『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日のテーマ“いつまでも捨てられない物”
何時までもずっと一緒だと思っていた君が死んで1年がたった。君との思い出のものは全部捨てた。
……でも私は唯一捨てられていないものがある。
君がくれた手紙も、写真も全部捨てた。1ヶ月記念に君がくれたペアリングだって全部全部捨てた。
…なら何を捨てられなかったって?それは君との思い出その物。それから、君が好きって言ってくれたあのお洋服も捨てられないままずっとずっと私のタンスにある。
─また何時か君がふらっと現れた時に懐かしいな、って笑ってくれるように─
-いつまでも捨てられないもの-
幸福かな
だって誰しも幸福って違うでしょ?
例えば食べること、寝ること、ひとりの時間、外で遊ぶとき、、、
一般的には当たり前の小さな日常のなかにある
そんな小さな幸せを送ることが出来ない人たちがいるかも
世界は広いからなんとも言えないけど
だから当たり前な日常の『幸福』って案外贅沢かもしれない
ってたまに思うときがあるから捨てがたい
”いつまでも捨てられないもの”
そりゃぁ、たっくさんあるなぁ。
つまらない見栄やプライド、片意地張って自分は悪くないって往生際が悪いのなんの。
楽に生きたい、楽して稼ぎたい、働きたくない、好きなだけ寝たいし、好きなだけ食べたい。
自由気まま、好き勝手に生きていきたい。
それが、”いつまでも捨てられないもの”だよ。
それがなければ、本当に楽しく自由に過ごせるのにねぇ。
いつまでも捨てられないもの
『いつまでも捨てられないもの』
捨てられない物ランキングだと、1位は写真・アルバム、2位は服・ファッション小物、3位はプレゼントでもらったもの、4位は手紙・メッセージカードなんだそうです。
「思い入れ」というのは共通して多くの方が持つものなのだと感じました。
でも、なぜ、「捨てたくない」ではなく「捨てられない」なのでしょうか?
「捨てられない」だと、「捨てたいのに捨てられない」という意味になります。
しまっておけるなら、捨てる必要ないと思うので、なぜ「捨てられない」なのか、わたしにはよくわからないです。
なぜ、そんなに、思い入れを捨てたいのか、、、
しまっておけば良いじゃないですか、、、
わたしは捨てたいものは捨てますし、捨てたくないものは捨てません。なので「捨てられないもの」はないです。
いつまでも捨てられないもの
私が赤ちゃんの頃から使ってきた膝掛けがある。
ピンクにイチゴの模様で、洗濯表示はすり切れて読めない。長い時間を私と一緒に過ごしてきた。
これはきっといつまでも捨てられないもの。
いつか私に子供が産まれたら、その子のために使ってあげたい。
いつまでも捨てられないもの
『期待』
誰かに自分を理解し、共感して欲しいという期待
私がやったことは間違ってない、正しいと評価して欲しいという期待
誰かのために頑張って、我慢したことは評価されるという期待
未来は明日は良い日になるという期待
一人では生きていない日々、誰かに、何かに無意識に
期待している
そんな自分を許し、愛したい
いつまでも捨てられないもの
君と会ったのはいつだっただろうか
気が付いたら、ずっと一緒にいた
自分は子供だったから
時には汚してしまったり
時には破いてしまったりして
その度にお母さんになおしてもらった
あちこち連れ回すものだから
うっかりどこかに置き忘れて
泣きながら探し回ったこともあったね
あの時は、たくさんの人に助けてもらったな
たくさんの年月を一緒に過ごした君は
もうくたくたのよれよれで
大人になった自分の部屋には
不似合いかもしれない
いつまでそんなものを大事にしてるの?
