『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
7/28 お題「お祭り」
ワッショイ!ワッショイ!
「すごいな! 人がいっぱいだ!」
「はぐれるなよ!」
「え、何!? 何か言った!?」
ワッショイ!ワッショイ!
「はぐれるなって言ったんだよ! 手え貸せよ!」
「大丈夫だって! 迷子になったりしないって!」
「知らねえぞ!」
ワッショイ!ワッショイ!
「英夜はお祭り好き!?」
「まあな!」
「僕は!?」
ワッショイ!ワッショイ!
「……は?」
「あはは、何でもない!」
「おい、今何て言っ…」
ワッショイ!ワッショイ!
(所要時間:8分)
毎年私は一人でお祭りに行っている。
行く相手がいないとかそういうのじゃなくて、自分だけの特等席を誰にも知られたくないから。
誰もいなくて花火がよく見える…その場所を。
そして何より一番好きなのは花火を見ること。
それを見ながら目に涙を溜めると、綺麗な花火が幻みたいに見える。
だから私はお祭りが好き。
夜市
という響は
何か魅力的で
暗い月夜の元
白熱球のオレンジ色の光が
あちらこちらで
ぼんやりと灯り
少しでも脇道に迷い込むと
全く知らない異世界へ
その夜だけは
種を超えた有象無象が
やり取りを交わす
わたしも正体を表し
怪しい笑みを浮かべて紛れ込もう
お祭り
「ママどこ!?いやだママぁぁ」
「迷子のお知らせです。」
それからお母さんはいつまで経っても迎えに来てくれなかった。捨てられた。なにが悪い?私悪い子?やめてよ。
おいてかないでよ。今日また夢を見た。
人混みも暑いのも苦手だし、一緒に行く相手もいないから、お祭りはスルー
僕は覚えてないんだけど、ちっちゃい頃、両親にお祭りの花火大会に連れて行ってもらったことがあるんだって
そのとき、大きな音に怯えて「帰りたい」って泣いたらしいんだよね
それ以来お祭りの神様に嫌われちゃったのか、お祭りに関するいい思い出がひとつもなくてさ
いや、お祭りの神様なんていないと思うよ
ただ僕が、卑屈なぼっちだっていうだけの話
#37【お祭り】
日本各地には、さまざまなお祭りがあり
さまざまな躍りが踊られるが
私の地元の一番大きなお祭りでも
「ダンスコンテスト」「総踊り」と言う名の
ダンスタイムがある。
「ダンスコンテスト」は
友達や会社の仲間などで結成されたチームが
指定された曲に合わせて
好きに振り付けて、好きに踊る。
審査員は地元タレント(知らない)や
ダンススクールの先生(市内では有名)など。
市長は審査しない。一体どこで何をしているのか。
その後「総踊り」が始まる。
市の音頭が流れ
みんなが同じ振りで踊る。
…いやいや、その振りどこで習ったんだ。
それより、この曲聞いたこともない。
学校でも習わないのに、何故踊れるのだ。
そんなことをグルグル考えて油断をしていると
楽しげに躍りながら目の前を通りすぎて行く人。
市長…!ここに照準を合わせていたのか…!!
「飛び入り参加もOKですよー!」と
誰かが大声で声をかけてきた。
うるさいよ。
曲も躍りも知らないんだってば!!
「お祭り」
久しぶりに親友と集まった!
親友といろんな話しをしながら屋台をまわった!
最後にみんなで花火見て写真もとった!
この時間が一番楽しかった!(*´ω`*)
この楽しい時間が続けばいいのに!
何が正解?
最近推し事の正解が分からん....
今自分がしてる推し事が正解?
何が正解なの?....
こんなになったらダメだよね
でも離れるって選択肢が無いの....
このまま一緒にいても自分が壊れるだけなのもわかってる....
けど自分から離れたくない....離れて壊れるぐらいだったら 一緒に居て壊れたい....
けど壊れる寸前なの....
