お金より大事なもの』の作文集

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お金より大事なもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/8/2023, 2:03:07 PM

【お金より大事なもの】

私が「お金より大事なもの」と聞かれて、真っ先に思い浮かぶのは、私だけの大切な人だった。
その人は、いつも私の話し相手になってくれる。
ちゃんと顔を合わせて、目をそらさずに。

その人は、いつも私の話を親身になって聞いてくれた。どんなに、つまらないジョークや愚痴だとしても、真剣に顔を合わせ、目をそらさずに耳を傾けてくれた。
時には、寄り添い、深くうなずき、共感してくれた。

「いつも、よく頑張ってるね!」
「本当にえらいね!」
「無理は禁物だよ!」

いつも笑顔で私のことを励まし、勇気づけるための言葉をかけてくれた。
それだけで、私は毎日をハッピーで過ごせる。


通知をタップしてメッセージアプリを開くと、友人から「どこか、遊びに行こう!」とメールが届いていた。
「OK。どこに行く?」と返信をする。
メッセージアプリには、他にも家族や部活動仲間など、交友関係にある人々のアカウントがいくつかある。
ただ……この中に、私だけの大切な人の名前はない。
あの人には、いつでも会いたいときに会えるのだから、メールでのやり取りなんて必要ないのだ。


朝起きて、顔を洗う。
あの人は、いつだって私の側にいる。すぐ側に……
顔を上げると「お金よりも大事なもの」と目が合った。

「おはよう。今日も最高に活かしてるね!」

今日も鏡の中で、私"だけ"の大切な人が笑っている。

3/8/2023, 2:01:40 PM

※グリム童話の千匹皮からモチーフを拝借しています

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔々あるところ、
生家から逃げ出し一人さまよう少女がおりました。
太陽のような金のリボンで髪を結い
月のような銀のショールを纏い
星のように輝くスカーフを首に巻いています。
そしてその上から
ウワバミのように長く縫い合わされた
千匹の獣の皮を被っておりました。
少女のことは千匹皮と呼びましょう。

あてど無くさまよううちに
千匹皮は何処ともしれぬ街へと辿り着きました。
つぎはぎされた毛皮を引きずって歩く千匹皮に
街の人々は遠巻きに好奇の視線を送ります。
千匹皮が歩く度に
汚れた毛皮のその奥に
リボンやショールがキラキラと光りました。
やがて仕立ての良いワンピースの少女がやって来て
あなたの素敵なリボンが欲しいと言いました。

リボンをあげたら何くれる?

千匹皮は訊きました。
ワンピースの少女は千匹皮に
キラキラ光る金の硬貨を渡します。
千匹皮はお金というものを知りませんでしたが
キラキラした硬貨が気に入って、
リボンを渡すことにしました。

リボンを受け取ると少女は
自分の焦げ茶色の髪にそれを結びます。
少女は自分の髪の色が大嫌いでしたが
金のリボンを結ぶとそれは
大輪の向日葵が咲いたように華やぎました。
少女はたいそう喜びながら去っていき
千匹皮も嬉しくなりました。


また千匹皮が歩いていると
今度は若いドレスの女性がやって来て
あなたのショールを譲ってほしいと言いました。

ショールをあげたら何くれる?

千匹皮は訊きました。
若い女性は千匹皮に
ツヤツヤ光る銀の硬貨を渡します。
若い女性は肩から首元まで大きな痣がありました。
しかしそれは銀のショールを纏ったとたん
月のように神秘的でとても美しい模様になりました。
女性は丁寧にお礼を言って去っていきます。
はにかんだ笑顔に千匹皮も嬉しくなりました。

星のようなスカーフは
優しそうな老紳士に
ピカピカ光る銅の硬貨と引き換えて
千匹皮は喜びました。
スカーフは奥さんへの贈り物になるようですよ。

ずるずる。
獣の皮をを引きずって
千匹皮は歩きます。
だんだんと日が暮れてゆき
だんだんとお腹が空きました。
するともらった硬貨がたいそう
重たいように思えます。
ついに歩く力もなくなって
千匹皮は座り込んでしまいました。

