『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貴方は、命を落したいと思ったことはありますか?___
いいえ、答える必要は無いんです。
誰かにとっては悪問であり、誰かにとっては良問であるのですから。
私?私ですか?
貴方も中々、極悪ですね。
それでは、少しお話をしましょう。
ある人は、家庭が裕福で友達も沢山。
お金もそれなりに兼ね備えていて、人気者。
もう一方のある人は、家庭は複雑で友人も少ない。
お金には相当困っているようですね。とても人気者とは言えません。
さて、ここで一つ訊きたいことがあります。
貴方は、一体どちらの人生を選びますか?_______
かなり悩んでいるようですね。
でも、貴方が悩んでいるのは「どちらの人生を選ぶか」では無く「どちらを選べば自身の価値が上がるのか」でしょう?
いえいえ、人間の心理です。
そんな事、私からすればお安い御用ですよ。
それで、答えは決まりましたか?
なるほど、貴方は面白い人間ですね。
「他の人と回答が違うのか」?いえ。滅相もございません。
貴方の回答はごく一般的な回答でした。
ただ、やはり人間は価値を捨てることは不可能と気付かされたのですよ。
質問よりも自身の価値を尊重するだなんて、人間とは愚かなものですね。
では、初めに戻りましょうか。
あれ、まさか忘れただなんて言わせませんよ?
「貴方は、命を落したいと思ったことはありますか?」
この質問に対して、私の回答がまだだったはずです。
私はそうですね、無いと言えば嘘になります。
「何か悩みがあるのか」?
ふふ、おかしなことを言いますね。
私に悩みなどはございません。
ただ、命よりも価値。という人間の思想に当てはめたとき、命を落としても可笑しくない話だと思ったのですよ。
"いつまでも捨てられないもの"
狂気
妖しい煙の中に君が抱えた野望がある
恐い呪文を唱えて大きな鏡の前に立つ
異世界の住人が静かに階段を上ってきた
君がいる部屋のドアをノックするよ
ほら、悪夢がすぐそこに来ているんだ
月が焼け落ち、紅茶の雨が降るセカイ
死神たちは滅びのラッパを奏でる
天秤に供物を乗せ、最後の審判がはじまる
アリスのようなピナフォア姿の君は
何かに祈るような素振りをするけど
魔女の使い魔の猫が君にすり寄ると
一枚のタロットカードを差し出した
薄暗いテーブルランプの上に映るそのマークは
悪魔の記号と秘密結社のコンパスだ
ここがどんな場所か、もう分かっただろ?
誰のせいでもない
これは君自身が望んだ現象さ
退屈な日常からの逃避を、そして脱却を
真っ白なキャンバスに絵の具を溢したように
君の呪いはやがて世界を燃やし尽くすだろう
そして君もここの住人と同化して
狂気の行列の中で行進を続けるんだ
君はようやく本当の自由を得る
君の理性を呪いの対価として支払うことで
さあ、行くがいい
お題
『 いつまでも捨てられないもの 』
いつまでも捨てられないもの。
それは大切な人から貰ったものだと思います。
家族、恋人、友達
たとえ、縁が切れてしまったとしても自分がその時、その人を大切に思っていたのなら捨てることは出来ないと思います。
その品にも大切な思い出があります。
まだそれが使えるのなら大切に使いましょう
簡単に捨ててはいけません。
でも、自分で『捨てる』という覚悟を持つならばいつか手放せばいいと思います。
いつまでも捨てられないもの
端的に物で言ったら、ぬいぐるみ。
思い出とか、あいまいなのは感情的になるからパスです。
「いつまでも捨てられないもの」
何年何ヶ月たったとしても捨てられないものがある。それは……あなたへの気持ち…。