夏休み前に1回お祭りに行った。
好きな人を誘って行こうとしてた、だけど誘えなかったから渋々女友達と行った。
行って数時間経った後女友達は他の友達の所に行ってしまった。だから俺は1人で回ってた。
そうしたら好きな人がさ、「やっほー」って声をかけてくれた。本当にこの恋が叶えば良いのにな、
「お祭り」
かぜにのって
ふえのねがきこえる
空を見上げるとひときわ明るい南の空
カラコロと下駄をはいて
金魚の絵柄の浴衣を着て
明るい方へと誘われるがまま
ひとり、またひとりと
同じ方へとふえてゆく。
今夜はお祭り。
みな一様に 頬を紅潮させて
色とりどりの水風船や
ふわふわと、柱にくくられた
綿あめをながめ
三軒となりの怖いお爺さんも
向かい角の口うるさいおばさんも
今夜はみんなニコニコしてる。
賑やかな音楽と大きなたいこ、
大人も子どもも騒いで輪になって踊る。
これは なに?
私はなんだか怖くなって
その場から逃げ出した。
一気に音楽が消え、虫の声と
星あかりの夏の夜。
ムッとする暑さに
時折ふわりと風が吹く。
これが私のすむ世界。
遠くの国ではいくさが起こり、
隣の国では水害で人々が命を落とす。
明るさにクラクラした眼が
ようやく現実の暗さに馴染む頃
わたしは 部屋への道を辿りながら
ほぅと息を吐く。
現実を直視させたくない時、
不都合な真実を隠したい時、
大人たちは祭りを開催する。
この世が素晴らしく煌めいているかのように
大きな大きな花火を打ち上げる。
人々を夢のなかに閉じ込めるために。
だから 賑やかであればあるほど
わたしはお祭りが おそろしい。
「お祭り」
いつもは静かな夜の街が、今日は騒がしさと楽しさに包まれる。
いつもは静かな君が、まるで子供のようにはしゃぎ、表情をコロコロと変える。
星の輝きとはまた違う花火の光が、暗がりの夜空を明るく照らす。
空を見上げる彼の瞳が、いつも以上に輝いて、「綺麗だな」と微笑む彼がいる。
花火よりも輝いて、僕だけの消えない綺麗な花火が、現れる。
そんな数日の、短い祭の時間が、花火が見れる時間が、僕はとっても大好きだ。
近所の神社で、毎年祭りが開催される。
小さな祭りだけど、子どもの頃は、お小遣いを片手に、ワクワクしながら足を運んだ。
いろんな出店があった。人もたくさん訪れた。
お金を出してものを買う、そんな体験が子どもには
特別で、友だちといろんな出店をまわって歩いた。
時が経ち、大人になって、もっと大きな祭りに
遠出するようになると、そのこじんまりとした
祭りには行かなくなった。
数年前、久しぶりに行ってみた。
出店する人が減ったのか、店はまばらで、子ども達
もあまりいない。
活気があまりなくなった通りを歩きながら、「さみしくなったな」と、ベビーカステラを買った。
行動の規制が無くなった。今年は開催されるのだろうか。もしそうなら、出かけてみようか。昔のことを思い出しながら。
「お祭り」
「お祭り」
子供のとき買ってもらった
ラムネとワタアメ、美味しかったなぁ。
お祭り
君が私を出掛けに誘ってくれたのは初めてだった。
特に、人が多く集まる場所へは行きたがらない君が、この街で一番大きな祭りの日に一緒に行こうだなんて。
私は二つ返事で答えたが、正直緊張している。
こうして君を待っている間も、落ち着かない。
本当に君は来るのだろうか?
