ、それは。
浅はかな空想を握り潰すように拳を握った。後悔はしてもそれに浸ることは許さない。今のために動かない脳みそならいっそ動くのなんてやめてしまえ。
今を生きているのが全てなんだ。
何も変わらないでいてほしかったこの場所で笑う。それは虚栄でも責任でも罪でもなく、生きることを選んだ俺たちの特権だ。
◯☀️の話
「この場所です、私の父が人を殺したのは」
独白。そんな言葉がこれほどまでに似合う状況に、わたしは出くわしたことがなかった。何も言えずに、彼女の次の言葉を待つ。
「私が中学生のときでした。私は私立の中高一貫校に通わせてもらって、いつも帰りが遅かったんです。両親に防犯ブザーをかばんにつけるように言われて、恥ずかしいと思いながら従っていました。」
彼女はどこか一点を見つめていた。わたしなんてここにはいないかのように。
「けれど、実際に変質者に出会ってしまうと、もう頭がパニックになってブザーを鳴らすなんていう冷静な判断ができなくなるのだと、私はあの夜に知りました。暗い顔で家に帰った後、何も言わずに部屋にこもり咽び泣いた私を、両親はどう思ったのでしょうか。あの夜私が一生抱えなければいけなくなった傷を、それをつけた人間をふたりがどう知ったのでしょうか。当事者なのに私は何も知らないんです。」
彼女は一瞥もわたしにくれないまま、拳を強く握っていた。骨が浮き出た手に、青い血管がよく見えた。
「それから1ヶ月ほど経ったころ、家に帰ってもふたりは家にいなくて、私は不安に思っていました。なにかよくないことが起こっているような気がしたんです。家族がいない家ほど無機質なものはなく、焦りさえ感じるものはありません。」
彼女が小さく息を吐いた。その次の言葉を躊躇っているように見えた。
「ようやく帰ってきたふたりは、特に父は血を浴びていました。鮮血、でした。だれを傷つけたのか、だれも何も言わずとも、私は分かってしまえたのです。その後は恐怖なのか安堵なのか、どんな感情を自分が抱いているのかさえ分からず、私は泣きました。ひとしきり泣いたあとに、自分のせいでふたりは人を傷つけたという事実が重くのしかかかって、死んでしまいたくなりました。」
死んでしまいたくなった、と語った。
そう手帳に書き付けたわたしの手でさえも震えていた。目の前の彼女は今も生きていて、それでも彼女の両親は未だ箱のなかにいる。
「警察がすぐにやってきて、私は言えなかった。ふたりは私を守ってくれたのだと。おぞましい悪魔から、私が二度と傷つけられないよう、守ってくれたのだと。どうして言えなかったのか、今でも悔やんでいます。もしかしたら、あの夜のことを口にすることが、ふたりと会えない時間が長くなることよりも怖かったのかもしれません。言葉にすることで、現実であることを認識してしまうのが嫌だったのだと思います。」
彼女がここまで言葉にしてくれたのは、前に進めているからなのだろうか。そんな浅はかな判断はしたくなかったけれど、ただ目の前の彼女を見て、後悔はあれど今呼吸を絶ってしまいそうな危うさはなく、そのことに安心する。
それでも彼女は未だ一点だけを見つめていた。
この場所で
今ここにある縁、何気ない出逢い、いつの間にか当たり前にならないように。今日という命を、君と分かち合えていること、それは大切にしなければならないと思う。毎日自分のことで精一杯になってしまうことばかりだけど、その人の言葉を聞けたこと、私の言葉を聞いてくれたこと、当たり前にしないように。時々、自分の胸に刻むの。
古びた階段を登った先の、誰も来ない屋上の隅。
僕の足はなんとなくここへ向かっていて、
その横には君がいつもいてくれている。
この場所に行く理由。
それは、逃げるためだと思う。
教室のざわめきから、
他人の視線から、
「普通」のふりをする自分から。
君の横顔が、光のせいでよく見えない。
「ここにいると、余計なことばかり考えてしまう。」
君がぽつりとこぼしたその言葉に、
僕の心の奥がわずかに軋んだ。
僕は逆だった。
ここに来ると余計なことを考えなくて済む。
居心地がよかったのは、僕だけだった。
そのことに少し寂しさを覚えた。
君はときどき、何か言いかけてやめる。
僕が聞いても「なんでもない」って首を振る。
深くは聞かない。
言いたくないなら、それでいいと思った。
僕は君と並んで、
同じ空を見ていられるこの時間が好きだ。
最初は逃げるためだったこの場所が、
いつしか君と二人でいられる大切な場所になっていた。
君と二人きりのこの時間を、
誰にも渡したくないと思うことがある。
どうしてそんなふうに思うのか、
うまく説明はできないけど。
今はまだ、そのままでいい。
「この場所で」
この胸の思いをあなたに…
あなたが来てくれたから
私は嬉しいのです
あなたが褒めてくれたから
もっと私は嬉しいのです
あなたが私のティーカップでお茶を飲んだから
あなたが私と一緒に飲んでくれたから
もっともっと私は嬉しいのです
あなたに会えた事は
もっともっともっと嬉しいのです
あなたが好きです
大好きです…
受け止めてくれますか…?
この胸のときめき…
あなただけに…
この胸いっぱいの思い…
受け止めてくれますか…?
…私……
また君を怒らせた…
少し暗くなった夕暮れに
君は出ていく…
仕方ない今夜は…
冷蔵庫のカレーを温めて待とう
君の帰るのを
静かに…
作り過ぎたカレーを
翌朝食べるように
一度冷めて
また温めて
それがいい
もし…
本当に…
君が居なくなったら…
僕は…
どうしよ…
もしも…
この思いが
君に届いているのなら…
今すぐここにきて
僕の隣にきて
息もできないくらい
君の事を抱きしめるから
今すぐここにきて
僕のそばに居て…
永遠にそばに居て……
……KANさんの2曲から…
KANさんの好きな歌の2曲の歌詞を添えてあなたへ
この場所で
笑って泣いて怒って悩んで落ち込んで
そんな忙しない毎日だけど
なんだかんだ充実してる
ここでずっと
このままずっと
この場所で
この場所で生きると決めた10年前の自分が
この街で10年生きた僕が、
この場所を去ると決めたと知ったら
きっとがっかりするかもしれない。
この場所にはたくさんの思い出がある。
いい事より悪い事が多過ぎて
笑いが出そうになってしまった。
思い出せない事がたくさんあって
思い出したくない事がありすぎて
それでもかつて輝く瞳は確かにここで生きると
希望に胸を躍らせ決めていたんだ。
10年前と同じ日の同じ時間。
同じような青空の下、始まりと終わりだけが違うがらんどうの部屋に別れを告げた。
永住の地はここではなかったが
いつかここが故郷だと
そう笑って言える場所に行きたい。
最低限の荷物だけを入れたスーツケースをガラガラと引いて新たな新天地に足を進めた。