『お祭り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お祭りなんて実際どうでもいい。
それよりも、私が口に出したものをそのまま実行にうつさないでくれるかな?
非常に腹が立ってるんだけど。
益々、疾患が悪化しそうなんだけど。
裏で何しているのか知らないけど、何かあって娘から色々聞いて腑に落ちなかった時は覚悟してよね。
何を吹き込まれているのか全く知らないけど、
知った時が時がとても楽しみだわ。
私は誰の味方でもない。
突き落とされたから。傷ついたから。
『お祭り』
お祭りの 匂いがあると 知ったのは
きみが手を引き 笑うから、夏
『お祭り』
空気を震わす大太鼓、軽快なリズムを刻む和太鼓。揚げ物のにおい、甘い焼き菓子のにおい‥赤い提灯に大勢の人。
目を開けたらそこはお祭り会場。
着物と上でまとめた髪の間から見える、君のうなじ、りんご飴で紅く艶めく唇、繋いだ手ににじむ汗の感覚。
きっと僕は今日のことを忘れないだろう。
「また、来年も一緒に来ようね」
君と交わした約束
果たされなかった約束を僕は忘れはしないだろう。
-fin-
お祭りって…
花火があって
屋台があって
沢山の人がいて
それから…
入院してから5年、一度もお祭りに行っていない。
お祭り…今年は、行ってみたいな。
余命最期の日、君はそういった。
そしてその2時間後
君は僕より早く、虹の橋を渡って行った。
そうか、明日は夏まつりか…
…
久しぶりに、行ってみようかな。
そうして僕は
家を出た。
(今回駄作だな)
【お祭り】
皆はお祭り誰と行く?
家族?友達?彼氏彼女?
お祭りと言えば何が思い浮かびますか?
金魚すくい?
屋台?
【昨日出せなかったm(*_ _)m】
お祭りは大好き。
特に夏祭りが好き。
人々のエネルギーが溢れてる。
お祭りの中に飛び込んで命を燃やしたい。
お祭りに来た。
花火を見て、さぁ帰ろう。
「じゃあね」
スタスタ。
「……?ここどこ?」
私はいつの間にか知らないところに来ていて、
道の両端には幾つもの提灯がぶらさがっていて……
この日から私はお祭りに行こうとしなかったなぁ
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
お祭り
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
黒い影に覆われた空には蝉の気配はない
真っ暗な部屋の中で
月の光だけがそこにいる
六畳の上の私は月の光を浴びても光ることは無い
段々と花火の音が響く
またひとつ、またひとつ
はっきりと私の耳に届くけど
それはまるで置いてかれてるようで
ゴミを捨てるのも
食事をするのも
息をするのも億劫になる
''そこ''に行けば何かが変わるのかな
光に当たれば私は輝くことができるとでもいうのかな
貴方と手を繋いで
お祭りに行きたいな
人混みに紛れて
貴方に寄り添って
少しだけ甘えてみたいよ
ずっとずっと
好きでいられたら
どんなに幸せだろう
過ごした時間の数は
少なくても
思いの数は
数えられない程で
重なる思いが
このまま
永遠に続きます様に
大空で花火が2人を
彩る時に
2人になれて笑えます様に
。
それは夏休みだから。
蝉が忙しく鳴くから。
軒に座って食べるメロンバーがとても美味しいから。
風鈴がカチンと揺れるのが氷の音の様だから。
駆ける坂道が、
どの季節よりも足取りが軽いから。
ねぇ
─夏の風は心を幼くするんだよ?
