『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お祭り
こればっかりは申し訳ないけど
お祭りは好きじゃない
とにかく人混みが苦手
うるさいのもつらい
離れて見てる分にはいいよ
でも強制参加とかだったら
そこには住んでいたくない
こどものころはわりと平気だったのにね
お祭り
りんご飴
ヨーヨー釣り
金魚すくい
たこ焼き
くじ引き
ベビーカステラ
的当て
…
ずらりと並ぶ屋台
夜なのに
煌々と明るいたくさんの電灯
暗いはずなのに
明るい
不思議な空間
はっきりと顔が見えるようで
表情までは分からない時もあって
そんな異世界にでも来てしまったかのような
普段とは違う場所なのに
君だけは
見つけてしまうんだ
今年も何も言えないまま
夏が終わっていく
お祭りは少し苦手だ。人がすごく多いからすぐに迷子になるし、お店をゆっくり見て回る時間も多分ない。
ひとつひとつゆっくり見ていたら、きっとあとからくる通行人の邪魔になる。だから足早に見てやりたいものはさっさとやる。
そしてお祭りに行くと、周りの話し声で会話が出来にくくなる。自分のやりたいことを言いづらくなってしまうので苦手だ。
花火
花火はキレイである。でも人混みの中であまり見えなくなってしまうよりも、人が少ないところで見た方がもっとキレイに思う。
お祭りは思い出として心に残るだろう。でも私はその出来事の中に少しでも嫌なことがあったらキレイな思い出が汚れてしまうと思うので、家でお祭り気分を味わいたい。
お祭り
今日はお祭りに遊びに来たよ。
何のお祭りかって?誰かの誕生と誰かの死へのお祝いと追悼だよ!
「これは死者への冒涜であり今すぐここを退けなければさもなくば死者による大規模行進が起こるぞ!」
何いってんの?
これも追悼対象です。汚い花火で打ち上げましょうね♪
鼠径部だけ残して後は燃やして、鼠径部は天日干しにしましょう。そしたら天ぷらみたいに美味しいんだって!
後はゆっくり花火を見て残りの終わらない宿題に涙しようね!
お祭りというものに縁がない。
お祭りに誘ってくれる友人などいないし、ひとりで行くほどお祭りに興味があるわけでもない。
だから今スマホを片手にどうしたものか悩んでいる。
凡人ゆえ考えても面白いアイディアが浮かぶはずもなく、お祭り気分なら書けるんじゃないか、と少し考えた。
最近お祭り気分になったこと。
夜ご飯にカレーと塩茹でした枝豆とスイカを食べたこと。
私にも若い頃はあった。そりゃそうだ。オギャーと生まれていきなり四十路を迎えたわけじゃない。それなりの人生経験を経て、今がある。
お祭りの思い出といえば何とも甘酸っぱい。それでいて初で、純粋。高校生の頃に好きだった、野球部の男の子。初めてデートしたのが私の住む土地で有名なお祭りだった。張り切って用意した浴衣を母に着せてもらい、髪もめいっぱいめかし込んだ。お互いに緊張して上手く話せなかったあの頃の淡い気持ちは、いったいどこに忘れてきたんだろう。
拝啓、我が母。あんたの娘は今じゃすっかり汚れちまったよ。祭りに出向くより家にいたい。わざわざ人混みに飛び込むより、ソファーでごろごろする方が性に合う、そんな年頃になりました。
浴衣を着せてくれた母はいつしか皺が目立つようになった。私とて人のことは言うまいな。目尻にできた笑い皺が、日に日に濃くなってきたとも。
君はさ、お祭り誰と行くの?
