『この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ただの一目惚れ。
特に目立つわけでも無いけど、目立たないわけでも無いあの子。
誰かだけに優しくするとかじゃなくて、ちゃんと皆平等に接している所。
ずっと笑顔で皆に接している所。
言葉遣い荒く感じたりもするけど、結構ウザく感じたりもするけど、ちゃんと人には優しい所。
普通に顔がカッコよくて、髪の毛もサラサラ。
体育が終わった時に暑くて服をパタパタしている時に、腹チラをする所、髪の毛をかき上げる所。
笑顔が可愛い所。
髪の毛が長かった時に髪の毛を不意にほどく所。
勉強は苦手なくせに、運動神経だけが異様に良いこと。
「俺はお前が骨になっても愛することが出来るよ。」
「え…、何で俺なの?」
先生、これ返す。
冬休み明け、生徒がモコモコの手袋を差し出してきた。冬休み前に生徒に奪われていた手袋だった。
いや、お前もらうねって言ってたじゃん。手袋を受け取りながら、生徒を見る。正直、返す気があったことにびっくりだ。
手袋を渡して用は終わりかと思ったが、生徒はなかなか俺の前からいなくならない。
「なんだ? まだ何かあるのか?」
「ううん、別に」
「じゃあ早く教室に行けよ。遅れるぞ」
「うん」
頷くが、生徒はまだ動かない。
「用があるんだろ」
もう一度言えば、生徒はポケットから何かを引っ張り出して、俺の右手に握らせた。
「これ」
「ブレスレット?」
「プレゼント」
「……俺、お前に誕生日言ったっけ」
今日は俺の誕生日だった。だけど、コイツの前で誕生日の話をした覚えはない。
生徒は、知り合いにちょっと、とだけ呟いた。知り合いって、と聞く前に、右手を包み込んで俺をジッと見てくる。
「おめでと、先生。毎日それ付けてね」
「あー……うん、善処はする」
へへ。生徒はようやく満足したらしく、手を離して教室に走っていった。
手の中に手袋とブレスレットが残る。俺は、迷わず両方ともポケットに突っ込んだ。
この世界は、お前が思っているより優しくない。俺にできるのは、特別扱いをしないでただの生徒として扱うことだけだ。
ごめんな、と口の中で言う。恐らく毎日は付けられないだろうブレスレットが、ちり、と音を立てた。
この世界はいわゆる「ゲーム」の中に過ぎなくて、
私という登場人物は誰かによって作られている。
そのままを受け入れて普通に過ごすのも、
それに抗って自由を手に入れるのも、自分自信だと思う。
けど、できることなら少しだけ抗ってみたい。
きっとそれすらも『筆者』に与えられた性格の1部にすぎないんだろうけど。
【この世界は】
この世界は
うわばみだ
善も悪も美も醜も
喜怒哀楽も
全てを呑み込み
そこに在る
目を閉じて
世界を見つめる
うわばみの中身を
じっと見つめる
細い街路樹が止めどなく並ぶ道をわたしはただひたすらに歩いていた。
冷たい冬の風が木々の枯れた葉を揺らす。
もう時期、この街は灰色に支配され、木々も葉をみな落とし、深い眠りにつく時がくる。
冬を迎えても街路樹自体は芯の底で生きている。
けれど、わたしの足元に落ちた葉は命を枯らし、わたしが一歩、足を進める度に粉々に砕けてしまう。
そこにはもう命などなくて、輝きを放っていた姿さえ今はどこにも見当たらず
色褪せて抜け殻になってしまった姿だった。
無限に思える時間にも命にも、この街路樹にも、終わりはある。
それなのに、宛もなく彷徨うわたしには目的地などなくて、どこに辿り着けばよいのか答えが見つからない。
一体この先に何があるのか、何が待っているのか、何かが待っていてくれているのかさえ分からない。
