『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日記ってなかなか続かず、途中で書かなくなってしまう。しかし懲りずにまた新しいノートで始めるから、引き出しの中に何冊も積み重なってる。
ほとんど読み返すことなんてないのに、どれも捨てられない。いつか読み返したくなる時が来るんじゃないかって。
でも、誰にも読まれたくないから生きてるうちに捨てなくちゃ。
あの人との想い出
テーマ いつまでも捨てられないもの
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ねぇ、夢にまで出てこないで。
「昔、僕が、中学生の時だね。僕をいじめる男の子がいたんだ。」
これは、雑談仲間の彼から聞いた話だ。
「教科書ビリビリにされたり、周りに変な噂話を吹き込んだり、今考えれば、結構なことやられてたなぁ〜って」
彼は、笑いながら話した。まるで、大切な思い出を語るようだった。
「でもね、なぜか分からないけど。彼が僕をいじめればいじめるほど、僕は人との関わり方、というやつを知っていったんだ」
「どうして僕をいじめるのかな?なぜいじめっこは、周りから人気なのかな?僕と彼は何が違うのかな? 人生で1番悩んだよ」
私は、「辛かったのね」と呟いた。かける言葉が見つからなかった。
しかし彼は、大声で笑った。
「全く辛くないさ。感謝もしてる。実は、そのいじめっこの彼とは、今も大親友なんだ。2人で遊ぶことだってたくさんある」
「僕は彼と仲良くするには、どうしたらいいか考えた。そして、行動した。そしたら仲良くなれた。周りの人間とどう関わっていけばいいのかも、理解することが出来た。」
「いじめから、始まった話だけど、僕にとって1番大切で、絶対に捨てたくない物なんだ。彼には感謝してるよ」
いつまでも捨てられないもの
・飼い猫
・服
・我が家
捨てられるもの
・プライド
・色んなゴミ
・お揃いの指輪
捨てなきゃいけないもの
・貴方との記憶
・貴方の存在を知らせる全て
・空っぽの洗剤容器
「お母さんね、貴方の事も大事だけれど本が次に大事なものなの」
そう言いながら僕らの頭を撫でる手は冷たかった。
「お父さん、さっきお母さんが」
僕が言うとお父さんは顔をしかめる。
「良いんだ、よしてくれよ。つまらない冗談はもういいから」
「冗談じゃないよ、だって…」
そこまで言いかけて今度は弟が口を開いた。
「でも、本当なんだよ。お母さんは生きてるんだ。お父さんも見れば分か」
「…っやめてくれよ!…ごめんな、だけど、辛いかもしれないけど、お母さんはもういないんだよ」
「お父さん…」
途端に弟が泣き出した。
「ごめん、大きい声だして。…もうやめてくれ、お父さんはこれからやる事があるんだ」
「分かった、おいで」
弟は泣きながら僕の後をついてきた。
弟の手をとりながら僕は考えた。
お父さんにはお母さんが見えないのだろうか。
何で見えないんだろう。
大人だから?
そもそも、何でお母さんはいるのだろうか。
本当に死んだなら僕達が見ているのはなんだ?
幻覚?
だとしたら、お母さんは何故僕達に触れられる?
実態はあるんだ。
僕だって触れられるし、温度もある。
匂いだってする。
だからといって、幽霊としてしまうのは…。
ここまで考えて、僕は諦めた。
考えたところで意味がないからだ。
お父さんは聞いてくれないだろうし、だいいち正体が分かったからと言って何ができる。
僕は無力なんだ。
子供ができる事なんて大してないんだし。
と、いきなり手を引かれた。
「お兄ちゃん」
「何?」
「お母さんの所に行こうよ」
「今?何で」
「不安だから、お父さん。お母さんが見えてなくて本を捨てちゃうかも」
「…分かった。行ってみよっか」
そして見事に弟の予想は的中していた。
「お父さん…」
「お父さん!何やってるの?!」
弟が詰め寄ると、お父さんは手を止めて言った。
「…あぁ、なんだ。どうせ誰も読まないんだから。それとも、お前はまだお母さんがいるとでも言うつもりか」
「そうだよ、ねぇ?お兄ちゃん、お兄ちゃん?」
「…違うよ、そうじゃないんだ。ごめん。お母さんはもう、いないんだ」
「お兄ちゃん?どう、したの?」
「弟なんて、最初から生まれてなかった」
「お兄」
「弟?何の話をして…お前、誰かから聞いたのか」
「違うよ。僕の中だけのお母さんが教えてくれたんだ」
「は?お母さんって…」
「弟はいたんだ。ただ、生まれてないんだ」
「……」
「お父さん、本、捨てないでよ」
「…あったって邪魔なだけ」
「違うよ、僕が読む。だから、それは捨てないで…」
「分かったよ、ちゃんと読むんだぞ」
「うん」
本は思った以上に面白かった。
そんな僕を見てお父さんは笑う。
嬉しそうに。
そして言う。
「お母さんにそっくりだ」
それが嬉しい。
ーいつまでも捨てられないものー
昔の彼女の写真とか、実は捨ててない。
後生大事に隠している訳でもないが、きっと実家の押し入れに眠ってる。
付き合い始めた頃、今の奥さんに訊いたことがある。
「捨ててほしい?」と。
