お気に入り』の作文集

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お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/17/2023, 4:17:01 PM

恋人になれなくてもいい

ただ先生のお気に入りになれたらいいな
#先生#お気に入り

2/17/2023, 4:07:54 PM

今日は僕の『お気に入り』について書き留めようと思う。

・「何もかも憂鬱な夜に」 中村文則著

中村文則先生の本はどれも愛読しているが、その中で最も何度も見返し、沢山線を引き、付箋を貼り、くたびれているのがこの本である。僕の中身をチューニングするような本、と言っても過言ではないほど僕の一部になっている本だ。

刑務官の「僕」が未決囚の山井と交流していく中で、己を形成してきた過去や自分の本質について見つめ直していく作品なのだが、この本には特に印象的な人物が2人登場する。1人は「僕」の幼馴染であり、自殺して故人となっている真下、もう1人は「僕」の育ての親のような存在である施設長である。


真下は人間の抱える闇を擬人化したような人物である。彼が生前に書き残していたノートが作中に出てくるのだが、このノートの殴り書きというのがあまりにも身に覚えのある、残酷な、生々しい内容で、初めて読んだ時は本当に心が震えたのを覚えている。以下一部抜粋である。

『ギターを買う。でも、Fのコードが押さえられない。問題は、Fのコードが押さえられないことではなく、その努力をしたいほど、ギターを弾きたくないということだ。』
『こんなことを、こんな混沌を、感じない人がいるのだろうか。善良で明るく、朗らかに生きている人が、いるんだろうか。例えばこのノートを読んで、何だ汚い、暗い、気持ち悪い、とだけ、そういう風にだけ、思う人がいるのだろうか。僕は、そういう人になりたい。本当に、本当に、そういう人になりたい』

これだけでも彼の抱えていた虚しさや鬱屈、脱力感、そして絶望感が伝わるのではないだろうか。
そしてこれらの感情のどこかに親近感が湧いた人がいたなら、この本を読む事を強くお勧めする。なぜならこの本はこうした感情をやり過ごす答えが載っているのだから。そしてその答えを説く人物が先述した施設長である。

施設長が説く方法、それは「とにかく芸術に触れる」という何とも単純明快なものである。しかし、施設長は単に芸術に詳しくなれ、と説いているわけではない。多くの人に平等にひらかれている芸術を通し、そこから何を受け取り、どう考えるか、その思考を広げる努力をする事を「僕」に勧めるのだ。

『考えることで、人間はどのようにでもなることができる。……世界に何の意味もなかったとしても、人間はその意味を、自分でつくりだすことができる』

上記は施設長の台詞の一部だが、この施設長の考え方は僕の人生の価値観を改めるきっかけになった。
とはいえ何から手をつけたらいいか分からない、と心配する人も安心して欲しい。この本にはまるでリストのように様々な芸術家の名前や音楽家の名前が載っているので、片っ端からそれらに触れてみるのも良いかもしれない。

この物語の最後、「僕」が行き着く答えもなんとも素敵なのだが…そこまで書いてしまうと流石にネタバレが過ぎる気がするのでこの辺りでやめておく。
また、この小説は作中に何度も「水」の描写が出てくる。海、雨、川、雨樋を滴る水、配水管…
頭の中でそうした水の音が常に何処かで響いているような「何もかも憂鬱な夜に」是非読んでほしい。

2/17/2023, 4:04:49 PM

ぜんぶ

ぜんぶ

僕のもの

ひとつ残らず

だって

きみは

僕のものだから

体温も

表情も

声も

仕草も

僕のもの

他にはなにもいらない

きみさえあればいい

きみのためなら

ぼくはなんだってできる

きみが喜んでくれるなら

だいすきなきみのため

素敵なきみのため

誰にも渡さない

僕はね

生花より

造花の方が好きなんだ

どうしてかわかる?

それはね

造花は

枯れないでしょ

なくならない

ずっとそこにいる

だから

すきなんだ

きみも

同じようにしたら

いなくならないのかな

すぐに

きみも






僕から離れたいと思わないようにしてあげるね??