そう、思われるかもしれないけれど
やっぱり君のことは、捨てられない
頭の中に蝿がいて、羽音が煩くてしょうがない。
「うるせえぞ!馬鹿やろう!」
悪態をつくと、少しおさまる。
俺も、蝿も生きているんだ。
俺も、蝿も。
機嫌が悪くなる。
「おい!お前は一体、何をしている」
「お前は一体、何がしたいんだ!」
罵声を浴びせる偉い人よ。
俺は、何も悪い事をしていない。つもりだ。
ただ、労働をこなすだけで。
「馬鹿やろう!仕事をしろよ!ふざけるな!お前がすべき事は、労働じゃなくて、仕事だ!」
--蝿が、煩い。
月曜日の朝礼で、俺は倒れた。
ストレスによるもので。
後日、カウンセラーに会って話をした。
「頭の中の蝿が煩いんです」。
センセィは、ただ、頷くばかり。
トラウマにすらなれない過去の記憶。
怒り、悲しみ、犯したあやまち……
いつも抱き、いつまでも抱き、捨てる事のない数々の記憶。
それらは自らの罪か。
それらは誰の罪か。
こたえの出ないまま、煙草に火をつけ
煩い蝿がいるから、余計な事を考える余裕がなくなった。
煩い蝿のおかげで、いつまでもくよくよ。しなくなった。
煩い蝿よ。
捨てきれない過去の記憶を、
その羽音でかき消しておくれ。
いつまでも捨てられないもの
どれだけ怒られても
どれだけ生きるのが辛いと思っても
どれだけ死にたいと思っても
どれだけ嫌だと思っても
自分がゴミくずだと思っても
生まれてから大切に育てられたと言う実感はある
どれだけ大切だと言われても
どれだけありがとうと言われても
どれだけ頭を撫でられても
どれだけ凄いと言われても
自分が必要とされたことはない
誰かが言っていた
「人は自分に対するメリットを求めて人を選ぶ。デメリットを寄せる者には近付かない。そうして人生は成り立つ。」
塵クズな自分。
親不孝な自分。
役立たずな自分。
弱虫な自分。
怠慢な自分。
そんな自分がいつまでも捨てられないもの
この題を見た時、思ったのは
『家族のこと』でした。
空は雷雲
いつまでも捨てられないのは20歳のときに成人祝いで買ってもらったCOACHのお財布。
水色の長財布で、特に柄もなくシンプルなデザイン。
そのシンプルさが大人びて見えたのと、
水色の落ち着きのある色味が
「私もこんな落ち着きのある大人になりたい」
と思わせてくれたのが理由で、
選んだのだった。
使い始めて4年半が経つ。
お財布の平均的な使用年数を考えると、そろそろ変えたい。
キャッシュレスの時代に合わせて、コンパクトな財布がいい。
でも見た目は綺麗なままだし、
何より水色がやっと似合い始めた気がする。
背伸びして使っていたお財布が、手に馴染んで見える気がする。
だからもう少しだけそばに居て欲しい。
馴染んだ期間を満喫して、お財布もクタッとなった頃、
もっと大人びた私を想像して新しいものに出会いたい。
書く習慣/135日目。
「 いつまでも捨てられないもの 」
捨てられない、
そんな大切なものがある
だから決して…
🛍️🛍️🗑️🥫_(:3 」∠)_🛍️🛍️🧸
断じて、
ゴミ屋敷では無い!
🗑️_(:3 🧹ヾ(・A・ )サッサカサッサカ
いつまでも捨てられ…なかったゴミ
・・・( ^ω^)
チリも積もれば山となる、
うん…良い言葉だ。
いつまでも捨てられないもの…
大切なものなら捨てられないし
大事なもの、
思い出のあるプレゼントなら
例え壊れたゴミになっても
捨てられない、
いつまでもずっと…大事に
そんなモノだから捨てられない、
( ^ω^)だから、
ゴミ屋敷と言う現象が起きるのか…
( ^ω^ )え?違うって?