彼女の答えは、「別にどっちでもいい」だった。
もし、自分の中に未練があったなら、捨てていたと思う。
それは、自分をも苦しめることになるから。
だが、自問自答の末、自分の大切な思い出として、残したいと思った。
自分が生きてきた道のりで、共に過ごした人の思い出として。
これをある時、姉貴に話したら、こっぴどく叱られた。
今の彼女が可哀想だと。
了承済みだと言っても、まったく聞く耳を持たなかった。
そんなの、嫌だって言いづらいに決まってる。
人の気持ちがまるで分かってないとまで言われた。
なるほど、俺の気持ちは分かってもらえないんだな。
結局、俺の人生なんだよな。
それを否定する人は、離れていっても仕方がない。
他人の気持ちを慮って、自分の人生の削り取らなければならない理由はあるだろうか。
俺の人生だ。
誰かのために生きていたって、俺の人生なんだ。
こんな思いはあの頃から変わらず、いつまでも捨てられないものとして、心に棲みついている。
いつまでも捨てられないもの
幼い心。昔の思い出。後悔。
淡い憧れ。じりじりとした気持ち。
胸をくすぶるような体温、香り、音色。
捨てることなんてできないよ
親友と約束したから
必ず約束は守るんだ
もう会えないし
親友の顔も一生見ることは出来ない
でも、親友がくれた
折り紙のお守りは絶対に捨てやしない
「絶対忘れない」
その約束は必ず守るから
他の人にとっては
すごくちっぽけなものかもしれないけど
私にとっては1番の宝物なの
不器用な親友が作ったお守りは
折り目が沢山ついてて
苦労したんだなって思うんだ
親友のことを
絶対に忘れないために
お守りはずっと私のそばにある
ずっと親友のそばにいる
ずっと親友は
私の心の中にいるからね
「いつまでも捨てられないもの」
親友は天国で見守ってますよ☁🌈
誕生日とかクリスマスとか
ずーっと(私の)親友と手紙交換してたので
手紙を保管してるとこはほとんど
親友からの手紙です🤣
捨てられないです。
そして部屋が汚くなるんだよなあ...
あんま仲良くない友達からの手紙も
たまに読み返したりして
大好きだよとか書いてて
「うっそだー」って思っちゃった(笑)
(最近貰った手紙)
これクラスメイト読んでたらどうしよ...
(このアプリやってること言ってる)
そういえば今日、
地域のお祭りみたいなとこ行きました。
焼きそばと枝豆と唐揚げと...
友達にも会いました。
「〇〇(友達)いないかなーって思ってて」
と言ったら
「私も花純いないかなって思ってたの」
って言ってました(笑)
同じで良かった(*ˊᵕˋ*)
テレビを捨てた
車を捨てた
着ることのない服と
使うことのない物を捨てた
プライドも捨てた
ただ
夢だけは持ち続けたい
#いつまでも捨てられないもの
#いつまでも捨てられないもの
私は、今荷物の整理をしている。
なぜなら、あともう少しで引っ越すからだ。
荷物は、そこまで多い訳ではないのだが整理をするのが苦手で初めてから結構な時間がたっている。
みんなもそうでしょ?
私は、大きな箱を取りだしその中にある紙を取り出した。
柚葉へ
今日のお弁当の具材はどうですか?
未来の好きなからあげをいれました。
よく噛んで食べてくださいね。
午後の授業頑張れ!
母より
これは、母がいつも学校でお弁当を食べる私にお弁当の中に入れてくれていた手紙だ。
3年間お弁当がある日ずっと、
おかげでこの大きな箱パンパンな入っている
友達に見られるのが恥ずかしかった私は、いつもこっそりスカートのポケットの中に入れていた。
そして箱の1番上の手紙をあける。
柚葉へ
母があなたへお弁当を作れるのが
最後の日になりました。
少し寂しいね。母は、いつも早く
起きて体調が優れなくても作った。
でも、作り続けたかった。
柚葉が、少し照れながら美味しかっ
たと言ってくれるのが私は、とても
嬉しかったからです。
柚葉今までよく頑張ったね。
お母さんは、柚葉のこと愛している
よ。
母より
これが、お弁当が最後の日に送ってくれた手紙。
いや、母が私に書いてくれた最後の手紙。
母は、私が 高2の時に病気にかかってしまったようだ。教えてくれなかった。
そして、母は病気と戦うのが疲れてしまい。
今は、空の上で休憩している。
こうなるなら、素直に言っとくんだった。
私も、なにかお礼をしておくんだった。
だからせめて、次会う時までこの手紙は、捨てないこんなことがあったねって2人で笑えるようにね。
いつまでも捨てられないもの
つまらないプライド、かな。
これこそ、どっかに落としちゃえばいいのに、誰かもらってくれたらいいのに、どっちも上手くいかなくて困ってる。
しかも、歳をとるにつれて増えてくんだから、厄介極まりない。
とは言っても、ですよ。
私の場合、プライドは高いけど、自己肯定感は低いからそれとこれで足せばプラマイゼロになるんです。
大雑把な性格と臆病なとこも足せばプラマイゼロ、食べるの大好きだけどジムへ行くからこれもプラマイゼロ。
もしかして私って、バランスシートで言えば綺麗な五角形を形成する完璧な人間なのでは?