2/17/2023, 3:54:03 PM

「お気に入り」

瓶に入った冷たいオレンジジュース、雲一つない空、夏の暑い空気に日でる太陽とセーラー服のスカートを靡かせる優しい風とうるさいくらいの虫の声、あの時の光景がお気に入りで忘れられない、ずっと目に焼き付いている光景だ。無人駅で人が少ない待合室で、暑いねなんて話し合いながら飲んだ瓶のオレンジジュースと中々来ない電車を待つ時間、昔は早く帰りたいばかりだったけど今としてはお気に入りの思い出だ

2/17/2023, 3:45:09 PM

私がお気に入りのあの服も、アクセサリーも、食べ物も。
 みんな「あの子」が絡むと、とたんに憎らしくなってしまうの。
 ねえ、どうして私のお気に入り、盗んでいくの?
 あなたには手を伸ばさなくったって手に入るものがたくさんあるじゃない。だって「お姫様」だもの。
 私は自分で手に入れないといけないの。自分で選ばなきゃ誰も与えてくれない。
 私のお気に入りには、もう手を触れないで。


お題:お気に入り

2/17/2023, 3:44:16 PM

【お気に入り】


この言葉を聞いたら、皆は何を思い浮かべる?

僕は、____と出会えた公園かな。


初めて会ったのは、小学4年生の時。

僕は友達があまり居なかった。だから、外で遊ぶなんてことは、ほとんど無かった。
その日は、何となく外に行きたくて。

もしかしたら、君が僕を呼んでたのかもね笑

ある公園を通りかかった。
そのとき、猫の声がしたんだ。
「にゃあ。」って、とても弱くて、今にでも消えてしまいそうな声。

声のした方に行くと、花壇の近くに猫がいたんだ。
日向ぼっこをしていて、暖かそうだった。

「僕も日向ぼっこ、一緒にしていい?」
なんて、声をかけてみたら「にゃあ。」と返ってきた。
「ありがとう」 一言いって、隣に座る。

猫は、僕の足の上に乗ってきた。
僕は猫を、優しく撫でた。

とても暖かくて、モフモフで。

この子も、一生懸命生きて、生きて、生きてきて。
ここまでたどり着いたのかな。


「猫ちゃん、また来てもいい?」

「にゃう。」

「ありがとう、次は美味しいもの持ってくるよ」

「にゃ。」


それからは、毎日公園に通った。

「ハル」って名前も付けた。

「ハル、来たよ。」 「うにゃ。」

時間が経てば、僕は「またね。」と一言。
すると、ハルも「にゃあ。」とひと鳴き。



ハルと僕の、一時の思い出がつまってる公園。

ハルと僕の、人生の思い出の1ページの公園。



心の落ち着く場所。

僕の好きな場所。

僕のお気に入りの場所。

2/17/2023, 3:38:05 PM

🍀お気に入り

お気に入りのぬいぐるみ
お気に入りの写真

2/17/2023, 3:35:35 PM

小学校の時、こんな授業があった。

「――はい、じゃあ今日は『みんなのお気に入りのもの』について、紹介してもらいまーす。グループになって、話してください」

 ……お気に入りのもの、これでいいのかなぁ。
私の手には、ある一通の手紙が握られていた。そう、それは自分の好きな人からもらった、初めての手紙だ。内容は、『ミカちゃん、またいっしょにあそぼーね!』というもの。保育所の時にもらった。私がケガをした時、いじめられてた時、いろんな時に助けてもらった。かっこいいヒーローのような存在。
 ……あ、私の番だ……
椅子から立ち上がり、深呼吸をする。ちらりと他のグループを見回してみると、なんと、彼も一緒のタイミングで立っていた。彼もなにか、小さなものを握っている。
すると、偶然にも話すタイミングまで被った。

「私のお気に入りのものは、この手紙です」
「オレのお気に入りのものは、この手紙です!」

 ……えっ?今、手紙って。
 私は発表中もその事が気になって、仕方なかった。誰からの手紙なんだろう……



「――それで、あの時の手紙って、結局誰のものだったの?」
「はぁ!?なんで今さら言わなきゃいけねぇんだよ!」
「いーじゃんいーじゃん、ずっと気になってたんだよ?」