夜の空を金魚が泳ぐ。
はしゃぐ瞳はまあるいりんご飴。
わるくないねって
─あなたの声が聞こえた。
もうすぐ○度目の夏がくる。
風になった思い出を抱いて
もうすぐ 夏がくる 。
2年ぶりのお祭り
告白するんだ。好きな人に
親が買ってくれた浴衣来て
そんなにしたことも無いメイク
短かった髪も1年半以上かけてロングにした
頑張って巻いた髪の毛
どう反応してくれるかな。
好きな人は可愛いって褒めてくれたよ。
ものすごく嬉しかった
そして最後の大イベント 花火
私は振られる怖さを振り絞って花火が上がる瞬間に告白した
「好きです!」
二人の間での沈黙 周りの声が聞こえなかった。
「ごめん。」
「え………」
振られたんだ。振られちゃったんだ。
分かってたよ。
だって告白した相手は
女の子だもん。
お祭りにいった記憶はここ数年ない。本当に小さい頃に親に連れられ、赤い可愛らしい浴衣なんかを着て人混みの中を妹と手を繋ぎながら歩いた記憶が最後のものだと思われる。
出店の食べ物は普段よりも数倍は美味しいとはいうもので、親にねだって買ってもらった焼きそばや綿あめは普段家で食べるものよりも格段に美味しかったように思う。手がベタベタになって最後には手を洗う場所ばかり探していたような記憶もある。
1番の思い出は金魚すくいだ。赤や黒の金魚たちが青い入れ物の中でヒラヒラと泳いでいる。小さなポイを握りしめて私と妹は一回だけ金魚掬いをやらせてもらう。金魚をポイに乗せた途端に破けて金魚は逃げてしまう。2人とも失敗したところで、出店のおじさんに1匹ずつ残念賞として金魚をもらった。小さな赤い金魚をビニールに入れて家に帰る。大きな水槽に入れられた2匹の金魚は私が高校を卒業するまでは生きていたように思う。
今夜はお祭りがある。わざわざ遊びに出ては行かないが、微かに聞こえてくる出囃子や子供たちの笑い声を聞くと遠い遠い昔を思い出す。むせるような夏と人混み、妹の手の熱さ、懐かしく幸せな思い出の一つである。
羨ましい
そんなに人生楽しんでいるのに何が
何が不満だと言うのだ
私の事はどうでも良いが
あなたはもっと楽しく生きてくれ
私が楽しくないのである
夏祭りの日だけ、なんかちがう
いつも、オシャレとか全然しないけど、
この日だけは、少しだけ…
浴衣着て、髪整えて、ほんのりお化粧もした
あいつ、どんな反応するかな
こんなの私らしくないし、変かな
なんだか、そわそわする
てか、急がないと、待ち合わせの時間に遅れちゃう
意外と支度に時間かかっちゃったし
「ごめん、遅くなっちゃった!」
心臓がバクバクする
「いいよ…、浴衣…なんだね」
「…うん」
やっぱり変だったかな、こんな女の子らしいの
「似合っ…てる……」
なんでだろう、今日だけいつもと、なんかちがう
お祭り
『わーっしょい、わーっしょい!!』
そんな声が聞こえた
真夏の肌寒い夜。だけど今日は決して暗くない
寧ろ明るすぎる。あまりに眩しい
夏祭り。ずっとこの時間が続けばいいのにと
数え切れないくらいに願った夏祭り
祭り、神遊び。
人と神様が遊ぶ縁起のいい行事。
不幸も不満もない。喜びの声だけがある。
きっとこれが、人の本当の姿だと……そう思う
お祭りで射的対決。
3発以内に景品を取った方が勝ち。
結果は引き分け。
「はい、これあげるよ」
そう言って君がくれたのは
私お気に入りのキャラクター。
何だ、考えることは同じだね。
私も君に渡したい物があるんだ。
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#お祭り
2022/07/29
【お祭り】
小さい頃は、お母さんとお父さんと弟と
家族4人でお祭りに行っていた。
がやがやと賑わった屋台だとか、何度も挑戦した金魚掬いだとか、お土産に買ったスーパーボールだとか、
そういった夏祭りの「思い出」は今でも心に残っている。
でも
コロナで機会が減ると同時に、
弟も私も成長し、家族で一緒にどこか行く、ということは減ってしまった。
「思い出」だからこそ良いというのに、
少しだけ、過去が羨ましくなってしまう。
だから
いつかまた、家族の新しい「思い出」を作りに行こう。