母体から引き剥がされてしまった葉に、永遠の命などというものがなかったように、わたしの命にも限りがあり、
今はこうして一秒一秒を生き、果てしなく続くように思えていても
一つ息を吐く度に、この体から「生命」というものが抜け落ちては命を枯らして逝く。
そうしていつかは体から全ての「生命」が抜け落ちて、落ち葉のように砕け散ってゆくのであろう。
ーーーわたしを待ち受けるその日までに、わたしが止まるべき場所は見つかるのだろうか。
ーーーわたしが辿り着くべき場所はそこにあるのだろうか。
凍える身体を自分の腕で抱き締め、永遠に続くかと思われる街路樹をひとり、歩みを進めながら
今日も果てしない気持ちを早足で追いかけていく。
この世界の果てを、目指して。
この世界は美しい
息を潜めて じっとしててごらん
意味がない と
あなたは思うでしょう
あの木々が揺れることと
私の腹が満たされるのに
一体なんの関係がありますか
教えてよ
本当は意味なんてないんでしょ
不公平 と
あなたは思うでしょう
あの娘は母を失ったのに
私は母を世話して暮らしています
私は泣いていないから
あの娘より幸せなのでしょ
残酷 と
あなたは思うでしょう
人は数で大きさをはかる
でも殺された象が抱えた
苦しみの大きさは
人の数より大きいでしょ
儚い と
あなたは思うでしょう
あの人には夢があった
沢山の人が同じ夢をみた
けど一瞬だけだったでしょ
色んな世界を見てきたが
どれもチグハグ
何が真実か
どれがふさわしいか
太陽にまどろんで
寝そべってみたら
青空に何も無い
あ、やっぱりこの世界は …
この世界は
みんなは、この世界には、何が溢れてると感じる?
愛?喜び?憎しみ?苦しみ?
人それぞれだと思う。
え?それを聞いて何かって?別になんもないよ。
でも、その時に思ったのが、正の感情に向かってるなら、君の今は良いものだと思う。ただ、これから悪いことも起こると思うから気をつけなってこと。
負の感情だったら、まぁ、辛いよねってこと。でも、これからいいことだって山ほどある。いやになるほどあるから、頑張って生きてかない?ってこと。
まぁ、人生いろいろあるよ。辛いことも、楽しいことも、たくさんある。いろんな感情が、この世界は溢れかえっている。
大変な世界に生まれちまったんだから、頑張って生きるのか、頑張って死ぬのか、しらねぇけどよ。
まぁ、一つ言えることは、何をするにも、頑張るしかねぇってことさ。
まぁ、お前らのことなんて何もしらねぇ奴に何を言われても、響かねぇとは思うよ。
まぁ、ここで会ったのも何かの縁だ。一つだけ言わせてもらうぜ。
「なんとなくでもいいから、少しでもいいから。何するにも、頑張れよ」
そんじゃ、またな。
この世界は
きっと数え切れないくらいの
努力と協力と楽しさと幸せで
この世界は今も成り立っている。
読んでいる今も。ほら。
何かしらの感情をもってこれを読んでるはず。
人々は思いと感情をもってこの世界を
成り立たせてる。だから感情をもっている自分も。
人々とはこの世界を生きているこの全員だ。
「この世界」
窓の外を眺める。
自分の瞳に情報が映る、流れ込む。
全てが移ろう。
自分も、あなたも、景色も、そしてこの世界も。
でも、ひとは些細な移ろいを知らない。
肌に触れる温度がほんの1℃程かわったことに気付くひとは、
ほぼいないだろう。
それと同じく、
自分がいなくなっても、たいして何も変わらないだろう。
この世界は、小さなモノにとってあまりにも酷すぎると思う。
例えば、わたしがいなくなったら、
小さな存在である私のために、
君は泣いてくれるだろうか?
