『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
─── きっと明日も ───
沢山しんどいだろうけど
それなりに楽しいはず
きっと明日も志望大学に受かるために受験勉強をしているだろう。私は今月の上旬に志望校を決めたばかりで、その志望校に小論文という科目があり、その対策のためにこのアプリを始めた。今日始めたばかりのため、誤った語法や相応しくない言葉を使っているかもしれない。その場合は指摘して貰えると幸いだが、このアプリでは他人の文章に意見を発することが出来るのだろうか。そもそもこの文章はネット上に公開されるのだろうか。私には何も分からないが、このまま自分の文章力を向上させ、志望校合格を目指していきたい。
きっと明日も
僕は今日も空を見上げる。
そして、君がいる異国の地へと続く青い空をきっと明日も見上げる。
僕たちは3年間同じ水泳部で過ごした仲間。僕はバタフライ、君は平泳ぎが専門だったけど、僕たちはライバルで親友だった。リレー種目で出場した高校最後のインターハイは惜しくも優勝を逃したが、僕の中では最高のレースができたと思っている。辛いこともあったが、君がいつも隣にいてくれたことが心強く、僕に力をくれた。
あれから2年が経ち、僕は大学でも水泳を続けている。隣にいた君は、「もっと高みを目指す」と言ってオーストラリアに高校卒業後すぐに飛び立った。
君の目指す高みを隣から見ることはもう叶わないけれど、プールサイドから見上げる空は距離は離れていても、同じ青い空。
いつも空を見上げて行きたい。
きっと明日も、叶わない望みに期待してしまうのだろう
それにしても期待に沿わないと分かっていると言うのに考えるのがちょっと楽しくなっているのは何故なのだろうか
〜きっと明日も〜
明日もきっといい天気
大切な存在を失ってしまった
というより自分から離れた
大切だからこそ、
でもいちばん大切にしないといけないのは自分だから
心のサインに気づいたらそれを支えてあげたい
自分らしく生きることそれが大切にするということだと思うから
きっと明日もいつもの日々がながれる
でもひとつも同じ日は無い
かけがえのない1日だから大切にしたいな
自分を信じて行きたいな
真っ直ぐな希望を信じて突き進め
大丈夫
きっと明日も光は灯されるよ
沢山のありがとうを添えて
私は私らしく生きていく
最近ミスが続いてしまっている。憂鬱だ、と感じながら自宅の鍵を開けた。電気を付け、鞄をその辺に置き、ソファに身を投げ、溜息ひとつ。気のせいかもしれないけど、釘を刺されることが増えた気がする。疲れているのかな。
頭をおさえながら鞄を引っ張る。先程買った袋を開き、パンをひとかじり、缶コーヒーを流し込んだ。こんな時でも美味しいんだな。働かない脳でそんなことを考えた。
週の最初から間違えて最悪、もういいや、食べたら寝ちゃおう。またミスをしないようにしなきゃだけど、考える気力は残っていない。今日はなんとかなったし、まあ大丈夫だろう。横になり、アラームを1時間早くセットする。ミスはしたけどきちんと乗り切ったんだから、次に目覚めた時もきっとなんとかなるよね。自分は案外上手くやれるよ。ダメだったらその時だ。
【きっと明日も】
どっちにも転がれる言葉だ
今日次第だ
大抵の場合
明日は激変しない
今日の延長線上にやってくる
きっと明日もから
きっと明日はになる日は
淡い何かを感じた今日があるから
良い方向であれ悪い方向であれ
変わらない明日
変わって欲しくない明日
今日の自分に出来る事
今日の自分ではどうにもならない事
どちらにしても
出たとこ勝負ってよりは
正解は分からなくても
もがいた分だけ想定内は増えると思う
どうせ明日も
なんて今日を投げ捨てた後は
だいたい
どうせな明日がやって来るから
たぶん合ってる
悪い事より
良い事の方が見つけにくいから
なかなか腰は上がらないけど
きっと明日「も」に続く言葉は
同じような毎日とか
変わらない日常とか
そんな言葉ばかりを想像してしまう