 高校になった今、彼からあの時の真相を問いつめている放課後。すると、恥ずかしそうに視線を逸らし、頬をかいた。

「……お前からのだよ。ミカ」
「……!」

 思わず赤面してしまう。すると、「なんでお前が真っ赤になるんだ!!」って、怒られちゃった。でも、すんごく嬉しい。もう、飛び跳ねたくなるくらいには。

「ねぇ、これからも私のヒーローになってくれる?そばにいて、守ってくれる?」
「あったりめーだろ。助けてやるよ。ほら、帰んぞ」

 そう言って、彼は手を差し伸べてくる。私は、はにかんでその手を握った。

〜お気に入り〜

2/17/2023, 3:28:01 PM

『お気に入り』

お気に入りの曲とか、好きな物とか特にないから、聞かれた時に困るんです。

毎回毎回生きてて楽しいのかなって考えては、答えのない問をぐるぐる考え続ける。

幸せの定義がなんなのか、人によって違うことを意味もなく考えているのと同じなのかもしれない。

不幸があるから幸福がある。
これは誰が決めたんだろう
その人の感じ方によって違うはずなのに。

2/17/2023, 3:24:45 PM

昔から自己紹介欄の
「好きな食べもの」「好きなスイーツ」「好きなお菓子」
といった、好きなもの、いわゆるお気に入りのすぐに思い浮かばなかった。

好きなもの、すきなもの、私のお気に入り、なんだろう、わからないな

短い時間でそう考えたあと、私は大体嘘をついた。
だって、わからないんだもん

2/17/2023, 3:23:51 PM

あの子は彼のお気に入り。

みんなが噂してる。

ほら、見て。また2人でコソコソ話してる。

お似合いね。なんていう声が聞こえる。
2人っきりになりたいのね、なんて。


だけど本当にそうかしら。

彼があの子に顔を寄せる、身体にその手が触れる、
その度にあの子の顔が一瞬こわばるの。


あの子は彼のお気に入り。
でもあの子にとって彼は何なのかしら。

「お似合い」なんて無責任に貼られたレッテルを、あの子はどう思っているのかしら。



私の考えも、所詮勝手な想像にすぎないのだけれど。

2/17/2023, 3:18:02 PM

お気に入り


5才の頃、洗剤のオマケに付いていた
小さな人形を大事にしてた。

名前はパンちゃん。
綿で出来た直径5cmの白クマだった。

昼間は幼稚園のカバンにぶら下げ
眠る時もいつも一緒。
肌身離さず持ち歩いた。

次第に手垢で薄汚れ、手足や首も落ち
何度も手術を繰り返したボロボロのお気に入り。

他人が見たらギョッとする姿でも
この頃の私の全てだった。

7才のある日。
ベランダで泣きながら激しく母を責めた。
ポケットに入れたまま洗濯してしまったのだ。

目だけを綺麗に残し体が溶けてしまった
無惨な姿の元お気に入り。
掌にのせ、力の限り声を出して泣いた。

そろそろこの生活を卒業するべき
タイミングではあったのかもしれないが
何たる因果だろう。。

オマケとして付いていた洗剤に
消されてしまったのだから。

2/17/2023, 3:16:50 PM

お気に入りの おべべ
皆は 嗤う
僕はコレが好きなのに

渦の中で流れに逆らう ひ弱な小魚

でも このおべべは
もう一番じゃあ無い
今の一番は 君のくれたあの一言
              お題【お気に入り】
              タイトル【幼少期】

2/17/2023, 3:04:19 PM

お気に入り

幼少期
海の近くの雑貨屋さんで
初めて手にした
星の形のネックレスとイヤリング
星の砂の小瓶に入ってて
どうしたって欲しくって
おねだりして買ってもらった
それから星の形のものを
見つけると
ついつい手にするお気に入りのカタチ
お守りみたいに落ち着いて
いつでもどこでも私のそばに…

最近気がついたのだけど
あなたはそんなお気に入りの星に
似ているということ
いつもお守りみたいに
私の心に寄り添って
夜空に輝く希望の光
ずっと変わることがない
私だけのいちばん星