一生捨てられない、忘れることないこの気持ち。
捨てたかった、忘れたかった。この気持ちが膨らむたびに、私はどんどん醜くなった。
忘れたかった、あなたを愛した日々を、記憶を。そしたらどれだけ楽になれただろうか…。
でも
これは何年たっても変わらない。一生私はこの気持ち、この記憶と生きていかなきゃいけない。
私はどんどん醜くなっていくだろう。
運命。
そんなの神様が決めたレール。
自由になりたい。
けれど、そのレールの先にあなたがいるなら、
いつまでも、捨てずにいよう。
この命も。神様のレールも。
[いつまでも捨てられないもの]
いつになったらこれが捨てられるんだろう
データの中にいつまでも残る君との写真も
一緒に初めて撮ったプリクラも
お揃いで買った服、それにリングも
私の記憶の中に残る君はいつになったら
私から離れてくれるのかな
普段は頭の片隅にもないのに
何気なく掃除をしていたらふと目に入る
もうこれは使ってもいないし
別になくなったからって
生活に支障を来すものではないのだけれど
いざ手放すとなると
どうにも心の奥に引っ掛かる
そんなものばかりが
押し入れにある
箱の中に詰まっているのは
私だけしか知らない
【いつまでも捨てられないもの】
契約により、彼の記憶は拭い去られた。
何も覚えていないのではない。
なかったことになったのだ。
いや、彼にとってもこの時間にとっても、それは起こったことではない。起きることもない。
完全な消失。
だから、彼の反応も当然なのだ。
『若い身空で通うようなところではないよ』
『君は聖職ではないのだろう? どうして――』
『祓魔の術は浄化ではない、均すだけなんだ。……君は賢いからわかっているはずだよ、姑息な手段にすぎないと』
それでも
それでも
どれほどあなたに訝しがられても、
『育ての親にもらったのです』
――頭の中まで、手放せはしない。
【いつまでも捨てられないもの】
~いつまでも捨てられないもの~
いつまでも捨てられないもの。
それは大切なあなたに貰ったネックレス。
もう別れてしまったけど、捨てられない。
ピンク色でとても光ってる。
愛おしくて捨てられない物
ただそれを見る度に大切なあなたを思い浮かべて泣いてしまう
ぬいぐるみ。
捨てるとメリーさんみたいになりそうだし、可哀想やし。
あと、めちゃ可愛いやん、ぬいぐるみ。
*いつまでも捨てられないもの*
今回はガチのやつですww
共感してくれると嬉しいッッ
左を横目で見る。
すると懐かしいものが置いてあった。
『ドラゴンクエスト8』
俺の青春が詰まったものだ。
俺は明日から社会人になる。高校で遊んでいたモノなんて大人になったら捨てないといけないとどこかで思っていた。
でも。
「やっぱ無理だろ」
結果は捨てようと一回手に持って、すぐに離す。
俺の大切な物を捨てるのは無理があった。
大した事じゃないと思うが、別に子供の時の大切な物を無理に捨てる必要はない。
大事なのは大人になりきる事じゃなくて、自分の大切な物をしっかり大切にする事だ。
これは当たり前だけど難しい気がする。
でもこのゲームを捨てるよりは何倍も楽しい。
「よぉーし。久々に冒険するぞぉ!」
明日からは別の道の冒険も始まる。
でも明日の準備も全て終えたし今日はとにかく、このゲームをしよう。
いつまでも捨てられないもの
捨てられないもの…、僕には捨てられないものはそんなにないかと思うけど…。
うーん、あるとしたら雑誌かな。
音楽雑誌類はいつまでも捨てられないでいる。だって好きなアーティストが載った雑誌なんだもん。捨てられないよ。
切り抜きをしようと思ってずっと置きっぱになってるけど…💦
みんなは捨てられないものってある?
