『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きっと明日も同じ日が続くと思っていた。
同じ時間に起きて、仕事して、帰ってきてご飯食べて寝る。
いつもの日々。
でも突然日常が終わることなんて、誰にでも起こることだった。
バイバイって、また来るねって言ったんだ。
目覚ましより早く起こされて、急いで向かった。
もう名前を呼んでもらえなかった。
きっと明日会っても同じ日々が巡ると思っていた。
きっとなんて、ずっとなんて無いと分かっていたのに、分かっていなかった。
きっと明日も
恋かもしれない気持ちを
押し殺す
きっと明日もうちやまは私たちと同じように
起きて食べて寝てを繰り返すのだろう。
しかし、うちやまは普通ではないのだ。
うちやまはそのルーティーンの中に独自の
ルーティーンがあるのだ。
それは、生徒に怒号を浴びせ、しわを
増やすことだ。
それはとても可愛らしい光景であり、
私たちにとっては利益しかないのだか、本人
はただの自爆行為だ。
きっと明日も。来世も。
作品No.183【2024/09/30 テーマ:きっと明日も】
きっと明日も変わらない。同じ一日の繰り返し。何度も何度も。
そう、疑ってないんだよね。
見えない明日が、ずっと繋がってて、それが当たり前に自分の前にあるって信じてる。
それは、いつだって、唐突に失われてしまう脆さがあるのにね。
考えない。
考えたくはない。
だから何も考えずに夜を越える。
本能が諦めない限りこの日々を続けるのだろう。
これからも、ずっと、きっと明日も。
きっと明日もその先も
私は生きていく
なんて
そんな保証は無いけれど
ただ今この瞬間
私の言葉を受け取ってくれたあなたに
深い幸福を捧げたい
七時半 名前も知らないきみと待つバスは今日も三分遅れ
「きっと明日も」
昨晩のうちにリセットしておいた
ばかげた関係性を
早朝にリスタートとした
まっ平らになったアレとコレ
はじめましての感情で
きみたちに挨拶するのさ
日々はこの繰り返し
明確な終着点もないままに
曖昧と曖昧を糊付けして
適当な理由を作るのだ
本当の心も混ざらないまま
嘘に嘘を重ねて
承知の上で理解を得るのだ
きっと明日もいつもと同じように友人と笑い合い、バカをして一日を終える。そんな一見無駄に思えるような日の大切さをひしひしと感じ始めている。いつかは大人にならなければいけない、少なくとも今のままではいられない。分かってはいるけどいまいち実感はわかないし、将来に向けてなにかしようという気にはなれない。周りが準備を始めていく中、取り残されたような気になるけれど、正しいのは周りの人間だってことぐらいはわかってる。こうやって悩みながらも進んでいこうとは思う。
【きっと明日も】
「おら、走れ走れ」
容赦のない先輩魔術士に脅されて、必死に前に進む。息が上がり、喉がひりつく。手足が縺れて転びそうになった。
「おれ、まじゅつ、し、なのに。なんで」
どうして走り込みなんてさせられてるんだ。
「そんな体力なくて遠征なんか行けるかよ」
「おいこら、歩くな。走れって言ったろ」
「魔獣は待ってくれねぇぞ」
「止まるな、死にたいのか」
もう無理、動けない。
口から心臓出そう。
まさかこんなのが栄誉ある王国魔術士団の本性だなんて知らなかった。
魔術士の集団って、もっとこう、本とか読んで研究して、不健康そうだけど頭は良くて、塔に引き篭もって出てこない、みたいな感じじゃないのか。
なんで走り込みと筋トレが日課なんだ。
辞めてやる辞めてやると毎日思っている。
昨日も思ったし、きっと明日も思うだろう。
だけどその度に。
先輩の無駄のない美しい魔術を見せつけられ。
英雄と呼ばれた人の逸話を聞かされ。
憧れの団長が顔を見せてくれたり。
よくやってるよ、なんて褒められて。
やっぱり辞めたくない。
そう思うんだよなぁ。
『きっと明日も』
実家にいる愛犬が虹の橋を渡った⋯。
夜、子供の世話も家事も一段落した時に実家から連絡がきた⋯。
信じられなかった⋯。
後悔した。嫌がることもしちゃった⋯散歩ももっと行けばよかった⋯。
後悔して後悔して⋯
私は⋯散歩している他のわんちゃんもテレビに映ったわんちゃんすら見れなくなってしまった。
そんなある日。
気がつくと私は、昔よく父、母、私、弟と短足胴長の愛犬、パティーで泊まりに行っていた馴染みの宿の庭だった。
その庭は犬を遊ばせることができるため、パティーと追いかけっこをしたりボール遊びをしていた。その庭の奥から短い足をまるで機械仕掛けの人形のように動かし飛ぶようにパティーが走ってきた。そして、ポトリと私の前に白いボールを落とすと、舌をペロッと出しながらニコッと笑顔を浮かべて私の前にお座りをした。
