『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
購入した商品についてくる、
紙袋や包装、緩衝材の類や型紙。
だって、いつか使う日が来るかもって、思うと、
もったいなくて、どうしても捨てられない。
捨てちゃった後に、それを使うのに絶好のタイミングが現れたら、絶対に後悔する。
あぁ、あの時、なんで捨てちゃったんだろうって。
だからと言って、わざわざ買うようなものでもない。
液体をこぼした時、
使い捨ての雑巾代わりになる緩衝材用紙
食器やガラスを割った時に、捨てるために使う紙袋
何かを郵送する時に包む包装紙や緩衝材
引き出しの整理に、仕切りとして使える型紙
今はまだ、想像できないけど、何かあった時に、
そうだ!これに使える!って、
ひらめくかもしれないって、
保険をかけて溜め込んでしまう。
わたしは、未来の不安に
タダで保険をかけて
安心を貪りたいのかな。
でも、実はタダではない。
場所と時間という保険料を
払っているんだ。
その保険、
保険料に、見合っているのかな?
保険の見直し、しましょうか。
いつまでも捨てられないもの
痩せたら着られると思いとってあるお気に入りの服。
痩せないし、流行遅れで絶対に着ない。
昔好きだった彼にもらったアクセサリー。
別に未練があるわけではないし、身に付ける訳ではないのに捨てられない。
子供達の通知表、絵、作文、絵日記、その他諸々。
整理したいと思いながら捨てられない。思い出を捨てるような気がしてダメ。
灰の入った火鉢。
捨てる方法がわからない?
夫は昔付き合っていた彼女との写真やら、手紙やら段ボール一杯とってある。
死んだら家族に見られるのに何故だろう。
私はそんなもの見られたくないので全部捨てた。
まあ、楽しい思い出だったのだろうと思って、見逃している。
物置には夫の子供の頃の思い出の品、30年以上前の引出物、母がそば打ちするといって買ったそば打ちの鉢やら台やら包丁など一式(一度も使っていない)
そしてなぜか茶箱。
まあ、とにかく、どれもこれも必要ないものばかりで、狭い家を占拠している訳だ。
何とかしなければごみ屋敷になってしまう。
断捨離しようと心に誓った。
でも、子供達が書いてくれたかわいらしい手紙だけはやっぱり捨てられないなあ。私が死んだら棺桶に入れてもらおう。
良いお題ありがとうございます。
いつまでも捨てられないもの
自分の存在
いつまでも、
笑いかけてくれた兄の笑顔が
捨てられない思い出。
大人になるからって捨てた夢は。
いつか、また。
拾えますか?
無くしたくないもの沢山詰まってる。
だからまだ渡せません。ごめんなさい。
「いつまでも捨てられないもの」
この命
捨てたいと願うことも思うことも吐き出すことも
沢山したのに、いつまでも此処にある
捨てれば私という存在が危うくなるというのに
捨てたいと思ってしまう浅はかさもまた捨ててしまいたい
無意識のうちにまるで悲劇のヒロインのように綴るのも縋るのも
自分はこんなに辛いんだと悲観してしまうのも否定的な思考も
それを捨てれない甘さもまた、
いつまでも捨てられないものの1つ
捨て方も手放せるかも分からない
ただただ捨ててたいものだけが私の中に振り積もって
溢れて、降やむことはない。
いつまでも捨てられないもの
それは
ランドセル
学習机
シール帳
夏休みの自由研究
制服
生徒手帳
今のわたしを構成するもの
だから何一つ捨てられない
〝いつまでも捨てられないもの〟
初めて買ったメイク道具の包装。
それは特段可愛らしいわけでも限定品だったわけでもない。いつでも買える、いわば「安物」だ。高いものに比べれば秀でた特徴もない、本当にそれだけの包み。
けれどもそれは、私が踏み出した一歩を確かに象徴する、ただひとつのもの。他に替えの利くことなどない、そこにしか存在しないもの。
でもたぶん、いつか手放してしまう時が来るのではないか、とも思う。きっとその時は、数えきれないほどに私が歩みを進めた時なのではなかろうか、と、その包装を眺めながら、ふと思うのだ。
僕の家に置いてある紙飛行機。
これは小学校5年生の時におじいちゃんと作った紙飛行機だ。
僕のお気に入りの場所はおじいちゃんのあぐらの中で
いつも一緒にいた。
僕は成長しおじいちゃんから離れていった。
僕は今数え切れない人に応援されている。
でもファン1号はおじいちゃんだった。
東京最終公演直前、母から電話があった。
「おじいちゃんが息を引き取った。」
僕は涙が止まらなかった。
おじいちゃんはずっと僕のそばにいてくれたのに
僕はおじいちゃんの最期を見守ってあげることが出来なかった。
おじいちゃんと作ったこの紙飛行機は僕の宝物だ。
僕に出来る最大の恩返しとしてこの紙飛行機と共に声が枯れるまで貴方に歌を届ける。
ありがとう。
幸福を感じていた時間より
苦痛にもがいていた時間
早く捨て去りたい
そう思うのに…
《 いつまでも捨てられないもの 》
他人から見たらガラクタでも、私にとっては大切なもの。思い出のノート、文房具、ぬいぐるみ、かき集めた推しグッズ。
いつまでも捨てられないもの。
どんどん溜まって、置き場所どうしよう。
いつまでも捨てられないもの
友達とか先輩後輩から貰ったものは基本捨てれないな、嫌いな人からもらったものでも捨てるのが勿体なくて笑笑
気持ちとかだったらやっぱ恋心だなー、笑笑
いい思い出のもの
宝物。透明で見えないものでも私にとっては宝物
「いつまでも捨てられないもの」
罪深きものだと自分でも理解している
しかし
これも一つの愛着の形
手放したくない情
最早 私の一部
あなたに対する想いは
やはり
いつまでも捨てられないもの
お気に入りの布団があった。
長年使い続けた幼児向けの布団だ。
既に綿が飛び出していて、既に、布団と呼べるよな代物ではなかった。
買い替えの時期はとっくに過ぎていることなんて理解していたが、不思議と長年使い続けたものには意志が宿っているような気がして、捨てたら恨まれるんじゃないか?と内心不安になったりもした。
そんな思いとは裏腹に使えば使うほど、飛び出した綿は裂け、ビリビリと悲鳴を上げる。使っているうちになんだか老人に鞭を打って働かせているような気持ちになってきた。
これではどのみち恨まれてしまうので、意を決して布団を買い替えることに。
愛着というか小心者というべきなのか。
捨てられないもの。
自分自身
正直捨てたい
傷つきたくないから捨てられない
勇気を出したあとに
「やっぱり無理なんだ」
そう感じるのが怖いから。
話すのが下手
人と仲良くなれない
人として低レベル
その劣等感を捨てるために
人と関わる勇気を出すのが怖い。
自分で自分を責める方が
まだマシだと感じる。
だから、捨てられない
「捨てられないもの」2022/08/18
ずっと持っている本がある。手放すか一度は迷うが、結局残す選択をする。
内容は少し変わっていて、何故買ったのか思い出せない。
これが運命の出会いだろうか。
最近部屋の整理をしたが、やはり手放すことは出来なかった。
この先もきっと残るであろうと思っている。
そんなものないよ
全て失ってしまったから
いつまでも捨てられないもの
あなたへの想い
「いつまでも捨てられないもの」
あの日あの時あの瞬間の君との想い出