「この世界は」
私たちのエビカニクス🦐
私たちは、保育園に実習のレクレーションというなの耳鼻科に行きました。佐々木苺先生の指導もあり、私たちは、常にスマイルと元気いっぱいを心がけた。
私たちより、10歳以上も年下の、子供さんを相手に上手く行くかな〜とのいう不安もありました。
それで、私の下肢死体不自由についてで、何か偏見や子供だから直球で差別ぎあるのかな〜とかも不安でした。
でも、佐々木苺先生や大村もも先生たちのおかげで、子供さんたちは、私の障害もすんなり受け入れてくれた。みんな。やさしいなぁ〜と、想ったの同時に、分け合いから、
私みたいなハンディ〜を持っているということを、佐々木苺先生に甘えず自分の口かは述べるべきだったのかな〜とも、今から、思うとそう想った。
みんなの前座で、私が自分で脚本を書いた『オズの魔法使い』を朗読をすることにした。佐々木苺先生や大村もも先生や中村陽葵ちゃんやみんなに、さり気なくアシストしてもらいながら頑張れたと、想います。、オズの魔法使いの朗読をやり切ることが、出来ました。声の抑揚の付け方や、声ノメリハリやキャラの区別に、ちょっと苦労した。子供さんに、『ちょっと早口に、なっていた、。とか、文章が難しい。』との、指摘があった。関係がありませんが、やっぱり、声優さんってすご〜いな〜と感動した。
でも、私は、いっぱいオズの魔法使いを勉強したし、読解もしました。知恵と心と勇気は、ドロシーたちの冒険で旅をして後に培われたものだと気付いた。
大魔法使いなんて、はじめからいなかったことも……。
エビカニクス🦐は、私たちのフィナーレです。✨みんなに、喜んでもらえたらいいな〜と、みんなで相談しながら、頑張りました。
佐々木苺先生も大村もも先生も藤村園長先生も、もちのろん、園児のみんなも一緒になって笑いながら楽しく踊って下さいました。木田太一くんの提案のエビカニクス🦐で、本当に、良かったなぁ〜って想いました。めいちゃんもgeroさんも、動画で、笑顔と変顔と元気と楽しく🦐🦀を、テーマに踊られているのかな~と、想うと胸が熱くなります。画面の向こうの私たちのが楽しくなるように、一生懸命に頑張っておられます。私たちも、完璧とかはいかないけれども、手伝りの衣装とめいちゃんとgeroさんに、敬意を込めてエビカニクス🦐🦀を演じました。私は、イスに座りながらですが。でも、一生懸命にエビカニクス🦐🦀頑張りました。
私は、みんなや先生たちや園児さんたちに、暖かく見守られて幸せでした。佐々木苺先生や大村もも先生や、藤村園長先生に、フォローしてもらいながら頑張って来れて良かったです。
いつの間にか、ジェネリーションギャップとか、垣根はは気にならなくなっていました。みんな笑顔がキラキラで、元気いっぱいで、ステキだな〜と想いました。佐々木苺先生のピアノ🎹の伴奏の『にじ)や『ぼよよん行進曲』が『ワンダーのマーチ』や『ありがとうの花』、みんながこの歌が大好きなんだな〜と、いうことがよく伝わりました。みんな元気よく力いっぱいに、飛んだり、大きな声で歌ったりしていました。
佐々木苺先生も大村もも先生も藤村園長先生も、私たちが見えないところできっと大変だど自負しています。それを、表に、出さず、ずっとみんなと一緒に、笑ったり、楽しんだり遊んだり、お話しされたりして、すご〜いな〜と感動しました。
何時か、この園児さんも大きくなって、僅かな一日だったけれども、エビカニクス🦐🦀のお姉さんやお兄さんのことを憶えてくれていたらいいなぁ〜と、想いました。
私のことを、あんず先生と呼んでくれて、とっても嬉しかったです。とてもいい経験になったと想います。
下手だけれども、私なりにあの時の実習のことをレポートに書きました_φ(・_・心を込めてーー。
終わり
この世界は残酷だ
一度しかない
リセットのきかない人生だから、
うまくいかないと
心が病む。
もう駄目だって思ったら前に進めない。
考え方を変えてみよう。
この世界は一か八か
リセットなんてないけれど、
今、ここから、変わるって
強く思えば、
何回でもやり直せる。
どっちの人生がいい?