きっと明日も晴れるよ
きっと明日もうまくいく
って前向きな言葉もあるのにね
私の中には見つからない言葉たち
きっと明日「は」って響きの方が
望みを持てる感じがして好きかも
きっと明日も 同じことを思ってる
138:きっと明日も
きっと明日も当たり前のように、みんな起きるのだろう。
何の疑問も持たずに陽が昇るように、何の疑問も持たずに生きるのだろう。
みんな何の疑問も持たずに、人に助けてもらうのだろう。
何の疑問も持たずに、自分にとって気持ちい生き方を人に押し付けるのだろう。
きっと彼らが疑問を持つことはないのだろう。
押し付けられた人が、何を感じているのかを。
きっと彼らが考えることはないのだろう。
押し付けの先には、いつだって自分を犠牲にして後始末をしている人がいることを。
みんな当たり前に自分を優先し、みんな当たり前にゴミ処理を他人に委ねる。
ゴミの行く末はどこなのだろう。ゴミの最後は、どんな形なんだろう。
決して自分で見ることはできないが、ゴミの最後の形は「涙」なのではないかと勝手に考えた。
流れ伝う暖かい水が、きっとゴミの行き着く最後なのだろうと、もう二度と昇ることの無い日を背に向けて実感した。
きっと明日も
きっと明日も 出ないだろう
きっと明日も 立てこもるだろう
トイレに……
きっと明日も くさいだろう
きっと明日も ヤバいだろう
トイレが……
只今 便秘中でございます
お題:きっと明日も
HPVワクチンで脳症になった私は、きっと明日も身体が痛い。
だけど、絶対に諦めない。寛解することを!
(2024/09/30/(月))
きっと明日も
だるいな。早く寝て早く起きても。
朝ご飯は気持ち悪くなる。
でも、少しでも食べないと。
学校に行くまでの時間もめんどくさい。
電車は混むし、歩いて学校に行くのも疲れる。
二学期が始まってから約一ヶ月経つ。
一番仲良くしていた友達が一回も学校に来なかった。
友達は他にもいるけど、
やっぱり自分は浮いてると思ってしまう。
今日も自分を演じて学校を過ごす。
家に帰ればどうだったと聞かれ、
いつも通り!と答える。
友達が来なかったとも。
絵を描いて、小説を考えて、
でも楽器の練習をしなくちゃいけなくて。
自分が選んだことを後悔して。
今日もまた、推しに会うためにゲームを開く。
君だけが私の心を軽くしてくれる。
現実逃避をして、何も考えたくなくて。
朝を望まず、朝を嫌って。
今日も夜を生きていく。
“きっと明日も”わたしは「先生だいすきだいすき!」
という言動を取ってしまうのだと思う。
先生を初めて見た4月のあの春。素敵な話し方に優しい語尾、綺麗な指先と落ち着く声、その全てが私を癒し、虜にし、憧れさせたのだ。
それから私はずっと、彼に憧れていた。いや、どちらかというと「憧れていた」はずだった。
いつからか私は彼を「好きになっていた。」学生特有の、憧れと愛が混ざってしまった勘違いなのかもしれない。けれど、私は本当に彼のことが大好きで、この気持ちを抑えようにも、言動に出てしまい、どうにか好きではないと思い込もうにも、どこか心の中ではいつも彼のことを想ってしまうのだ。
4月から今までのほぼ半年間、彼に想いを馳せ続けていた私のことだ。“きっと明日も”わたしは「先生だいすき!」という言動を取ってしまうのだろう。
きっと明日も
一日が終わろうとしている
ひとつの区切りを迎えようとしている
私の中で何かが変わるのかもしれないし
なんにも変わらないのかもしれない
だけど何を思おうとも
きっと明日も変わらない日常が待っている
長い時の中で
人も物事も変わらずにはいられない
遠い場所では
辛い思いにさらされている人もいる
それは決して他人事ではない
きっと明日も平穏無事とは限らない
人はあたりまえのことはあたりまえに受け取る
きっと明日も変わりないと信じている
だけどそれは本当はあたりまえではない
だからこの日々を有り難く思い大切に生きよう
きっと明日も、変わらない日常でありますように
いい日になる?