2/17/2023, 3:01:43 PM

「今日、元彼からもらったお気に入りのマフラー見つけてさ」
「ああ…元彼の?お気に入りだったんだ?」
「うん。これ。ピンクと黄色と白の。ほんわかしてるでしょ」
「まあね。久しぶりに発見して、ノスタルジーな気持ちにでもなった?」
「ううん、特に何も感じなかった」


「でも、やっぱこれ可愛いなあと思って」と屈託のない笑みを浮かべると、ユキは首元のマフラーに目を向けた。似合ってないと言いたいのに、春のように柔らかなユキにはそれはぴったりで、逆に俺が悲しい気持ちになった。いい感じだと思ってた女の子が、元彼のマフラーを付けてくるって、もう完全にあれでしょ。脈なしでしょ。くそう。


「まあ、似合ってるけどさ」
「ふふ、ありがと」
「でも俺、ユキにぴったりのマフラーこの前見つけたんだよなぁ」


元彼に密かに対抗する。会ったことのない元彼に。嫌なことなんてされてないけど、なぜか嫌いな元彼に、ユキと付き合えないならせめて勝ちたい。いや、もしかしたら付き合えるかもだけど?


「ユキにプレゼントしたいって言ったら、どうする?いる?」


揺れる心臓を抑えて、テーブルに視線を送った後、ユキの顔を窺った。うわぁ、緊張する。返事次第では、発展するかもしれない。するって思ったら、しない時にショック受けるかもしれないが、でもすると思いたいのは片思いの楽しいところじゃない?いや、片思いの嫌なところ?

そうだねえ。
しばし考えた後、俺がドキドキしているのにも関わらず、彼女は以前変わらず柔らかな笑顔で口を開いた。


「今のところこれで大丈夫かなぁ」


いつもありがとね、タクヤ。
そう微笑む彼女は天使か悪魔か。はたまた、そもそも俺なんて眼中にないのか。
まあどちらかと言えば、今は悪魔にしか見えず、「そうすか」と俺は静かに項垂れた。


「あ、これと色違いの、駅前にあったよ。おそろにする?」
「え?」



お気に入り/片思いの女

2/17/2023, 2:56:05 PM

お気に入り


お気に入りの場所があった。自然に囲まれて、何をするわけでもなく、ただぼーっとするその時間が好きだった。
時間がゆっくりと流れて、頬を撫でる風は優しくて、青空をキャンバスにした雲たちは形を変えながら流れていく。
忙しない日々が感覚をどんどんと麻痺させていくから、ひどく落ち着いたこの場所で、置き去りにしてきた心を取り戻す。
何が好きで、何が楽しくて、何が大切なのか。ゆっくりと思い出して、心を満たした。
身も心も充電して、ようやく立ち上がる。
また来るね、そう言い残してあの忙しない日々に戻っていった。

2/17/2023, 2:56:02 PM

- お気に入り -

青い空
暑い夏
老舗のカレー
賑やかな仲間

君の好きなもの
僕もぜんぶお気に入り

2/17/2023, 2:55:08 PM

髪の毛の匂い



タイトな明るい色のニット



黒いロングスカート



髪の毛の手触り



マグカップの茶碗蒸し



あまーい手作りおやつ



赤色のリップ



高い鼻







笑った顔



透き通った瞳



優しい運転



ひとに愛される人柄



4階から手を振る姿




全部全部



お気に入り



大好きって

言ってくれた



あいつのお気に入り…

2/17/2023, 2:53:21 PM

お気に入り


僕の体に刻まれた火傷のあと
今もくっきり残ってる

猫にひっかかれたような
鋭い縦線が背中の羽を引きちぎった

その火傷のあとにキスしたい
僕はもうどこへも飛べやしないだろう

2/17/2023, 2:41:23 PM

部活帰りのあの道。
自転車で帰る道。冷たい疾風を切り開いて、何もかも忘れる。
正直言っちゃえば寒いけど、そんなのどうって事ないくらい
気持ちがいい。

#お気に入り

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