「この世界は」
この世界は理不尽で、
理不尽だと嘆いたところで現実が変わることは無い。
だからこそ、その理不尽を呑み込まなければ
生きていくことは出来ないのだと。
#8 「この世界は」
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
誰かが亡くなった。
誰かが産まれた。
誰かが死んだ。
誰かが生きた。
誰かが泣いた。
誰かが笑った。
誰かが喜んだ。
誰かが悲しんだ。
誰かが見捨てた。
誰かが手を差し伸べた。
誰かが起きた。
誰かが寝た。
誰かが食べた。
誰かが吐いた。
誰かが傷ついた。
誰かが傷つけた。
誰かが
誰かが
僕が
私が
貴方が
「この世界は」
この世界は戦争などが止まぬ世界で残酷でもあり、誰かにとってはこの世界に生まれてよかったと思う瞬間の世界だったり、思うことは人それぞれでこの世界はある意味不思議だと私は思う
手を横に広げて歩いた。
私の失恋をからかい半分で慰める
友達の声は置き去りになった。
すすきのようなものが揺れていた気がする。
世界は黄金色に包まれてその先に雲が広がっていた。
#この世界は
#3 この世界は
貴方が生きている
それだけで世界が愛おしく思える。
そんなふうに思ってしまうくらい
恋に落ちたその瞬間から
私の世界は貴方色に染められてしまっていたんだ。
もしそんなことを貴方に伝えたら
大袈裟だなぁって
照れくさそうに笑うんだろうね。
貴方色のこの世界は
私にとっていちばん美しくて
かけがえのない居場所。
この世界は
夜道を歩いていた。
仕事が遅くまで続いてしまった。
残業ほど苦なものはないだろう。
(体がだるい。さっさと帰って寝よ)
なんて、考えていた。
横から近づいてくる車にも気づかずに。
目が覚めたら病院にいた。
轢かれたのは知っていたけど。
その後のことは何も覚えていない。
看護師が医師の方を呼んできてくれた。
私の怪我は、骨折と打ち身だけで済んだらしい。
けど、一応で入院するとのことだ。
(仕事、まだやることあった気がする、、)
特にすることがないため、仕事を熱心にしていた。
なんの職業かって?内緒♪
何もしない日は久しぶりだ。
私を轢いた人はまだ捕まっていないらしい。
警察からの事情聴取も受けた。
人のことを轢いたのに謝罪もない。
稀にいるけど、そんな奴らのことが私は許せない。
私が何か悪いことをした?
まあ、周りが見れていなかったのは自分のせい。
そんな黒い世界を私は見てきた。
両親は私を捨てた。
施設に入っても面倒を見てくれた人たちの裏の声を聞いた。
その時からかな。
(この世界は笑顔で塗りつぶされただけなんだね)
と。
そんなことを考える日々だった。
もう耐えきれなくなった。
看護師の人にこのことを話してしまった。
看護師は言った。
「そうですね。この世は人がいる分、裏がある世界です。けど、あなたの考えを尊重してくれる方も必ずいます。私は、あなたの考えを尊重しますよ。」
涙が止まらなかった。
この人の言ったことに裏はなかった。
裏のない、笑顔。
私はずっとこの世界は黒く穢れているものだと思っていた。
けど、違った。
この世界は、私の知らないところで白く輝いていた。
「この世界は」
諦めなければ
生きていけない場所
お題:この世界は
『きっとかけがえのない』
この世界はきっと
誰かにとっては優しくて
誰かにとっては意地悪だ
いつだってそうだった
一方が良くなることで
もう一方が悪い方に流れてしまう
だけど変わらないことがあって
いついかなる時も
人の心の中だけは
誰にも変えられはしない
だからあなたが思うように
この世界をこの日々を
あなたの感じるままに
笑って泣いて怒って
ボロボロになって
這いつくばってでも
あなたが望む世界へ
生き抜いたその先で笑って
そこにきっとかけがえのない
誰にも変えられない世界があるから
あなたの灯火を枯らさないで
どうかそのまま生きていて
この世界はミチに溢れている
たくさんの知らない未知があって、その人自身の進む道があって、いろんな感情が満ちて……
このミチを知ることが第一歩ではないだろうか