そうかい、君にとって今日はとても良い一日だったんだろうね。それは素晴らしいことだ。
だが、君の世界がいかに色鮮やかでいようとも、他者が同じなんてことはないんだ。それを知ると、君はより賢い人間になれるよ。
例えば、ここに薔薇の花が一輪あるとしよう。この色は――そうかい、君には赤に見えたんだね。僕には黄色に見えていたよ。
世界は人それぞれ、見えているもの、感じているもの、感覚の全てがみんな違うんだ。
だからこそ、もう一度、もう一度言ってごらんよ。
「きっと明日も、いい日になる?」
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テーマ「きっと明日も」
昔からパズルが苦手だった。
それでもパズルをし続けるのは、
飾った時に綺麗だから。
大してピースが多くないパズルを飾るのは
すごく楽しい。
今のお気に入りは
手前でイルカが泳いでいて、
後ろに遊園地と月があるパズル。
それは外側が深い青色で
内側が金色の額縁に入れてある。
このパズル、
電気を消したら光るんだ。
今日ついに立体パズルを買ってみた。
「魔女の宅急便」のジジを買ったのだけど、
中々難しい。
ネジとかも使うみたいで
もう頭がハテナだった。
どれも同じピースに見えた。
でも辞めない。
何かを続けて、
何かにハマって、
夢中になっていたい。
そうだ。
パズルを始めたきっかけは
人間関係に似てたからだ。
相性バッチリだったらハマるし、
全然違うなってなったらハマらない。
複雑な形をしてて
違うなって思った人とも
友達の友達の友達的な感じで
いつの間にか繋がってたり。
全部1つになる。
パズルをしてる間は
難しい人間関係も
手のひらの上で
まとめることができる。
きっと明日も
明後日も
来年も
20年後も
ずっとパズルが好き。
え?
冒頭で苦手って言ってたのに
なんで好きなのかって?
当たり前のことだと思っちゃうかもだけど、
苦手と嫌いは違うからね。
私は苦手でも好きになりたい。
好きになれるように努力するよ。
ま、立体パズルは難しすぎだけどね。
ちょいとアイス休憩。
ガラッと開けた冷凍庫から
ピノを出してパクッとひと口。
う〜ん、
"Good Midnight!"
この言葉、
今の空と
さっきのジジにピッタリ。
メガネがないと
なんでもぼやけて見えないのに
星だけは綺麗に見えた気がした。
研究所の花壇に秋桜が咲いた。
淡いピンク色の花弁を広げ、秋風にのどかに揺れている。
夏の暑さも時折ぶり返すというのに、植物は何故こうも聡いのだろうか。
人間が感知できない、僅かな季節の差をしっかりと捕らえて開花する。
生存プログラムのようなものを、彼らはその小さな体の中に隠し持っているのかもしれない。
そんな事を思いながら花に水を遣っていると、助手が声をかけてきた。
腕時計を見ると、午後3時。
いつもの時間だ。
「博士、新しい培養機の搬入について総務から電話がありましたよ。後でかけ直すとのことです」
「ありがとう。総務さんか…。業者さんと日程調整をしているから、その事かな?」
僕の言葉に彼女は目を輝かせた。
「新しい培養機って、いつ搬入されるんですか?」
声が弾んでいる。
よっぽど新しい培養機の到着が待ち遠しいようだ。
「来月の末頃を予定していたんだけど、ちょっと早めようかと…」
「早まるんですか?」
「うん。何か僕のさじ加減で良いって本社が言ってくれてね。早まるといっても、少しだけど…」
「予定よりも早くなるのはありがたいです。新しい培養機が来たら色々楽になりますかね?」
「多分、以前より良いんじゃないかな」
僕がそう答えると、彼女は嬉しそうに笑っている。まるで子供みたいだ。
ほのぼのとした気持ちで見ていると、彼女は何かに気付いたのかハッという顔になった。
「早まるとなると、培地関係の日程調整もしなくてはいけませんね」
実に真面目な彼女らしい着眼点に、僕は自然と笑みがこぼれた。
多角的に捉えられるのは彼女の美点だ。
「その件は大丈夫。他の研究所が受け入れを行ってくれるとの事だから、社内便で送れるものの準備だけしておこう」
「リストアップしておきますね」
彼女は生真面目そうな顔で答える。
そこまで気張らなくても大丈夫なんだけどね。
「ところで搬入の時は、各研究所の人が手伝いに来る予定だから、休みたかったら休んでいいよ」
有給使ってないみたいだし、この機会に使ったら?
