『この場所で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あぁ、埋もれていく。
埋もれていく、僕の声が。
ここも違う。
あそこも違う。
耳触りの良い言葉を囁いて、その都度僕の居場所を作ってきたけれど。
あぁ、また同じことの繰り返し。
この場所もまた置き去りにするんだろう。
僕は何を求めているんだろう。
この場所で
きみを好きになった
この場所で
きみを諦めることにした
この場所で
きみが泣くのを見た
この場所で
きみに「好きだ」と言った
この場所からはじまった……"愛してる"
#この場所で
この場所で
この場所で我慢しながら生きるのか
新しい場所で必死になって生きるのか
答えはわかりきってる
覚悟をするか、しないかだけ
2025年8月日記まとめ
夏休み最終日が日曜日とはね、アイシナちゃんの夏休みも終わったみたいだし
2025/08/31㈰
怪獣8号カフェ
2025/08/30㈯
「心の中の風景は?」(お題)なんだろうね、今日は両親と出掛けることが最重要で考えつかないな
2025/08/29㈮
早く夏が終わって欲しい
2025/08/28㈭
スマホ画面を整理して問いのウィジェットを置いた
2025/08/27㈬
モヤモヤするなあ、でも他人の感情に自分の処遇を任せてはダメだ
2025/08/26㈫
仙台牛上タン、ハンバーグ
2025/08/25㈪
見知らぬ街(お題)未知な事が待っていそうだから、ワクワクするね
2025/08/24㈰
書き殴れ、でも丁寧に
2025/08/23㈯
問いを変えろ By Einstein
2025/08/22㈮
毎夜、訪問して来る虫(家、穴開いているの?)
2025/08/21㈭
1ミリデモマエニススミタイ
2025/08/20㈬
過去の旅行記を読んで風景を思い出すのは、記憶の固定化になって良いね
2025/08/19㈫
母にもRollbahn
2025/08/18㈪
遠くの空へ(お題)行けるものなら
行きたいよ
2025/08/17㈰
お疲れ様
2025/08/16㈯
空を臨む余裕なし
2025/08/15㈮
また出たあ!ダンゴムシ!!
2025/08/14㈭
窮屈に感じたら負け(蚊帳生活始めました、不本意)
2025/08/13㈬
またダンゴムシ!!やべえ、ムカデがまた来る!?
2025/08/12㈫
今週は涼しい!涼しいうちにサクサクと
2025/08/11㈪
Rapunzel
2025/08/10㈰
もう勘弁してほしいことって生活にはあるよね
2025/08/09㈯
もうそろそろ書くことない?ような心地
2025/08/08㈮
チキータの歌が頭から離れず
2025/08/07㈭
引っかかること多すぎ問題
2025/08/06㈬
相手は仕事だから丁寧に対応してくれているだけ、それでも嬉しい
2025/08/05㈫
イライライライラ
2025/08/04㈪
入浴剤に沼る、夜には夜の入浴剤が良いよね
2025/08/03㈰
今年も花火大会始まっているよ(誰かにも読まれることはないけれど)
2025/08/02㈯
サマーウォーズ展にも行ったしね、今夜は金ローだしね、今日から8月
2025/08/01㈮
この場所でずっと生きていく。
なんてどうなるか分からない。
今いる場所で生きていく。
楽しみながら生きていく。
【この場所で】
時を止めて
君を待っている
約束のこの場所で
君を待っている
「この場所で」
ここで白い犬が土を掘り、小判が出てきたら
どれだけ私の平日が喜ぶだろう。
【#38】
アイツが消えたこの場所で
俺もいつか消えてやるんだ
▶この場所で #62
“また、会おうね“
そう、約束したのに。
数年前のことだ。
俺は母親に嫌われていた。
母の言いつけで、使用人たちはいつも俺のことを無視してきた。
だから、抜け出したんだ。
あの家と言う名の地獄から。
外は明るく、とっても綺麗だった。
いつもの暗い部屋とは違い、
太陽に照らされ、木や葉っぱが輝いている。
俺は桜の木の下に行き、少し座り込んだ。
そうするうちに、だんだんと眠たくなってきて、
俺は眠りについてしまった。
目が覚めると、目の前には綺麗な瞳の
男の子がいた。
「君、大丈夫?」
「傷だらけだよ」
家のやつらとは違う、優しい声。
『…誰』
「ごめん、僕は陸斗っていうんだ。」
「君、ボロボロだけど、大丈夫?心配。」
心配?心配なんて、してもらったことない。
でも、なんだか、嬉しかった。
『‥うん。俺の名前は、ハル。』
「素敵な名前だね、」
「ねぇ、ハル、僕と」
「友達にならない?」
_友達…
俺がずっと欲しかった、求めていたもの。
いままでずっと一人だったんだ。
寂しかったんだ。