聞きたくない。だけどほんの僅かのチャンスに賭けてみる
君からの返信を見る
「うん。弟と行くんつもりだよ」
はぁ、少し安心した
男は男だけど恋心がある相手ではない
そもそも俺はさそわれてないし…君と祭りに行ける可能性なんて最初から0に等しかったんだよなぁ…
携帯が部屋の隅から隅へと鳴り響く
「一緒に行こうよ!😄絶対私の弟も喜ぶと思うよ!🤭」
【お祭り】*51*
子どもの頃は小さいたい焼きみたいなのよく買ってた気がするなぁ
高校あたりから花火大会のお祭りが多かった気がする
花火デート…懐かし〜い
慣れない浴衣着て頑張った思い出
人混みさえもワクワクしてたけど
今は穴場でゆったりお酒片手に楽しみたい
あ〜でも
久々お店や花火に集中てきないくらい
ドキドキするお祭り…いっちゃいますか?ニヤッ
どんなに人混みでも君を見つけるよ。
–– お祭り ––
お祭りに心が踊る。小さな悩みも大きな悩みも吹っ飛ばそう! お祭りにはそんな明るく強いエネルギーが溢れている。
本当は、こんなはずじゃなかった。
どうして、こんなところに来てしまったのか。
――死ぬのは、いやだなあ。
私の背中を 一筋、つーっと汗が伝った。
まあ、でも。
こうなってしまったら、もう仕方がない。
私は諦めて、暗い空を見上げた。
その瞬間。
ドンッ、と大きな音が一つ。
私の全身は震え、その場に座り込んだ。
#お祭り
前歯で齧り取ったリンゴ飴の味がわからないくらいに高鳴る心臓の鼓動は、神輿の子供が叩く力強い太鼓の音とシンクロしていた。
いつもはピアノを弾く大きくも繊細な手に包まれたわたしの手は、亜熱帯のような熱気と緊張の湿度にまみれて湿っている。
─────クラスの誰かに会わないだろうか。
そんなことばかり考えていると不意に耳元でいい声が囁く。
「俺から離れないで」
お祭りは大好き。
夏らしくて大好き。
テンションを上げて楽しんでいく。
「夏祭り」
あの日、君とみた花火は淡い思い出となり
僕の心の中でいつまで生き続ける
たとえ隣に君がいなくても
祭り上げられているのは神か子か
/お題「お祭り」より
僕が東京に行く前に祭りに誘えて良かった。
最初で最後になるのかな。
金魚すくいで君が袖を濡らしかける。
「楽しいね」って笑いかけるその笑顔。
愛しい。
君は花火を見ながら、扇を仰ぐ。
君の横顔がずっと好きだった。
花火に照らされる君の横顔の輪郭をなぞる。
すると君の口が開いた。
「*─────
──────────き。」
周りの喧騒と花火の音で聞こえなかった。
「またね。」
そして去った君。
君から水滴が落ちて光った気がした。
警察の刑事部の見学に行った。鑑識で指紋や足跡の採取をした。証拠を揃え、裁判所に令状をもらい家宅捜索までの流れも体験させてもらった。ただの説明会と思っていたけど、良い体験ができた。
辺りが暗くなりはじめた夕方から
お気に入りの浴衣と帯を身につけ、お祭りに繰り出す。
慣れない下駄は靴づれを起こすから、
大人しくサンダルを選んだ。
会場が近づくにつれ大きくなるお囃子と、
暑さだけでない、人の熱気が体温を上げていく。
先まで並ぶ屋台に目移りしながらも、人波にのまれないよう見慣れた背中を追いかける。
クラスメイトに出くわして、挨拶を交わすのも醍醐味の一つ。
提灯の山車を見ながら、改めて“夏”が来たことを確認する。
あの独特の高揚感は、特別なもの。
観光地ではない、田舎の祭りの雰囲気が好き。
117:お祭り
お祭り
大人になってもワクワクする
お囃子の音
出店の光
盆踊り
出店で買った食べ物は
大人になっても特別で
何故だかとても美味しく感じる
下手くそだけどやってしまう金魚すくい
欲しい物はとれないけれど本気になってしまう射的
子供のようにはしゃいでしまう
唯一はしゃげる日
祭りが終わると
夢から覚めた時と同じような感じ
また来年か…
お祭りが楽しめなくなったのはいつからだろう。
屋台の食べ物もチープな気がして。
それでも貴方がいた時に買ってくれたカキ氷は甘くて冷たくて美味しかった。
久しぶりに一人ぼっちの夏。
隣にだれもいないお祭りなんて、楽しいはずがないよね。