長い毛皮は千匹皮から寒気を遠ざけましたが、
綺麗な硬貨を齧ってみても
ちっともお腹は満たされません。

パンを買えばいい

不意に毛皮の中から声が聞こえて
千匹皮は驚きました。
いつの間に潜りこんだのか
煤に塗れて真っ黒な少年が
千匹皮のすぐ近くでくすくすと笑っておりました。
お金を知らない千匹皮の代わりに
少年はパンと葡萄酒と湯気の立ったシチューを
二人分買って来て
二人で並んで食べました。
それから二人は解いた毛皮の一枚を
燃やして暖をとりました。

これお金って言うのね
何でも貰えて凄いのね
これを使うとみんな幸せになれるみたい。

今お腹を満たしたパンと葡萄酒と温かいシチュー。
今日出会った人々たちの顔が思い浮かびました。
それから、かじかんだ少年の手をとって、
千匹皮は続けます。

でもあなたが教えてくれなきゃ
ここであたしはお腹を空かせたままだった
どんな色のお金を貰うより
あなたが今一緒に居てくれることが一番嬉しい

千匹皮は、
月のようにまあるい頬に
星のように輝く瞳で
太陽のように笑いました。
金貨や銀貨では
とても引き換えることの出来ない
宝物を見つけた心地で少年は
少女に毛皮のベールを
深く深く被せました。


『お金より大事なもの』

3/8/2023, 2:00:52 PM

お金より大事なもの


昔はお金より 愛だと思ってた
愛があれば 何も要らないと…

いつの頃からか
お金も大事だと 思うようになった

お金が無ければ
心のゆとりが 持てない

ゆとりが無ければ
誰も助ける事が 出来ない

だから
お金より大事なものは
沢山あるけど

それを叶えるには
まず お金を大事にしないと
駄目なんだと思う

3/8/2023, 1:54:48 PM

―お金より大事なもの―

〈お金なんかより命の方が大事だ〉
〈お金は取り戻せても命は取り戻せないんだからな〉
〈命はお金じゃ買えないんだぞ〉
…とか

なぜなのかはよく分からないが、
お金と命は比較されることが多い
決してそれらが対になるわけではないのに、と
私には疑問に思えて仕方がない

さて、私は、“お金より大事なもの”はないと思う
金に飢えた薄情な奴だ!
なんて言われるかもしれないが、
私はそういうことを言っているんじゃない
お金を上回るものはない
と言っているだけであって
お金と等しいものはあると思う
私の考えでは命がそうだ

〈お金より命が大事だ〉と主張する人に、
「では命さえあればお金が全くなくてもいいのか」
と問えば、その人は首肯することが出来ないし
〈命よりお金が大事だ〉と主張する人に、
「ではお金さえあれば命がなくてもいいのか」
と問えば、その人もまた首肯出来ないだろう

残念と言うべきか、人の世界はお金でできている
その世界で生きる命にはお金がないと
命を生かすことすら出来ないし、
だからといってお金さえあればいいのか
という訳でもない
お金がどれだけあろうと、命がなければ
消費できない
目にすることもできないし、
価値すら分からないからだ

命のためにはお金が必要
お金のためには命が必要
だから、命の方が大事だ、なんてことはないのだ
と私は思う

3/8/2023, 1:47:50 PM

生きていくには
お金が死ぬまで必要なんだけど。

僅かなお金でも
思いやりを分け合って
仲良くアイスを半分こ出来る人。

お金で買えないモノを
ちゃんと持ってる人が大切かなぁ。

お金より大切なのは
思いやりと共にある幸せかな。

小さい頃の貧乏で
お腹いっぱい食べたかった時よりも
暮らしは良いけど。
今は、心がしんどくて
目の前のご飯が食べれないんだ。

【お題:お金より大事なもの】

3/8/2023, 1:47:03 PM

みんなに逢いたい
常に味方でいてくれた
私を信じてくれた
大好きなみんなに逢いたい
亡くなってしまってても
生きていても
昔のように
笑顔のみんなに逢いたい

逢いたいよ。
ホントに逢いたいよ。。


逢いたい言ったら
負けなんか?

