いつもは静かな夜の街が、今日は騒がしさと楽しさに包まれる。いつもは静かな君が、まるで子供のようにはしゃぎ、表情をコロコロと変える。星の輝きとはまた違う花火の光が、暗がりの夜空を明るく照らす。空を見上げる彼の瞳が、いつも以上に輝いて、「綺麗だな」と微笑む彼がいる。花火よりも輝いて、僕だけの消えない綺麗な花火が、現れる。そんな数日の、短い祭の時間が、花火が見れる時間が、僕はとっても大好きだ。
7/28/2023, 1:01:35 PM