俺は簡単に人を信頼しない。
というか、できないんだ。
あんな環境で育ったんだから
でも、陸斗なら、友達になりたいって、
俺は今思っている。
『うん、よろしく』
「、!よろしくね!ハル!」
それから何時間話したかもわからないくらい、
夢中で話していた。
毎日、毎日陸斗は俺に会いに来てくれて、
とっても、とっても嬉しかった。
_けれど
「…ごめん、ハル。僕、引っ越すんだ」
正直、悲しかった。
唯一の友達、陸斗と離れたくなかった。
でも、心は一緒だから。
『…そう、なんだ。』
『陸斗』
『また、会えるよね』
「うん!もちろんだよ!」
また、この場所で
会おうね。
そう言ったのは、陸斗じゃないか。
あれから何年たっても、陸斗はこない。
俺は…俺は、いつでもここにいるよ。
“約束 だからね“
「ハル。」
その瞬間、俺の大好きな声が聞こえてきた。
『、!陸斗!』
嬉しかった。
もう一度、大好きな声を聞けたから。
陸斗の見た目は長い月日がたって大きく変わっていた。
俺よりも身長が大きいし、かっこよくなった。
「会いに来たよ」
【また、この場所で。】
◤初終◢
気にすることもないだろうと笑い飛ばした俺に対して、君は、そんなことは出来ないと向き合い続けた。
そして、壊れた。
☆。.:*・゜
煙草は永遠の友である。勝手に何処かに居なくなることなどない、唯一の約束を破らない存在。だと思っていたら、俺の好きな銘柄が無くなるというニュースが飛び込んできた。最悪である。
今日はアイツの命日で、其の日に吸う煙草は之以外存在しないというのに。仕方ないので、80本、用意した。あと80年生きる保証もないが、少しでも長く、アイツの墓参りに行ってやれるように。
ビールを1本、置けばアイツの不貞腐れた顔が浮かんでくる。あの頃と違って昇進した俺ならもっと良い酒を買ってこれる。でも、アイツとの思い出は、このビールに始まって、このビールに終わっていた。
煙草を吸って哀愁に浸って、余り長居するのも邪魔かと帰ることにした。騒がしい半面、1人を好む奴だった。俺とは真逆だったが、妙に気が合った。大事な、相棒だった。
「お兄さん、来たよ」
何処か聞き覚えのある声に振り向いてみれば、アイツの墓の前には、アイツの死んだ原因になった少年が来ていた。いや、こんなにも少年を恨んでいるのは俺ぐらいだろう。皆、アイツが正しい事など知っていた。
「チッ」
盛大な舌打ちを鳴らして、足早にその場を去った。盗み聞きをする趣味などない。あの話は、俺が聞いちゃいけない話だ。本当なら、問い詰めて、泣いても分からせたい。カウンセラーらしからぬ考えである。
「あ゛ー、仕事するか」
兎に角この気持ちを紛らわせたかった。ただただ腹立たしい。
赦しなどしない、認めなどしない。アイツの望みなんか知ったこっちゃなくて、俺の心の整理なんか、一生つけるつもりはない。
でももし、もし少年を赦す日が来るのなら、それは此場所が良い。アイツの墓の前で、俺は少年を赦したい。
テーマ:この場所で
この場所で
あの場所にあなたはいた
でも それは遠い昔の事
この場所で あなたを待っている
また いつの日か
あなたに会える日まで
この場所で君が来ると、必ず来ると信じていたのになぜ君は来ない。歩道橋の下に響く足音と階段の金属を鳴らす靴の音風が揺らす長い髪。長すぎる……君ではなかった。
どれだけ君が遠いところにいても君が戻ってこなくとも私はここで待ち続ける。君はその間好きなことをすればいいさ、待っている私を想像して嘲笑するのも良し私のことを可哀想に思い哀れむのもよし。私を眺めながら近くに行きたいと思いながら青く白く透明な上へ向かって長い長い階段を登るのも良し。
本当は気がついていたんだ、君はもう来ない。君はもう勝手にするがいいさ。私は下へ下へ暗く赤く先の見えない下へ落ちてやる。
この場所で
月火水木金と毎日ここで会う
授業を受けて
休み時間にたわいもない話をして
行事はみんな全力で
嬉しいこと楽しいことはみんなで笑って
本当に楽しかった
もうそうやって笑えるのも今日で最後
理由もなく好きな人に会えるのも今日で最後
数週間もすればみんなそれぞれの道へ進む
本当にありがとう
本当に楽しかった
最後にみんなで約束をしてまたねと笑った
「またこの場所で会おう」
お題:この場所で
俺は気が付いたら真っ白な空間にいた
頭が酷く痛む、それに手が鉄臭い
辺りを見回すと他に数人の男がいて、彼らも俺と同じで気づいたらこの真っ白な空間にいたようだ
状況を把握しようと話しかけるが話しかける事、つまり喋る事が出来なかった。
声が出なかったのだ、そもそも最初からおかしかった
何も感じない、何も聞こえない、ただ真っ白な空間が
永遠に続いている
俺達はこの場所で何をすればいいんだ?