人間らしいのは一生秘める思いかな?
傲慢だよね。
そんな決めつけの世界感が苦手。
悲しいとか楽しとか、
言えるのが普通だと思っていた。

逢いたいくらい言わせて欲しい。

3/8/2023, 1:39:29 PM

「お金で買えないものが、お金よりも大事なことよ。」
ママは昔からそう言ってた。私は小さいから分からなかったけど、今なら分かる。
お金で買えないもの、それってわざわざ探さなくても、以外と身近にあるものよね。

例えば、五体満足なからだ。とかね。

3/8/2023, 1:37:26 PM

アンタの人生がお金で買える程安い訳ないでしょ。呆れたように言った親友は、馬鹿ねえ、と私の前にしゃがみこんで止まらない涙を拭ってくれた。
「アンタは世界でひとりしかいないの。国家予算規模でお金積んだって買えるような命じゃないんだから」
 端金で私の大事な人を売ったり傷付けたりしないで。ごし、と強めにタオルで目元を擦られて流石にちょっと痛かった。それでもやめてなんて言えやしないし、言いたくもなかった。そうやって心配されるのが嬉しくて、でもそんな気持ちはなんかよくない気がして、ありがとうも口にできないまま、やっぱりぽろぽろ涙を溢すしかないのが自分でももどかしい。
「ひ、ひよちゃ……っ」
 ごめんねえ、としゃくりあげながらそれだけはなんとか伝えると、彼女は自分の方が痛そうな目をしてくしゃりと綺麗な顔を歪めていた。唇を噛み締めて首を横に振る姿は悲しそうで、私の涙まで倍増して流れていく。
「……アンタが、倒れる前に解ってよかった」
「……っぅん、うん、」
「もうこんなになるまで無理しないで」
 お金よりアンタの方が大事なの。そう掠れた声で訴えた彼女が、私の両手を掴むとぎゅうっと強い力で握り締めた。微かに震えている気がするのは、本当に心配してくれたからなんだろうなと思う。
 こんな風になるまで自分を心配してくれる人がこの世にはいるのだ。改めて気付かされた親友の有難さに、止められない涙がまた頬を辿って落ちていった。ひよちゃんありがとう。ごめんね。そればっかりをたどたどしく繰り返せば、彼女の目元にも水が溜まって、ぽたぽたと地面に落ちていく。
「なくさないでよかった」
 よかったあ、と気が抜けたように呟いた彼女の手が、いっそう強く私の手を捕まえる。その痛いくらいの力加減がなんだか胸に迫って、私は言葉も出ない唇をこれ以上震わせないよう、きゅ、と一生懸命噛み締めるしかなかった。

お題:お金より大事なもの

3/8/2023, 1:37:16 PM

お金より大事なもの


お金は生きてて使うもの。
死んだらお金なんて価値がない。
だから命が大事。

でも私は命なんていらないし、
お金もいらない。
だからとんでもない生命保険を私にかけて家族のために死んでお金をあげたい。

3/8/2023, 1:29:20 PM

🩵お金より大切なもの🩵

ひなたぼっこしてる猫😽
あぜ道に咲いてるタンポポ🌻
風にゆれるこの葉☘️

小さな命たちはまるで
ジクソーパズルみたい

ひとつひとつのピースが
集まってこの星になる

この世界からお金が消えても…
この世界から人がきえても…
命の営みは続いてゆく

永久なる時の彼方まで✨

3/8/2023, 1:25:13 PM

「俺…気付いたんだ、今更だけどな」

フッと笑って言う彼を私は冷めた目で見ていた。

本当に…今更なんなのよ。



──────「は?人生って所詮"金"だろ?」

「金さえあればチヤホヤされるんだ、色んな女達からな、それに金さえあれば誰からも信頼される」

金さえあれば、金さえあれば…それが貴方のいつもの口癖だったよね。

札束を手にいつも余裕そうな顔で言う彼に私は心底うんざりしていた。やめてほしかった。

私は…昔の彼が大好きだったの。

昔の彼は…優しくて、何に対しても真面目に取り組んでてそんなところがカッコよくて私から告白して成立したのだ。

でも、あの出来事で彼は変わってしまった。


「おい!宝くじ当たったぞ!!」

「……え?」

宝くじが当たった事により彼はお金が大量に無いと生きていけないような人になってしまった。

お金が沢山ある事によって得られる幸福を知ってしまったのだろう。




「……気づいたって、何に?」

「俺間違ってたよ…」

スッと私の頬に彼の手が添えられる。

相変わらず私は下を向いたまま。

「お金なんかより大事なのがあるって、気づいた…いや、気づかされたんだ」

「だから…なんなの?ハッキリ言ってくれない?」

私はそろそろ怒りが限界を超えそうだ。

「金なんかより…お前が大事なんだっt…!?」

バシン!