そうやね…
部屋が散らかってるのとは別やね
では、また明日…
大切なモノは、いつまでも一緒に
いつまでも捨てられないものなんて無いと思っていた。全部捨てても何も感じないだろうと何をされても仕方ないだろうと思っていた。なのに君のようなわざわざ気を使う人が来たから全部全部捨てたものもあげたものも拾い集めてしまった。
君がいなくなるとは思わずに拾い集めたゴミ達は全部道端に転がる石のように蹴られ踏まれ捨てられた。
『いつまでも捨てられないもの』
私は私を捨てられない
期待して裏切られても
私は私を捨てられない
こんな奴
生きてる価値ないと思っても
私は私を捨てられない
とらわれて こだわって
手放すことができない
これは大切なもの
これは思い出
これは成果
ここは居場所
あなたは心のよりどころ
掌のなかの愛しさは
失う不安と背中合わせ
いつまでも捨てられないものが
いつまでもわたしを苦しめる
握りしめた拳を開こうとしてはためらい
手放す日を恐れながら
自由を願う
「いつまでも捨てられないもの」
#197
いつまでも捨てられない私の勤務の歴史を示す給料表
永年働き今や天職とも考える
何回も辞めようと思ったのに
何故か今も続けている
いろんな人生の山を超える度
やっぱりやっていて良かったと思い、安らぎまで感じることがある
私自身の中で多くを占める
なかなか捨てれないなぁ給料表
舞
私は、自分のことを好きな人間が苦手なのだと実感した。その日は、私にとって苦痛が限界に達した日だった。私の事を好きな人間が、写真を撮ろうとしつこく迫ってきたのだ。私は、酷い嫌悪感と地に足がつかない浮遊感に苛まれた。決して、蛙化現象などといったものではない。私は、その人間の事を好いてはいないし友として関わりを持っていたに過ぎないのだからだ。
だからこそ、私は怖いのだ。未知というものが私を噛み砕いてこようと迫り続ける様を身に染みて感じるのが怖くて仕方がない。私の体はその後、学校に行くのを拒否するかのように発熱が続いた。
いつまでも捨てられないものが体に絡みついて離れない。
お終い
『いつまでも捨てられない物』 No.121
隣で寝て
勉強して
笑って
泣いて
ずっと一緒だった
ぬいぐるみのペギ太郎。
色褪せた?ううん、いっぱい遊んだ証拠だ。
いつまでも、
これからも、
ずっとずっと、一緒だよ!
いつまでも捨てられないもの。
君がくれた安物のネックレス。
これをくれたときの君の楽しそうな話し方と声色が忘れられないから今も捨てられないでいる。
チェーンが切れても修理に出していつまでも使えるようにした。
修理に出す店を調べた時、関連で
「ネックレスのチェーンが切れた意味」
を見てからは怖くなった。
『安いやつだからそんなに大事にしなくても笑』
『新しいの買うよ?笑』
と君は笑うけど、値段なんて関係ないんだよ。
君が、私にプレゼントしてくれたって事実、
そして今もそのネックレスがあるっていう事実が、
嬉しくてたまらないの。
#いつまでも捨てられないもの
「いつまでも捨てられないもの」
「いつまでも」を言い換えると「永遠」
「捨てられない」を言い換えると「失いたくない」
「捨てられないもの」を言い換えると
「大事なもの」になる。
だから「いつまでも捨てられないもの」は、
「永遠に失いたくない大事なもの」
ということ。
私は、人間を辞めたかった。喜怒哀楽の怒哀を捨てて、聖母のような、天使のような、それでいて悪魔のような人になりたかった。そうすれば、私は彼に近付けると思ったから。
彼は、純粋無垢な少女のようで、でもどこか人を冷たく見ている人だった。見下してはいないけれど、自分のことを好きだと言う人を有り得ないものを見るような目で見ていた。それはきっと、自己肯定感の無さから生まれた自己肯定感の高さだったと私は思う。
彼は、人の素直に曝け出した嫉妬心を素晴らしい、美しいものだと語った。
彼は、自分の好きなところは全てと言い自分の嫌いなところも、全てと語った。
彼は、人間の汚いところも綺麗なところも全て包んで愛していた。何をされても怒りもせず、ただ愛いものだと目を細めて笑っていた。
私はそんな彼が羨ましく、そして大好きだった。
いや。過去形になんて出来ないくらい今も大好きだ。思い出すことすら出来ないくらい、常に考えている。
私は彼になりたかった。
嫉妬もせず、怒りもせず。自分の周りにいる人全てを幸せにしたいと語った彼になりたかった。
私と同じ人間のはずなのに、どこか違う生き物のような気がする彼に憧れていた。私の理想だった。
だから、捨てようと思った。嫉妬も怒りも哀しみも。ただ、目の前の人間を愛おしく思うだけになりたかった。
だけど、出来なかった。捨てれば私は彼に近付けたはずなのに。
彼が、誰かや自分のために怒ったり哀しんだり、出来るのは素晴らしい事だと愛おしい事だと言ったから。
彼の愛した私の部分だと思うと、いつまでもいつまでも、捨てられなかった。