『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつまでも捨てられないもの
くだらない夢かな 諦めきれないとかじゃなくて
空飛びたいとか 、スーパーヒーローになりたいとか、
サンタに直接会いたいとか
キラキラしてる純粋な心
捨てたらもったいないかなって
彼女は案外普通の日常を生きている。
朝起きて、きちんと歯磨きを忘れずにする。
最近は自炊をサボっているので
たまごサンドか鮭おにぎりをコンビニで買う。
朝ごはんを作る分の時間早く起きてしまうのが
彼女にとってはまるでとても
勿体ないことのように感じるのだ。
勿体ない。
寝る時間を削ってまで、
食にこだわりとか、ないしな。
そう、彼女は結構な面倒くさがりで、
ズボラで、だけどそんな彼女にだって、
ひとつやふたつ、
大切なものはあったりする。
彼女は別にお金に困っている訳でもないのに
いつまでも同じ財布を持ち、
いつまでも同じハンカチを持ち、
そしていつまでも同じ髪型でいる。
忘れられないのだ。
否、忘れたくないのかもしれないな、と
彼女は思う。
私を幸せの頂点からどん底へと
引きずり下ろしてきたあんなやつの顔も
好きだと言ってくれた髪型も
いっそあいつの所にだけ、
衛星が墜落してくるとか、
あいつの家だけボロすぎて、あいつの部屋だけ
崩れ落ちるとか、してくれないかな。
とも思う。
でも別に恨んでいない。
それなりにいい別れだった。
あの別れのおかげで私は大人になれたし。
なんて考えながら
もう炭酸の効果なんて溶けてしまって
全く分からない
ただいい香りだけはするお湯に身を沈める。
明日はたまごサンドだな、
と決めると彼女は浸かりすぎて逆上せかけていた
浴槽から出る。
最後わざわざ肩まで浸かったのが余計に
効いたかもな、とふと思う。
明日は誕生日だったっけ、
壁面に貼られたカレンダーを見て彼女は思い出す。
私が私をはじめるために、
あいつを終わらせておかないとだな。
せっかく1つ歳をとるんだ。
新しい私でいたい。
彼女は無機質なゴミ箱の中に
ハンカチと、財布を投げ入れた。
いつまでも捨てられないもの。
いつまでも捨てられないのは
想いかも?
心はずっと
止められないから。
抱えて
生きていこう。
口に手を当てて笑う癖。
人より通る声、才能の存在を体感した日。
劣等感が幕を引いては俯く瞬間。
失いたくないのに、帰らないもの。泣いても、なにも、何一つ変えられない風景。
幸せだと、感じたひとコマ。
愛しているよと、頬を撫でる手の温もり。
きみのえがお。何気なく過ぎた今日という一日。
ご飯が美味しかったとか、誰かの話に笑ったとか、思い返しては小さく笑い、振り返る場面。
続く足跡。綴る軌跡。
全てが細胞のように、新たな僕を作り明日を呼ぶ。
いつだって、ぼくは僕として。
歩いて、笑って、泣いて、怒って。
十二単のように姿を変えて。
たとえ向かい風の中でも
「いつまでも捨てられないもの」
いつまでも捨てられないもの
捨てなきゃいけないのに、捨てられないものなんてない。
今手元にあるものは、何かしら意味がある。
"いつまでも捨てられないもの"
居室の整理をしていると、ある物が視界の端に入りそれが入った箱を自分の前に出し蓋を開ける。
「おぉ、懐かしい。」
その中に入ってたのは医学生の時使っていたリングノート達だった。箱の中にはリングノートが隙間なく詰まっていて、その中から一冊取り出しパラパラと捲っていくと、1ページ1ページ当時の自分の字が綺麗に収まっていて、中には息抜きで描いた猫やら兎やら鳥やら、ゆるい絵柄の動物の落書きがあったり、所々にある周りのメモの様な文も「?」とか「!」とか使ってたりして何だかゆるい感じで思わず、クスッ、と笑う。筆跡は今の自分のとほぼ変わっていない。身なりはだいぶ変わったけど、"花家大我"という人間の根本は何一つ変わっていない事を思わせる。
そして箱の中に収まっているリングノート達を見る。視線を移すと、蓋の隙間からリングノートが詰まっている箱が幾つもあった。あの時の、純粋に夢を追っていた自分を思い出して、何だか微笑ましくなった。
一応医者にはなったが、医者では無くなって廃病院で闇医者をやっているが、何も後悔はない。俺の今までは全部繋がっている。今はまたドライバーとガシャットを手にして、また戦っている。俺以外にもライダーがいる事とそいつらと一緒に戦っている事はあの時と違うが。
──いつかまた、"ヒーロー"に、もう二度と"悲劇のヒーロー"なんて呼ばせない。
パタリ、と開いていたリングノートを閉じ、収まっていた箱の中にしまう。そういえば整理の途中だった。