小学生のとき、生まれ育った海辺の町から山の中の住宅街に引っ越しをした。
そこでの生活も半年ほど過ぎ、だいぶ慣れて友達も出来た頃だったと思う。
いつも遊ぶ広場には、私たちグループ以外の子供達も居て、賑やかにしていた。
突然そこに集っていた子供たちが蜘蛛の子を散らすように居なくなってしまった。
何が起きているのかわからず、キョトンと周りを見回す私。
キョロキョロとしている私の視界に、信じられないものが飛び込んできた。
鬼だった。
腰には藁みのをつけ、手には棒を持った赤い顔をした鬼が、広場前の道を走っているのだ。
記憶力があまり良くなく、子供の頃の思い出などほとんど覚えていない私だが、このとき視界に飛び込んで光景はまるで写真のように覚えている。
当事小学校低学年だった私は、悲鳴をあげるとか隠れるとかいう思考すらフリーズしていた。
しかし、走っている鬼の顔はこちらを向いていない、まだ気づかれていない、ということには思い至った。
逃げなくては!でも、自宅方向に逃げるには鬼がいる道を逆走しなくてはいけない。
鬼の前に飛び出すことなどできない。
広場は古い公務員官舎の端にあり、平家建ての住宅になっている。
そこの真ん中あたりに、知っている友達の家があった。
私は幸い鬼の目には留まらず、鬼はそのまま走り去っていた。
でも、いつ引き返してくるかわからない。
道路から見えるところに居たら、見つかってしまうかもしれない。
私はとにかく官舎の間の狭い道を走り、友達の家を目指した。
人生で必死という表現を使いたい状態を初めて経験したと思う。
友達の家に着いて、ドアを懸命に叩いた。
「鬼が!助けて!」
出てきたおばさんに支離滅裂にそんな言葉を繰り返し、とりあえず中に入れてもらった。
そこから先はあまり覚えていない。
おばさんに着いてきてもらって自宅まで帰ったように思う。
ただ、そこで私は初めて鬼の正体を教えてもらった。
「あれはヤブって言ってね、お祭りの時に地域の人があの格好して回るんだよ。ヤブに叩かれたら一年元気でいられるんだよ。」
ヤブ…?
海辺の町の祭りには、そんなものは居なかった。
秋に祭りがあることも、そんなものが回ってくることも、誰からも教えてもらっていなかった。
周りの子からすると当たり前すぎて、わざわざ教えるようなことではなかったのだろう。
広場に居た子供達は、その日ヤブが回ってくることを知っていて、誰かが逃げたら「ヤブが来た」と察して当然のように身を隠した。
何も知らない転校生が逃げる意味を知らないなどと思いもせずに。
それについて、別に恨みがましく思うことはなかった。
とにかくヤブの怖さだけが強烈に脳裏に刻み込まれただけだった。
当時のヤブは若い男性が扮していて酒も入っていて、それが棒やら縛ってコブをつくったタオルやらを持って走り回っていたのだと後から聞いた。
そんなのに叩かれてまで一年分の健康を手に入れたいと思う子供など居るはずもない。
翌年から、私は祭りの日をチェックして、その日の学校の帰りは最新の注意をし、なるべく外には出なかった。
ヤブが走り回らない翌日の本祭りのみ遊びに行ったが、そこでも追いかけられないとわかっていてもヤブからは距離を取った。
祭り、と聞くと楽しかった思い出より、あの時広場前を走り込んできたあの赤い鬼の顔と腰蓑のヤブの姿を思い出す。
お祭り
お祭り。夏祭り。
それが山ほどある時期になってきた。
みんなが浴衣を着たりお店で食べ物を買ったり、
とても賑やかでキラキラしているお祭り。
あまり外に出るのが好きではない私は、
そんなキラキラしていて、苦手だった。
けれど、今になって思う。
毎回ある度行っていたし、なんだかんだ笑ってた。
夏祭りのキラキラしていて、賑やかなところも
私は好きだったのかな。
ああ、いつになったら行けるのかな…。
そんなことを思いながら、
私は今日も空を眺める、
ぼんやりと乾いた夜の上に
灯を焦がす提灯の赤と
その片隅から溢れだしたはちみつ色
身体中を奮わせ、その音ととろける色に見惚れていた
耳許を転がる轟音たちに溺れるように恋をする
まばらにだらだらと熱帯魚の群れの如く
交わった人混みがぽつぽつ泡のように流れていく
この街の微熱の向こう、終わるな、終わるなと心臓を握りしめている