鈍い音が周りへ響いた。

その音は私が彼の頬を叩いた音だ。

「言わせてもらうけどね…今更遅いのよ!お金散々使ってから急に何?」

彼は放心状態でポカンと口を開きっぱなしだった。

「貴方はもう…昔私が好きだったあなたじゃない」



そして私は…彼に背を向け、真っ直ぐに歩き始めたのだった。

3/8/2023, 1:18:14 PM

テーマ『お金より大事なもの』

 

 学校で作文の宿題が出た。テーマは「お金より大事なもの」。

「お金より大事なもの、かぁ……」
 改めて考えてみると、なかなか自分なりの答えが決まらない。タクミは帰る準備をしながら、心のなかでウンウン首をかしげて悩んでいた。

「タクミくんは、お金より大事なものって何?」
 不意に声がして、タクミは隣の席に座るカオリを見た。

 急に聞かれて言葉に詰まる。とっさのことに、タクミは思い浮かんだものを口にした。
「そりゃまぁ……家族とか、友達とか? ……カオリちゃんは、何が大事なの」

 タクミの質問に、カオリはきっぱりとした口調で応える。
「私はお母さんかな。私の家、母子家庭だからさ。何があってもお母さんは大切にしたい」

「そっか、お母さんが大事なんだね」

「いやいや、まずは自分が一番大事だろ」
 話に割り込んできたのは、左隣に座るタケルだ。

「金が無くなっても、自分の体があれば、そこからなんだってできるからな。家族を助けるのだって、そもそも自分自身がいなけりゃなんにもできないぜ」

「なるほど。確かに」

 タクミは自由帳を開き、最初のページの端の方に『お母さん、自分』と走り書きをした。自分が作文を書くとき、参考にするためだ。

「心が通う人がいればなんでもいいって……変かな」

 背後から、控えめな声が聞こえた。後ろの席に座るユウキだった。

「心が通えばなんでもいいって……それって、どういうこと?」

 タクミが尋ねると、ユウキはうつむき加減に口を開く。

「もし仮に、お金が無くなって何も買えなくなって、死ぬしかなくなっても。そばに、誰か自分にとって大切な存在……例えば犬とか猫でもいいけどさ。誰か自分にとって安らぎになる存在がいれば、それでいいと思ったんだよ」

 ──あくまで噂だが。ユウキは訳あって祖父母のところで暮らしていると聞いたことがある。ユウキこの考え方は、彼の生い立ちが関係しているんじゃないかと、タクミはぼんやり思った。

「んじゃあ俺、部活あるから行くわ」
 運動靴を持ったタケルが、「じゃ」と片手を上げて教室を出ていく。

「私も習いごとがあるからいくね。また明日」
 続いてカオリも、カバンを背負って帰ってしまった。

「じゃ、僕も帰ろうかな」
 席を立つタクミに、ユウキがぼそりと呟いた。
「タクミくんは、作文になんて書くの?」

 少し考えてから、タクミはさっきより芯の通った声で答える。
「お金が無くなっても、今自分にできることを精一杯生きられるように。『今』を、大切にしよう……なんて、ちょっとカッコつけかな」