断捨離してもやっぱり捨てられないものは残っちゃうよね。大事なものだからってさ。
いつまでも捨てられない気持ちはわかるんだよなぁ。
終わり
いつまでも捨てられないもの
思い出、今の自分を形づくったもの
だとしたらそれをふっと消したとき
今の自分ではなくなるんだろうか
この間ホテルに泊まったとき、私の周りにそれらはなかった
それなのに何だかとても自由な心持ちで、いっそ清々しくさえあった
必要最低限のものしか置いていないあの部屋で
とても自由だった
もしかしたら本当は捨てられるのかもしれない
いまここにいる、部屋に形づくられた私が、捨てたら揺らいでしまうから、捨てていないだけなのかもしれない
ホテルに泊まっているときの私であれば
それはもうあっさりとできてしまうような気がしている
ゆらゆらしている
思い出さえ形づくらないのであれば
人はなにで出来ているのだろう
#いつまでも捨てられないもの
別れた人を愛していた
〖こころ〗
【いつまでも捨てられないもの】
自室の片隅に鎮座した、手のひらサイズのボロボロのクマのぬいぐるみ。首に巻かれた可愛らしいピンクのリボンもあいまって、私の趣味には全く合致しない。それでも施設から引き取られるときも、養父母の家から独り立ちするときも、この子だけは捨てることができなかった。
「ほら、この子がおまえを守ってくれるからね」
両親の怒号ばかりが轟く家の中で、そう笑って兄が私へと差し出したもの。昔はいつも、この子をぎゅっと握りしめて地獄に耐えていた。ばらばらの施設に引き取られた兄がどうしているのか、今の私に知る術はない。
当時の私には兄は立派な大人に見えていたけれど、少しでも私にまともな食事を摂らせようと年齢を誤魔化してバイトをしていたらしいあの頃の兄は、今の私よりも幼い子供だったのだ。あの人の小さな背中に、私はいつも守られていた。
写真なんて撮るような環境じゃなかったから、私の手元に残った兄との思い出の品はこの古びたぬいぐるみただひとつだ。幼い妹を宥めようと、少ないバイト代の中から買ってくれたのだろうそれを、捨てることなんてできなかった。
いつまでだって、捨てられない。このぬいぐるみも、兄との思い出も、もう一度兄に会いたいという願いも。
記憶の中で声すら曖昧になってしまった兄の、私の頭を撫でる手のひらのあたたかさをなぞりながら、私は兄の手がかりを少しでも集めるためにSNSを立ち上げた。
私のいつまでも捨てれない物は推しのグッズです
私はアニメ 歌い手グループ ゲーム実況グループという推しがたくさんいます
それが私の好きな人 キャラです
そのグッズがいつまでも捨てれないです
過去にあった
悲しかったこと
辛かったこと
嬉しかったこと
幸せだったこと
いろいろな気持ちと記憶
忘れたい記憶ほど、なくなってくれなくて
残って欲しい記憶ほど、なくなっていって
それら全てを
僕はいつまで経っても捨てられない
憎しみも、恨みも
喜びも悲しみも
信頼も孤独も
何もかも忘れられなくて
いつまでも捨てられないもの
いつまでも捨てられないもの
1月11日の14時14分、777円のスタバのレシート
当選して送られてきた、サイン本が入ってた封筒
小1の時、校庭の土で作った泥団子
制服のポケットから出てきたドングリ
家まで蹴ってきた、断面がハート型になる石
旅先でもらった手漉きの栞
どれも普段はコロッと忘れてる
あることすら忘れてる
それは捨ててるのと、ほんとは同じ
では捨ててしまったはずなのに
すぐにでも思い出せるものは?
まるで目の前にあるように、
その時の言葉、空気、匂いまで、
ありありとよみがえってくる
これらのことは?
それは捨てきれてないということだ
もう一度、手を離してあげればいい
握ってた手を開いて、
ひとつひとつに
ありがとう、さよなら!
その手のひらを振りながら
いつまでも捨てれないもの。
私は物を捨てることが苦手だ。
理由は本当に捨てていいか分からなくなるから。
決めれないのだ、でもある番組をみて決心がついた。
これからいらないものは捨てようと思った___。