きっと明日も当たり前のように、みんな起きるのだろう。
何の疑問も持たずに陽が昇るように、何の疑問も持たずに生きるのだろう。
みんな何の疑問も持たずに、人に助けてもらうのだろう。
何の疑問も持たずに、自分にとって気持ちい生き方を人に押し付けるのだろう。
きっと彼らが疑問を持つことはないのだろう。
押し付けられた人が、何を感じているのかを。
きっと彼らが考えることはないのだろう。
押し付けの先には、いつだって自分を犠牲にして後始末をしている人がいることを。
みんな当たり前に自分を優先し、みんな当たり前にゴミ処理を他人に委ねる。
ゴミの行く末はどこなのだろう。ゴミの最後は、どんな形なんだろう。
決して自分で見ることはできないが、ゴミの最後の形は「涙」なのではないかと勝手に考えた。
流れ伝う暖かい水が、きっとゴミの行き着く最後なのだろうと、もう二度と昇ることの無い日を背に向けて実感した。
9/30/2024, 1:29:02 PM