遊んで欲しそうにするパティーに笑みを浮かべ私はボールを拾いブンと思いっきり投げた。
「持っといで!」
私が言うとパティーは嬉しそうにボールが飛んで行った方に走って行った。そして、ボールを口に咥えてまた短い足をバタバタさせながら私のもとに戻った。しかし、今度は口からボールを離さない。苦笑いをし私はしゃがみこんだ。
「今度は引っ張りっこしたいの?もー」
そう呟き私はパティーが銜えたボールに手をやり引っ張った。
「こーら。離さないと投げられないよ。はーなーせ。パティー?」
私が言うとパティーはポトリとボールを落とした。
「はい、お利口さん、よし、持ってこーい!」
そう言い私はまたボールを緑が美しい芝生に投げた。すると、パティーはまた嬉しそうにかけて行った。そしてボールを持って戻ってきた。
「ほら。持っといで!」
私がまた投げたボールを追ってウサギのように跳ねながら走る可愛い後ろ姿を私は見送った。
そこで私は目が覚めた。
ただの夢⋯。
そう言ってしまえばそうかもしれない。
でも、私にはずっと塞ぎ込んで後悔している私にパティーが「私は大丈夫だよ。楽しかったよ。最期に一緒に遊ぼう」って言われた気がした。
だから泣いた。
「え?なんで泣いてんの?!」と驚く旦那の目の前でボロボロ涙を流して泣いた。
そうだよね。前を向かないとね。
ありがとうね。
これできっと明日を私は歩けるよ
大好きだよ!ずっとずっと
『突然/ZARD』を聞きながら
大好きなパティーへ
【きっと明日も】
どうしよう
ダメなことしか思い浮かばない
大丈夫って言葉がどうしても出てこない
きっと、なんて希望的なだけで何かを確約はしてくれない
明日も、なんて同じな訳がない
未来に期待なんかしてはいけない
明日は明日
今日を引き継ぐことは出来ないし
何があるかなんてわからない
だから今日あったことはなにもかも忘れ
真っ白な明日を踏み出すしかない
どんなに恐ろしくても
今日は、外に出なかった。
良くないよなって分かってるけど引きこもりがやめられない。友達はいるし学校もあるし絶対こんなのって良くないけど今だけでも許して欲しい。
明日は、お腹の調子を見に病院へ行く。胃カメラ飲むかもしれない。初めてだから楽しみだ。
楽しみだと引きこもりでも思える生活をしているから、普通に今も楽しいんだと思う。きっと大勢の人がダメなだけで、心許せる人はいるしそんな私でもどうにか大人になれるといいな。
西日に照らされながら窓の外を見ると
隣に君が居てくれた日の事を思い出す
きっと周りの人からみたらどうでもいい
ちいさな出来事なのだろう…
でもそのちいさな出来事が
いつまでも頭から離れない
改札を抜けるとき
心がまた揺れ動く
あの日の眩しい笑顔に
きっと明日も揺れ動くんだろう…
そんな自信に近い何かが
今日も僕の中に居座っている
「また明日」
小さい頃、繰り返し言っていたその言葉。
あるいは、友達からよく聞いていたその言葉。
明日への約束であり、今日を終わらせるその言葉が昔、怖かった。
僕が友達にそう告げると、その子は少し笑って言った。
「確かに、今日を終わらせる言葉でもあるけども、明日を呼ぶ言葉でもある」
その言葉が当時の僕に勇気をくれた。
だから今日も、そして、きっと明日も告げるのだ。
「また明日」
と。
「きっと明日も会えるからさ、落ち込むなよ。」
そう微笑んだ貴様は、細く衰えていた。私に願えば、病魔を気にせずに未来を過ごせるというのに。
「後少しで、回復するから!退院したら、一緒にゲームしようぜ!」
黄泉への旗が立つ、どうにか壊さないと。壊すしかない、後で病魔を人為的に消しかけたやつも含めて。
「決して俺を治そうとするなよ?力を使ったら、借りが出来ちまうからな。」
その言葉でも笑顔は崩れなかった、言い訳は思いついている。毎日部下に言い訳をしている、信頼もできない部下に。
『じゃあ、その借りとやらを返すぞ。』
孤独な神である我と、友達になってくれたという借りを返すまでだ。貴様の体から、ありとあらゆる病魔を破壊する。今も、そして、これからも。
『これで対等じゃろ?』
「相変わらず、お前はウザい神だな。」
『はっはっはっ、褒め言葉じゃよ。』
…これできっと明日も、なんて言葉が無くなる。いや、無くなりはしない。
きっと明日も、貴様と過ごせるな。
今日は花葉色の空でした。
鮮やかな赤の彼岸花が引き立てられるような黄金色でした。
明日も花葉色の空なのでしょう?