そう言うと、彼女は一瞬きょとんとした顔になり、顎にそっと手を添えた。
「そうですね…。確か、まだ半月くらい残っていたような…」
「有給は、使わないと無くなっちゃうからね。使わないともったいないよ?」
「それを言うなら博士もですよ。何年使ってないんです?」
「…それは…。えっと…何年だっけ?」
「はーかーせー」
「まぁまぁ、僕のことはおいといて。有給の申請が必要だったら言ってね?」
宥めるように言うと、彼女は頬を膨らませながらもひいてくれた。
「はい。有給は、後で申請します。博士も有給使える時に使ってくださいね?身体が資本なんですからね?」
僕の方を見るその目は真剣だ。
彼女はいつも僕を心配してくれる。
気遣い屋さんな彼女に僕はいつも救われている。
「うん、わかったよ。いつも気にかけてくれてありがとうね」
素直にそう言うと、彼女の頬がピンク色に染まった。
その色は、秋桜の色より鮮やかで──愛らしい色だった。
秋桜が揺れている。
僕たちのそばで、笑うように揺れている。
移りゆく季節の中にあっても、僕たちはきっと明日も変わらない。
他愛もない話をして、研究をする。
当たり前すぎる日常を生きていく。
けれど、僕たちの気づかぬ間に季節は確かに巡り、古いものは新しいものへと変わっていく。
変わらないものと変わっていくものがあるこの不可思議さを、僕はとても愛おしいと思ってしまうのだ。
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きっと明日も
きっと明日も何でもない日がただ消化されてく。
【きっと明日も】
君が僕の隣で無防備な寝顔をさらしているんだ、と思うと、明日の朝が少し待ち遠しい。
明日の調理実習のために、リンゴの皮を剥く練習をする。
自分の手が傷つくのを怖がりながら、
怖いもの知らずのフリをして果物ナイフでひたすら剥く。
怖くない怖くない。あたかも自分がまだナイフの存在も知らぬ子供であるかのように、気味が悪いほど優しく語りかける。
「失敗してはダメだ」と。
ちっぽけな地球をなぞるかのごとく刃を滑らせる。深く入れてはならない。滑らせなくては。米粒の中に神様が7人いる話があるように、そこにはきっと侵しては罪ななにかが居るのだ。常温放置したバターよりも滑らかであるぐらいに。少しでも薄く剥けるように、何度も何度も目を凝らす。
リンゴの皮をナイフと自分の親指が、しっかり挟んでいることを何度も確認する、している。
私はこうして、始めたてで6分前後かかったりんごの皮むきを、その2倍程度の時間をかけて、回りくどく壮大に味をつけるのです。
全ては普遍的な私の記録が、主人公のいる話であるために。
多分きっと明日もそんなことを書いている。
しかし主人公はまるで誰だかわからない。
私であるときもあるし、この世のどこかにいる誰か、もしくはどこにもいない誰かにもなりうる。
私であって私でない記録がまた生まれていくのだろうか、きっとそうだろう、きっと明日も。