──……こういうのは、捨てられないなぁ…。
そう思って蓋を閉じ、箱を元の場所に戻して再開した。
素直に何度も訴えてたっけ
寂しいと何度も泣いてたっけ
なんのために産んだんだろうね
産んで育ててやってるんだ
飯食わしてやってんだ
それだけで育つ心を持って
生まれてきたかったよ
いつしか期待しなくなった
なのにさ、今更甘えてくんなよ
お前にとっては私は敵だった
私にとって
お前はいまだに敵だ
愛されたかったよ
いまだに捨てられない気持ちに
嫌気がさす
いつまでも捨てられないもの……。
悔しさ。人生を台無しにしてくれた、あの悪女に対する、怨み。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
いつまでも捨てられないもの……。
そんなもの、全然無い。思い出の品は、みんな親に燃やされてしまったから。
だいすき、とちょっと歪んだ字で綴る幼い君がくれたお手紙
実家の
わたしの机の
引き出しに
20年くらい前
毎日使ってた
楽譜が
しまってある。
弾く時に
気を付けることが
びっしり書き込んである。
思い出が
もう
いっぱい
詰まっていて
あぁ、
あの時のわたし
頑張ってたなぁ。
って思える。
楽譜自体は
ボロボロだけれど
でも
ずっと
大切に置いておく
わたしの宝物。
#いつまでも捨てられないもの
いつまでも捨てられないもの?
あるよ、あるある!
好きな気持ち
たくさんの思い出
家族
友達
出会った人たち
これから出会う人たち
別の意味で……黒歴史
(202-.08.17/いつまでも捨てられないもの)
お題:いつまでも捨てられないもの
学校を一緒にバレないで抜け出して
見つかって一緒に叱られて
叱られたのも笑い話になって
修学旅行の夜中枕投げして
見つかって一緒に叱られて
それもた笑い話になって
くだらない話で
腹がもげる程笑って
そんな日々が今思うと愛おしくなる
またあの頃に戻りたいと思っても
絶対に戻れない
それを青春と呼ぶ
お前らと過ごしたあの思い出は何があっても捨てない
儚く淡い俺らの"青い春"
机の下にいる、犬。
かわいくてかわいくて、たまらない。
まず、お尻。
コッペパン色の彼のお尻は、超プリティー。
胴は長く、ウナギイヌに近い。
足は短足。
たまにペロペロと舐めてくれる。
あくびする姿もまた愛らしい。
彼を手放せと言われても、百万円積まれても手放せない。
そういうものって、たまにないかな。
私にはある。
例えば、創作活動。
例えば、誰かからの評価。
例えば、愛する人からの手紙。
世界は相剋で出来ていて、陰と陽、百万円積まれて愛を手放す人もいる。
手放すのは楽では無い。
全て、紐が繋がっているのだから。
人生は、椅子取りゲームに似ている。
一人取り落とすと、人は消える。
いつまでも捨てられないもの
家具の組み立てで余った部品
予備なのか
ミスなのか
捨てられずにいる、100円のライター。安っぽくて、その実安い。どこにでもありそうなもの。
おまえが、オレに初めてくれたもの。だから、特別で、大切なもの。
気持ち悪いほどの情念を抱えている。その癖、本心を誤魔化し続けているから、性質が悪い。
でも、この想いは、人ひとりを殺すのに充分な重さだから、煙に巻いている。
いつまでも捨てられないものって結局、
部屋の面積を取るってだけなんだよね…
しかもどうでもいいものばっかり。
でも…
どうでも良くないものだってある。
初デートの時の写真とか、
家族の写真とか、
って捨てられないものって写真だらけ笑
でも捨てられない。
私にとって捨てられないものって
思い出
なんだろうな…
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
いつまでも捨てられない物
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
いつまでも捨てられないものはこの命だ。
けどいつかなくなってしまう時が来る。
自分で捨ててしまわないように。
磨き続けて光り輝くように生きていく。
いつまでも捨てられないの、あなたから貰った指輪が。別れても、ずっと
いつまでも捨てられないもの
お気に入りのものは…
捨てられないの
これからも…ずっと
大切にしていくでしょう
捨てるなんて考えられない…
考えただけで胸がいたい
大切…
ぼろぼろになっても
大切
周りから…疎まれても
…
お気に入りは捨てられない…
自由。
気ままに生きているのが好き。
良く、人の気持ちを考えろ。とか言う人いるけど、
私、貴方に何かしましたか?
寧ろ、されている方なんですが。
それって、押し付け。ですよね。