どうしよう、自分に自信がついてきました。この私に足りないものってないんじゃないの?
あ、あった。
ありましたよ、しかもものすごく肝心なこと。それは“色気”です。
どうしたら良いものか、こればっかりは私の手に負えない。どなたか良いお知恵をくださいな。
あ、色気といえば。
昨日“想いが溶け合う”と書かれた投稿を読みました。静かだけど、熱っぽくて、すごく色っぽい。素敵だなぁと。
私も頑張ろう。
ウッフ〜ン
(王騎将軍じゃないよ)
色気なさ重症end
何度、捨てたいと思っても
いつまでも捨てられないものがある
いや、捨てないんじゃない
捨てることが不可能なのだ
普段は気にならない
むしろ自分にとって好ましいものだとすら思う
しかし時々、本当に時々だが
邪魔くさく感じることがある
こんなものが無ければ楽なのにと
そしてまさに今が
邪魔で捨ててしまいたいその時なのだ
辛くなるとそう思うことがある
だがこれを捨ててしまうと
悪い事のほうが圧倒的に多い
持っていると苦しいこともたくさんあるが
楽しいこともたくさんある
苦しみをなくすために
楽しみごとなくすことはできない
今は苦しいが
楽しい時だって訪れるのだ
きっと心や感情というものは
捨てる必要がないから
捨ててはいけないものだから
自分で捨てられないのだろう
執着してしまったら、いつまでも捨てられないものになってしまう。けど、それを奥底にしまったままで本当に覚えているか、忘れてはいないか、思い出してみる。確実に出てくるのなら、確かな愛はそこにあるのだ。曖昧ならば、お別れをしよう。
【いつまでも捨てられないもの】
いつまでも、捨てられないもの。
「思い出」
ただの思い出ではなく、
「彼との思い出」
彼はどこで何をしているのだろうか。
別れの後
半年が過ぎた
彼女の笑顔、
二人の幸せな日々
すれ違いの末、
静かに別れた
だが、あのペアリング
どうしても捨てられない
手にするたび
心に蘇る思い出
何度も決意する
けれども
引き出しの奥にそっと戻す
未練の糸が切れぬまま
問いかける
いつかこのリングを
手放せる日が来るのだろうか
私には大事にしまい込んでいるものがある。
「それ」はいつも私を励ましてくれて、
落ち込んでいる時
私の支えになってくれて、
楽しい時
私がもっと楽しくなれて、
悩んでいる時
私の話を聞いてくれて、
怒っている時
私を落ち着かせてくれる
そんな「あなた」が好き。
ただ、「あなた」への愛は持っていてはいけないものだった。
「あなた」には私以外に愛する人がいる。
「あなた」と私は番にはなれない。
それでも私は
「あなた」への愛を捨てられない。
私だけがずっとしまい込んでいればいい。
それなら捨てずに済むから。
そうして私は
「あなた」に嘘をついて生きていく。
想いを伝えられぬまま、「あなた」が死ぬまでずっと。
いつまでも捨てられないもの
めっちゃ上手くなろうとして買ったピアノ。
マジック出来るようになりたくて買ったトランプ。
趣味で始めたスケボー。他にも沢山色んなものを買って全て飽きるか挫折するかでやめた。
もうやらないのにいつまでも部屋にある。
これを捨てたら今までの自分さえも捨てちゃうような気がした。
いつかまたやった時に好きになってまたやるかもしれない。
そんな淡い期待に縋っていた。
いつまでも捨てられないもの
あなたのいつまでも捨てられないものは何ですか?
自分は愛や家族などですかね笑笑愛はそんなに大切じゃないと思っている人もいるでしょう愛は十分貰わないと愛着障害を引き起こす可能性があります。愛着障害とは親から十分愛をもらえなかった人が普通の人より愛を貰いたいと思ってしまう病気です。けしていい事ではないです。
子供に愛をいっぱい与えましょう。
バイバイ👋
連続した戦争の爆発音 荒波に呑まれゆく街
そして、目の前の光を一斉に失わせた壁 迷路にいるようだ。
あの全米が驚愕した事件から七年のこと。
涙目のまま瞬きは始まり、気づいたら僕は孤立していた。
諍いの水面下で僕の喪失は増えていくだけだ。
チャレンジ28(どうしても捨てられないもの)
子供の時に楽しんだ本が、実家にたくさん取ってある。家族からは、早く処分するように言われている。どうしても捨てられない。ドリトル先生シリーズの文庫版、シャーロックホームズなど。実家に帰ると、つい読んでしまう。我ながら、決断力のなさが情けない。