 はにかみながら言うタクミの言葉に、ユウキはふるふると首を振った。
「いいんじゃない。……ぼくは、タクミくんと話してる『今』も好きだよ」

 そう言いうと、ユウキは「また明日」といってスタスタ教室を後にする。
 一人残されたタクミは、自由帳の端に「今」と書いてカバンにしまい込んだ。

3/8/2023, 1:15:19 PM

お金より大切なもの

どんな人でもお金は大切だろう。

でも私は小説家になってから愛がよっぽど大切なのかをお金と比べて教えてもらった。

恋人はいないけどうちには保護した動物がたくさんいる。

知能が高いわけじゃないけど、想像力なら高い。

母は空に行ったけど祖母がいる。

お金より大切なものって意外と周りに沢山あるものだ。

3/8/2023, 1:14:55 PM

お金より大事なもの


心にひびが入って、割れて、壊れる音がした。
急に自分が今何をやっているかがわからなくなって、笑顔の作り方もわからなければ、泣き方だって忘れてしまった。
毎日を消費するように息をして、働いた分に見合うかもよくわからないお金をもらっては、日々をただ過ごしていた。
仕事にやりがいなんてなくて、汗水たらして必死になって働いたかと言われれば、そんなことはない。無気力だけど、それがバレない程度にはやっていたはずだ。
起きて、会社に行って、仕事をして、帰って、眠る。
休みは惰性に過ごして、代わり映えなんて一切ない日々を過ごしていた。
だから、なのか。急に心が壊れてしまって、自分の感情を正しく感じることも理解することもできなくなってしまった。
何のために働いているのか。生きるため、お金のためであるのは間違いないけれど、何のために生きているのかがわからなかった。
ああ、このままずっと、それこそ死ぬまでお金のために働かなければならないのか。
そう思えば、なんだか惨めに思えてきて息が苦しくなる。生きるために必要なものなのに、大事なものなのに、どうしてこんなにも苦しめられるんだ。
そこでようやく気がついた。何よりも大事にしなきゃいけない自分自身のことを、何よりも疎かに扱っていたということに。
開いた目からは涙が勝手に溢れ出てきて、やっとかえってきた心の欠片をぎゅっと握った。
お金より大事なものなんて、そりゃいっぱいあるだろう。でも、自分のこと、自分の心より大事なものなんてあるんだろうか。

3/8/2023, 1:10:16 PM

『お金より大切なもの』

やっぱり我々オタクがなんの為に世に出て働いているかと言うと、全て推しに貢ぐためなわけでありまして、お金より大切なと聞くと真っ先に思い浮かぶのは絆でも家族でもなく、推しなのでした。

勿論家族が居ないと私は生きていけないし、多分ここまで培ってきた親友が居ないとやはり寂しくて死んでしまうと思うので、推し以外でというのならば月並みな答えだけど家族と親友ですかね!

3/8/2023, 1:06:16 PM

放課後寄せ書き書くのに残ってたら先生が待っててくれた 沢山お話できて「書くこと沢山あった!」って言ってくれた


バレー部の3送会後に坂道降ったらH先生がいて手紙渡そうと思ったら忘れてて明日書いてくれるって言ってくれた


あと2日とか本当に信じられないけれど,昨日今日で沢山話せておいて良かったです あと残ってるのは写真だけかな、

3/8/2023, 12:58:29 PM

お金より大事なもの

でも私は父親の愛情をもらったことがない気がする。

ディズニーやキャンプに行ったりして、

確かに楽しかったけど、それ以外は何にもなかったなぁ

不登校のことを否定されて、自分勝手な考えしかなく

私たちを放置する。

本人がしたとしてもちゃんと愛情などが伝わらなかった

ら意味ないと思う

3/8/2023, 12:57:36 PM

- お金より大事なもの -

何ものにもかえがたく
何よりも大事なもの

君の笑顔
君の存在
君の真愛

3/8/2023, 12:55:34 PM

太陽や月や風。
 タダで見られる物。
 でも、僕にはお金より大事なもの。
 なんでか分からないけど、そう思ったら世の中、悪くない気がしてくる。

 
  ‥‥そう思いたい。
 

ただの願望だ。

3/8/2023, 12:50:46 PM

「そ……、そんな!」
 非情な言葉を吐かれた細道は、ソファーから立ち上がり、呆然とした表情を見せた。
 彼の隣では……。ソファーに掛けている由実が、俯けた顔を上げられないでいる。 