しかし彼らは気づいていなかった
彼らは永遠にその空間から逃れる事は出来ない…
去年のその日は、会えなかった。
来年よろしく、友は言った。
4月12日武道館の夢を見るための決戦、2月25日。
受かったら君と学食に行こう。
受かったら君と構内を歩こう。
受かったら……
君と、この場所で。
先の未来
毎日会う友達。
これには出会いがあって、もちろん別れもある。
反対に、別れもあれば出会いもある。
出会いの時は、不安で緊張する。
別れの時は、悲しくて苦しくなる。
そして、別れの時に泣いてしまうのは、それほど
相手のことが好きだったと気付いた時。
「今日は、私と一緒に遊んでくれてありがとう。
明日もこの場所で一緒に遊ぼうね!」
「うん…。」
今でも覚えている。一人ぼっちだった私に声をかけてくれて一緒に遊んでくれたこと。
「明日は私の友達も誘うね!」
「うん…。」
うんしか答えられなかったけど、とても嬉しかった。
だけど、次の日その子は来なかった。
交通事故だったらしい。昨日の夕方、横断歩道を渡っていた時にトラックに轢かれて亡くなってしまったと。
私は信じられなかった。
もう一度、一緒に遊びたかったな。
毎朝同じ電車で会う彼。
同じ時間、同じ車両、同じ席。
たまに違うこともあるけど、だいたいいつも同じ。
電車に乗り込む時、真っ先に彼を探す。
今日も会えた。嬉しい。
そして座る彼の前をキープ。
彼の前は絶対に譲りたくない。
2駅先で降りる彼を、今日もこの場所で待つ。
小高い丘の上に立つ一本の木。
太い幹にもたれかかり、空を仰いだ。
青々とした葉の隙間から降り注ぐ光の粒に目を細める。
あの時も、こんな風にここで君を待っていた。
約束などしていない。
君が嫌うから。
―――そんなものなくたって、僕たちは出会えるんだよ。
まるで当然のように言う。
だから、私も当然のように感じてしまう。
「ほらね」
懐かしい声に、頬が緩んだ。
「僕たちはちゃんと出会えるんだよ」
君が勝ち誇ったように笑うから、私は幸福に包まれる。
「この場所で」
あの日のこと覚えてる?
あれは資格試験の直前
冬の寒空の中、
わざわざエンピツを届けにきてくれたね。
一緒に食べたお汁粉
他愛もない会話だったと思うけれど
心底温まったよ
あれから10年後
こうして父と母と
また今日冬の寒空の中この場所で
他愛もない会話と土鍋の湯気が私を温める
ショコラ
この場所で言った、
「僕と付き合ってください...」
この場所で約束した、
「高校が別でも浮気は絶対にしないことっ!」
この場所で再開した
「久しぶりっ!元気にしてたぁ?笑」
この場所で勇気を出した
「僕と...結婚してくださいっ!」
この場所で誓った
「病める時も健やかなる時も君を愛し、君を慰め、助け、この命ある限り真心を尽くすよ...。」
この場所で絆を育んだ
「パパ、ママ見てみてお花見つけたのっ!」
「おぉ、綺麗だなぁ」「そうねー、ほんとに綺麗」
この場所で成長を知った
「あいつももう大人かぁー、」「早いものですね...」「いい親でいられたかなー...」
クスッ「えぇきっと。」
この場所で...別れた
「最後まで一緒に居れなくてごめんな、」
「っ、えぇっ、もっと...あなたと一緒に...
居たかったわっ...」
この場所が僕の人生だった。
この場所で