――ごめん、お待たせ。
このりんご飴、人気ですぐ売り切れちゃうんだ。
今日しか出店しないから、どうしても一緒に食べてみたくて。
りんご飴を両手に持ち、駆け寄ってくる君。
愛おしさがこみあげてきた。私はそっと顔を伏せる。
今の私の顔、きっと林檎よりも赤い。
わくわくわくわく坂道を往復。
19時からずっと坂を往復。
ジーンズメイトで買った安物のチョーカーを付けて。
露店の光に顔を覗いて。
20時を過ぎても見つけられず、
21時に祭りが終わる。
もう夏休みだから次は9月。
8月のミラクルを信じて。
奪われてばかりだった4年分の夏を
いまは思い出せない
屋台と人混みと
隣に並ぶ友人達
ひととの繋がりの中での眩しさだけ
膨らませて持ち歩いているような
爆ぜそうな 気持ち
大事に覚えていられますように
大切に扱えていますように
学校からの帰り道。
私はバス停からの道のりを歩いて帰っていた。
じっとりと張り付く熱気が鬱陶しい。
部活のせいで帰る時間が遅くなってしまい、空を見ると無数の星が瞬いていた。
その時。
どこからか太鼓の音が聞こえてきた。
お祭りでもやっているのかな?
そう思うと、自然と音の方へと足が向かっていた。
密集する住宅を無理やりどかして作ったような細い道に体を押し込んで歩いてゆくと、小さい頃よく行っていたお祭りとそっくりなお祭りがやっていた。
そこには小さな子供しかいなかったが、少女は気づかなかった。
「わあ……!」
ふと、急に世界が大きくなった気がしたが、気のせいだと思ってあまり考えなかった。
少女は、あれから10年たった今も祭りの中から出てきていない。
その祭りの名は、『時戻りの祭り』。
昔に戻りたいと強く願う者だけがたどり着くことの出来る不思議な祭り。
ともするれば、素晴らしい祭りだと思えるだろう。
だが、その祭りにはひとつ欠点があった。
それは、
「一度入ったら二度と出てこられない。」
そう、云わばそれは、入った者を閉じ込めて出られなくする、鳥籠なのだ。
2023年 7/28 「お祭り」
書く習慣/115日目。
「 お祭り 」…
( ^ω^ )そうか〜、
後少しで七夕祭りか〜
この夏は、
お祭り騒ぎでさぁ
2人の異性が着物姿で
イチャイチャラブラブと
花火を見て、最後には…
って雰囲気になるんだろう…多分。
それにしても、
屋台のモノって原価よりも
倍に高いな〜と実感するわ…
そんな金銭感覚を意識してしまった
(*・・)σアナタ…そう貴方です。
屋台のクレープと
秋葉のクレープ屋を見比べてみな…
下手したら…どっちもいい勝負するぞ。
ごく偶に本職はクレープ店だろって言う程の
謎にこだわる希少種がいるけど、
どっちも軽く5〜600円以上だから…
それでも、お祭り と言う
パワーワードで、
全てを解決してしまうのだ。
それに場所代と手続きが必要なのが現状…
よって、商売でやってるから高くなる
( ^ω^ )だから、お金は計画的に。
まぁ…お祭りは楽しいからね…
(^꒳^)おや?向こうに太鼓が置いてある
( ^ω^)🔦叩いてみよう🪘🔴
〈ドン♪〉 🔦*グサ
( ^ω^) 🔦* ・ᾥ・)←立つドン
🦵🦵
この後、静かなるドン された。
🚬 🕶️ ) 🎆🎇
🦵🦵 🪦←私
「きたねえ花火だ」
では、また明日…
うごメモ🐸 夏祭り♪
「よし、任せろよ」
着慣れない甚平の袖をグイッと捲る。
思いの外逞しい二の腕を晒し、射的に挑むのは彼氏だ。
(格好いい!見てるだけでご飯三杯はいける筈!)
今日までのダイエットを思った。
けれど
お好み焼き、たこ焼き、ソース焼きそば、イカ焼き…
誘惑する数々の"お祭りの匂い"は暴力。
的を外す彼氏から、目線は屋台へと外れていた。
#お祭り
カナカナムシの声が引きずりだす
遠い記憶
私は昔からニンゲンと上手くやれなくて
いつも母を困らせた
かき氷に群がるくらすめいと、を
蟻みたいだと思いながら遠目に見ていたら
母がポンと背中を押すものだから
足が一歩前に出てしまった
私はそのままそこで
街路樹になってしまいたかった
[祭り囃子は、孤独の輪郭を撫でる]