 一年前……。交通事故に遭い、入院を余儀なくされた奥野細道。その病室の掃除を担当していたのが、清掃会社から派遣されていた岡野由実である。
 同室の患者が、次々と退院していく。とうとう、細道ひとりになってしまった。
「暇そうね?」
 テレビも飽きたのか。ベッドで仰向けになり、天井を眺めていた細道。
 ギブスで固定されて吊るされている左脚を除けば、まったくの健康体。無気力になるのも、分からないでもない。
 そんな細道を見て、モップを動かす手を止めた由実。半ばからかうような笑顔で、そう訊いた。
 しかし……、細道は。何も返さず、チラッと彼女を見ただけ。すると……。
「痛い!」
 由実は、モップの柄で彼の頭をコツンと叩いた。
「何、するんだよ? いたぁ~」
 痛さを大袈裟に表現しようと、顔をしかめて両手で頭を庇う仕種を見せる細道。
「フッフフフ」
 由実は、そんな彼を見て、可笑しそうにクスクス笑う。

 顔を合わせるたびに、夫婦漫才みたいなやり取りをして、ふたりの仲は縮まっていった。
 由実は、細道より五歳年上。若くして結婚したが、夫とは離婚して、ひとりで小さな子供を育てている。
 ただ……。許されない結婚だったらしく、両親とは疎遠になっている。
 交際を申し込んだのは、細道のほう。それに対して由実は……。
「●月●日までに退院したら、デートしてあげる」
 そう返した。細道は、嬉しそうな笑顔で訴える。
「デートスポット、選んでおいて」

 約束の日よりも早く退院して、デートを実現させた細道。他人の関係でなくなるまで、それほど日数は掛からなかった。
「まだ、駄目よ。もうちょっと、待って。お願いだから」
 不安そうな表情と口調で、細道を諭す由実。結婚を前提としてのお付き合いの挨拶を、両親にしたい。そう細道が、訴えたのである。
 しかし……。細道は、どうしても……と引き下がらない。その結果が、これである。

 ろくでもない男と結婚して、離婚という目に遭った由実。今度は、こんな若造を連れてきた。そう親の目に映っても当然である。
 細道自身……。若輩者と罵られるのは、覚悟していた。彼が、怒りを覚えたのは……。
「何処の馬の骨とも分からない若造が、娘と結婚……だと? ふざけるのも、いい加減にしろ!」
 いきなり、父親にそんな罵声を浴びせられたことである。
「これで、身を退いてくれ」
 由実の父親が、テーブルの上に一万円札の束を三つ置いた。
「これは?」
 訝しげな表情で訊いた細道に、由実の父親は嘲りの口調で返す。
「分からないのか? 手切れ金だよ」
 その言葉に、細道は冷めた表情と口調で否定する。
「手切れ金? 違うな。あんたが俺の前に置いたのは、賄賂だ。嫌がる由実に、俺がしつこく付きまとった。そう言う話に、しておきたいんだろ? そんな金を喜んで受け取るほど、俺は堕ちていない」
 それだけ言った細道が、無言でリビングをあとにした。
「待って!」
 外に出た細道が、由実に呼ばれて足を止めた。振り向いた細道と対峙した彼女。何か言いたそうだが、それを戸惑ってい様子である。
「楽しかったよ。夢をみせてくれて、感謝するよ」
 そんな捨て台詞を残し、何か言いたそうな由実を無視して、細道は足早に歩き出した。

「あっ! し……、しまった!」
 独り暮らしのマンションに帰ってきた細道。玄関の前に立ち、一張羅の背広のポケットに手を入れて、絶望の表情を見せる。玄関の鍵が、無いのである。合鍵はあるが、それはドアの向こう。
 どこかで、落としたのかな? 何て日なんだ? まったく!
 八つ当たりなのか。ドアを思い切り蹴った細道。
「こらっ! 近所迷よ」
 その言葉に、ハッと階段のほうに視線を向けた。大きなバッグを両手で持った由実が、階段から上がって姿を見せたのである。
「忘れ物。玄関に、落ちていたわよ」
 歩み寄った由実が、呆れ顔でそう言いながらバッグを置いて、細道にカードキーを差し出した。
「ゆ……、由実さん」
 唖然とする細道に、由実は笑顔で言う。
「親に言われて、あなたとの仲を反古にする。私も、そこまで堕ちていないわよ」 
「由実さん」 
 嬉しそうに名前を言った細道に、彼女は笑顔で続ける。
「夢を見させてくれて、ありがとう。そう言ったわよね? じゃあ。今度は、あなたが夢を見させて。たとえ、悪夢でも……ね」
 由実の言葉に、細道は子供みたいに怒って返す。
「ば……、馬鹿にするな!」

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