深い赤色をした彼岸花が揺れた_____
きっと明日も。
きっと明後日も。
いつまでも。
冬になるまで。
彼岸花が一つ残らず枯れるまで______
黄金色の彼岸花が揺れた!
てすと勉強
推薦欲しいので頑張ります
#きっと明日も
202X年、世界は静寂に包まれた…。
原因が分からず、突然音の消えた世界……
それでも人類は生き延びようとしていた。
色々な不便を強いられるようになったが、それでも様々な対策を編み出す人類。
だが人類の活気は徐々に低下していくのだった。
そんな中、人類とは対照的に、逆に激しく盛り上がっている存在があった。
パリピである。
「ウェーーーーーーイ」
パリピは騒いでいた。
今の世界は彼らにとって、実に理想的であった。
どれだけ騒いでも、うるさいと文句を言われない。
アパートで夜通し騒いでも、誰にも迷惑がかからないのだ
人類も『忙しいし、迷惑じゃないから放置』と止めることは無かった。
まさにパリピ黄金時代。
彼らはノリにノッていた。
パーリーピーポーの文字通り、毎日パーティを開いて騒いでいた。
だが突然世界に音が戻る。
消えた時と同様に、戻ったのも突然だった。
原因は分からないが、分かる事は一つだけ。
『パリピはうるさい』ということ。
今まで被害が無いからと放置されていたパリピたち。
だが音が戻ったことで、彼らのお祭り騒ぎが問題になってしまったのだ。
それを受け、多くのパリピたちはパーリーを自粛、あるいはTPOを弁えてパーリーをするようになった。
だが何事もマナーの悪い存在はいる。
音が無くなった時と同じように騒ぐ悪いパリピ――迷惑系パリピが社会問題となったのだ。
警察は事態を重く見て、迷惑系パリピを捕まえると宣言。
多くの迷惑系パリピを逮捕した。
だが問題は解決しなかった。
捕まえた迷惑系パリピが牢屋でもパーリーし始めたのだ。
他の受刑者からも『何とかしてくれ』と懇願され、新しく対応を迫られることになる。
困った警察は、迷惑系パリピを一か所に集めることにした。
毒を持って毒を制す。
うるさいのをまとめることで、相殺できないかと目論んだのだ。
結果は成功だった。
パーリーは人が多いほど騒げるが、それにも限度がある。
狭い場所に多くの迷惑系パリピが集められたことで、彼らはパーリーをする気力を失くし、パーリーをしなくなったのだ。
まるで、かつての『音のない世界』のように静かな世界。
この結果は、人類に喜びを持って受け入れられた。
それからは、逮捕された迷惑系パリピはここに集められることになる。
いつからか、この部屋は『静寂に包まれた部屋』と呼ばれるようになり、彼らの恐怖の対象になったのだった。
民明書房 『いかにして迷惑系パリピは滅んだか?』より一部抜粋
一期一会 2,憧れの夢を見た
私には推しがいます、(推しの名前についてはここでは伏せさせていただきます)人はやはり、憧れて生きるような生物なのでしょうか…?私はだめだ…、ということがあっても、あなたがかばってくれる、まさに幸せを私に分けてくれる天使のような存在なのかもしれない…。私は前、とても落ち込んでしまい、毎日を苦しみながら生きていたこともあるけど、それも、あなたが励ましてくれたおかげで少しは楽になり、今は前を向けるようになった。やはり、持つべきものは心の支えなのかもしれない。これからも私は憧れをバネに、前を向いていこうと思っている。私は今の推しと出会えたことに有難みを噛み締めながら生きている。今の推しと出会えたことに感謝…。